千代田区で故障したレンジフードの交換、修理の工事!動かない原因とは?

寿命で動かなくなったキッチン換気扇の交換

故障したレンジフードの修理工事

東京都千代田区猿楽町のK様

台所のレンジフードが壊れた!

キッチンのブーツ型レンジフード
キッチンのブーツ型レンジフード

東京都千代田区猿楽町のマンションにお住まいのK様より、ご自宅のレンジフードの修理をしてほしいというご依頼をいただきました。

詳しいお話を伺ったところ、問題の換気扇には以前からたびたび不具合が起きていたそうで、最近は異音や振動が少し気になっていたとのことです。お仕事で忙しいK様は、なかなか換気扇の掃除を行うことができず、数年前にクリーニングして以来ずっと汚れを放置していました。「なんとなく、換気量が少ないかな?」と思いつつも、そのまま使用を続けていたら、ついに動かなくなってしまったのです。
レンジフードも電化製品の一種ですから、当然寿命というものが存在します。ご使用の環境や換気扇を回す頻度、汚れの状況などによっても差は出ますが、一般的なレンジフードの寿命は10年程度と考えられています。
ただし、部品であるモーターに関して言えば、7~8年程度で徐々に劣化が始まるため、場合によっては10年経たずに故障してしまうこともあるでしょう。

レンジフードには種類があります

今回、K様宅のレンジフードは、取付けから丸9年経過しているとのこと。スイッチを入れても動かないというご状況から推測すると、寿命が原因で故障した可能性が高いと考えられます。

まずは、K様がお住まいのマンションにお伺いし、レンジフードを拝見させていただくことになりました。
キッチンの天井部に取り付けられていたのは、近年、戸建てやマンションなどで主流になっている「シロッコファン」タイプの換気扇でした。従来のプロペラファンとは異なり、ダクトを通して排気を行う仕組みになっています。ファンが羽根のようになっておらず、筒状になっているのも特徴の一つです。
シロッコファンも形状によって2種類に分けられており、そのうち「ブーツ型」と呼ばれるタイプのものです。もう一方の「スリム型」に比べ、価格が安いのがメリットですが、ファンの着脱が必要な上、メンテナンスがしにくいというデメリットがあります。このことから、最近ではスリム型のレンジフードの方が人気を集めています。

換気扇が故障した原因とは?

寿命による故障であった場合、換気扇自体を新品に交換する必要があります。早速、換気扇が故障した原因を調査していくことになりました。
K様のお話によると、「何度かレンジフードから異音がしたり回らなかったことがあり、予兆はあった」とのことです。例えば、使用から数年経った頃、突然「ゴーッ」というような音が聞こえてきたそうです。これは、換気扇のプロペラやファンに油汚れが蓄積したのが原因でしょう。その後、水洗いを行うことで解決しています。
最近、換気量が少なくなったというのは、油汚れや埃でダクト内が詰まっている、もしくはモーターの寿命が原因だと考えられます。

レンジフードの内部を見てみたところ、かなり汚れが溜まっているのが分かりました。浴室やトイレの換気扇にも言えることですが、換気性能が落ちると、空気の循環が正常に行われず、嫌な臭いが発生したり熱がこもりやすくなってしまうので注意が必要です。
調査の結果、今回は複数の要因が重なっての故障と判断できました。

レンジフードを新品に交換!

レンジフードの耐用年数に近かったこともあり、本体を新品に交換することで対応することに。既存の換気扇はブーツ型でしたが、K様は「この機に最新のスリム型タイプに換えたい」と仰られました。
そこでご用意させていただいたのが、パナソニック(panasonic)製のレンジフードです。ワンタッチ式のシロッコファンで、羽根やオリフィス、フィルターが簡単に外せるため、メンテナンスが非常に楽になります。フィルターは水洗いで汚れが落とせるようになっています。
ブーツ型に比べると価格はやや高めですが、長い目で考えるとメリットは多いのではないでしょうか。実際、古い戸建てなどで使用されているプロペラファンタイプからスリム型タイプに交換されるお客様も増えています。

既存のレンジフードを取り外し、電源やダクトの接続を含め新しいレンジフードの取り付けを行いました。取り外したレンジフードはこちらで責任を持って処分させていただきました。

スリム型換気扇で見た目もスタイリッシュに

工事完了後、K様に改めて見ていただいたところ、「見た目も良くなり、キッチンがすっきりしたような気がします」と大変お喜びいただきました。確かに、最新のスリム型レンジフードは外観がスタイリッシュです。素材やカラーも幅広く、シルバーやステンレス、ブラックカラーとキッチンの雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことができます。油汚れが溜まりにくい設計になっているものが多いため、これまでご使用になられていた換気扇に比べ快適さが増していることと思います。
キッチンの換気扇は衛生を保つためだけでなく、火災の予防の役割も持っています。何か不具合が起きたときには、業者に相談することをおすすめします。

レンジフードを新しいものに交換する方法と手順

レンジフードは自分で交換できる?必要な工事とは

レンジフードの交換には資格が必要です

レンジフードの電源、ダクトの様子
レンジフードの電源、ダクトの様子

レンジフードの部品交換であれば、自分で行えるものもあります。しかし、レンジフード自体の交換については、DIYで行うことはできません。なぜなら、換気扇には配線工事やダクトの接続工事などが必要だからです。電気工事士の有資格者であれば作業を行うことができます。万が一、電気工事士の資格がない人が作業を行った場合、感電や火災、思わぬ怪我に繋がります。
また、製品によって取付にさまざまな注意事項が設けられています。キッチンに限らず、風呂場やトイレなどの換気扇の取り付けには知識と技術が求められるのです。

レンジフードの交換手順(取り外し)

取り外したレンジフード
取り外したレンジフード

交換作業は、既存のレンジフードを取り外すところから始まります。表面にあるネジを外してフードカバー、換気フィルター、レンジフードの順で取り外していきます。ここまでの作業は特に難しくなく、ドライバーと軍手さえあれば行えます。

次に、新しいレンジフードを取り付ける位置を決定します。付属の型紙を用いて下穴を開けていきますが、ブーツ型からスリム型に変更する場合などはもともとのダクトの穴が合わないことが多々あります。また、レンジフードには横幅が60㎝、75㎝、90㎝と3つの規格があるため、既存の製品に近いものを選んだ方が無難です。
ブーツ型からスリム型に交換するケースなどでは、レンジフード周辺の壁を工事する必要も出てきます。これまで隠れていた壁の部分が露出している、もしくは汚れているなどで見栄えが悪いときは、キッチンパネルを貼りつけて対処します。取り外しの前に、撤去経路の確認をしておくと良いでしょう。

レンジフードの交換手順(取り付け)

換気扇の取り付けスペース
換気扇の取り付けスペース

いよいよレンジフードの取り付け作業に入ります。取り付け金具をフード本体に固定したら、アダプターの取り付けを行います。アダプターの取り付けは上方排気と後方・側方排気とで異なりますが、いずれも最終的にダクトとの接続を行います。接続した部分にはアルミテープを巻き付け、隙間のないようにします。
次は電源の接続ですから、DIYではできない作業となります。感電防止のため、必ずアース工事を行ってから作業をします。最後に、前面パネルを取り付ければ交換作業は完了です。製品によっては、油捕集板やオイルキャッチ、整流板など付属品の取り付け作業が伴うこともあります。
念のため、動作確認を行い、運転や風量の調節に問題がないかチェックしましょう。

レンジフードの種類と形状、機能はさまざま

レンジフードの選び方とは?種類をご紹介!

ファンの種類

レンジフードのファンには大きく分けて3種類があります。
一つ目は「プロペラファン」です。羽根のような形をしたファンが特徴的で、外壁と面して取り付ける方法をとります。屋外にそのまま排気を行うため、戸建て住宅に向いています。
二つめは「シロッコファン」です。短い羽根がたくさん付いているのが特徴的で、ダクトを介して排気が行われるため、マンションなどで多く用いられます。着脱の仕方によって、ワンタッチ式とネジ式とに分けられます。従来はネジ式が主流でしたが、最新型のレンジフードはワンタッチ式が多いです。
三つめは「ターボファン」です。プロペラファンとシロッコファンの間を取ったような形状で、メンテナンスしやすいのが特徴です。もっとも風量が多いため、高い換気効率が求められる場所に適しているでしょう。

形状の種類

ブーツ型のレンジフード
ブーツ型のレンジフード

レンジフードの形状には6種類ほどあります。
従来、多くの家庭で使用されていたのが「ブーツ型」です。スタンダード型とも呼ばれており、プロペラファン、シロッコファンのいずれにもみられます。煙の捕集力が高く、すっきりとした内部構造のため、お手入れは比較的簡単です。
近年、増加しているのが「スリム型」です。文字どおりスリムな外観が特徴的で、インテリア性の高さが魅力的です。煙は整流板に当たり油汚れが付着しにくいため、メンテナンスがより簡単になっています。
曲線の形状が特徴的な「ファルコン型」を使用している家庭もあります。低い位置への取り付けも可能なため、小柄な方や高齢者の方に向いているタイプです。IHクッキングヒーターとの併用も推奨されています。
ほかにも、省スペースに設置可能な「フラット型(平型)」、店舗の厨房でみられる「ボックス型(箱型)」、屋根のような形状の「マントル型」が挙げられます。

取付場所の種類

壁付けタイプのレンジフード
壁付けタイプのレンジフード

レンジフードはキッチンのレイアウトによって取付場所を選択することができます。
レンジフードの背面が壁に付いているものを「壁付けタイプ」と呼びます。天井にスペースが生まれるため、空間を広々見せることができるでしょう。また、お手入れが楽で臭いが広がりにくいのもメリットです。
対面キッチンで用いられているのが「横壁面取付タイプ」です。レンジフードの側面が壁に付いているため若干目立ちますが、調理をしながら会話を楽しむことができます。
天井から吊り下げる形の「天井付けタイプ」は、アイランドキッチンで多くみられます。開放感を演出する一方、換気扇の音が気になりやすい傾向にあります。

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