川越市でエアコンの水漏れ修理方法をご紹介!冷えないときはガスチャージが必要?

家庭用エアコンから水がポタポタ落ちてくる!

ルームエアコンの水漏れを解決

埼玉県川越市月吉町のS様

集合住宅のエアコン室内機から水漏れ

室内機のイメージ
室内機のイメージ

今回ご依頼いただいたのは、埼玉県川越市月吉町の集合住宅にお住まいのS様でした。管理会社の方からご連絡を頂戴し、「エアコンの室内機から水がポタポタ出ている」とご状況をお話いただきました。

夏の暑い時期、エアコンのトラブルは一気に増加します。万が一故障した場合には、修理や交換工事が終わるまで冷房のない部屋で過ごさなければなりません。S様のお部屋では水漏れしているものの、なんとか冷風は出ているとのこと。ただ、バケツや雑巾などで対処している状態で壁や床が汚れてしまうのは嫌なので、なるべく早く来てほしいと仰っています。
エアコンが効いていて且つ水漏れする今回のようなケースでは、恐らくドレンホースに何らかの原因があるでしょう。お客様にそうお伝えし、その日の夜、S様がご帰宅の時間に合わせてお伺いすることになりました。

S様にご挨拶させていただき、早速問題のエアコンを拝見しました。多量に水漏れしており、このままだと家屋や家具に影響を与えるかもしれません。

室内機から水漏れする原因とは?

エアコン内部の汚れ
エアコン内部の汚れ

エアコンの水漏れを解決するには、水漏れ原因を特定しなければなりません。漏れている水の量によってもある程度原因を特定することが可能です。
例えば、ポツンポツンと少量の水滴が落ちてくる場合、結露の発生が原因かもしれません。エアコンの設定温度を16~19℃と低くしているとき、露点温度に達すると結露が発生します。露点温度というのは、空気中の水分を冷やしたときに凝結する温度のことです。水滴の正体が結露であるならば、設定温度を20℃以上に上げることで水漏れはなくなるでしょう。また、設定温度が適切であっても、エアコンの使い始めなどには同様の理由で吹き出し口から結露が発生することがあります。こちらは特に問題はないため、しばらく待てば症状はなくなります。
ほかに考えられるのは、フィルターや熱交換器の汚れです。汚れが溜まっていると、風の通り道がふさがれてしまいます。結果、エアコン内部で生じた結露がドレンパンに流れにくくなり、室内で水漏れが起きてしまうのです。

多量の水漏れはドレンホースが原因

屋外へ伸びるドレンホース
屋外へ伸びるドレンホース

水漏れと同時に「冷房効かない」「暖房効かない」といった症状が出るケースが多くあります。このケースでは冷媒ガス不足が起きていることがほとんどです。ガス不足は室外機の移設や配管の破損・亀裂、工事の際の施工不良、製品の初期不良などが主な原因となり、ガス補充を行うことで解決します。
今回は症状が水漏れのみということもあり、ガス以外に原因があると思われます。水漏れのみの症状で多量に水漏れする場合、ドレンホースから正常に排水されていない可能性が高いです。屋外に移動し、ドレンホースの状態を確認します。

そもそも、ドレンホースというのは、室内機から屋外へ排水するためのものです。そのため、ドレンホースの途中で石などが通せんぼしてしまうと、水が逆流し室内に漏れてきてしまいます。調査では、ドレンホースの先端がふさがっていないかをみます。例えば、先端が植木鉢で潰れている、水の入ったバケツに入っている、地中に埋まっているなどの状態は水漏れを招きます。

ドレンホースの詰まりを解消

サクションポンプ
サクションポンプ

S様のお部屋から繋がっているドレンホースは、上向きに波打っている状態でした。この場合、ドレン水がきちんと排水されずに逆流することがあります。また、埃やゴミなどが侵入しやすく、詰まりによる水漏れも起こりやすいといえます。実際、排水口に多くの汚れがこびりついていました。

ということで、今回はまず、ドレンホースの詰まりを除去する作業を行いました。表面に見えているゴミは割り箸などでさっと取り除くことができます。内部の詰まりまではきれいにすることができないため、ドレン用の「サクションポンプ」を使って一気に掃除します。
ホースにポンプを密着させ、ハンドルを引くだけで長年蓄積した汚れが水と一緒に流れ出てきます。2~3回繰り返せば、詰まりは解消されるはずです。このとき、ハンドルを押さないように注意が必要です。万が一押してしまうと、本来屋外に排出されるべき汚水が室内機側に流れてしまい、故障の原因となります。基盤交換などとなれば、費用も高くついてしまいます。

ホースの波打ち修正と逆止弁取付け

地面から少し離れたドレン
地面から少し離れたドレン

次に、ドレンホースの波打ちを修正します。ホースの先端はまっすぐ伸びているのが理想的で、地面から5~10㎝程度離れるように設置しなければなりません。先端が地面についていると、虫や砂などが入り込んでしまうからです。
長い間波打った状態だったのか、癖がついてしまっていてまっすぐ伸ばすのが困難でした。そのため、ホースの先端が地面から5㎝以上離れるように、カッターで切断処理を行いました。これで、埃やゴミなどが侵入しにくくなるでしょう。
また、ドレン排水の流れをスムーズにするため、逆止弁を取り付けました。これにより、外気や虫の侵入、排水の逆流を防止することができます。高気密住宅でよく耳にするドレンの「ポコポコ」といった異音を防ぐ効果も期待できます。

結露によるエアコン水漏れを予防する方法とは

エアコンの結露(水漏れ)対処法

結露が出る理由と運転方法について

エアコンの室内機
エアコンの室内機

エアコン室内機から水がポタポタ落ちてくるとき、水漏れ修理を依頼する前に、エアコンの温度が低すぎないか?考えてみてください。というのも、冷房運転では、温度を下げれば下げるほど結露が生じやすくなるからです。空気は温度が高いほど水分の含有量が少なくなる性質をもちます。そのため、室内温度35℃の部屋を一気に20℃以下まで冷やそうとすると、急激な温度変化によって、空気が含有できる水分の許容範囲を超えてしまいます。その水分が水滴となって現れたのが結露です。

結露はエアコン内部だけでなく、温度の低い場所、例えば窓ガラスや壁、玄関のドアなどに発生しやすいと考えられています。結露を発生させないためには、窓を開けたり換気扇を回したりすることで空気の入れ換えを行うこと、また、エアコンの設定温度を下げ過ぎないことが大切です。

こまめな掃除や結露防止シートが有効

エアコン真下の窓
エアコン真下の窓

結露が生じると、壁や床、家財などを濡らしてしまいカビの原因になります。カビを放置しておくと、喘息やアレルギー症状など人体への影響をも引き起こしかねません。結露の発生しやすい窓ガラスや壁などをこまめに拭き掃除するようにしましょう。カビ予防にアルコールをしゅっと吹き付けてから中性洗剤でサッと拭き掃除をすると良いです。洗剤には水をはじく性質があるため、結露予防に効果的と考えられています。

窓専用の結露防止シート、結露吸水テープを貼りつけることでも普段から結露の発生を抑えることができるでしょう。また、結露の原因となる空気中の水分量を減らすためにも、エアコンの除湿機能で湿度を下げる習慣を付けると良いです。

ペアガラスや内窓、樹脂サッシなどを取りつける

持ち家などでリフォームが可能な場合、窓の構造自体を変えてしまうのも一つの方法です。一重ガラスの窓は結露が発生しやすく、二重ガラス(ペアガラス)は発生しにくい傾向にあります。二重ガラスは文字どおり窓に二枚のガラスが使用されているため、外気の影響を受けにくく、室内外の温度差が生じにくいのです。
そのほかにも、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置した内窓や樹脂サッシなどを取りつけることでも結露の発生が抑えられます。
ただし、結露は室内外の温度差だけでなく、室内の湿度が一定以上になることでも発生してしまうため、リフォーム後も換気は必須といえます。

エアコンの室内機から水漏れするのはなぜ?

家庭用エアコンの水漏れ原因まとめ

ドレンホースの汚れ、詰まり

ドレンホース
ドレンホース

ルームエアコンからの水漏れはその多くがドレンホースに原因があるとされています。エアコン本体は故障していなくても、ドレンホースが正常に機能していなければ肝心な排水ができません。
エアコンの運転時に多量の水漏れをする場合、ドレンの途中に汚れやゴミ、異物などが詰まっているため水が室内機側に逆流してきている可能性が高いです。そのため、水漏れが気になるのであれば、まずホースの先端を確認し、排水の邪魔になるようなものが詰まっていないかみてみましょう。ドレンホースは大抵室外機周辺にあります。
掃除機や割り箸などを使ってDIYで対処することもできますが、難しい場合は業者にクリーニングしてもらうことで解決が必要です。

ガス漏れ、ガス不足

ガスチャージの様子
ガスチャージの様子

冷えない原因にもなるガス漏れやガス不足ですが、水漏れの原因になることもあります。
冷媒ガスが不足すると、室内機の熱交換器(冷却フィン)の一部に急激な温度低下がみられ、霜が付着してしまうのです。その霜が溶け出し、ドレンパンで受けきれなくなった水分が水漏れとして発生してしまいます。この場合、エアコンの運転を停止したあとに水がポタポタと落ちてくる症状がみられます。冷房運転を15分程度行い、室内機の熱交換器や室外機の配管(細い方)に霜が付いているのであれば、ガス漏れの可能性が高いです。
ほかに原因がなければ、ガス充鎮を行うことで「エアコンが効かない」「水漏れする」のトラブルを同時に解決することができます。

経年劣化による部品の破損

汚れた室外機
汚れた室外機

エアコンの寿命は一般的に10年程度と考えられています。寿命に近づけば近づくほど、各部品が劣化し不具合を生じる可能性が高くなります。
例えば、ドレンパンに亀裂が生じれば水を溜めることができませんし、ドレンホースにひび割れが生じればそこから水漏れしてしまうでしょう。破損している部品を取り替えるだけでトラブル解消できることがありますが、水漏れを放置しておくと基盤やコンプレッサーなど重要な部品の故障にも繋がります。基盤交換やコンプレッサー修理となると費用が高額になり、エアコン本体を買い換える必要が出てくるかもしれません。
「たかが水漏れ」と軽視せず、気が付いた時点で早めに対策を行うようにしてください。

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