風が冷えないエアコンの修理は。八尾市でエアコンが故障してしまった場合の対処法
風は出るのに冷えない!良くあるトラブル
エアコンの故障、風が冷えない?
大阪府八尾市のY様
7年前のエアコンが故障してしまった
大阪府八尾市にお住まいのY様より、自宅で使用している壁掛けの家庭用エアコンが故障してしまったため、修理をして欲しいというご連絡をいただきました。エアコンの修理のご依頼の場合、まずはどのような故障状態であるのかを確認する必要があります。エアコンには故障しやすい場所だけでも数多くの箇所があるため、故障だけでは全くその症状を特定することが出来ず、対応方法を割り出すことが難しいためです。
まずお客様にお伺いしたのは、使用しているエアコンがどの程度の年数使用されているものであるのかについてです。エアコンの耐用年数はもちろん使用頻度や使用環境などによっても変化することになりますが、状態に対して大きな影響を与えるポイントとなるためです。
この点についてお伺いすると、問題が発生しているエアコンは今年で7年目になるものだということでした。7年というのは確かに根本的な故障が疑われる使用年数です。
次に、発生している問題がどのようなものであるのかについてもお伺いしました。すると、冷房が効かない症状が発生しているということでした。風は出ているものの全く冷えずに冷房として使用することができない状態になっているために困っているということです。このような問題の場合、何処に問題が発生しているのかはいくつかの可能性にまで絞り込むことができます。
まず風が冷えないというトラブルの場合、高確率であるのがエアコン内部の冷媒ガスが漏れてしまっており、ガス圧が不十分になっているというパターンです。エアコンの冷暖房機能は、内部に封入されている冷媒ガスを介して熱の移動が行われることによって使用できるようになっているもので、このガスの圧力が低下していると気化熱が発生しなくなってしまうために冷暖房機能が使用できなくなってしまいます。
他にも可能性として考えられることとして、基盤の故障があります。この場合には冷房を掛けると言う司令が正しく行えないような状態となっているもので、根本的な交換が必要となります。
冷媒ガスが原因となっている場合については比較的対応が行いやすいものの、基盤が原因となっている場合については修理業者での対応は難しく、メーカーに基盤の発注を行い交換を依頼するか、あるいは本体ごと全体的な交換を行なうか、という選択となります。このいずれであるのかについては現地確認が確実であるため、まずはその確認を行なうための日程の調整を行なうこととしました。
今回のご依頼を頂いたのは9月の頭であり、暑さがまだ残る時期であったため、早めに対応をして欲しいというのがご要望でしたので、比較的近い日程で調整できる日をお合わせ頂き、現地にお伺いする形を取りました。
お決めした日時に現地にお伺いし、まずは使用されているエアコンに付いて動作の確認をさせていただきました。直接確認を行った所、お客様からのご連絡にあったとおり風は出るものの冷えない症状であることを確認することができました。その上でエラー表示がないことや、他の運転については正常に行うことかできている部分も多いことから、今回については基盤のトラブルではなく、おそらく冷媒ガス側のトラブルであるということを判断できました。
そのため、本体内部のガス圧の測定を行い、問題を具体的に確認する作業を行いました。結果としてガス圧はやはり低い状態となっており、規定量を下回っていたために、これが原因となって冷房機能が使用できない状態になっていることを確認することができました。
こういった場合、まず問題となるのは何処からガス漏れが起こっているのか、ということです。
新しいエアコンの場合であれば密閉を行っているフレア加工部の問題である可能性が高いのですが、今回の様に比較的長く使用されているものの場合、パイプの老朽化についても十分視野に入れる必要があります。
パイプを中心にして調査を行った所、壁内設置されていたパイプの中に一部破損が確認でき、ガス漏れが発生している箇所を特定することができました。そのため、まずはこの場所の補強を行い、ガス漏れが起こらない状態とした上で、ガスチャージを行なう運びとなりました。
冷媒ガスチャージについては、事前にお客様から使用されているエアコンの種類についてお伺いしており、適合する冷媒ガスをご用意しておりましたので、それほど時間を掛けること無くスムーズに完了させることができました。
エアコンが冷えない故障はDIY修理できる?
エアコンが冷えない原因によるが……
冷えないのは何故?DIY修理のポイント
エアコンに発生する故障にはいくつかの種類がありますが、中でも問題が発生していることがわかりやすく、対処が必要となることが多いのが、風が冷えないというトラブルです。このようなトラブルが発生してしまった場合、DIYで修理を行なうことは可能なのでしょうか?
エアコンが冷えないという症状が発生している場合、原因はいくつか考えることができますが、まず多いのは冷媒ガスが漏れてしまっているというパターンです。今回のご依頼でも老朽化したパイプからガス漏れが発生していましたが、このような場合にはまず何処からガス漏れが発生しているのかを見つけ、補修することが必要となります。そうしなければ再度ガスチャージをしたとしても、また漏れることになるためです。
大抵の場合でフレア加工部か、パイプ自体がガス漏れ場所となっているため、これらを中心的に調査するのが良いでしょう。
また、パイプを補修するなどしてガス漏れを防いだ後に行なうガスチャージの作業についてもいくつか注意をしなければならない点があります。まず、エアコンの種類によって使用されている冷媒ガスの種類には違いがあるため、適切なものを用意する必要がある、ということです。違ったガスをチャージするようなことをしてしまうと、コンプレッサーが故障してしまう可能性があり、こうなると本体ごと交換を必要とする状態になってしまう可能性が高いため、DIYによるメリットが全く失くなってしまいます。
また、実はガスチャージを行なう為にはガスを用意する必要があるだけではなく、チャージホースと呼ばれるチャージ用の道具についても用意する必要があります。ガス圧はただ高ければ良いというわけではなく、適切なものである必要があるため、その測定をしながらチャージを行えるようにしなければならないためです。
エアコンの自家設置は故障の原因?
エアコンの故障を防ぐポイント
エアコンの故障の原因となりやすいのは
多くある家電の中でも、エアコンほど設置が複雑なものもあまりありません。エアコンは室内側と室外側との両方に設置を行なう必要がある上、両者を適切につなぐ必要がある、壁にダクトを通す必要があるなど、様々な理由から自家設置が難しい家電の1つです。それでも、自家設置は不可能というわけではありません。ただ、エアコンの自家設置は特別なこだわりがあるのでなければ、避けたほうがメリットが大きい、ということについて紹介します。
エアコンの設置を行なう際に、プロでなければ失敗しやすいポイントというのはいくつかあります。特に多いのが、フレア加工の失敗と、水平設置の失敗の2つです。
ガス漏れの原因!フレア加工失敗
エアコンの自家設置を行う際に失敗しやすく、その後の故障につながりやすいポイントの1つとして、フレア加工があります。このフレア加工というのは、エアコンの室内機と室外機の間を熱の運搬を行なう冷媒ガスを封入するパイプの、密閉のための加工のことを指すものです。
もしこのフレア加工が不十分である場合、この場所から冷媒ガスが抜けやすい状態となってしまうことになります。冷媒ガスが抜けてしまうことによって冷えない状態になってしまうというのはエアコンの故障の頻出例であるため、それを防ぐためにもしっかりとしたフレア加工が必要です。
傾斜が水漏れの原因になる?
もう1つ、エアコンの自家設置の際に失敗しやすいポイントとして、設置時に傾いてしまう、というものがあります。エアコンというのは水平に設置されることを前提としており、これは内部に水を排出する機構があることが理由です。もし正しくない傾斜がかかってしまっている場合、水の排出が適切行えない状態となってしまい、水漏れを引き起こす可能性があります。
このような水漏れはそれ自体が大きな問題というわけではありませんが、波及する故障を引き起こしやすいため、やはり水平をしっかり取れるプロに依頼するのが効果的です。
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