茨木市でスイッチ修理の事例/洗面所の洗面台照明が点灯しない原因を究明

照明のスイッチを修理する方法

洗面台の照明スイッチがいきなり使えなくなる?

大阪府茨木市舟木町にお住まいのT様

大阪府茨木市舟木町にお住まいのT様から、「洗面台の照明スイッチが壊れたかも」とご相談をいただきました。壁に鏡の曇り止めスイッチを設けているそうですが、押しても反応がないそうです。通常ならヒーター機能が働いている鏡が曇ることはないわけですが、今は使えないので「タオルで拭いている」とおっしゃられていました。洗面所の照明スイッチは問題ないので、洗面台を使えないわけではありません。ただ、お風呂上がりに娘さんが鏡を使われるそうで、「早く修理をして欲しい」とご依頼をいただきました。T様のご自宅へ伺いスイッチを押して確認したところ、曇り止め機能は作動しません。曇り止め以外は、洗面所の照明・お風呂の換気扇と照明をスイッチが1ヶ所にまとめられています。スイッチを複数に分けると壁の中でいくつも配線しなければならないため、洗面所のスイッチは1つのスペースに集められていました。

スイッチ内部のイメージ
スイッチ内部のイメージ

他のスイッチは普通に使えるため、やはり曇り止めヒータースイッチのみが故障しているのでしょう。ブレーカーを落とし、カバーを取り外して内部を点検させていただきます。一般的に曇り止めのヒータースイッチは洗面台に付いていますが、T様宅の洗面台は少し古いタイプだったため後付けで工事して足されたそうです。スイッチボタンを押した感覚に違和感はなかったのですが、内部をよく確かめてみるとバネが伸びきっています。折れたり割れたりしているわけではなかったのでスイッチを押すこともできますが、伸びきっていればバネの力が作用しないため、どれだけ押してもヒーター機能を発動させる部分へ届きません。単純に電源が入らない状態です。伸びきったバネは、形を整えても元の状態には戻りません。バネの伸びる原因もいくつかありますが、使い続けているうちに元に戻る力が低下してくると、押す力に反応しなくなってきます。

ワイドパネルスイッチへ交換したイメージ
ワイドパネルスイッチへ交換したイメージ

そこで伸びきったバネを取り外し、新しいモノと交換。配線を確認して本体を元の位置へ戻し、金属フレームをはめてカバーを取り付ければ完成です。T様宅の片切スイッチはホタルスイッチ仕様なのですが、「今度はワイドパネルデザインのスイッチにしたい」とご希望されていたので、大まかなメーカーや種類などをご説明しておきました。片切りスイッチでも不便はありません。きちんと直せば普通に使えます。ただ、スイッチ表面の面積が狭く押しづらかったり、見た目の好みからワイドパネルを選ばれるケースも多く、スイッチが故障したタイミングで交換される場合が多いかもしれません。ワイドパネルになると「スイッチスペースの広さが必要?」という印象を持たれるかもしれませんが、表面的なところが変わるだけだけなのでスペースの問題は気にしなくても大丈夫です。

今回のスイッチはバネ交換だけで解決しましたが、種類によっては板バネのみの交換ができない場合もあります。メーカーの公式サイトでも注意書きにありますが、板バネの代用となる補修素材もありません。工場などに部品が残っていれば交換可能かもしれませんが、モデルチェンジしていればスイッチを丸ごと交換する必要があります。また、T様のご自宅では、昨年人感センサーを玄関アプローへ取付けられたそうです。家族の帰宅時間がバラバラであること。防犯面を意識したことが後付けされた理由ですが、こちらのおウチは建てられて10年以上経過しているため、いろいろな場所が劣化してたといしても不思議ではありません。人感センサーを取り付けたことで、玄関までの足元が安心できるそうです。スイッチは後付けすることもできるので、調光スイッチや遅れスイッチに交換するのもお勧めです。

T様ご使用のホタルスイッチは、電源を切れば緑に点灯します。それを埋め込み式パイロットスイッチと組み合わせれば、電源の入っているときは赤で表示されるため、オンとオフの区別が簡単に判断できます。ホタルスイッチだけでも充分ですが、パイロットスイッチと連携させることでより便利に使えるでしょう。遠くから見てわかりやすいのもそうですが、暗い部屋でスイッチを探したり、廊下に取り付ければ室内の点灯状態をすぐに確認できます。ほたるスイッチだけの場合、ランプの不具合があれば電源が切れても緑に光りません。そのためスイッチから離れた位置にいれば、「電気を消し忘れている」と勘違いしてしまいます。パイロットスイッチを組み合わせておけば赤く点灯するため、電源が切れていないことにすぐ気づけます。ランプは点けっぱなしになりますが、その多くはledを利用しているので電気代には影響ありません。

スイッチトラブルを修理する方法

壁の中のスイッチを自分で交換しても良い?

片切りパイロットスイッチ
片切りパイロットスイッチ

スイッチの構造は複雑なものではありません。電気系統の知識を持っていれば、どこに原因があるのかも確かめられます。ただ、壁の中にある配線や電極に触れることになるため、スイッチ交換は電気工事士の資格がなければ作業できません。本体を丸ごと交換するだけなら簡単にできるようなイメージもありますが、「同じ部品をホームセンターで買えば対応できる」と思われている場合も多く、実際にお客様がご自分で交換されるケースもあります。配線の接続が合っていれば機能するわけではなく、壁を挟んでスイッチを設置してある場合は両側の電路を合わせなければなりません。よく間違えられる電路として、片切りスイッチと3路があります。3路は2ヶ所で電源のオンとオフができるもの。片切りスイッチは1ヶ所でオンとオフを行いますが、見た目がよく似ています。3路は3路で合わせなければ片側しか点灯しなくなるため、電路の基板を見極める知識も必要になるでしょう。

遅れスイッチ
遅れスイッチ

トイレや玄関に遅れスイッチを採用している場合は、照明のオンとオフや遅れスイッチの回路が別になります。照明はすぐに消せるようにし、換気扇を30秒後に消す設定にしたり、お客様が玄関を出られた20秒後に消灯する形にすれば、その場で電源を切る時間を待つ必要もありません。遅れスイッチを取り付ければ次の行動へ移しやすいですが、こういった機能を持つスイッチを修理しようと思ったら、普通のスイッチよりも難しい技術が求められます。最近はDIYブームも手伝って、「業者に依頼するより自分でやれば節約できる」という風潮もありますが、お客様がご自分で壁に埋め込まれたスイッチ交換や修理に対応するのは控えてください。しつこいようですが、資格が必要な作業を行いうまくできなかったとしたら、故障の範囲が広がる可能性も少なくありません。「ここまではできたけど」と無理をするのではなく、初めからご相談していただければと思います。

過去のケースではお客様がご自分で対応されて配線が切れてしまったり、バネの部品が紛失しまったこともあります。また、キッチンの換気扇スイッチに対応され、配線の問題から停電を発生させてしまった例もあります。故障で済めば修理をするだけで済みますが、感電した状態によっては大きな損傷を受けることにもなります。落雷によって死亡事故が起こるるのもその延長で、電圧の高いものであれば心停止や呼吸停止の恐れもあるのです。「みんなやってるから大丈夫だろう」という保証はないため、必ず業者へ任せましょう。

調光スイッチで照明を演出するメリット

リビングや寝室に調光スイッチを使う

ゲストルームの天井イメージ
ゲストルームの天井イメージ

ホテルのゲストルームは、照明の強弱を調整する調光スイッチが採用されている場合が多いです。ベットサイドのコントロールパネルに取り付けられているため、利用した経験がある人もいらっしゃるでしょう。オンとオフのスイッチだと、照明を点灯させるか消灯させるかだけになってしまいます。3段階に明るさを切り替えれられるモノもありますが、調整スイッチのほうが好みの明るさに変えられます。豪華さを演出したいときは最大値に。落ち着いた空間を作るときは、照明を中~少の間くらいに設定しておくことで、ゲストの目的に合わせた部屋を用意できるでしょう。これをリビングや寝室に取り付けておけば、ホテルのゲストルームのような気分を味わえます。家族みんなで賑やかに過ごすなら明るく、就寝前に照明を薄暗く落としておくことで、質の良い睡眠へ誘導してもらえるかもしれません。いちいち調整スイッチまで手を伸ばさなくても、リモコン付きなら手元で操作可能です。

ただ、どんな照明にも使えるわけではありません。調光型の蛍光灯・白熱灯・LED以外は、調光スイッチへ交換しても明るさの調整はできません。調光に対応していなければ、照明が故障してしまう可能性もあります。一般的なスイッチから調光スイッチへ交換することはできますが、古いタイプのLEDでは対応できないこともあります。最大調光で回路が働きますが、暗くするほうへ回しても電球の明るさには変化が起こりません。これは電源から供給される電流が不足し、LED内の回路が作動しなくなるためと言われています。そのため調光機能を果たせなかったわけですが、最近のLEDは調光対応になっている製品もあります。メーカーによっても違いますが、絶縁枠付き調光スイッチのロータリー式であれば7、000~9、500円程度で販売されています。

調光スイッチへ交換すれば照明を調整できますが、まったくデメリットがないわけではありません。使い始めるときにノイズが発生する場合もあり、お客様によってはそれが気になってしまうこともあるでしょう。このノイズの発生を抑えるため逆位相制御を使い、音の出ない回路が組まれているタイプもあります。寝室にノイズがあればリラックスしにくいため、逆位相制御されている調光スイッチを選んでください。調光スイッチは、2個までのほたるスイッチと組み合わせて使うこともできます。

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