奈良市で富士通家庭用エアコンの水漏れ原因調査と水漏れ修理

奈良市のエアコントラブル事例

富士通エアコンの水漏れ原因調査

奈良県奈良市のM様

エアコンから水漏れが

奈良市のM様から「自宅のエアコンから水が漏れて困っている、可能ならば修理して欲しい」というご相談をいただきました。
M様のエアコンは富士通製家庭用エアコン(型番AS223PEY)という、10年以上前の比較的古い壁掛けタイプのエアコンということが確認でき、リモコン画面にエラーコードは表示されておらず、10年以上使い続けているが特にトラブルもなく、水漏れも今回が初めてとのことで、大変驚かれているご様子が電話越しにも伝わってきます。
エアコンの水漏れには複数の原因があり、まずは原因を特定しなければ対応はできません。
最悪の場合エアコンを分解し分解洗浄を行う必要がありますが、今回ご連絡をいただいたのが遅い時間でしたので、当日の分解清掃は時間的にも困難な気がします。
水漏れ原因によっては日を改めてお伺いする可能性を説明し、M様にもご納得いただけたため早速調査に伺うことにします。

エアコンの水漏れの原因

ドレンホースのイメージ
ドレンホースのイメージ

家庭用エアコンの水漏れには複数の原因があります。
まず一番多いのがエアコン内部の水を外に排出するドレンホースが、汚れ等で詰まり水が逆流してしまうケースです。
この場合ドレンホースの洗浄や、最悪の場合ドレンホースを交換する必要があります。
次にエアコン内部に汚れがたまり、内部でドレンホースまで水が流れなくなり、エアコンから水漏れするケースです。
エアコンのフィルターは定期的に洗っていても、内部の細かい部分まで清掃を行っている人は少ないため、長期間エアコンを使い続けることによって、ドレンパンと呼ばれる水受け部分に汚れが溜まり、水の流れを遮ってしまい水漏れが発生します。
この水漏れを改善するためには分解洗浄が必要となってきます。
またその他の水漏れ原因として、エアコンの傾きやぐらつき、雨水の浸入、またドレンホースの勾配(上から下へと流れる水の流れ)が取れていないことでも水漏れの原因となってきます。

エアコン調査を開始します

午後3時頃M様のご自宅に到着しました。
M様のご自宅は2階建ての戸建て住宅で、該当のエアコンは2階の寝室に取付けてあるとのことでした。
2階寝室へと案内され早速該当のエアコンの調査を開始します。
富士通AS223PEYという家庭用エアコンは、2003年製の6畳用ヤマダ電機オリジナルの壁掛けタイプのエアコンですが、年式から見ても見た目は綺麗で良く手入れがされている様子が伺えます。
まずは念のため水が垂れてきても問題ないようにエアコン周囲を養生し、床もブルーシートを敷いておきます。
設定温度を最低の18℃に設定し冷房運転を開始します。
しばらくすると送風部分から確かに水が漏れ始めました。
雨水の浸入の可能性は無さそうです。
一度冷房運転を停止しエアコンのぐらつきや傾きがないかを調査してみましたが、こちらも問題ありません。
一度外に出てみてドレンホースの勾配に問題がないか確認してみましたが、こちらも問題ないようです。

ドレンホースの調査

熱交換器のイメージ
熱交換器のイメージ

次にできるのはドレンホース内部に汚れが溜まっているかどうかです。
エアコンを先ほどと同じく最低温度で冷房運転を開始し、外のドレンホースの出口側へと向かいます。
しばらくするとドレンホースから少量の水が流れ出るのが確認できました。
ドレンホースの詰まりの可能性は低いですが、念のため冷房運転を停止させ、ドレンホース専用のポンプを使用し内部の詰まりを解消します。
もし内部に詰まりがあった場合はこの専用のポンプを使用した段階で、ドレンホース出口から大量の水が流れてきますが、今回の場合特に変化はありません。
どうやらエアコン内部の汚れが原因の可能性が高くなってきました。
念のためエアコンのコンセントを外し、脚立に昇ってエアコンの内部を簡単に調査します。
するとフィルターは洗った形跡がわかるぐらいキレイでしたが、やはりフィルターを外して見ると熱交換器やシロッコファン部分に大量の汚れが付着してました。

分解清掃を提案してみます

一通り調査してみましたが、今回のエアコンの水漏れ原因は室内機内部の汚れが原因のようです。
すぐに修理して水漏れが解消する状況ではないため、一度日を改めてエアコンを分解清掃する必要があり、そのためにはどうしても時間とコストが掛かってしまうという現状をM様に説明します。
またエアコンの経過年数を考えると買い換えも視野に入るところです。
ですが今回のエアコンようにしっかりとフィルターのお手入れを、定期的にされているのであれば、分解清掃を行えばまだしばらくは使えるはずです。
M様にも分解清掃を行うことをご了承いただけたため、翌日エアコンの分解清掃に伺うことになりました。
分解清掃には専用の器具が必要となるため帰って事前準備をし、翌日M様宅に再度エアコンの分解清掃のため伺うことになりました。

富士通家庭用エアコンの分解清掃を行いました

エアコン分解清掃のやり方

エアコン分解清掃を行う前に

養生のイメージ
養生のイメージ

まずはエアコンのコンセントを外します。
床面をしっかりとシートで養生し、十分なスペースを確保してからエアコンを分解していきます。
まずはエアコン送風口に付いているルーバーを外します。
次にエアコンの全面のパネルを外し、フィルターを外します。
次に本体右側の電装部品を外し、掃除の際に水がかからないようにしっかりと離れた位置に固定します。
次に化粧カバーを固定しているビスを外し、慎重に化粧カバーを外します。
化粧カバーはツメで固定されていますが、無理に取り扱うと壊れやすいため、ゆっくりと慎重に外します。
これで分解作業は完了です。
養生シートで右側モーター部分に水がかからないように、しっかりと覆ってから下に置いたバケツに水が流れるようにしっかりと養生を行い、外のドレンホース出口にもバケツを設置し、いよいよ分解清掃の開始です。

エアコンの分解清掃

ここから専用の高圧洗浄機を使い専用の洗剤を使用して洗浄を開始します。
エアコンの汚れが溜まっている大部分は、アルミフィンとも呼ばれるアルミ状の熱交換器、熱交換器で冷やされた風を送る送風ファン(シロッコファン)の2つに集中します。
高圧洗浄機で熱交換器の表面部分の汚れを慎重に洗い流していきます。
この時あまり強い力で熱交換器に水を当てると、アルミ部分の破損に繋がるため注意しましょう。
熱交換器の洗浄が完了したら次に、エアコン下部吹き出し口から送風ファンのホコリを洗い流します。
高圧洗浄機を使用した内部の洗浄はこれで完了です。
次に内部の水分を拭き取り乾かしている間に分解したパーツを洗います。
化粧カバー・フィルター・ルーバーをしっかりとキレイ洗い洗浄作業は完了となります。

分解パーツの組み立てと試運転

洗浄完了後はドレンホースの排水部分を必ず確認します。
汚れによってドレンホースが詰まる可能性があるため、ドレンホースが詰まった場合は専用のポンプを使い、しっかりとドレンホース内部の汚れを取り除いておきましょう。
洗浄完了後養生を外して分解したパーツを組み立てていきます。
組み立てが完了し試運転を行い、水漏れがないことを確認し分解洗浄の作業は完了です。
分解清掃のやり方はエアコン機種や年式によって大きく異なってくるため、実務経験の必要な困難な作業でもあります。
最悪の場合分解の際のパーツの破損、洗浄時のパーツの破損や浸水といった故障やトラブルの原因ともなってくるため、必ず専門のエアコン業者に作業を依頼しましょう。

業務用エアコンの水漏れの原因と対処法

天井エアコンの水漏れの原因は?

家庭用エアコンと業務用エアコン

業務用天井エアコンのイメージ
業務用天井エアコンのイメージ

エアコンメーカーは国内にもいくつかのメーカーがあり、ダイキン・東芝・シャープ・パナソニック・日立・富士通ゼネラルといったメーカーが有名ですが、いずれのメーカーも家庭用・業務用、両方のエアコンの販売を行っています。
家庭用エアコンといえば真っ先にイメージするのが、壁掛けタイプの室内機を使用するエアコンだと思います。
逆に業務用エアコンで浮かぶイメージは天井に取り付けてあるタイプの、いわゆる天井エアコンを想像する人は多いのではないでしょうか?
エアコンの仕組みそのものは壁掛けタイプも天井タイプも同じですが、大きく異なってくるのが、エアコンの中に溜まる水を排出するドレンの仕組みです。

天井エアコンの排水の仕組み

ドレンポンプのイメージ
ドレンポンプのイメージ

天井タイプのエアコンは壁掛けタイプと異なり、上から下へと流れる水の流れを自然に作り出すのが困難なため、ドレンポンプと呼ばれるパーツを使用し、一度水を高い位置へと運び、ドレンホースで排水を行います。
天井エアコンの水漏れの原因で多いのが、このドレンポンプのトラブルで、エアコン内部に汚れが溜まることでドレンポンプの力が弱まり、水受け部分であるドレンパンに水が溜まることで水漏れが起こります。
家庭用壁掛けタイプのエアコンも汚れが原因で水漏れは発生しますが、対処法は家庭用・業務用いずれも同じで、内部の分解清掃を行うことで水漏れを解消します。

業務用天井エアコンのメンテナンス

家庭用と異なり劣悪な環境化に置かれている事も多い業務用エアコンは、タバコのヤニや油・煙などが原因で、家庭用エアコン以上に汚れがヒドいケースも多い反面、内部の分解洗浄を行う頻度は家庭用と同じく、水漏れが発生してから対処するケースが殆どです。
もし業務用天井エアコンをお使いの方がいましたら、一度分解清掃を検討してみてはいかがでしょうか?
家庭用であれば10年以上清掃を行わなくても水漏れが起こらないケースも多いですが、業務用エアコンは環境によっては数年で水漏れが発生することもあるため、数年に一度は分解清掃を行い内部をキレイにすることで、突発的な水漏れを防ぐことが可能になってきます。

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