「キッチンライト」とは、言葉の通りキッチンや台所で利用する照明器具全般を指します。照明器具のタイプとしては、もともと蛍光灯を利用したベースライトが主体でした。ですが、最近ではスポットライト、ダウンライト、ペンダントライトなどさまざまな照明が利用されています。キッチンでは、包丁や火を使って調理を行います。そのため、手元が見えやすいようなタイプの照明やランプを設置することが大切なポイント。また、「カウンターキッチン」「アイランドキッチン」など、キッチンの形によっても照明を取り付ける場所が異なってくるため、しっかりと考える必要があります。
【キッチンライトの交換・修理】手元灯や蛍光灯といった台所照明器具の電気工事について解説
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キッチンライトとは
キッチンライトの故障の原因
点灯管の寿命
キッチンに設置するキッチンライトには、蛍光ランプを利用することが多いです。そのため、点灯管と呼ばれるものも設置する必要がありますが、これ自体が寿命を迎えたり故障したりすると、点灯しなくなります。もし原因が点灯管の場合には、市販で購入できるもので構わないので、新しいものに交換するようにしましょう。
蛍光ランプが切れた
キッチンライトの電気が点かないときには、まず蛍光ランプの寿命を疑うようにしましょう。蛍光ランプは、だんだんと暗くなってから寿命を迎える蛍光があります。なんだか、いつもよりも暗いなと思ったら、取り替えるようにすれば問題ありません。もし、蛍光ランプに問題がないなら、点灯管や照明器具を疑ってください。
器具の接触不良
点灯管や蛍光ランプに異常がみられないにも関わらず、電気が点かないというときには照明器具が壊れてしまっている可能性があります。照明器具が破損している場合には、接触不良を起こしている恐れもあります。オンオフを繰り返すことで、熱膨張し、破損したというものです。原因が器具の場合は修理業者を呼んでください。
安定器が故障した
蛍光ランプを利用したキッチンライトでは、安定器と呼ばれる装置が備え付けられている場合が多いです。安定器は、放電した電気を抑えて安定をもたらす大切なものです。これが壊れることで、電気は全く点かなくなります。安定器の交換には、電気工事士の資格が必要となりますので、プロの電気屋さんに力を借りましょう。
キッチンライトのトラブル解決法
修理・交換でトラブル解決!
キッチンライトは、一般的に蛍光ランプを利用するベースライトと呼ばれるものが利用されます。そのため、電気が点かないという症状がみられた場合には、ランプの交換だけではなく、点灯管の交換、さらには内部安定器の交換といった対応策が必要となる場合があるので注意しましょう。さらには、利用しているスイッチ(紐スイッチ)の故障が原因となっている可能性がありますので、そういった部分を考慮して対応するようにしましょう。電球や点灯管の交換は、素人の方でも簡単に交換できますが、安定器や配線の接触不良の場合には配線変更を伴う工事が必要です。必ずプロの電気屋さんに依頼してください。
キッチンライト修理の料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査費用 | 測定器を使わない調査・目視だけの調査 | 無料 |
基本調査費用 | 測定器を使う調査、実作業を伴う調査 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する | 3,300円~ |
分電盤内調査(15回路未満) | 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する | 6,600円 |
分電盤内調査(15回路以上) | 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する | 9,900円 |
配線特定調査 | 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 | 5,500円~ |
結線処理作業 | 電線の接続部をやり直す | 3,300円~ |
管球交換 | 電球を交換する | 3,300円~ |
接触改善 | ソケット内の接触不良を改善する作業 | 3,300円~ |
オーバーホール | 器具を分解して接触箇所などを改善する作業 | 5,500円~ |
シーリングライト取付け | シーリングライトを取り付ける作業 | 3,300円~ |
ダウンライト交換 | ダウンライトの交換作業 | 16,500円~ |
シーリング交換(ローゼット) | シーリングやローゼットの交換作業 | 8,800円~ |
バイパス工事(直結工事) | 安定器を切り離し、直結作業する作業 | 14,300円~ |
バイパス工事(二箇所目以降) | バイパス工事の複数箇所を工事する場合 | 半額 |
門灯交換 | 門灯を交換する作業 | 16,500円~ |
調光化 | 光の強さを調整出来るようにする | 要相談 |
調色化 | 光の色を調整出来るようにする | 要相談 |
コーキング作業 | コーキング作業 | 3,300円~ |
天井上作業 | 天井上の隠蔽箇所での作業 | 要相談 |
床下作業 | 床下の隠蔽箇所での作業 | 16,500円~ |
壁面作業 | 壁中での隠蔽箇所での作業 | 16,500円~ |
開口作業 | 隠蔽部の配線調査をする前作業 | 要相談 |
通線作業(露出) | 電線の引き直し | 1,650円~ |
通線作業(隠蔽) | 電線の引き直し | 3,300円~ |
モール作業 | 電線をカバーするモール設置する | 1,100円~ |
整線作業(ステップルインシュロックなど) | 垂れたり、外れたりしないように固定する | 3,300円~ |
整線作業(サドルなど) | 垂れたり、外れたりしないように固定する | 5,500円~ |
コンクリートビス穴開け | 下地がコンクリートの場合にビス穴を事前に開ける作業 | 3,300円~ |
コンクリート通線用穴開け | 新線など引き直す際に通線用の穴を貫通させる作業 | 11,000円~ |
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キッチンライトの事例
キッチンライトのLED化
埼玉県富士見市のマンションにお住まいのK様
埼玉県富士見市のマンションにお住まいのK様宅にお伺いしました。 K様よりお問い合わせいただいた内容は、「キッチンライトの取り外し、新しいライトを取り付けてほしい」といったものでした。詳しい状況をお聞きすると、現在使用しているキッチンライトは一般的な蛍光灯で、最近になって明るさが不安定になってきたそうです。電源スイッチを入れてから点灯するまでの時間が長く、蛍光灯を新品に交換しても光がチラつくとのことでした。もう限界だと思い、キッチンライトを本体ごとを新品に交換したいということで弊社にご依頼をいただきました。
キッチンライトとは、その名の通りキッチンで利用する照明器具のことで、これまでは蛍光灯を利用したベースライトというタイプが主流でした。最近ではベースライト以外に、スポットライトやペンダントをキッチンライトとして利用するケースも多くなってきました。 K様は新しいキッチンライトにどんなものを買ったらよいかわからないということでしたので、弊社の方で取り付け可能な照明器具を発注することになりました。また、K様は出来ればLED蛍光灯へ交換したいということでした。LEDは省エネ効果が高く、非常に長い寿命を持っているため、人気が高くなっています。従来の蛍光灯故障を機にLED化するお客様も多くいらっしゃいます。
お電話にて現在使用しているキッチンライトのメーカーとサイズをお聞きし、取り付け可能なLED照明器具を準備しました。 K様宅に到着し、キッチンの場所まで案内していただきました。早速、現在設置されているキッチンライトから外していきます。ちなみに点灯の不具合の原因は、グロー球の劣化でした。グロー球とはグロースターター式という照明器具に取り付けられており、蛍光灯を点灯させるために必要です。この部分が劣化すると、蛍光灯を新品に交換しても正常に点灯しません。
古い照明器具を外したら、新しくLED照明器具を設置します。この作業は天井から出ている電線と、照明器具本体の電線を切断したり繋いだりする必要があります。こういった配線作業を行うには電気工事士の資格が必要で、無資格で行うと漏電や感電につながる危険性があります。照明器具の交換の際は、弊社のような専門業者に工事の依頼をするようにしてください。 電線を繋いだら、照明器具本体をビスで天井に固定します。最後に正常に点灯することを確認できたら工事は終了です。 K様も快適にキッチンを利用できるようになり、喜んでいるご様子でした。
スタッフの声
蛍光灯のLED化は、是非弊社にご相談ください
埼玉県富士見市のマンションにお住まいのK様宅より「キッチンライトが故障してしまった。LEDに交換してほしい」というご依頼をいただきました。蛍光灯を新品に交換しても正常に点灯せず、見た目も古くなってきたので、器具の本体ごと交換してほしいとのことでした。 K様は新しい照明器具にどんなものを購入したらいいかわからないということでしたので、新しい部材も弊社で発注することになりました。 K様宅に到着し、早速交換工事にとりかかりました。現在、キッチンにはグロースターター式の照明が使用されており、グロー球が故障していることがわかりました。ちなみに、このまま従来の蛍光灯を使用し続けたい場合は、グロー球を新品に交換することで正常に点灯するようになります。 現在の照明器具を取り外したら、新しいLED電球を設置します。問題なく点灯することを確認できたので、工事は終了です。 一昔前まではキッチンライトと言えばベースライトでした。ベースライトの特性からもキッチンに設置することが適していたため、このようなイメージになるのは自然の成り行きと言えます。しかし、昨今、キッチンは間取りの中でも広めに設定されることも多くなり、様々なライトを選択できるようになりました。選択肢が多いことは、自分好みのキッチンにできるという大きなメリットを生みます。その反面、失敗してしまうケースも多くなるという大きなデメリットを生むことにもなってしまったと言えます。だからこそ、ベースライト以外の照明器具を選択する場合は、しっかりとメリット・デメリットをよく理解して選ぶことが大切になってきます。