白熱電球(白熱灯)とは
白熱電球(白熱灯)とは、「ガラス球の中のフィラメントに、電気を通して発熱・発光させる電球」のことです。フィラメントとは金属の細いコイルで、電流を流すと強く光るようにできています。
国内では、100年以上前から使用されてきた歴史のある電球です。火をともしたような温かみのある光が特徴です。白熱電球は主にペンダントライトやダウンライト、ブラッケットライト、スポットライト、シャンデリアなどの照明器具で利用されます。
白熱電球の寿命は1,0000時間~2,000時間と短く、これに比べて蛍光灯は13,000時間前後、LEDは約40,000時間です。また白熱電球は消費電力も高く、「省エネ」「電気代削減」の観点から、LEDを選ぶ方が増えています。近年では白熱電球の生産を終了するメーカーも多く、蛍光灯・LEDへの切り替えが進んでいます。
白熱電球の形状・種類一覧はこちら
LED電球と白熱電球を比較|寿命、電気代、価格に違いはある?
電球を購入、使用する際に気になるのが、寿命、電気代、本体価格の3つではないでしょうか。これらの点について違いを解説します。
【寿命の違い】
LED電球の方が長寿命
白熱電球の寿命が約1,000時間に対し、LED電球の定格寿命は約40,000時間と、約40倍の寿命があり、電球の取り替えの手間が減らせます。これはLED電球を1日10時間使用したと仮定した場合、約10年使える計算になります。トイレや洗面所、寝室など、長時間使用しない場所でもこの長寿命は大きなメリットです。
【電気代の違い】
LED電球の方が電気代の節約になる
LED電球は消費電力が低いため、白熱電球を使うよりも電気代の節約になります。たとえば、白熱電球からLED電球に取り替えると年間の電気代が約2,880円お得になります。さらに、LED電球は一般的にワット数が低く、60W相当の明るさを持つLED電球でも消費電力はわずか7W程度です。
【価格の違い】
LED電球の方が本体価格は高いが交換頻度が少ない
LED電球は、白熱電球に比べて本体価格が高い傾向にあり、導入コストがかかります。しかし、LED電球は長寿命で交換頻度が少なくなるので、結果的にはLED電球を導入した方が節約につながります。特に、オフィスや廊下などの頻繁に使用する場所では、その効果が顕著です。
これらの点を考慮すると、自分の生活シーンに合わせて最適な電球を選ぶことが重要です。たとえば、リラックスできる光が求められるダイニングやリビングでは、昼光色や自然光に近い色温度のLED電球がオススメです。また、密閉型の照明器具や断熱材が使用されている場所では、専用のLED電球を選ぶことで安全性も確保できます。
【具体例】
例として、60W相当のLED電球(消費電力約7W)を導入すると、白熱電球からの年間電気代の節約額は約2,880円になります。また、定格寿命が40,000時間のため、約10年の使用が可能です。価格は白熱電球の約4倍(1個340円×4)ですが、長期的な節約効果は高いです。
白熱電球からLED電球に交換するときのポイント
明るさの基準はルーメンで確認
明るさは電球選びの中でも大切な要素のひとつです。白熱電球では、消費電力に応じて明るさが変わるため、消費電力の単位である「ワット(W)」で明るさを表していました。
ところが、LED電球では、例えば8W程度の消費電力で60W形の白熱電球並みの明るさになり、ワット数で明るさを判断するのが難しいため、光源から放射されるすべての光の量「ルーメン(lm)」で明るさを表します。白色のLED電球は、一般的に高い発光効率を持ち、様々な用途に対応できます。
LED電球に交換する際は、まず、白熱電球のワット数を確認しましょう。「40形・60形・100形」相当などの表記があるはずです。次に、LED電球のパッケージを確認し、「W(ワット)/形相当」など同じ表記のものを選びます。この際、パッケージに記載されているルーメン数やRa(演色性)などの情報も確認しましょう。光束の値や光の方向(例えば、下方向に集中しているかどうか)も重要なポイントです。
LED電球のメリットとして、長寿命(約5年程度)、低消費電力、そして環境に優しい点が挙げられます。例えば、パナソニックやパルックなどのブランドが提供する製品は、高い品質基準を満たしています。また、特定の機能や設計により、特定の用途や条件に適した製品が提供されています。例えば、防湿性能を持つLED電球は、玄関やバスルームなどの湿気が多い場所でも使用できます。
一部のLED電球は、温度条件(0℃から40℃)に適合する設計が施されており、特定の用途に合わせて選ぶことができます。例えば、40W、50W、または30W相当の明るさが必要な場合でも、適切なLED電球を選定することが可能です。
白熱電球からLED電球への交換は、簡単で効果的な節電対策となります。そのため、住宅やオフィスの照明を見直し、最新のLED技術を導入することを推奨します。詳細な情報や選定のガイドは、各メーカーのカタログや公式サイトのトップページ、またはサポート窓口で確認できます。
さらに、JIS規格に準拠した製品や、日本照明工業会のガイドラインに沿った製品を選ぶことで、安全性と信頼性を確保できます。従来の白熱電球と比べて、LED電球は加熱しにくく、電気火災のリスクを低減することができます。
選び方や選定の際の注意事項、設計の特徴や使用上の注意点、また具体的な導入事例などは、動画や画像、ページやカタログを参照すると良いでしょう。これにより、適切なLED電球の選定が可能となります。
使う場所によって、光の広がり(配光角)を確認
LED電球は光の広がり方(配光角)によって、空間全体を照らす「全方向タイプ」、一定の空間で隅々まで照らせる「広配光タイプ」、明るさが集中する「下方向タイプ」の3タイプがあります。また、光の広がり方は、使用する場所や器具によって使い分けるのがポイントです。
たとえば、リビングのように広い空間のシャンデリア・ペンダントなどなら「全方向タイプ」、玄関やダイニングに設置したブラケット・シーリングなどなら「広配光タイプ」、トイレや廊下、洗面所など、手元や足元にあかりが必要な場所のダウンライト・スポットライトなどなら「下方向タイプ」がおすすめです。
LED電球の選び方について、いくつかのポイントを紹介します。まず、電球の口金サイズに注目しましょう。一般的なものとしては、E17やE26があります。口金サイズが合わないと、取り付けができませんので、注意が必要です。
次に、消費電力と明るさのバランスを考慮します。例えば、従来の白熱電球の20Wや25Wに相当するLED電球があります。これらは省エネ性能が高く、同等の明るさを提供しながら消費電力を大幅に削減します。
また、LED電球の特長として「虫が寄りにくい」という点があります。白熱電球と比較して、紫外線の放出が少ないため、虫が寄りにくいと言われています。これにより、屋内外で快適に使い続けることができます。
最後に、LED電球は「寿命が長い」という特長があります。一般的に、10,000時間以上の使用が可能で、白熱電球よりも長持ちします。保証期間も長く設定されている商品が多く、安心して利用できます。
以下に、LED電球の種類や選び方に関する一覧表を示します。
種類 |
配光角度 |
使用場所の例 |
特長 |
全方向タイプ |
360度 |
リビング、寝室 |
空間全体を照らす |
広配光タイプ |
約120度 |
玄関、ダイニング |
隅々まで照らせる |
下方向タイプ |
約60度 |
トイレ、廊下、洗面所 |
明るさが集中する |
これらの情報を参考にして、あなたのお部屋に最適なLED電球を選んでください。お部屋の雰囲気をさわやかでイキイキとしたものに演出することができます。LED電球の使い方を工夫することで、さらに快適なくらしを実現しましょう。
LED照明を自分で交換する方法は
LED交換を自分でするには?交換方法を徹底解説!をご参照ください。
光の色(光色)を選ぶ
一般的な白熱電球の光の色(光色)は、一色のみですが、LED電球は光色を選べます。たとえば、リラックスしたい寝室などでは電球に似た暖かみのある「電球色」、リビングなど、団らんする部屋では落ち着いた明るい「温白色」、調理するキッチンや、メイクをする洗面台などでは自然な「昼白色」、勉強や読書の部屋ではさわやかな「昼光色」がおすすめです。
LED電球は一般的な白熱電球に比べて寿命が長く、電力効率が高いことから、白熱電球からLED電球への交換が推奨されています。LED電球の寸法や直径、形状は様々で、シリカやヒートシンクを採用した製品もあり、放熱性能に優れたモデルも多いです。LED電球の選び方としては、使用する場所や用途に応じて光色や明るさを選択することが重要です。例えば、キッチンでは作業のしやすさを重視して昼白色を選び、勉強部屋では集中力を高めるために昼光色を選ぶのが良いでしょう。
LED電球には様々な名称があり、LDAやSB、SG、SGIといった型番やマークが表示されていることが多いです。製造メーカーや機種によって異なるため、選ぶ際には注意が必要です。また、最近ではJILやK6といった新しい技術を採用した製品も登場しています。
LED電球の性能は年々向上しており、2023年にはさらなる進化が期待されています。新製品の中には、100%の光量調節が可能なものや、10%から5%の微調整ができるものもあります。さらに、ナチュラルな光色やオレンジの光色を選べるモデルも増えており、ユーザーの多様なニーズに応えています。
LED電球の価格は一般的に白熱電球よりも高いですが、その分長寿命で電力消費が少ないため、長期的にはコストを抑えることができます。
LED電球の選択に迷った場合は、電気屋や専門の相談窓口でアドバイスを受けることをおすすめします。特に、屋内配線や防音対策が必要な場合や、非対応の器具がある場合には、専門家の意見を参考にすることが重要です。
白熱電球がつかない・点灯しない原因
1.フィラメント切れ
大雑把にいうと白熱電球の寿命によるものですが、「白熱電球のフィラメントが切れる」と電気がつかなくなります。上記の白熱電球とはでも説明しましたが、白熱電球はフィラメントに電流を通して発光する仕組みの電球です。このフィラメントは電流を流すうちに、だんだんと細くなっていきます。細くなったフィラメントは最終的には切れてしまい、発光しなくなります。このフィラメントが切れが「電気が切れた」「電球が切れた」状態です。
照明がつかなくなった際に「切れた」と表現するのは、このフィラメント切れが語源ともされています。白熱電球は徐々に姿を消していますが、その特性が今も「電気切れ」「電球切れ」という言葉で残っています。
2.照明器具の故障
白熱電球を使っている照明自体が壊れると、電球もつかなくなってしまいます。照明器具の故障も様々あり、白熱電球を受けるソケットの歪み・破損や、電気を供給する配線の劣化・断線、そのほか接触不良などが直接的な原因です。照明器具の寿命は10年前後と考えられています。特に白熱電球を使用するような照明は、取付けから長い年月が経っていることが多く、寿命による故障の可能性が高くなります。
また、照明器具が故障し電圧が安定しなくなると、白熱電球の寿命が縮んだり長くなったりします。電圧が高くなるとフィラメントの発熱量も多くなり、より明るく・寿命は短くなります。逆に電圧が下がると、発熱量が下がるため、光が弱く・寿命は長くなります。
3.電気が通っていない
照明器具に電気が通っていないと、白熱電球はつかなくなります。照明器具に通電していない理由はいくつかあります。その考えられる原因には、「断線」「停電」などがあります。
断線で照明がつかなくなるというのは、電気配線が切れたり劣化しているというものです。停電は、落雷や漏電などでブレーカーが落ちていたり、地域の電気供給がストップしてしまっている状態です。
照明器具の断線か、停電かを調べるには、どこがつかないかを見ればわかります。部屋の中で照明だけがつかない場合は、照明の故障や配線の断線が原因です。部屋中・家中の電気が使えない場合は、停電が原因です。
その他の不具合と原因
白熱電球が割れた・破裂
白熱電球のガラスが割れることがあります。これは「使用中の白熱電球のガラス部分に、水分が付着したときに起こる」ことが多い現象です。ガラスの表面に水分があると、内部との温度差によりガラスが歪み割れてしまいます。濡れた手で触ったり、表面に結露が出ている場合、電気をつけると割れるので注意してください。また、手の脂などでも割れることがあります。
LED電球に交換できない
LED電球に交換したらつかない、サイズが合わないなどのトラブルもあります。その理由の多くは接触不良です。白熱電球にもLEDにも、口金(照明器具のソケットに差し込む金属部分)があります。口金にも大きさの種類があり、ソケットと合わないと電気が流れが悪くなります。それにより点灯しなくなったり、明るさが弱くなるほか、そもそも取付けられないといった状況になります。
寿命が短すぎる
白熱電球は、電圧の高さや環境によって、寿命が短くなることがあります。上記でも説明しましたが、照明器具の不具合で電圧が高くなり寿命が極端に短くなってしまう。また異常に高温になる部屋や、温度変化の激しい場所に設置した白熱電球は、フィラメントに負荷がかかるため寿命が短くなります。オンオフの回数が多い、使用時間が長いなども寿命が短い原因です。
高所で手が届かない
白熱電球に限りませんが、「高所にある電球の交換ができない」というのもよくあるトラブルです。天井高が3m以上あるところや、吹き抜け・階段など高さのある天井に設置された照明の電球です。特に吹き抜けや階段は、脚立などの足場を置くことも難しい場合があるので大変です。こういった高所の電球交換は、ご自身で行うよりも業者に任せたほうが安心です。
詳細な照明交換費用や数多くの工事事例を
【費用相場も掲載】照明器具の修理・取り付け工事の事例等を紹介でも紹介しております。是非ともご参照いただいた上、お問い合わせください。
白熱電球がつかないときの解決方法
白熱電球の交換でトラブル解決!
LEDの基板故障や故障や粗悪品を買ってしまった場合、また調光器の付いた照明を使っている場合。そのほかLEDの光の加減でお悩みの方や、浴室やダウンライトでLEDを使用している方。LEDのすべてのお悩みやトラブルの解決方法。それは、それぞれの用途にあったLEDへの交換です。
まず、安いものや正規品でないLEDは壊れやすいということ。LEDを買うなら、国内のメーカー品がおすすめです。メーカー品でも壊れることはありますが、保証付きのものを購入すれば万が一のときも安心です。
白熱電球をLED電球へ交換でトラブル解決!
白熱電球の寿命の短さや電気代が気になる。そういった方は、LED電球への交換をおすすめします。LEDの寿命は約10年と長く、白熱電球のように電圧や環境によって寿命が左右されません。LED電球への交換は簡単で、口金やボルト数など、照明器具に対応する商品を購入すれば大丈夫です。照明器具が壊れていなければ、工事や修理も必要ありません。
最近のLED電球は、暖色系の光やフィラメントを使ったものなども出てきています。「LED特有の青白い光が苦手」という人にも受け入れられています。
照明修理の料金表
症状(状態) |
作業内容 |
修理料金(税込) |
基本調査費用 |
測定器を使わない調査・目視だけの調査 |
無料 |
基本調査費用 |
測定器を使う調査、実作業を伴う調査 |
6,600円 |
測定器調査 |
測定器を用いて数値で異常箇所を特定する |
3,300円~ |
分解調査 |
設備、器具を分解する |
3,300円~ |
分電盤内調査(15回路未満) |
分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する |
6,600円 |
分電盤内調査(15回路以上) |
分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する |
9,900円 |
配線特定調査 |
問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 |
5,500円~ |
結線処理作業 |
電線の接続部をやり直す |
3,300円~ |
管球交換 |
電球を交換する |
3,300円~ |
接触改善 |
ソケット内の接触不良を改善する作業 |
3,300円~ |
オーバーホール |
器具を分解して接触箇所などを改善する作業 |
5,500円~ |
シーリングライト取付け |
シーリングライトを取り付ける作業 |
3,300円~ |
ダウンライト交換 |
ダウンライトの交換作業 |
16,500円~ |
シーリング交換(ローゼット) |
シーリングやローゼットの交換作業 |
8,800円~ |
バイパス工事(直結工事) |
安定器を切り離し、直結作業する作業 |
14,300円~ |
バイパス工事(二箇所目以降) |
バイパス工事の複数箇所を工事する場合 |
半額 |
門灯交換 |
門灯を交換する作業 |
15,000円~ |
調光化 |
光の強さを調整出来るようにする |
要相談 |
調色化 |
光の色を調整出来るようにする |
要相談 |
コーキング作業 |
コーキング作業 |
3,300円~ |
天井上作業 |
天井上の隠蔽箇所での作業 |
要相談 |
床下作業 |
床下の隠蔽箇所での作業 |
16,500円~ |
壁面作業 |
壁中での隠蔽箇所での作業 |
16,500円~ |
開口作業 |
隠蔽部の配線調査をする前作業 |
要相談 |
通線作業(露出) |
電線の引き直し |
1,650円~ |
通線作業(隠蔽) |
電線の引き直し |
3,300円~ |
モール作業 |
電線をカバーするモール設置する |
1,100円~ |
整線作業(ステップルインシュロックなど) |
垂れたり、外れたりしないように固定する |
3,300円~ |
整線作業(サドルなど) |
垂れたり、外れたりしないように固定する |
5,500円~ |
コンクリートビス穴開け |
下地がコンクリートの場合にビス穴を事前に開ける作業 |
3,300円~ |
コンクリート通線用穴開け |
新線など引き直す際に通線用の穴を貫通させる作業 |
11,000円~ |
白熱電球の事例
浴室の白熱灯の交換作業
東京都練馬区のマンションにお住まいのG様
本日は、東京都練馬区のマンションにお住まいのG様宅にお伺いしました。 G様よりお問い合わせいただいた内容は、「浴室で使用している白熱灯が切れてしまったので交換してほしい」といったものでした。詳しく状況をお聞きすると、白熱灯が点灯しなくなっただけでなく、電源ソケットのプラスチック部分が欠けてしまい、電球を差し込むことができないそうです。また、この機に白熱灯ではなく、LEDへの交換を希望されておりました。よって、こちらで互換性のある新しい部材を発注して、G様のご都合のよい時間にお伺いすることになりました。
G様宅に到着し、早速浴室まで案内していただきました。 白熱灯の状態を確認すると、G様からお聞きした通り電球の接続部分が破損しておりました。電源ソケットで使用されるプラスチック製の部品やゴム製のパッキンなどは、経年で劣化しやすい箇所です。G様は現在のマンションに10年以上住んでおり、その間一度も電源ソケットを交換したことがないということでしたので、経年劣化が原因である可能性が高いです。 G様から工事の承諾はいただいておりますので、早速交換工事にとりかかることになりました。
弊社で新しくご用意した照明器具はオーデリック社の「SH9011LD」という、浴室用のLEDです。光源の寿命は約40000時間で、壁面・天井・傾斜面に取り付けることができます。 交換の手順としては、まず最初に古い照明器具を取り外します。照明の電源スイッチをオフにしてからブレーカーを切り、照明カバーと白熱灯を取り外します。続いて電源ソケットを固定しているビスを外します。すると、電源ソケット本体の裏側に配線が見えてきます。この配線をソケット本体から外して、新しく取り付ける照明器具に繋げます。そしてそのまま壁にビスで固定したら交換は完了です。
LED電球を取り付けて、点灯のチェックを行います。正常に照明器具が点灯することを確認できたので、最後にカバーを被せて工事終了です。これまで通り快適に浴室を使用することができるようになり、また以前の照明器具に比べておしゃれなデザインになって、G様に喜んでいただけました。 ちなみに、この一連の作業を行うには電気工事士の資格が必要です。無資格で行うと感電や漏電、火災につながる可能性があります。ご家庭で使用されている電源ソケットのタイプによっては、工事が不要な場合もあります。しかし、配線作業が必要な時は、必ず弊社のような専門業者に依頼するようにしてください。
スタッフの声
LED電球の取り付けは、弊社にお任せください
今回は東京都練馬区のマンションにお住まいのG様より、浴室の照明器具の交換依頼をいただきました。G様のお話しによると、浴室で使用している白熱灯が切れてしまい、さらに電源ソケット部分も破損してしまったそうです。また、これを機にLEDへの交換を希望されておりました。お電話にて現在している照明器具のメーカーと型番をお聞きしたところ、照明器具本体の交換工事が必要なことがわかりました。よって、こちらで新しい部材を発注して、G様のご都合のよい日時に工事にお伺いすることになりました。G様宅に到着し、早速工事にとりかかり40分程で交換作業は完了し、正常に点灯するようになりました。
白熱灯はLED照明の登場によって、活躍の場が徐々に少なくなってきてしまっています。弊社でもLED電球交換も承っており、時代の流れを感じているところです。しかし、白熱灯が完全に無くなることはないと言うことができます。理由は単純で、白熱灯というアイテムは「やっぱり素晴らしい」と評価が見直されているからです。評価されている場所が、カフェなどオシャレを売りにしているようなお店です。白熱灯は、人を魅了し、大きな安心感を与えてくれます。訪れる人も「やっぱり白熱灯はいいね」のような評価になり、再び日の目を見ることになっているというわけです。
照明器具のLED化のご要望は日々たくさんいただいております。現在ご家庭で使用されいている照明のタイプよっては、専門家による工事が必要な場合があります。その際は、是非弊社にご相談ください。
白熱電球での事例一覧
階段の白熱灯が切れてしまったので交換してほしい
埼玉県三郷市にお住まいのO様より、自宅の階段で使用している白熱灯がショートしてしまったというご連絡がありました。O様は修理か交換を希望されておりましたが、現場調査の結果、本体ごと新品に交換することになりました。交換作業はすぐに終わり、正常に点灯するようになりました。
白熱電球からLED電球の照明器具に交換してほしい
大阪府大阪市のマンションにお住まいのM様より、リビングで使用している天井の白熱電球をLEDに交換してほしいというご依頼をいただきました。また、古い照明器具は弊社のほうで処分してほしい、といったご要望もいただきました。弊社では、一部で使用したくなった製品の処分のサービスも行っております。
天井の照明をLED照明へ取り替えてほしい
神奈川県川崎市で会社経営をされいてるT様より、白熱灯が点灯しなくなってしまっというお問い合わせがありました。現場調査を行ったところ、スイッチやブレーカーには異常がなく、器具本体の寿命であることがわかりました。早速、本体の交換工事を行ったところ、元通り点灯するようになりました。
診察室の照明の白熱灯をLEDに交換したい
千葉県柏市の病院で勤務しているO様より、診察室で使用している白熱灯を交換してほしいというご依頼をいただきました。古いタイプのものを使用しているため、LEDに交換したいそうです。こちらでLED電球の部材を発注してからお伺いし、交換工事を行いました。