座間市でブースターの交換工事/ランプ表示された断線の可能性

テレビ映りに影響するブースターの故障

自動利得調整機能付ブースターへ交換

神奈川県座間市緑ケ丘にお住いのC様

神奈川県座間市緑ケ丘にお住いのC様から、「ブースターが断線してるかも」とご連絡いただきました。ブースターのランプ表示が橙色になり、断線の可能性を疑われています。「アンテナまでの配線で断線しているのでしょうか…」とご心配されているため、さっそくC様のご自宅へ伺いました。C様によれば、「ブースターに差し込んだF型コネクターの同軸ケーブルが外れ、差し込み直したら小さい火花が散った」とおっしゃられています(F型コネクター=テレビとアンテナを接続する端子及び配線)。
このようなケースでは、F型コネクターを差し直したとき芯線と網線がショートしてヒューズが飛んだ可能性もあります。いきなり多くの電気が流れる消費できません。そのため過剰電力による機械の故障を防ぐためヒューズが飛びます。もしくは差し込んだF型コネクター端子の方向が間違っていることも考えられます。そこでF型コネクターを確認。端子の方向も間違いなく、ヒューズも切れていません。

F型コネクターに問題がないとすれば、ブースターの故障かもしれません。C様はブースターのランプ表示に気づいてから、テレビの電源を入れていませんでした。そこでテレビの電源を入れてみます。やはりテレビは映りません。C様宅はテレビが3台あるためブースターを使用されているそうですが、ブースターが故障していれば他の部屋のテレビも映らないためブースターを交換する必要があります。
ブースターが故障するにはいくつかの原因があり、劣化や過剰な電波受信の可能性もあるでしょう。出力配線と入力配線を1つにまとめている場合でも、電波の異常発振が起こって故障します。異常発振は電波がブースターの入り口で逆戻りし、必要のない電波が発生することで起こります。原因を特定するため、電界強度測定器を使い調べてみました(電界強度測定器=電波の強弱を測定する機器)。すると放送信号強度が不安定な状態にあります。ブースターには適正な入力信号電圧と出力信号電圧があります。

受信レベル測定
受信レベル測定

C様宅では入力信号電圧が不足していました。ブースターが故障しているため、信号強度も信号電圧も適正値ではありません。修理で対応できる状態と言えないため、C様にご説明してブースターを交換させていただくことにしました。新しいブースターへ交換し、テレビの電源を入れてみます。映像の鮮明度も高くノイズもありません。他の部屋のテレビもC様に確認していただき、問題なく映っていることから作業を終わります。
ブースターは電波を増幅する機器ですが、アンテナから送られる電波の量が増えるわけではありません。アンテナからテレビへ送られる電波の補助に働くだけで、増幅しすぎると電気回路が飽和して正しい信号を送れないこともあります。また、ノイズの影響を受けやすくなる場合もあり、受信レベルの調整をする必要があります。C様宅では自動利得調整機能付ブースターを採用させていただきました。自動利得調整機能付ブースターを使えば、入力レベルを自動で調整してもらえます。

調整が不十分であれば信号品質が劣ってしまい、受信状況が悪くなります。地デジのアンテナ信号強度は35dB〜90dBです。つまりこの数値よりも受信レベルが低い場合にブースターを使います(dB=物理量を表す単位「デジヘル」)。C様宅はアンテナ出力60dB、配線消費20dB、テレビ端子40dBで標準範囲内に収まっていましたが、テレビが3台あるためブースターを使っておられます。テレビの電波は送信所に近い地域から、強電界地域・中電界地域・弱電界地域に区別されます。お住いの場所に境界線が敷かれているわけではありませんが、弱電界地域に近ければ受信レベルは落ちてきます。
どの電界地域に含まれているかは、住所だけで明確なところがわかりません。周囲の環境や地形から電界地域が重なっている場所もあるため、正確な受信レベルの把握には測定が必要になります。大まかな判断として県庁所在地にお住いのお客様なら、中電界地域以上である可能性が高いです。

C様宅は弱電界地域に含まれてはいませんが、ブースターを使うことで電波状況が改善されています。分配器の前に設置して30dBほど増幅させているため、3台へ分けても大丈夫なのです。電波の強い強電界地域では、複数のテレビへ分配したあとアンテナ端子の信号が弱くなることもあります。1つの電波を分けているため仕方ありませんが、テレビ映りが気になるようなら卓上ブースターを取り入れてください。
「天候によって映像が途切れる」という場合は、卓上ブースターを試してみても良いかもしれません。卓上ブースターであればテレビの裏側に収まり、見た目も気にならないでしょう。ただ、BS/CSアンテナを設置して複数のテレビを使用しているときは、卓上ブースターで対応できないこともあります。

ブースターはDIYでも交換はできる?

ブースターの特徴や性質を知ろう

分電盤(ブースター付き)
分電盤(ブースター付き)

「テレビが映らない」という理由から、アンテナ故障やテレビの寿命を思い浮かべるお客様もいらっしゃいます。ただ、ブースターが故障している可能性については、ランプ表示を確認しなければ気づけないかもしれません。ブースターはホームセンターや通販サイトで販売されています。そのため誰でも手に入れることが可能で、交換作業も難しくありません。では、何を目安に交換すれば良いと思いますか?ブースターの耐用年数は特に定められていません。「電化製品には耐用年数があるでしょ?」と驚かれるかもしれませんが、ブースターには明確な耐用年数が存在していないのです。
そもそも耐用年数とは、固定資産の税務上で減価償却の計算基礎になる年数です。つまり多くのお客様が想像しておられる故障までの期間ではありません。全国家庭電気製品公正取引協議会によってテレビの補修用性能部品の保有期間(機能が保持できる期間)は決められていますが、ブースターにおいてはそれもありません。

補修用性能部品の保有期間は保証期間の基盤にもなっており、無料で修理を行うとき期間に利用されている場合もあります。ブースターは耐用年数が決められていないことから、使用状況や設置方法によって故障する環境にあるかどうか大きく左右されます。ブースターを取付ける際に放熱板の角度が悪ければ、劣化を加速させてしまいます(放熱板=内部の熱を逃がす部品)。ブースターが横倒しの状態で放熱板が天井を向いている場合は、内部の熱が放熱されずこもってしまうでしょう。
そうなればブースターの温度が上昇し、誤作動を起こすことも考えられます。また、設置場所が狭ければ放熱されにくいので、場所によっては劣化を早める結果になります。ブースター内部にはトランジスターや電解コンデンサが含まれており、温度が上昇することで機能を低下させることに繋がります(トランジスター=弱い電気信号を増幅させる機器)。

環境に問題がなければ、故障することなく15年以上使うこともできると言われています。ブースターは「動作温度が10℃以上になると劣化が2倍になる」と報告されているため、簡単に交換できるモノだとしても設置場所を考えなければなりません。普通に使っているだけでも機械は熱を持ちます。増幅させる調整幅も受信状態に関係してくるので、電気の知識や技術を持った業者に相談してください。取り換えるだけで済む話しですが、ブースターを最大限活用するためには業者の力を借りましょう。

テレビの修理と買い換えについて

修理よりも買い換えたほうが良い理由

テレビ
テレビ

テレビ映りが悪い場合は、点検や修理をお願いケースがほとんどでしょう。それによって不具合のある部品を特定できるため、交換するだけで解決することも多いです。ただ、アンテナやブースターの交換で済めば費用負担も多くありませんが、テレビ本体を買い換えなければならないなら話しは別です。もちろん修理して直れば問題ありませんが、直るまでの間はテレビを視聴できません。最近はパソコン・スマホ・タブレットからテレビを視聴できますが、自宅のテレビほど画面が大きくないため、長期間視聴し続けると目も疲れてきます。
修理を申し込む際は持ち込みや出張を選ぶこともできますが、部品の取り寄せになることもあり、すぐには対応できないケースもあるでしょう。画面が割れてしまう。液晶が飛んでしまう。こういった故障では修理よりも買い換えたほうが早いため、新しいテレビを検討したほうが良いかもしれません。

裏側を点検するイメージ
裏側を点検するイメージ

メーカーや機種によっても違いますが、一般的なテレビの修理費用をご紹介します。液晶パネルの交換:40,000~50,000円。電源や配線の修理:20,000~30,000円。これは大きさによっても変わるため、サイズの小さなものであれば修理を選択する方法もアリです。50型テレビを修理するには60,000円以上必要になることもあります。修理と買い換えのどちらかが良いかはテレビによるので、業者に相談してから費用を比較してください。
テレビの破損・落下・水濡れなど症状によっても修理内容は異なり、場合によっては1週間以上かかることもあります。新しいテレビを買う費用を準備できない。修理を申しこむのも費用はかかる。お客様によっては、DIYで修理を考えることがあるかもしれません。ネットを調べれば多くの情報を目にすることもできますが、テレビを修理したい場合は業者や量販店にお願いしましょう。

アナログ放送だった時代はブラウン管テレビでした。ブラウン管テレビの映りが悪くなった場合は、頭頂部や側面を手で叩いて画面を元に戻した記憶があるかもしれません。叩きすぎて完全に映らなくなることもありますが、映ればそのまま修理しないこともあったでしょう。液晶テレビはブラウン管テレビのように故障の前触れがなく、いきなり映像が映らなくなります。多くはエラーコードも表示されますが、すべての不具合で表示されるわけではないため、説明書を読んでも判断できなければ業者へ相談してください。

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