室外機から異音がする?鎌倉市でエアコンから変な音がするときにはどうするべき?

エアコンの異音にも様々なパターンがある

室外機から異音がするエアコンの修理

神奈川県鎌倉市のK様

室外機からガタガタと異音がする

神奈川県鎌倉市にお住まいのK様から、リビングで使用している壁掛けエアコンとつながっているエアコンの室外機から変な音がしているため、故障しているのではないか点検をして欲しいと言うご連絡をいただきました。室外機は通常運転であっても音を発生させるものであるため、まずは具体的にどのような音が発生しているのかについてお伺いしました。
お客様によると室外機で発生している音はガタガタというような音で、筐体自体が揺れ動いているような大きな音であるということです。室内にいても音が聞こえることがあり、周囲の住宅にも迷惑な音となっていると感じられるために故障しているのではないかと懸念があるということでした。
確かにエアコンの室外機は稼働音がするものではありますが、このように大きな異音がするという場合には故障が発生している可能性が十分に考えられます。

異音の原因を探るために現地調査

また、ガタガタという音がしているというのであれば、室外機自体に問題があり、何処かが上手く動かなくなってしまっている可能性を考えられました。
これ以上についてはお電話では原因を特定することが難しいため、まずは現地にお伺いして何処に問題が発生しているのかを特定したいことをお伝えしました。予定調整についてお願いをしたところ、比較的予定は自由に取る事ができるということてしたので、場合によってはそのまま修理作業を行なうことができるように余裕を持った時間をとることができる日程での調整をして頂きました。
このご連絡を頂いたのは1月の初頭のことで、暖房をエアコンに頼っているために出来るだけ早く修理をしてくれないと寒くて困るということでしたので、できるだけ近い日程での調整となりました。
こうして合わせていただいた日程に現地にお伺いし、まずは室外機の異音の原因特定するための作業を行いました。

ガタガタと言う異音の原因はどこ?

現地にお伺いして、まずは室内機側にも問題が発生してていることがないかどうかを確認する作業を行いました。室外機に異常があるなら室内機側にも稼働上の問題が発生している可能性があるためです。特に異音の原因となりやすいファンの故障等がある場合についてはこの傾向が顕著だといえます。
そのため室内機側で各種運転に問題がないかを確認しましたが、こちらについては特別異常が発生している様子はありませんでした。風量が少し弱いように感じられましたが、冷暖房ともに冷えない、温まらないと言う症状はありません。また、エラーコードを表示させてみましたが、こちらについても特別なエラーが表示されることはありませんでした。
そのため、運転状態にしたまま室外機側に回り、どのような異音が発生しているのかを確認しました。室外機側で確認を行ったところ、稼働直後については特別大きな音が発生していないものの、運転が安定化するに連れて音が発生するようになりました。

異音の原因は異物が入ってしまったこと?

室外機の異常箇所を細かく捜している様子
室外機の異常箇所を細かく捜している様子

そして数分後にはガタガタという大きな異音を伴うようになっていました。音の性質からして考えられたのは、室外機のファン部分に何か異物が入り込んでしまっていると言う可能性です。これが原因となっているのであれば、カバーを開けて異物を取り除けば解決できる可能性があります。そのため、室内機側の運転を停めて頂き、カバーを外して内部の点検を行いました。
そうして中の確認を行ってみた所、ファンスペースの奥の方に大きめの石が入り込んでしまっているのを確認できました。そのため、これを取り除き、再びカバーを留め直しました。これで異音が止まると考えて再び運転をさせてみた所、先程のような大きな異音は発生しないようになっていましたが、相変わらず筐体に揺れは発生している様子があり、多少の異音が残っていることが確認できました。このような症状から考えられるのは、ファンが異物によって破損してしまっているということです。

破損したファンを交換して対応を

修復が完了した後の室外機の様子
修復が完了した後の室外機の様子

このことをお客様にお伝えし、異音を聞いていただいた上で修理を行なうかどうかをお伺いすると、こちらについても修理を行って欲しいということでした。そのため、ファンの交換での対応となることをお伝えし、交換用のファンを発注して届き次第改めて交換作業にお伺いすることをお伝えしました。
そうして新しいファンのご発注を行い、数日後に交換用のファンが届きましたのでお客様にご連絡を行って、再び交換の為の予定を調整して頂きました。
こうしてお決めした日程に現地にお伺いし、カバーを外してファンを取り外し、新しいものに交換を行いました。交換作業自体は道具が揃っているならば難しいということはなく、スムーズに完了させることができました。

エアコンからの異音はDIYで修理可能?

何処から異音が発生しているのか

異音がでうる箇所はいくつかある

エアコンは稼働する上で様々な音を発生させる家電製品です。ただし、この音が一般的な範囲内であればともかく、大きな異音を発生させるようになってしまっているのでは、使用上の不都合があります。それでは、このような異音が発生する症状が発生している場合、DIYで修理を行なうことができるのでしょうか。
エアコンの異音への対応はDIYで修理が可能な場合もあれば、対応が難しい場合もあります。これらを判断する上で重要となるのは、何処から異音が発生しているのか、できるだけ細かく特定することです。それでは、室外機、室内機それぞれについて、異音の発生源について紹介します。

室外機で発生する異音の原因は?

それではまず、室外機側で異音が発生しているケースに付いて紹介します。室外機は室内機に比べて大掛かりに動く装置が多く使用されているため、必然的に異音の発生率も高めです。特二異音を発する事が多いのはファンで、この部分に破損が発生しているなどすると大きな音が発生することがあります。
ファンの風切り音が大きいような場合にはブレードが割れているなどの原因を考えることができるため、運転を止めた上でカパーを開け、細かく問題がないかどうかを確認してみるのが良いでしょう。結果としてここが問題となっているのであれば、交換による対応となります。
ファンの交換は交換先となるパーツを入手できればそれほど難しいことはありません。

室内機側で発生する異音の原因は?

室内機側で発生することもある異音
室内機側で発生することもある異音

それでは、室内機側ではどのような異音が発生する可能性があるのでしょうか。こちらについては送風システム部などに異音が発生する可能性があります。また、もう1つ発生することが多いのが、異常な吸気音です。
エアコンは送風を行なうために室内の空気をフィルターを通して吸気しています。この際にフィルターに汚れが詰まっているようなことがあると、異常な吸気音が発生することがあります。このような場合にはフィルター清掃で状態を回復できる可能性があります。

ダイキンエアコンがA5のエラーを出した場合の故障

ダイキンのエアコンの故障を知る方法

ダイキンのエラーA5の故障は「熱交換」

エアコンが正しく動いていないと言う場合に付いては、その症状から故障を知ることもありますが、場合によっては正常に動いていると考えられるにもかかわらず、エラーが表示されて運転が止まってしまうという場合があります。このようなエラーが表示されている場合には、このエラーを元にして何が問題であるのかを特定することができます。
それでは、例えばエアコンメーカーとして有名なダイキン製のエアコンで、エラーコードA5が表示された場合、これは何が原因と考えられるのでしょうか。
ダイキンエアコンのエラーコードA5が示しているのは「熱交換器の温度異常」です。熱交換器というのはその名前の通り、冷暖房を使用する際にエアコン内部で熱を入れ替えるための金属製のパーツとなります。この場所に規定されているよりも高い温度が計測された場合に通知されるエラーとなります。

熱交換器が故障することもある室内機
熱交換器が故障することもある室内機

それでは、熱交換器が異常に高熱になっているという故障が発生している場合、この原因はどこにあると考えられるのでしょうか。まず考えられるのは、熱交換器自体が故障してしまっているというパターンです。ただし、これについてはそれほど確率は高くありません。
より高い確率で考えられるのは、熱交換器の清掃不良です。熱交換器は冷暖房によって温度差が激しく発生する場所であるため、よく霜が付きます。この付いた霜が水垢のようになって表面に残ってしまっている場合があり、これが保温効果を発生させてしまうことによって高熱を測定することがあります。
また、つまりが発生してしまっていることによって、排出されるはずの熱が室内機側に溜まってしまい、これが原因となって全体が高熱になってしまっていることでエラーを発生させてしまっているというケースもあります。いずれについても、エアコンのメンテナンスで修復できる範囲内であることが多い、比較的軽いエラーと言えるでしょう。

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