

パナソニック インターホン (VL-ME30)交換 JB-2MD



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「インターホンのモニター画面が映らなくなった」「チャイムの音が鳴らなくなった」などの不具合は突然起きることがあります。来客の予定や宅配便到着の予定がある時にそのようなトラブルが生じると、大変困ってしまいますよね。
インターホンの一般的な寿命は10~15年程度といわれています。設置から年数が経つと、故障するリスクが高くなり、修理や交換が必要になります。
そろそろ交換の時期かな…と思ったら、専門業者に点検や交換の依頼をすることをおすすめします。
この記事では、画面が映らなくなったインターホンの交換工事の方法と手順を、 アイホン「JB-2MD」からパナソニック「VL-ME30」に交換した事例で解説していきます。
インターホンの画面が映らず変な音がする

DENKI110のホームページをご覧になったお客様から、「自宅のインターホンの画面が映らず、ボタンを押した時に変な音がする」というご相談を頂戴しました。
お客様がご使用になっているインターホンは、アイホンの「JB-2MD」です。通常、こちらの機種は子機の呼出音が「ピンポーン」「ピポパン」というような音なのですが、「プー」というような音が鳴るそうです。
取り付けから15年程度経過しているとのことで、経年劣化が考えられました。お客様は、修理費がかかるようであれば交換も検討しているとのことです。
お電話をいただいてからすぐに、スタッフがお客様のご自宅にお伺いしました。
経年劣化によるインターホンの故障が原因
現場で不具合のあるインターホンを調査したところ、経年劣化による故障が原因と判明しました。
親機の玄関モニターボタンを押しても液晶モニターに人が映らないことから、親機のモニターおよび子機のカメラが故障したことが考えられます。また、配線の劣化も見られました。
インターホンから異音がするのは、おそらく基盤の故障が原因でしょう。経年劣化で基盤に不具合が起こると、ボタンを押した時に異音がしたり雑音が入ったりするようになります。
アイホンの「JB-2MD」はすでに生産終了しており、部品の入手も難しいため、修理ではなく交換にて対応させていただくことになりました。
インターホン「JB-2MD」を「VL-ME30」に交換取り付け
ここでは、既存のインターホン「JB-2MD」をPanasonicの「VL-ME30」に交換取り付けした工事事例を元に、インターホンを交換する方法や手順をご説明します。
インターホンの交換取り付け方法と手順
1.既存のインターホン(親機)を取り外す

まず、感電防止のため、ブレーカーを落とし、ゴム手袋を着用します。
次に、既存の親機本体を上にスライドさせて壁から取り外します。そして、マイナスドライバーを使って電源コードを引き抜き、2本の配線(チャイムコード)をプラスドライバーで取り外します。念のため、配線にテープを巻いておきます。
壁に取り付けられた固定金具をネジを外して取り外します。
2.既存のインターホン(子機)を取り外す

既存のインターホン(玄関子機)を固定しているネジをドライバーで外し、内側にある2本の配線を取り外します。そして、壁に取り付けられている枠も、ネジを外して取り外します。
3.新しいインターホン(親機)を取り付ける

Panasonicの「VL-ME30」の親機を用意します。
親機から取付金具を取り外し、上下を確認してから「UP」と書かれた方を上にし、壁にネジで固定していきます。この時、水平器を使って水平になるよう取り付けることが大切です。
配線のテープを剥がし、親機に2本の銅線を差して、カバーを取り付けます。2本の配線(チャイムコード)を差し込み、親機を壁の取付金具に設置します。
4.新しいインターホン(子機)を取り付ける


Panasonicの「VL-ME30」の子機を用意します。本体から取付枠を外し、壁にしっかりとビス止めします。
端子台に2本の配線(チャイムコード)を差し込み、ネジでしっかりと固定します。子機本体を取り付け枠に設置します。
5.初期設定や動作チェックを行う
ブレーカーを入れて日付や音量などの初期設定を行います。映像や通話など基本的な機能に問題がないことを確認したら作業完了です。
Panasonic「VL-ME30」の特徴や機能
今回の事例で新しく取り付けたテレビドアホン・パナソニックの「VL-ME30」の特徴や機能をご紹介します。
- 留守中に自動録画で、来訪者を後から確認できる「録画機能」搭載
- 室内から玄関の様子が確認できる「モニター機能」付き
- モニターを「増設」すれば2階からでも来客対応が可能
- 玄関子機に「LEDライト」を搭載し、夜間でもカラーで来訪者の確認ができる
- モニター画面の点灯と通知音でお知らせがくる「住宅用火災警報器」連動
- 親機から離れた場所から呼出音が鳴らせる「呼出音増設用スピーカー」対応
インターホンの画面が映らなくなる原因とは?

インターホンのモニター画面が映らなくなる主な原因をご紹介します。
経年劣化によるモニターの故障
インターホンはエアコンなどの家電製品と同じく、経年劣化で故障するリスクが高まります。使用環境にもよりますが、10~15年程度が交換の目安です。
設置から長期間経過している場合、経年劣化でモニターが故障し、映らなくなった可能性があります。
玄関子機の故障
玄関子機は常に雨風に晒されているため、親機以上に故障しやすいといえるでしょう。
インターホンはある程度の耐水性はありますが、精密機器のため完全防水ではありません。本体と壁との隙間から水が入り込むと、故障の原因になります。
そのため、施工の際に本体と壁のコーキングを行うことが望ましいです。
また、砂や埃などが入り込むこともインターホンの故障に繋がります。
電源や配線に不具合が生じる
モニター画面が映らない時、まずは電源が入っているか確認しましょう。電源が入っていても映らない場合、電源や配線に不具合が生じている可能性も考えられます。
電源の接触部分の劣化や配線の断線、絶縁不良などがある場合、モニターが映らない症状とともに異音が鳴ることがあります。
参考記事『インターホンの液晶画面(モニター)が映らない!? 原因や解決法まで紹介します』
インターホンの交換や新規取り付けはプロの業者に依頼しましょう

今回は、画面が映らなくなったインターホンを交換する方法や手順を、 アイホン「JB-2MD」からパナソニック「VL-ME30」に交換した事例でご紹介しました。
今回の事例のように、インターホンの配線を親機本体に差し込むタイプの「電源直結式」インターホンを取り付ける場合、第二種電気工事士の資格が必要です。
資格のない人が工事を行うと、違法になってしまうため絶対に避けてください。
ただし、壁から電源を取っていない「電源プラグ式インターホン」や「乾電池式インターホン」は自分で交換することが可能です。
インターホンの種類の確認は簡単です。親機を上にスライドさせて取り外し、本体の裏側がどうなっているか見るだけです。
電源用の太い配線とチャイムコードと呼ばれる細い配線が繋がっていたら、電源直結式です。
電源直結式のインターホンの配線工事はプロの業者に任せましょう。
DENKI10では、故障したインターホンの交換や新規取り付けに対応しています。インターホン画面のトラブルを解決した実績が豊富ですので、お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。
【業者に依頼する場合】
電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。
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