【愛媛県松山市の電気屋】エアコン修理ならお任せを!ガスチャージや室外機トラブル等に対応!
効かないエアコンの原因調査と修理
エアコンが効かない原因はどこ?
愛媛県松山市のM様
エアコンが冷えないというご連絡
愛媛県松山市にお住まいのM様より、自宅で使用しているエアコンが壊れてしまったため、修理をして欲しいというご連絡をいただきました。エアコンの故障と言ってもそのパターンはいろいろと考えられ、それによってどのような対応を取るのかにも違いがあるため、まずはエアコンの故障がどのような症状であるのかについてお伺いしました。
具体的にエアコンの故障状況についてお伺いすると、電源は入るものの、冷房が効かない状態になってしまっているということでした。風は出ているのかについてお伺いすると、冷房運転の状態でも送風運転とかわらないように、冷たくない風については出る状態であるということでした。
このように、風はでているものの冷えないという症状の場合、基盤などに問題がある可能性よりは、別の場所に問題が発生している可能性が高いと言えます。これは、逆に言えば比較的簡易な修理で対応できる可能性が高いということでもあるため、ある意味では対処しやすいと考えられました。
まずはより具体的な日程の調整を行なうこととしました。この故障のご連絡を頂いたのは8月の半ばのことで、まだまだ暑さの残る時期であり、冷房が使用できなくなってしまうことによる問題が非常に大きい時期でした。そのため、エアコンの問題については可及的速やかに解決することが望ましいと考えられたため、比較的近い日程で調整を行なうことができる日取りがないかをお伺いする形で調整を行っていくこととなりました。
お客様のお仕事の都合などにより平日は日中のお立ち会いが難しいということで、土日になるか、あるいは平日夜になるか、ということでした。早めの対応を考えるのであれば平日夜の方が良いと思われたためお客様に提案をすると、その形で対応をして欲しいというようにご要望をいただきましたので、平日夜での日程調整を行なう運びとなりました。
幸いにしてそれほど遠くはない日程で調整を完了させることができましたので、その夜に現地にお伺いし、まずは問題点がどこにあるのかを点検させて頂くこととしました。
現地で問題が発生しているというエアコンを確認させていただいた所、確かにお客様のお伝えの通り風は出るものの冷えない状態となっていました。逆に暖房運転についても確認をしてみましたが、こちらについても送風運転と同様で風が温まらない状態となっていることを確認することができました。こちらも併せて確認を行ったのは、問題点が熱交換器にあるのか、冷媒ガスにあるのかを確認するためです。
このような場合、問題が発生していると考えられるのは冷媒ガスでした。冷媒ガスというのは、エアコンの室内機と室外機の間を通るパイプに封入されているガスで、簡単に言うと温度を運ぶための運搬役です。これが適切に使用できていることによって、夏場には熱を外に逃し、冷たい風が供給できるようになります。
より正確に問題を確認するために、ガス圧の測定を行った所、やはり既定値よりも大幅に少ない数字が計測されました。これによって問題点は確認することができたため、具体的な修理を始めました。
冷媒ガスのガス圧不足が問題となっている場合、まず確認しなければならないのは何処からガス漏れが発生しているのか、ということです。ガスをチャージすれば一時的には冷える状態に戻すことができますが、漏れている箇所に対応しなければ対症療法に過ぎず、根本的な対応とはならないためです。
このような場合、ガスが漏れている可能性がある場所は大きく二つあります。1つはフレア加工という、密閉加工が十分に行われていないケースで、もう1つは老朽化によってパイプが穿孔しているケースです。使用されているエアコンなどから考えるに今回は老朽化である可能性は低いと考えられたため、フレア加工部を確認したところ、やはり不十分でした。
そのため、まずはこのフレア加工部に対して再度密閉加工を行い、密閉を確保する作業を行いました。その上で今度は不足してしまっている冷媒ガスをチャージする作業を行いました。
冷媒ガスは使用されているエアコンの種類によって使用されているものに違いがあり、違う種類のものを封入してしまうとコンプレッサーの故障を引き起こす可能性があるため、しっかりと適合しているものを用意して注入を行なう必要があります。
今回のエアコンについては、比較的新しい種類ということもあり、冷媒ガスについても新冷媒と呼ばれるような種類のものが使用されていました。こちらの冷媒ガスは混合などを行う必要がない単独タイプのものであるため、チャージ作業は比較的スムーズに行う事ができるという特徴があります。予想通りガスチャージの作業については、短時間で完了させることができました。
エアコンが冷えないときはDIY修理できる?
冷えない原因を特定できるか?
冷えない原因にも様々ある
エアコンが冷えない、という症状は、故障のパターンとしてはかなりポピュラーなもので、発生することが多い故障の1つです。それでは、このポピュラーな故障は、DIYで修理を行なうことができるものなのでしょうか。これについては、原因によって比較的容易に対応ができる場合と、そうでない場合とがある、というのが結論となります。
まずは比較的対処が行いやすいケースに付いて説明し、その上で対処が難しいケースについてもご紹介します。いずれであるのかを判断することがポイントとなります。
修理が行いやすいケースは?
エアコンが冷えないという症状について、修理が行いやすいケースとなるのが、清掃不良です。エアコンにはフィルターというものが必ず設置されており、空気はこのフィルターを通して綺麗な状態にして排出されるようになっています。このフィルターは埃を受け止めるという役割を持っているものであるため、エアコンの中でも特に汚れやすく、定期的に掃除をしてやらなければならない場所の1つです。
そのため、このエアコンのフィルターをあまり定期的に掃除していないという場合、空気が冷えないという症状が発生しやすくなってしまいます。埃の層を通過する必要があり、その過程で空気が温まってしまうことがあるためです。
このような清掃不良が原因なら、適切な清掃をするだけで状態を回復することが可能です。
修理が難しいケースは?
それでは、逆に修理が難しいケースとなるのはどのようなものでしょうか。こちらについては、内部に問題が発生しているケースということができます。
今回のご依頼のように、冷媒ガスが不足しているために冷えない状態になっている、というのもその例の1つです。これを解決するためには、まずは正確にガス圧を図ることができる必要があり、原因であることを特定できなければなりません。その上で、ガスチャージには当該の冷媒ガスだけではなく、それをチャージするためのチャージホースのような道具も必要となり、どうしても手間が掛かります。道具の用意などを考えると、DIYで行なうことによるコスト上のメリットはあまりなく、推奨できないDIY修理となるでしょう。
エアコンに発生する故障はどんなもの?
故障の種類は様々!ケース別の原因は
エアコンの水漏れ原因は何?
エアコンに発生するトラブルには数多くの種類がありますが、中でも多く見られるものの1つであるのが、水漏れです。頻発するエアコンの水漏れ原因は、どのような部分にあるのでしょうか。そして、後の水漏れという症状は、どの程度速やかに解決する必要がある問題なのでしょうか。
まずエアコンの水漏れが発生する原因として多く見られるのが、清掃不良です。エアコンで発生する水というのは、熱交換器やコンプレッサーで発生し、ドレンパンに受けられて、ドレンホースに流れ出す仕組みとなっています。この内、ドレンパン、ドレンホースの汚れが水の流れを阻害している場合、適切な場所から流れ出さない状態になってしまうことがあります。
また、これらとは別に可能性が考えられるのが、エアコンの不正な傾きです。エアコンは水平に設置されている状態でなければ、水の流れが正しくならず、場合によっては逆流して本体側から水が流れ出してしまうことになります。
これらは、それ自体は重大な故障ではありませんが、水により別の部位に故障を波及させる可能性があります。
また、他の故障の内容として、異音がする、というものがあります。エアコンに発生する異音については、何処で発生しているのかが重要なポイントとなります。まず大きくは室内機で発生しているのか室外機で発生しているのかの違いがあり、より細かく発生箇所を見極める必要があります。
室内機で発生している場合については、内部のファンで発生している可能性がまずは高いです。さらにコンプレッサーで発生している可能性や、風向きを変えるためのフィンの可動部が軋んで音を立てているというケースもあります。いずれであるのかを確認しなければ対応ができません。
室外機側については、ファンで発生する異音が大多数です。これは異物が入ってしまっている、ファンが割れている、などの物理的損傷によって引き起こされているものである可能性が高いでしょう。
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
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