エアコンが冷えない症状はどこから?松戸市でエアコンが故障してしまったら

エアコンの風が冷えないのはなぜ?

冷房が故障してしまったエアコンの修理

千葉県松戸市のM様

エアコンから冷たい風が出ない故障

千葉県松戸市にお住まいのM様より、自宅のリビングで使用しているエアコンが故障してしまっているため、修理をして欲しいというご連絡をいただきました。具体的にどのような症状が発生しているのかについてお伺いすると、冷房運転を掛けているにもかかわらず風が冷たくならず、単純に送風をしているときと変わらないような運転しかしていないように感じるということでした。
このようにエアコンの風が冷たくならないという症状は故障のパターンとしては比較的よく発生するものの1つです。というよりは、故障が起こったときに気が付きやすいものであるため、このようにご相談を頂く事が多い故障のパターンといえるでしょう。
それでは、このようにエアコンの風が冷たくならないという症状が発生している場合、どのようなことが原因となっている可能性が高いのでしょうか。まず考えられるのが冷媒ガスが漏れてしまっているというパターンです。

冷媒ガスというのはエアコンの風を冷たくするために使用されている、熱を排出するための運搬を行なうガスのことで、通常は密閉されていますがガス漏れによって圧力が下がってしまうことがあります。
こちらのガス漏れが原因である場合については、比較的対処はしやすいトラブルだといえます。ガス漏れを起こしている場所を特定して養生し、新しい冷媒ガスを注入することによって状態を解消することができるためです。
ただし、冷えないと言っても必ずこれが問題となっているとは限りません。次に使用されているエアコンの種類についてお伺いすると、日立製のセパレート型エアコンであるRAX-221Xという型式のものということでした。これは2010年製造のものであり、使用期間が5年を超えているということもあり、より重篤な故障が発生している可能性も考えられました。
特にその場合に考えられるのはコンプレッサーの故障です。

コンプレッサーというのは、前述の冷媒ガスに対して圧力をかけることによって気化熱の作用を利用して熱の移動を行なうための部材となります。この圧力によって熱が液体へと変換されることによって排出され、風を冷たくすることができるようになっています。コンプレッサーは室外機側に設置されているもので、ここに故障が発生している場合には室内の空気の温度を変更することができなくなってしまうため、風が出ているものの冷たくならないという性質を持つことになります。
そのため、運転中に室外機側に異常が発生していないかどうか点検をして頂きました。結果として、室外機が回っていないように感じられるということでしたので、これは室外機のファンやコンプレッサーに問題が発生している可能性か高いと考えられました。
ただし、具体的な問題の特定のためには現地調査が必要であるため、調査のための日程を調整して頂きました。

温度測定の結果冷房が機能していない状態
温度測定の結果冷房が機能していない状態

お決めした日時に現地にお伺いし、まずは室内機側の点検を行いました。室内機側については特別故障しているような様子はなく、冷房運転時には確かに送風としての機能しか働いていないことを確認することができました。その後改めて運転状態のまま室外機の確認を行いましたがファンが回っていない状態となっていましたので、ファンのモーター部分に問題が発生している可能性が高いと考えられました。
そのため、内部を詳細に点検して状態を確認したところ、やはりモーター内部に損傷が発生しており、部材交換による修理が必要な状態となっていることが分かりました。このような問題である場合には部材を発注し、その部材をご用意した上で交換作業を行なう事が必要となるため、当日中に対処することはできません。そのため、その旨をお伝えして後日改めてご連絡をする形となりました。

修理後に測定した結果冷房が機能している状態
修理後に測定した結果冷房が機能している状態

それから部材の発注を行い、交換用のファンモーターのパーツが届いたため、お客様に日時を再調整して頂くようにお願い致しました。幸い近い日程で予定をあわせることができましたので、その日程で現地にお伺いし、室外機のパーツ交換による修理を行いました。
今回のトラブルのようにエアコンの風が冷たくならないという症状については、室内機側、室外機側両方に問題が発生している可能性が有るため、それぞれをしっかりと点検して問題の原因を特定する必要があります。コンプレッサー交換などに比べるとファンの交換はまだ行いやすい修理内容であったため、修理時間は比較的短い時間で収めることができました。

エアコンが冷えないトラブルはDIY修理可能?

原因によってはDIYも考えられるが

ガスチャージならDIYでも対応は可能

ガス圧が正常かどうか測定している様子
ガス圧が正常かどうか測定している様子

今回の事例のように、エアコンの風が冷えないというトラブルは発生しやすいものの1つですが、実際に発生した場合にはすぐに修理を依頼するのではなく、できることなら自分で対処したいと考える方も多いのではないでしょうか。それでは、エアコンの風が冷えないというトラブルについてはDIYで対処できるのかについて紹介します。
これについては、その原因によってはDIY対応も可能ではあるものの、全体としてみると難しい、というのがまず結論となります。具体的にDIYによる修理が可能だと考えられるのは、冷媒ガス漏れが冷えない原因である場合です。冷媒ガス漏れが原因となっている場合には、まずは何処から漏れているのかを特定する必要があります。フレア加工部か、古いエアコンならパイプ破損の可能性もあります。
その上でチャージホースと対応している冷媒ガスを用意できれば、DIYでのチャージは可能です。

コンプレッサー修理やファン修理は危険

冷媒ガスをチャージすることで状態を復旧
冷媒ガスをチャージすることで状態を復旧

それでは、今回の事例のように、冷えない原因が室外機側にある場合についてはどうでしょうか。この場合にはファンのモーター、またはコンプレッサーなどの故障が発生している可能性が高いと言えます。これらのパーツについてはメーカーに問い合わせて生産が中止されていないものであれば発注することは可能で、交換先となるパーツの入手自体は不可能ではありません。
ただし、この場合には室外機を分解して当該のパーツの取り外しを行い、適切に交換を行なうという技術を求められることになります。室外機も電気を使用している機器ということもあり感電の危険性があります。さらに、設置を適切に行うことができなかった場合に付いては、よりひどい状態で故障を引き起こしてしまう可能性もあるため、もし室外機側のパーツに問題があるのであれば、DIYでの修理は推奨できません。結果的に業者依頼の方が安価に対処できることが多くなるでしょう。

設置工事前に日立のエアコンを紹介

最新の日立のエアコンのポイント

最新ではない比較的古めのエアコン
最新ではない比較的古めのエアコン

エアコンの製造を行っているメーカーは数多く存在していますが、ここでは今回の事例でも取り扱われた日立のエアコンに関して、最新のタイプではどのようなことができる様になっているのかを紹介します。日立のエアコンを代表するシリーズとしては「白くまくん」があり、名前の通りホワイトのボディが特徴的です。また、汚れがつきにくいようにステンレスが採用されているのが特徴となっており、メンテナンスをより簡易にしているという点が評価されています。特に喫煙をされる方や、ダイニングキッチンの近くで使用する場合に適しています。
また、昨今では「くらしカメラAI」と呼ばれる機能が搭載されるようになっており、より効率的な冷暖房を可能としています。

日立のエアコンに搭載されているくらしカメラAIというのは、複数の種類のカメラをエアコンに搭載することによって室内の状態をリアルタイムに確認し、それに応じて適切な場所に対して冷暖房を行なうという仕組みです。具体的には人物を認識するためのカメラ、温度を認識するためのカメラ、湿度を認識するためのカメラなどが搭載されており、それぞれの場所に対してどのようにして冷暖房を行なうのが効率的であるのかを測ることができるようになっています。

また、さらにステンレスフラップ6と呼ばれる仕組みが導入されることによって、フラップ板がステンレス製の6枚で構成されるようになっています。これによってより繊細な気流を作り出す事が可能となっており、遮蔽物の向こう側に対して冷暖房を届かせることができるというような仕組みが取られています。上記のカメラの仕組みと組み合わせることによって効果的な部屋の暖め方ができるようになっているために、節電の効果も期待できるのが特徴的です。
また、昨今ではスマートフォン連携も可能となっていることで、室外にいながら室内のエアコンを操作できるようになっており、帰宅中にエアコンを稼働させて自宅に到着するときには快適な室温となっている、ということも可能になっています。

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