柏市ledシーリングライトの交換で不安定な点滅症状を解決

シーリングライトの点滅が止まらない?

回路不良よによるledの故障

千葉県柏市南柏にお住まいのI様

天井に付けられたシーリングライト
天井に付けられたシーリングライト

千葉県柏市南柏にお住まいのI様から、「シーリンライトがチカチカする」とご相談をいただきました。スイッチを入れると点滅するとのこと。リビングで使用しているライトだそうで、蛍光灯ではなくledを使われています。「蛍光灯からledにして4年しか経ってないのに…」とおっしゃられていました。led電球は半永久的に長持ちするイメージもありますが、蛍光灯と同じように劣化もすれば故障もします。電球内部にある電子回路の劣化で、通電されにくい状態から不安定になったりもするでしょう。led電球は内部のチップによって発光しますが、チップの劣化で点滅を繰り返すようなことはありません。チップに電気が流れたり流れなかったりすることで、チカチカ点滅するようになります。I様の場合は4年しか使っていないため電球自体の寿命ではなく、回路に不具合が起きている可能性もあります。熱では壊れない構造になっていますが、コンデンサーが原因で故障するケースもあるのです。

シーリングライトの裏側
シーリングライトの裏側

コンデンサーは電荷を蓄える部品ですが、「熱によって故障する」との報告も挙げられています。2016年あたりからよく耳に入ってくるようになり、基板が欠陥しているコンデンサーがあるとも言われています。そのため「ledなのに切れた」という情報がネットで交錯し、ledを購入しようと思っているお客様の中には混乱してしまう人もいらっしゃるかもしれません。確認したところ、I様宅のledもまさにこの事例に当てはまります。放熱性能が不十分だったため、回路が故障してしまったと推測されます。さらにI様がお買い求めになったledは中国製。すべての製品ではありませんが、中国で製造されたモノは回路系統に不具合が出やすいとされています。I様にご説明したところ納得されたようで、新しい日本製のledと交換させていただくことになりました。

I様が使われていたスイッチは通常タイプですが、調光機能の付いたスイッチにしている場合は、照明の光量を少なくすることでledが点滅するケースも見られます。これは器具側の調光機能とledの調光が混在するために起こります。調光機能が重複しているだけで、ledそのものが劣化しているわけではありません。また、整流器を経由しているときは、電気設備側へ不具合が起こっている可能性もあります。I様宅のリビングは10畳ほどあるため、定格光束4400lmのledを取付けました。シーリングライトは調色や明るさからさまざまな種類もありますが、今回は「温かみのある色で」とのご要望をお聞きしたので温白色の製品を提案しています。メーカーによっては電球色から昼光色まであり、視力や視覚的な好みも含めて幅広い選択肢があるでしょう。最近では設定時間になれば点灯させられるタイマーもあり、留守にしている家の防犯機能としても注目されています。

シーリングライトは直接天井に取付ける照明器具のことですが、吊り下げ型のペンダントライトを使われているご家庭もあります。ペンダントライトは簡単に電球を変えられますが、吊り下げられている照明カバーへ埃が積もることや空間をすっきり見せられることから、シーリングライトへ交換する人も増えてきました。I様もペンダントライトからシーリングライトへ変えて、蛍光灯をledにして快適な生活を送っておられたようですが、「まさかledが故障するとは思わなかった」とおっしゃられていました。メーカーのキャッチコピーや説明は間違いではありませんが、ledは蛍光灯より長持ちしても半永久的に使えるものではありません。消費電力が少なくて済むのは確かですが、部品不良や寿命があることも知っておいてください。照明器具の多くはledに変わりつつありますが、蛍光灯や白熱灯など状況に応じてうまく使い分けましょう。

新しい電球へ交換したことで照明は安定しました。ただ、多くのお客様が勘違いされていることから、led照明における不具合の問い合わせも多く、故障かどうかの判断が難しい場合は業者へご相談ください。シーリングライトやダウンライトなどを吹き抜け天井へ取り付けられている場合、例え電球の交換であっても危険を伴います。レールを使って上下できるなら問題ありませんが、そうでないなら点検や交換の際に転倒することもあります。配線の不備や誤って電球を破損させてしまうケースもあるので、手の届かない位置にある照明は業者へ任せましょう。器具の取付け工事や取り外し、修理にも対応しているので、浴室やキッチンの照明でお困りの際も声をかけてください。

シーリングライトが点滅する場合の対応

蛍光灯の点滅を修理しよう

故障している蛍光灯のイメージ
故障している蛍光灯のイメージ

ledを採用している場合は、I様の事例と同じような原因が推測されるため確認してみましょう。その上で電球の交換はお客様が行っても差し支えありません。ただ、高い場所での作業になるため業者へ頼む方法もお勧めです。蛍光灯が点滅を繰り返している場合は、電球の寿命も考えられます。この場合もledと同様に交換していただいて構いませんが、寿命でないにも関わらず点滅しているなら、なるべく早めに業者へ相談してください。寿命以外で蛍光灯が点滅する理由は、電球ではなく安定器に原因があります。安定器は電源と器具との間に抵抗を入れて、電気を安定させる役割を持っています。そのため安定器に不具合が現れた場合、照明器具は点灯を維持することが難しくなります。安定器がなければ、電気の流れは増えていく一方です。それを防ぐために安定器を挟んでいるわけですが、安定器が故障していれば電球も不安定な点滅を繰り返してしまいます。

安定器の交換

業者による修理のイメージ
業者による修理のイメージ

安定器の交換はお客様でも可能です。安定器は特定電気用品に定められていますが、電気工事には該当しません。そのためご自分で作業される人も多く、安定器自体もホームセンターなどで販売されています。安定器はハーネスの結線作業を済ませ、器具側の配線を切ってハーネスと結線してください。コネクターは接続しません。回路を確認し、接触不良などが起こらないようにチェックしておきましょう。安定器を磁石で取付け、ハーネスのコネクターを 器具と電源側に入れます。これで照明は点灯するはずですが、点灯しない場合はハーネスの差し込みやソケット部分の状態を調べてください。破損していたり腐食してときは、安定器としての機能を果たせません。安定器自体の不良と考えられるので、別のモノを使うようにしましょう。電球の種類やメーカーによって手順は異なることもあるため、必ず取り扱い説明書の指示に従ってください。

照明の使用頻度によっても違いますが、一般的に安定器の寿命は8~10年と言われています。安定器の交換はお客様でもできますが、メーカーはきちんと確認しておきましょう。安定器のみを交換した場合、メーカー保証の対象外となってしまうこともあります。照明器具と安定器が別々になってしまうことで、故障の際に対応してもらえない可能性も出てくるわけです。そのため安定器を交換して照明が点くようになったとしても、交換したことで改造されたと見なされ、照明器具の点検を受けられないかもしれません。ただ、それはあくまでもメーカー対応の場合なので、業者なら相談を受け付けてもらえます。

シーリングライトに入ってくる虫への解決方法

ledに交換することで対策できる?

シーリングライトへ虫が入る理由

シーリンライト点灯時
シーリンライト点灯時

シーリングライトのカバーを取り外したとき、小さな虫が入っている光景を見たことはありますか?気持ちの良いものではないため避けたい話題かもしれませんが、シーリングライトと天井の隙間から侵入してくるため、蛍光灯を使用している場合は完全に防ぐことができません。天井に直結しているためピッタリしているように見えますが、シーリングライトと天井の間には1~2cm程度の隙間があります。虫は蛍光灯の光に寄ってきます。蛍光灯から放出されているわずかな紫外線に引き寄せられるようで、夜になるとそれを目当てに集まってくるのです。網戸を閉めていれば多少防ぐことはできますが、人が出入りを繰り返す頭上の空間から家の中へ侵入してきます。どんなに素早く動作しても100%密閉することはできません。そのため人が気づいていない間に侵入し、シーリングライトの隙間から中へ入ってしまいます。また、光に向かって飛ぶ走行性のある虫は、光に対して一程の角度で入ってきます。

シーリングライトに入ってきた虫は、照明から放たれている熱によって死亡します。見上げたときカバーに黒い点々が見えるのは虫の亡骸です。冬はあまり虫が現れません。ただ、夏になると蛍光灯から微量に感じられる紫外線へ吸い寄せられ、窓や網戸の開け閉めによってシーリングライトへ侵入してきます。では、なぜledへ交換することが良いのでしょう。ledにはほとんど紫外線が含まれていません。紫色ledを使っているタイプは含まれていますが、多くの製品に紫外線が含まれていないことから「虫が寄ってこない」と言われています。特に白色と青色ledを使用している電球では、紫外線量が「蛍光灯の200分の1」と報告されています。つまり蛍光灯をledへ交換するだけで、シーリングライトへ侵入していた虫が寄り付かなくなるのです。工事用照明にledが使われているのは経費や使用期間の基準もありますが、虫除けの意味で採用されている場合も多いです。

野球やサッカーのグランドでは、ナイター設備として照明を使います。遅くまで練習をする場合の照明は欠かせません。蛍光灯を使っていると虫が寄ってくるため、ledを採用している学校や施設も増えています。その反対に公園の照明に虫が寄っているのは、予算の関係で蛍光灯を使わざるを得ないからでしょう。ledは虫除け効果もありますが、蛍光灯より価格の高い種類も多く、工事不要で交換できるようになっていてもすべての場所に普及することは難しいのです。

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