【エコキュート】シャワーからお湯が出ない時の原因やお風呂、蛇口にできる対処法

給湯器

「エコキュートからお湯が出ない」とお困りではありませんか?
原因としては、温度調整基盤の劣化、貯湯タンクの凍結、温度検知器の故障、断水や止水栓の問題が考えられます。
弊社はエコキュートの修理・交換が得意です。
エコキュートのお湯が出ないトラブルが発生した際は、創業10年の実績のある弊社にお任せください。
作業時間・料金・その他不明な事があれば些細な事でもお気軽にお問い合わせください。

エコキュートは各家庭で便利に活用できるアイテムとして人気となっていますが、やはり機器の故障やお湯が出ないなどというトラブルが起こってしまう場合も考えられます。その時には、何よりもどのような状態か把握することが一番重要です。

この記事では、エコキュートのお湯が出ない時の原因や対処法を徹底解説します。エコキュートの人気ポイントやトラブル事例、リースについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

はじめに

エコキュートに関しては他の給湯器にも多い「お湯が出ない」という状態になってしまうケースもありますが、原因を知ることにより対策や予防を行うことが出来ますし、同時にエコキュートの状態なども把握することができると思います。

エコキュートは電気機器なので様々なトラブルを引き起こすこともありますが、自分でチェックすることにより解決できる問題も多いです。大切なことは、自分で確認できることはしっかりと行うようにして、無理だと判断した場合には専門業者に相談し修理や交換などを検討することです。すぐに「故障で使えない!」と考えるのではなく、焦らずできることを行えば快適に活用できます。

【一覧】エコキュートのよくある故障

エコキュートのよくある故障

エコキュートを活用している中で、どのような故障やトラブルが多いのか知っておくことが大切です。問題がない場合には当たり前のように使うことができますが、問題が生じてしまうと不便を感じてしまいます。
そこで、以下にエコキュートでよく起こる症状で故障が疑われるケースとどう対処すれば良いかを症状別にまとめました。

症状 原因 対処方法
お湯が出ない 基盤の経年劣化や本体の故障本体のコンプレッサーの故障 温度調整基板の劣化
お湯が出続ける 水位センサーの故障 お湯が止まらない
途中で冷たくなる 本体の温度センサー不具合、故障 温度検知器の故障
途中で温かくなる
水すら出ない 貯湯タンクの凍結断水で止水栓が閉まっている 貯湯タンクの凍結
水道代が異常に高い気がする 配管や室外機から水が漏れている 配管、室外機の水漏れ
エコキュートの液晶画面がつかない、動かない 配線や分岐、専用回路の劣化、漏電やショートが起きているなど 【ブレーカーが原因】部屋の一部や全体が停電している場合は
こちらから別記事をご覧ください。
エコキュートの液晶画面映らない場合は
こちらをご確認ください。

【症状1】お湯が出ない

お湯を出そうとしても、冷たい水のままの状態でお湯が全く出ないという場合があります。これは、エコキュートの故障で多い症状といえます。水は出るけどお湯が出ないという場合には、温度調整を管理している基盤などが劣化してしまっていることが考えられますので、導入して数年以上使っている場合には業者に依頼して状態を確認してもらうようにしましょう。

【症状2】お湯が止まらない

エコキュートのメリットとして、お風呂をためる際に止め忘れなどを防止することができて、自動的に適切な位置で止めることができると言うものがあります。このメリットに惹かれて取り入れたという方も多いと思いますが、溢れて止まらない状態になってしまう事もあり、その原因としては水位センターの故障が考えられます。

さらに、入浴剤を使用している場合には、浴槽の循環口に湯垢が詰まってしまい適切な位置でお湯が自動的に止まらなくなってしまうので、自分でメンテナンスできていない場合には、業者に依頼して点検を行ってもらうようにしましょう。

【症状3】シャワーのお湯

エコキュートを使っていてシャワーのお湯が熱くなったり、寒くなったりする場合にはエコキュートの故障といえます。シャワー水栓のサーモスタット機能の故障が原因となっている場合が多く、キッチンで使っているお湯に関しては、温度は安定しているけどシャワーだけ温度変化が激しい場合には、シャワー部分のサーモスタット機能が故障している可能性が高いといえます。

【症状4】水やお湯が漏れる

エコキュート本体や配管からお湯や水が漏れる症状が出てしまう事があります。少しずつ漏れる場合には気がつくまでに時間がかかってしまい、電気代や水道代を見て気がつくという場合もあります。原因としては、内部のタンクのひび割れや配管の劣化が原因となっていることが多く、自分では解決できる問題ではありませんので、業者の方に依頼して修理や交換をお願いするようにしましょう。

【原因】お湯が出ないのはなぜか

エコキュートのリモコン
エコキュートのリモコン

エコキュートのお湯が出ない原因を知ることにより、焦って故障と決めつけることなく、自分でも対応ができることもあります。

いざという時のためにも、どのような原因があるのか知っておくようにしましょう。

【原因1】温度調整基板の劣化

冷たい水が出てお湯だけが出ないという場合には、温度調整を管理している基盤の劣化が原因として考えられます。エコキュートを導入して数年以上経過すると起こってしまう症状なので、そんな場合にはエコキュートをリセットすることで直せる場合がありますので、リセットを行ってみましょう。それでも解決することができない場合には、専門業者に依頼して原因を突き止め、修理や部品の交換を行うようにしましょう。

【原因2】貯湯タンクのお湯切れ

エコキュートのお湯が出ない原因として多いのが貯湯タンクのお湯が切れている場合です。貯湯タンクに沸かしたお湯をためておく仕組みのエコキュートは、一度に大量のお湯を使用してしまうとためておいた貯湯タンク内のお湯が切れてしまいます。

お湯が出なかったりぬるかったりする場合は、エコキュートのリモコンで貯湯タンク内のお湯の残量を確認しましょう。「残湯なし」とリモコンに表示があれば、貯湯タンクのお湯が切れていることが分かります。

エコキュートの貯湯タンクのお湯切れは、「沸き増し機能」で対処できます。急速にお湯を沸かす機能である「沸き増し機能」は、貯湯タンク内のお湯の残量を増やす機能です。※メーカーによって沸き増しの名称が異なるため、対応した名称のボタンを選びましょう。

メーカー名 沸き増し機能の名称
三菱電機 満タン
パナソニック 沸き増し
日立 沸き増し、タンク沸き増し
ダイキン 沸き増し
コロナ 沸き増し、タンク湯増し
東芝 沸増し、少量/全量

【原因3】貯湯タンクの凍結

貯湯タンクの給水配管や給湯配管が凍結してしまう事によりお湯が出ないという場合があります。特に、冬に使用している際に生じやすいトラブルですが、凍結している状態で沸き上げ運転をし、エラーコードが表示されて動作が停止してしまう場合もあります。

お湯側の蛇口を少し開いた状態で解凍するまで待っておくようにしましょう。よく、お湯などをかけて解凍する人がいますが、配管などに負担がかかって故障に繋がってしまうので注意が必要です。早く解決したいという場合には、熱いお湯をかけるのではなく、タオルや布などを配管に巻いてから20度程度の水をかけるのが一番おすすめです。

【原因4】温度検知器の故障

エコキュートには大気中の熱を取り込む室外機コンプレッサーというものがあります。この機器に取り付けられている温度検知器が故障してしまうと、貯湯タンクの集熱動作が停止してしまうことがあります。温度検知器に原因がある場合には、水は出るけどお湯が出ないという状態になってしまいますが、自分では解決できないので業者に依頼して不具合を解決に導く必要があります。

【原因5】断水や止水栓のチェック

断水や止水栓のチェック
断水や止水栓のチェック

今の時代は地域により断水が行わることが多くなっていますが、その場合にはお湯も水も出す事が出来ません。

さらに、止水栓が閉まっている場合も同じで、お湯も水も出す事が出来ないため、地域の断水状況を確認したり、止水栓をチェックしてみましょう。水やお湯が出ない場合、焦って故障と勘違いする事もありますが、断水が行われる日程などをしっかり把握しておくことにより、焦ることなく対応できると思います。

【原因6】配管や室外機から水が漏れている

配管や室外機から水が漏れている
配管や室外機から水が漏れている

給湯器から水が漏れているのを確認したら、早急にお使いのエコキュートのメーカーに相談して修理を依頼しましょう。

エコキュートのヒートポンプと貯水タンクをつなぐ配管や貯水タンクから水が漏れていると、「お湯を使っていて突然水になった」「水道代金が異常に高くなった」などの問題が起こります。給湯器の水漏れを放置すると症状が深刻化してしまい、最悪の場合は故障につながる可能性があります。

【原因7】エコキュートのモニター液晶画面がつかない

エコキュートのモニター液晶画面がつかない
エコキュートのモニター液晶画面がつかない

エコキュートの液晶画面がつかない問題が起きた場合は、給湯器の専用ブレーカーやタンクの漏電遮断器を確認しましょう。

この部分を確認し、何の問題もないのに本体側の電源がつかない場合はエコキュート本体の故障や配線の断線が考えられます。この場合はお使いのエコキュートのメーカーに相談して修理を依頼しましょう。

【まとめ】お湯が出ない時の対処方法

エコキュートのお湯が出ない時の対応に関しては、「焦って修理業者にすぐに連絡をする」という人も多いと思います。しかし、自分で対応する事で解決できる場合もありますので、まずは状態を調べてみましょう。業者に依頼する際にも、状態を把握しておく必要があります。

エコキュートのお湯が出ない時の対応としては、故障の原因を明確にすることが大切ですが、故障の種類やどのような状態かを見極めてメモするようにしましょう。また、故障の種類によりリセットで直ることもありますので、お湯の温度が低いなどという場合には、センサーや基盤の不具合を疑い、冷静になってエコキュートをリセットしてみましょう。

リセット方法は説明書に手順などが記載されていますので、書かれている通りに行ってみましょう。また、説明書などを探す必要があるという場合には、メーカーのサイトを確認すればリセットの方法を理解することができます。リセットを行っても状態が変わらない場合には、修理業者に依頼する必要があります。

大切なことは、エコキュートを購入したところに問い合わせてみることです。購入した際に良い印象ではなかったという場合には、他の業者を探す必要があるでしょう。しかし、ネットで様々な業者のホームページなどを確認すれば業者の実績や信頼度などを知ることができますし、大体の費用の相場などを知ることもできます。

日常の生活の中でお湯が出ないというのは、想像以上に不便に感じてしまいます。できるだけ早く対応してくれる業者に依頼して、解決に導いていく必要があるでしょう。業者に依頼してエコキュートの寿命と判断されたり、配管など錆びていて交換できないという場合には、買い替えを検討する必要があります。

買い替えをしたくても、お風呂に入ることができない、お湯が使えないのは困ると言う人も多いと思います。買い替えをした場合、設置まで数日かかってしまうと考える方も多いのですが、在庫が業者にある場合は4時間~半日程度で終わります。設置した後にお湯を使うまで5時間程度かかるため、1日だけお湯を使えない時間がありますが、その後は快適に使っていく事が出来ますので業者と相談して不便な状態を解決してもらうようにしましょう。

トラブル発生タイミング

エコキュートには様々なトラブルがあり、それぞれの対策について述べてきました。

ここでは、発生タイミングについて解説します。

メーカーにエコキュートの調査や交換を依頼する前に

ちょっと待ってください!メーカーにお問合せする前に、エコキュートを設置してから(あるいは何年以上使用しているか)を一度考えてみてください。年代と交換タイミングは以下に記述しておりますので、ご参照ください。もしも、エコキュートを長く使用している場合はそのメーカー修理代金(部品代+作業費)を損することになる可能性があります。

仮に、給湯器本体を5年以上使っていて、貯水タンクが故障して(数万~数十万円かけて)メーカーに直してもらったとします。その後プラスで数年使ったとしたら、当然給湯器の貯水タンク以外が寿命で故障してしまう可能性が浮上しますね。つまりは、いずれ本体をまるまる交換してしまうことになるということです。
であれば、本体の交換工事を初めからやっておけば作業費を節約する事ができます。
東京電力登録店である弊社では、数多くのエコキュートの交換実績があります。
エコキュートの不具合が疑われて給湯器の交換工事を希望の方は、一度以下より弊社にご相談ください。無料でエコキュートやエコフィールの交換に関してのご相談やお見積りを行いますので、どうぞお気軽にご相談ください。

購入から2年前後以内なら初期故障

エコキュートを購入し設置してから1週間程度でトラブルが起きれば、「初期不良かな?」と思いますよね。実は、それより少し先でも初期故障扱いになるんです。

具体的には、購入してから1年や2年しか経っていない段階での故障です。早い段階での故障になるため、施工業者の施工ミスや、エコキュート自体の初期不良が疑われます。メーカーの保証期間は基本的に購入から5年以内程度なので、保証の範囲で修理対応してもらえます。

この段階で不具合があった場合は、たとえだましだましでまだ使えそうでも、一旦修理を依頼した方が良いでしょう。

購入から8年以内なら偶発故障

購入してから3年以上、8年以内に起きた故障なら、偶発故障に分類されます。

上で述べた初期故障と異なり、施工ミスやエコキュート本体の初期不良とは考えづらいです。この偶発故障、メーカー保証期間内に起きた場合は、メーカーが無料で修理など行ってくれます。

しかし、「エコキュートからお湯が出ないから確認したら、保証期間が去年までだった…」なんて話も良く聞きます。保証期間を過ぎていた場合は、メーカーに連絡しても良いですが、修理業者などに頼んでもメーカーに頼んでも、どちらにしても修理料金が発生します。

メーカー修理だけでなく、電気工事業の業者も修理依頼候補に入れても良いでしょう。

購入から9年以上なら摩耗故障

購入してから9年以上経っている場合、初期故障でないのはもちろんのこと、偶発故障よりも摩耗故障と考えた方が自然です。

エコキュートは他の電化製品同様に、耐用年数はだいたい10年から15年です。そのため、9年以上使用したエコキュートは摩耗故障が起こっても不思議ではありません。経年劣化だと考えても良いでしょう。

このタイミングでの故障の際、注意したいのは「修理依頼しても修理ができない可能性がある」ということです。なぜなら、修理のための部品が生産終了していることもあるからです。

このタイミングでの故障は、修理してもまた別の場所が故障する可能性もあります。そのため、修理よりはエコキュートそのものを買い替えた方が良いかもしれません。

買い替えの場合は設置スペースに注意

エコキュートを容量の大きいものに買い替える場合、設置スペースに問題なく置けるか確認しましょう。

一般的に、エコキュートは容量が変わっても底面積はあまり変わりません。

しかし、コンパクトタイプやスリムタイプから、通常タイプの大容量に交換した場合は大きさが変わる可能性があります。

【予防】エコキュートの寿命を延ばす方法

給湯器を取り外した様子
給湯器を取り外した様子

エコキュートを活用している家庭も多くなっていますが、価格が高額という事もあり、1年でも長く使いたいと感じている人も多いです。

寿命を延ばすには様々な点に注意する必要があります。

【予防1】環境に合った機種

エコキュートを交換する際には、自宅の環境に合った機種を選択する必要があり、メーカーは基本的に井戸水や温泉水、地下水を使った場合の耐用年数は保証していません。故障してしまった際にも修理が必要になりますが、保証を使うことができず修理する必要が出てきます。その中で、井戸水や地下水などを活用したいという方は、対応している機種を選択することにより、故障に際し保証で修理などが行えますので、どのようにエコキュートを使っていくかという事を明確にし、環境に合った機種を選ぶようにしましょう。

【予防2】吸込口に物を置かない

ヒートポンプユニットには側面と背面に吸込口があり、正面に吹出口があります。その周りに物を置くと口が塞がれてしまい、正常に稼動できず故障する可能性が高まってしまいます。エコキュートを快適に使っていくためにも、エコキュートを設置している場所に関しては障害物になるようなものを置かないようにしましょう。

【予防3】掃除を取り入れる

実際にどんな商品でも同じですが、手入れをするのとしないのでは違いが出てきます。エコキュートに関しても、貯湯タンクやヒートポンプの水抜きを年に2回~3回程度行うようにしましょう。メンテナンスせず使うことにより、水道水の不純物が溜まり、お湯が汚れてしまったり本体が故障してしまう可能性が高まるので、掃除をしっかり取り入れていきましょう。

【予防4】お湯切れ対策

エコキュートのお湯が出ない原因として、お湯切れも考えられます。お湯切れが原因となりお湯が出ない状態になってしまわないよう、対策を行ってきましょう。

【予防5】設定の変更

「翌日はお湯の量が増える」などという場合には、おまかせモードなどを使うのではなく、夜のうちに満タンにお湯をためられる設定に変更しておくようにしましょう。日中に沸き上げしないように設定している場合には、その設定を解除する必要があります。来客があるときなどに関しては、お湯が不足してしまう可能性がありますので、前もって設定を変更しておくようにしましょう。

【予防6】タンク容量を変える

エコキュートのお湯が出ないという状態になってしまうと、冬は特に不便を感じてしまいます。頻繁にお湯切れでお湯が出ない状態になってしまう場合は、タンク容量があっていないといえますので買い替えを検討しましょう。日常の生活の中で快適に使えない状態で過ごすのではなく、ひと回り大きなタンクに交換してみるのも大切です。

【予防7】追い炊きを使わない

前にガス給湯器を使っていた人は、追い炊き機能を使う方が多いです。しかし、エコキュートでは追い炊き機能は使わないようにしましょう。お湯切れを頻繁に起こしている家庭では、お湯が出なくなってしまう原因となります。エコキュートを使っているなら、高温差し湯で浴槽内のお湯を温めるようにしましょう。追い炊きは節水にはなりますが、かなりの量のお湯を消費してしまいます。

【省エネ】エコキュートの人気

【省エネ】エコキュートの人気
【省エネ】エコキュートの人気

エコキュートを活用している家庭も多くなっていますが、価格が高額という事もあり、1年でも長く使いたいと感じている人も多いです。

省エネ問題は社会問題ともなっているため、今の時代は便利に活用することができる省エネ商品が人気を集めています。エコキュートも大変人気ですが、その理由として具体的にどのようなことが挙げられるのでしょうか。

【人気ポイント1】光熱費が安くなる

エコキュートは電力を使う給湯器です。電力を用いて、自然冷媒ヒートポンプを動かして大気の熱をくみ上げます。電気でお湯を沸かすのは電気代が高いと感じる人も多いでしょう。しかし、実際の電気エネルギーと比較して3倍の熱エネルギーを引き出すことが出来るのです。そのため、電力を安く提供している夜に利用すれば光熱費を安く抑えることが可能です。

夜間電力を使わない場合には、光熱費が安くなるメリットはないので、エコキュートの購入費用や工事費用もしっかりと把握して検討する必要があるといえます。

【人気ポイント2】非常水として活用

エコキュートの利点に、省エネ効果だけでなく、300リットルから500リットルの水をタンクに常時蓄えることが可能という点も挙げられます。断水になっても心配する必要がなく、停電した場合でもタンクから水を取り出すことができる仕組みになっているので、災害時の対策になるのも人気の秘密といえます。水については、少し時間を置くことにより質がよくなるといわれていて、タンクに貯めるタイプのエコキュートはお湯の質も良くなり、お風呂に入る時にその違いを実感することができます。

【人気ポイント3】地球にやさしい

エコキュートはヒートポンプを活用しています。ヒートポンプは電力を使って大気熱をくみ上げる方法ですが、もともと冷蔵庫やエアコンなどにも使われており新しい技術ではありません。また、プロパンガスとは違って二酸化炭素を用いるヒートポンプが開発されていて、地球にもやさしく活用していく事が出来ます。

【参考】エコキュートのトラブル事例

アンケート紙
アンケート紙

エコキュートのトラブルに関しては、使用する前に様々な不安などを持っている人も多いと思います。

実際に多いトラブルを参考にすることにより、いざという時に焦ることなくスムーズに対応することができるでしょう。

【事例1】炊き上げが使えない

エコキュートの特徴である炊き上げについては、機能自体が使えないというトラブルが起こることがあります。その原因として、ヒートポンプに詰まりや水漏れが発生している可能性が高いといえますが、貯湯タンクへの給水やフィルターにトラブルがあるケースも多いです。自分では対処することができないため、不安に感じる場合は早めに専門業者に依頼して対応してもらいましょう。原因や対処法が分かれば、安心して使っていくことができると思います。

【事例2】凍結によるトラブル

エコキュートには凍結予防の機能が付いているのですが、冬場に誤って「切」にしてしまった場合などは、凍結により正常に作動しないことがあります。そのような場合には、日差しで解凍するのを待つか、10度~20度のお湯を少しずつ給湯器にかける方法が有効です。この時、熱いお湯で凍結を解決しようとすると逆にトラブルが増えてしまうので避けましょう。

【事例3】給湯が止まらない

水位センターを利用すれば、ちょうど良い湯量を給湯してくれるのがエコキュートの魅力です。その一方、水位センサーが誤作動を起こし給湯が止まらなくなってしまうというトラブルもあります。配管部や浴槽循環口にごみなどが詰まると起こりやすいので、定期的にメンテナンスや掃除を取り入れて対策を行っていきましょう。

【事例4】お湯が出ない

エコキュートでよくあるトラブルですが、お湯が出ないことがあります。考えられる原因としては凍結や断水、貯湯タンクの湯切れなどです。エコキュートの設定温度が低い場合やシャワーなどの機器が故障しているというケースもあり、自分では判断することが難しいです。専門業者に依頼して原因を調べてもらうことにより早く解決することができます。

【お得に安く使う】エコキュートのリースとは?

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「毎月かかる光熱費を抑えたい…」

そう考えて『エコキュート』の設置を検討している方は、本体価格が高くて驚いたかもしれません。その高い初期費用を抑えるために『リース』という選択肢があります。

リースとは一定期間エコキュートをレンタルすることで、本体価格や修理費用を分割して月々支払う仕組みのことです。

ここでは、エコキュートのリースという選択肢について説明します。

【情報1】エコキュートは高い?

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エコキュートは初期費用が高く、約25~74万円かかります。金額に幅があるのは、タンクの容量やさまざまな機能など機種によって違いがあるからです。

しかし、エコキュートを使えば月々の光熱費は安くなります。なぜなら、エアコンなどで使われている『ヒートポンプ』と呼ばれる仕組みを使い、少ないエネルギー(電気温水器と比べると約1/3)でお湯を沸かすことができるからです。さらに、割安な夜間の電気を使えば電気代を抑えることができます。

【情報2】初期費用を抑える方法

できるだけ初期費用を抑えて購入したいですよね?ですが、エコキュートは本体価格が高いので、初期費用を抑える方法は少ないです。

・中古品を買う
・リースで契約する

中古品を買えば費用を抑えることはできますが、保証が無いため故障した時のことを考えると不安です。それに対してリース契約をした場合は、ほぼ初期費用はかかりません。

ここがリース契約の最大のメリットと言えるでしょう。

他にも、リース契約には特徴があるので解説していきます。

【情報3】エコキュートリースのメリット

リース契約には月々の支払いにメンテナンス費用が含まれているため、基本的に無料で直してもらえます。ただし、故意に壊したなどの場合は対象外になります。

また、リース契約をする場合は、基本的に無料で設置できます。設置するために特別な工事が必要な場合は追加の費用がかかりますが、初期費用を大幅に抑えることができます。さらに、機種やプランを選ぶことができ、それぞれの家庭に合わせた使い方ができます。

リース契約は保証の範囲が広いのもメリットと言えます。中古品や格安のエコキュートなら初期費用を抑えられるかもしれませんが、商品の状態が悪い場合故障のリスクが高くなります。リースならメーカー保証があるので、確実に動く製品が届きます。リースの保証は自然災害でも適用される場合があり、本体だけでなく配管などの部品まで対象になります。

【情報4】エコキュートリースのデメリット

リース契約は初期費用を抑えることができますが、同じ期間で比較した場合は購入するよりも総額が高くなります。単純計算すると、機種によっては購入するよりも費用が約2倍になります。

リースの契約内容によっては、設置費や修理費がかかる場合があります。エコキュートを普通に使っていても故障する可能性はありますから、修理費がかかるかどうかは重要です。

また、引っ越しなどでエコキュートが不要になっても、リース期間の途中で解約はできません。どうしても解約したい場合は、リースの残金を一括で支払う必要があります。もしくは、解約手数料が追加でかかる場合もあります。リース契約は『10年以上』が多く、途中でエコキュートの機種を変更することもできません。

そもそも、リースは購入ではなくレンタルなので、リース期間が終了した後は返却しなければいけません。ただし、リース会社や契約プランによって返却しなくても良い場合があるので、最初に確認しておきましょう。

【情報5】エコキュートはリースしたほうが良い?

初期費用が負担でなければ、購入した方が総額を安くできます。

故障が心配な方は『延長保証』を加えることで、修理費用がかかるリスクを抑えることもできます。一般的なエコキュートであれば、頻繁に壊れることもなく寿命も10〜15年と長いので購入したほうがおトクです。

ネット通販等でエコキュートを安く購入して、電気工事の業者に設置を依頼すれば費用を抑えることも不可能ではありません。

そのため、エコキュートのリースはあくまでも選択肢の一つとして考えてください。

騒音対策】エコキュートでご近所トラブルになる前に低周波音対策を

エコキュートの騒音トラブル?

エコキュートには『騒音問題』があります。実際に各メーカーのエコキュートの説明では、『運転時の音は大きくなることもある』と書いてあります。

自分の家族だけの問題であれば簡単に解決できますが、お隣に住む方とのトラブルは避けたいものです。なぜなら、騒音問題をきっかけにトラブルが発展していく可能性があるからです。

そこで、エコキュートから出る音の原因を知り、対策をしておきましょう。

エコキュートはうるさいのか?

各メーカーの説明によると、エコキュートから出る音は約4050dB(デシベル)とあります。

この数値はエアコンの室外機より小さくて、『図書館の中』と同じレベルです。説明書の数字だけを見れば、問題があるようには思えません。しかし、エコキュートから出る音には、たくさんの周波数があります。

このうち、100Hz以下の音を『低周波音』と呼び、「騒音の原因ではないか?」と考えられています。

「エコキュートの音がうるさい!」というクレームは実際にあります。そのまま放っておくと、泥沼のトラブルに発展するかもしれません。もしクレームを言われた場合は、エコキュートの音を小さくするための対策をしましょう。

音について

ここで『音』について簡単に解説します。

・音の大きさ=音圧レベル:単位はdB(デシベル)
・音の高さ=周波数:単位はHz(ヘルツ)

人間の耳は、一般的に20Hz20,000Hzまでの音が聞こえます。中でも、2,000Hz4,000Hzの高さは特に聞き取りやすいです。逆に、低い音は音圧レベルが大きくないと聞こえません。

低周波音による影響について

人間は低周波音が聞こえることで、不快感圧迫感を感じることがあります。

また、低周波音により窓や戸が振動することがあります。

エコキュートの騒音原因は?

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エコキュートから音が鳴る原因は、お湯を沸かすための『ヒートポンプユニット』が動くからです。

エコキュートを使う以上、音を消すことはできません。

しかし、「音は小さいから大丈夫でしょ…」と思っていると、隣人トラブルに発展したり撤去を求められることもあります。

中には、訴訟問題にまで発展したケースもあるほどです。

エコキュートの低周波音トラブルの裁判例 

感じ方の問題ということも

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次に、騒音が聞こえる側の立場で考えてみます。

エコキュートは、夜中にお湯を沸かすため稼働します。この時、周りには雑音が無い状態なので、小さな音でも良く聞こえます。

エコキュートの稼働音の中に、周囲の音に比べて音圧レベルが特に高くなる周波数がある場合、隣人には『騒音』として聞こえる可能性があります。聞こえる時間帯が深夜なので睡眠を妨げられてしまい、その結果トラブルに発展します。

ただし、騒音の原因がエコキュートではなく、隣人の勘違いの可能性もあります。

実際に騒音を調査した結果は、以下のサイトで確認できます。

省エネ型温水器の騒音対応ガイドブック(自治体担当者向け)

エコキュートの騒音対策とは?

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トラブルを大きくしないために、クレームを言われた時は騒音対策をしましょう。

もちろん、これから設置する方も最初から騒音対策をしておくと、トラブルの可能性を減らすことができるのでおすすめです。各メーカーも設置に関しての注意事項は説明書に細かく記載してありますが、実際に工事をする業者が分かっていない場合もあるようです。

エコキュートを導入するためには、高額な費用がかかります。そのため、設置した後で「思っていたよりも音が大きいから…」と簡単に捨てるわけにはいきません。

ですから、自分でもエコキュートの騒音を防ぐ方法を覚えておきましょう。

設置場所を寝室から離す

一番効果が高い対策は『離れた場所に設置する』ことで、具体的には15m以上離すと良いとされています。特に、寝室から離れた場所にエコキュートを設置しましょう。

また、隣に住む方の寝室からも離れた場所にすると騒音問題は起こりづらくなるため、できれば確認しておきましょう。

設置した後でエコキュートを移動する場合は、業者に依頼する必要があるため費用がかかります。『DENKI110』でも対応しておりますので、設置場所でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

防音シートと防振ゴム

実は、音の正体は『振動』です。

そのため、エコキュートの振動を抑えることで、音を軽減させることができます。

音の発生源であるヒートポンプユニットに、振動を抑えるグッズを取り付けてみましょう。

・防音シートを貼る
・防振ゴムを敷く

手軽にできる対策なので、気になる方は試してみましょう。

防音壁でカバー

ヒートポンプユニットと隣の家の間に、『防音壁』を設置する方法もあります。

この場合の注意点は、防音性能のある『防音壁』でないと音を防ぐどころか、壁に反射して二次被害が発生する可能性があることです。

また、ヒートポンプユニットに近い場所に設置してしまうと効率が悪くなるので、絶対にメーカー指定の間隔を空けてください。

・土台から取り付けるタイプ
・貼り付けるパネルタイプ

など、防音壁にはいくつか種類があります。

さらに、他の防音グッズと合わせて使うと効果が高くなります。

定期メンテナンス

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エコキュートを長期間使っていると、タンクの中に汚れが溜まったり、部品の消耗により異音が発生することがあります。

そのため、年に1〜2回自分でメンテナンスを行いましょう。

メンテナンスをすることで騒音や振動を減らすことができます。

【メンテナンス方法】

自分でできる方法は、『貯湯タンクの水を抜く』ことです。

メーカーによって掃除方法は変わりますが、基本的に排水することで中に溜まった汚れも一緒に流すことができます。その後は、動作を確認しておきましょう。

エコキュートの寿命は10〜15年と言われています。そのため、10年近く使っていると故障の可能性は高くなります。長期間お使いのエコキュートは、年に1回点検を受けることをおすすめします。

なお、エコキュートのメンテナンスや修理は『DENKI110』でも対応しております。

自分で解決できない場合は

防音グッズメンテナンスをしても騒音問題が解決しない場合は、エコキュートを移動させる必要があります。自分で移動させることはできませんので、専門業者に依頼しましょう。

「どうすれば良いかわからない…」とお悩みでしたら『DENKI110』までお気軽にご相談ください。

まとめ

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エコキュートを使っている中でお湯が出ない状態になってしまうと不便に感じてしまい、すぐに故障と決めつける方がいます。しかし、実際には故障ではなく様々な問題が重なってしまっている場合も多いので、確認できる範囲でしっかり状態を把握するようにしましょう。

ある程度自分で状態を把握すれば、業者に依頼する際にも状態を正確に伝えることができます。すると、原因を予想して修理部品などを持ってくる業者も多く、すぐに修理を行ってもらえるでしょう。業者にお湯が出ないと連絡した場合、業者側が「いつからなのか」「水は出ますか」などと確認する必要があります。予想を行って現場に向かうことにより、早く解決に導くことができます。

特に、寒い季節はお湯は欠かすことができません。エコキュートからお湯が出ない状態の場合には、冬が来る前に交換するのがおすすめです。お湯が出ない場合には故障と勘違いする人も多いのですが、ある程度の年数使っているのであれば、トラブルを起こした際に新しいものに買い替えることも検討しましょう。また、買い替えの際には、家族構成などをしっかり見極めて業者の方と相談して決めてください。設置にあたり搬入口の確保なども必要になるため、購入前に設置を頼む業者とよく相談しましょう。

アフターフォローが必要な場合もありますから、信頼できる業者を探しましょう。

なお、DENKI110はご相談・お見積もりは無料です。年中無休で即日対応いたします。ご相談がございましたら、お気軽にお電話ください。

参考サイト:DENKI110(電気工事)

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

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