【ダイキンエアコン】故障原因と修理費用の概算、冷えない等の不具合の対策法を解説

エアコン

ダイキンのエアコンといえば、「うるるとさらら」が有名です。うるるとさららは非常に種類豊富で数あるメーカーのなかでも人気のエアコンとなっています。

壊れやすいと言った声は聞かないダイキンのエアコンですが、日頃のメンテナンスを怠ったり、長期使用による劣化などでいずれは故障しやすくなります。もちろん、エアコンが壊れる原因はたくさんあり、使用頻度などによって異なりますが、故障しやすい原因というものがあります。

そこでこの記事ではダイキンのエアコンの種類をはじめ、エアコンが壊れる原因、故障時に見られる症状、故障したときの対策法と困ったときの連絡先、日頃のメンテナンスについて詳しく解説します。

故障の疑いがある方は「3-1.故障時に見られる症状」を。今すぐにダイキンのサポートデスクに連絡したい方は「4.困ったときの連絡先」をお読みください。

目次

1.はじめに

まずはエアコンをはじめ、空気清浄器などでも有名なメーカー「ダイキン」について解説します。

ダイキンは空調の売上が世界ナンバーワンという非常に知名度の高いメーカーです。技術力と基本性能がどちらも高いと高評価を受けています。特に、外気温に関係なくしっかりと冷暖房してくれる室外機がその表れです。

基本的にその他メーカーはエアコンセンサーに技術を集中していますが、ダイキンはセンサーではなく、部屋全体を均一な温度に保つというポリシーを掲げています。

何よりもダイキンエアコンの魅力は人が部屋からいなくなることで省エネ運転を行う「オートセーブ機能」「オートオフ機能」と言っていいかもしれません。これは上位機種のみに搭載された機能となっており、エアコンにこだわりを持つ方にとっては欠かせない機能と言っていいでしょう。

また、ダイキンエアコンの種類は非常に豊富です。各グレードにマッチした個性を持ち合わせた展開ではなく、グレードが低い製品は機能を減らし価格を下げるというラインナップになっています。ダイキンエアコンはわかりやすく消費者の立場に立ったラインナップを打ち出しています。

また、全シリーズ共通で古いダイキン製エアコンの冷媒配管をそのまま利用できるというメリットがあります。そのため、買い替え工事における時間短縮と出費を抑えることができます。

このように非常に魅力的なダイキンエアコンですが、前述したように種類が非常に豊富となっているのでそのラインナップから見ていきましょう。

2.ダイキンのエアコンの種類

2020年時点でのダイキンエアコンの種類は計8シリーズです。
上位機種になるほど嬉しい機能が搭載され高額になる一方、下位機種は機能が限定されると共にお得な値段で購入できるメリットがあります。

この項目ではダイキンエアコンの種類をそれぞれ解説します。

<ダイキンエアコンの種類>

R SERIES・・・エアコンの風が人に直接あたりにくいという親切設計をもったレギュラーモデル。気流制御により快適気流を実現しているだけでなく無給水で加湿できるというメリットをもっています。「うるさら7」「うるさらX」はこれに該当します。

A SERIES・・・エアコンの風が直接あたりにくい設計になっているのため、空調が苦手という人にも安心して利用できる設計。機能が充実しているハイグレードエアコンとなっています。

E SERIES・・・風が人に直接あたりにくい天井気流を採用しています。スタイリッシュなデザインが理想の空間を演出してくれるため、インテリアにも最適なモデルとなっています。

F SERIES・・・天井気流を採用しているだけでなく、プレミアム冷房で快適な温度と湿度を維持してくれます。冷房にこだわっている方にはおすすめのシリーズになります。

C SERIES・・・天井気流を新たにプラスしたシリーズになっており、「フィルター自動お掃除」機能が目玉。普段からメンテナンスするのが面倒くさいという方にはピッタリです。常にエアコン内部もキレイに維持してくれます。

E SERIES・・・設定温度まで一気に暖めてくれるのが特徴で、快適な空間を演出してくれます。シンプル&コンパクトなベーシックモデルとなっているので、特にこだわりがないけど機能性がいいものが欲しいといった方におすすめ。

M SERIES・・・換気しながら、加湿・除湿、冷暖房ができる優秀なエアコン。寝室などへの設置に向いた商品が多いです。「うるさらmini」はこれに該当します。

DX SERIES・・・暖房能力はもちろんのこと、凍結・霜付き対策に強い寒冷地向けのエアコンとなっています。冬が厳しいエリアにお住まいの方にはピッタリのシリーズと言っていいでしょう。

HX SERIES・・・暖房能力が高く、凍結・霜付きなどの対策を強化した寒冷地仕様のエアコンで、フィルターの自動お掃除機能もついている賢いエアコンです。

KX SERIES・・・コンパクトという最大のメリットを持っているだけでなく、高い暖房能力を実現しています。こちらも寒冷地向けとなっていますが、機能を限定したベーシックエアコンとなっています。

3.エアコンが壊れる原因

エアコンが壊れる原因

ダイキンエアコンは数あるメーカーの中でも壊れにくいと評判です。独自の機能を搭載していることで、メンテナンスを必要としない種類も存在します。
しかし、どれだけタフなエアコンでも長期使用や何らかのトラブルによって故障してしまう可能性は十分にあります。

万が一、故障したかもしれない場合は、焦らずに以下の2点をチェックするようにしてください。

1)エアコン特有の故障時に見られる症状
2)故障した時の対策法

特に、症状を把握することは故障かどうかを判断するためには欠かせません。故障がほぼ確定的となった場合は、対策や対処方法を把握しておくことで、正確な行動を取れるようになります。

なぜエアコンは壊れてしまうのでしょう?
大きく分けると以下の3点になります。

1. ヒューズ切れ
ヒューズは多くの電化製品に装備されている電流制御を目的とした安全装置です。このヒューズが切れると、動作に異常が発生します。結果としてエアコンが正常に動作しなくなります。

2. センサーの異常
エアコン内部にはありとあらゆるセンサーが装備されています。センサーの異常はエアコン動作に不具合を引き起こす最大の原因です。なお、センサーは個人のケアで改善することは不可能です。専門業者に修理依頼しないと改善しません。

3. メンテナンス不足を疑ってみる
エアコンは数ある電化製品のなかでも故障率が低いと言われています。そのため冷房が効きにくいなどトラブルは、故障ではなくメンテナンス不足による不具合ということも多いです。日頃からフィルターなどのお手入れをしていない影響で、正常稼働していない可能性もあります。一度コンセントを抜いてフィルターを掃除してから利用してみましょう。

上記3点をチェックしてみて故障の疑いがある場合は、故障時に見られる症状もチェックしてみてください。

3-1.故障した時に見られる症状

ここではエアコン故障時によく見られる症状を解説します。
現状でエアコンが故障しているかもしれない方は以下の症状がないかチェックしてみてください。

1. 冷風・温風が出ない
たとえば冷房を使用しているにもかかわらず、設定温度を限界まで下げても生ぬるい風が出る場合、暖房がまったく効かない場合はエアコンの故障が考えられます。特に室外機のファンが回っていない場合は故障の可能性が高いです。

2. リモコンが作動しない
そもそもとしてリモコンの命令をエアコン側が受信していない場合も、故障している可能性が高いです。ただし、受信部の汚れが電波の邪魔をしているケースもあります。拭いて改善されないようならダイキンのサポートデスクに問合せをしましょう。

3. ランプが点滅している
比較的新しいエアコンはランプで故障具合を表示する機能がついています。ダイキンエアコンのホームページでエアコンの故障診断をチェックし、現在利用中のエアコンがどのような症状が現れているのか確認しましょう。

4. 水漏れ
排水ホースの破損が原因で水漏れが起こすとエアコンが正常稼働しなくなります。ただし、水漏れによる影響で電気系統がすべて故障すると買い替えの必要性があります。

3-2.故障した時の対策法

引き続き故障した時の対策法について解説します。
対策や対処方法はいくつかありますので、以下の4点をチェックしていただき対応をとってください。

1)ホームページから症状と原因を確認
エアコンの調子が悪く、明らかに故障の可能性が高い場合です。取り扱い説明書から異常箇所を調べ、ダイキンのホームページより症状と原因をチェックしてください。

2)冷えが効かないときはガス漏れを疑う
エアコン内部は冷媒ガスが充填されています。しかし、このガスが不足すると冷やすことができず、常にぬるい風が出るようになります。この場合、設置ミスをはじめ、配管破損の可能性が高いので、専門業者からしっかり判断してもらいましょう。

3)メンテナンスをしてみる
エアコンは比較的タフな電化製品ですが、日頃のメンテナンスを怠るとその分劣化が加速します。まずは自分でできるお掃除などをしてみてください。それでも解決しない場合は壊れている可能性が高いため、ダイキンのサポートデスクに連絡するようにしましょう。

4.困ったときの連絡先

お使いのダイキンエアコンが故障した場合、ダイキンのホームページにアクセスして問い合わせ先を探される方がほとんどでしょう。しかし、いざサポートデスクを探そうにもなかなか見つからない……と困っていませんか?

以下に困ったときの連絡先を記載します。故障時に問合せをしてみてください。

ダイキン サポート

電話でのお問い合わせ・・・0120-881-081
(※回線が混雑している場合は数分で切れる場合があるので、時間をおいて掛け直すか、修理依頼・メールでのお問い合わせも検討しましょう)

メールでのお問い合わせ・・・http://www.daikincc.com/inquiry.html
(※「メールでのお問い合わせ」欄から適合するものを選んで送信しましょう)

基本的に電話で問い合わせするのがベストです。電話がもっとも手軽に問題を解決できるでしょう。しかし、文章にしたほうがいい場合や、うまく説明できない場合、写真などでトラブルを説明したい場合はメールでのお問い合わせを選択してみてください。

電話は全国の利用者から問い合わせが集中します。特に繁忙期はなかなかつながらないこともあります。その場合、メールでの問合せをするのが最適です。

お急ぎの場合は私たちにお任せください。

「電話で問い合わせたけど混雑してつながらない…。」「今すぐに修理してほしい!」なんてお客様もいることでしょう。そんな時でもご安心ください!弊社でもダイキンエアコンの修理、交換や取付などの電気工事に対応しています!お問い合わせいただいたその日に工事対応することも可能です!もしお急ぎでしたらぜひ頼ってみてください!

5.日頃からメンテナンスを実施しよう

エアコンが故障する原因の多くは日頃からのメンテナンス不足と言われています。
あなたが利用しているダイキンエアコンがメンテナンス不要のタイプだったとしても、室外機などのお掃除もしないと故障につながる可能性があります。

また、エアコン内部の取り外しができるフィルターを掃除していないことも故障の原因になります。フィルターのお掃除は1週間に1度が目安です。日頃からエアコンのメンテナンスを実施するように意識づけしましょう。

エアコンは数ある電化製品のなかでも故障率が低く、こまめにメンテナンスして使用し続けていれば10年以上は稼働します。しかし、まったくメンテナンスをしないと寿命が縮まってしまいます。また、使用中のエアコンが購入から10年以上経過している場合、電気代の面からも新しく買い替えた方が良いでしょう。

いずれにしても、故障のトラブル発生時はダイキンに問い合わせをし、修理にかかる費用と、修理は可能なのかを確認してから買い替えを検討しましょう。

買い替えの目安は、販売されているエアコン価格の6割以上にあたる金額の修理費が必要な場合です。

6.まとめ

現在使用しているダイキンエアコンの故障が考えられる場合は、以下の問合せをご検討ください。

電話でのお問い合わせ・・・0120-881-081
(※回線が混雑している場合は数分で切れる場合があるので、時間をおいて掛け直すか、修理依頼・メールでのお問い合わせも検討しましょう)

メールでのお問い合わせ・・・http://www.daikincc.com/inquiry.html
(※「メールでのお問い合わせ」欄から適合するものを選んで送信しましょう)

安い費用で修理が完了することもありますが、エアコンが古い場合は高額になることもあります。その場合、新しいエアコンに買い替えを検討したほうが安上がりになります。

まずはダイキンサポートに問合せをして、修理できるか否かを確認しましょう。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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