沖縄県那覇市で古くなった照明スイッチの交換作業
沖縄県那覇市でのトラブル事例
古くなった照明スイッチの交換作業
沖縄県那覇市のO様
今回は沖縄県那覇市具志のO様より、トイレの照明のスイッチ交換のご依頼をいただきました。お客様のお話によると、ご依頼をいただく前にご自身でスイッチの交換を行おうとしたものの上手くいかなかったそうです。古いスイッチに戻しても正常に動作しなくなってしまったため、古いスイッチから新しいスイッチへの交換作業をしてほしいとのことでした。
今回のお客様はご自身でスイッチの交換作業を行おうとしたそうですが、スイッチ交換は配線を取り外したり繋いだりする作業がありますので、電気工事士の資格が必要です。もし資格を持たない方が作業を行うと今回のように正常に動作しなくなることもありますし、感電や漏電の危険性もあります。場合によっては命の危険にも繋がることがありますので、自力で行おうとせず必ず専門の業者へ依頼をしてください。
お客様のご自宅へ伺い、さっそく照明が点かなくなったというトイレへ案内していただきました。
スイッチ交換の作業自体は非常に単純です。ドライバーを使って古いスイッチを壁から取り外して配線を外し、新しいスイッチに配線を繋いで元のように壁に取り付けていくだけです。
古いスイッチが設置されている状態でしたので、まずは古いスイッチを壁から取り外す作業から始めていきます。最初にスイッチのカバーのネジを緩めて取り外します。スイッチの取り付け枠もネジで上下に2つ固定されていますので、こちらもネジを緩めてそれぞれ外します。取り付け枠を外すとスイッチ本体が出てきます。スイッチ本体の裏側には配線が繋がっていますので、ドライバーを使って取り外していきます。
古いスイッチを取り外したら、新品のスイッチを取り付けていく作業に移ります。
まずはスイッチのカバーを外してスイッチと取り付け枠だけの状態にしておきます。次にスイッチ本体に配線を繋ぎます。配線には汚れや腐食がありませんでしたので、配線は交換せずにそのまま使用します。スイッチ本体に配線を繋いだら取り付け枠に付けてから壁の中に戻します。その後スイッチの取り付け枠をネジで壁に固定します。最後にスイッチカバーもネジで固定しながら壁に取り付けていきます。
点灯テストを行ってみたところ、無事照明が作動しているのを確認できました。これでスイッチの交換作業は終了です。交換作業にかかった時間は30分ほどでした。
スイッチを取り付ける際には「水平器」を使用しました。水平器とはその名の通りスイッチを水平に設置するために使うものです。水平に設置していないと見栄えが悪くなってしまいますし、スイッチが外れやすくなってしまうので思わぬ事故に繋がる可能性もあります。ですからスイッチの取り付けの際は必ず水平器で計測をしなければなりません。
水平器はスイッチの設置作業のような電気工事だけでなく、配管工事や建築現場でも用いられています。また一般家庭のDIYでも使われることもあります。棚や物置、ウッドデッキなどの制作には角度の調整が必要なので水平器はとても重要です。安いものでしたら1000円未満で販売されていますので、DIYを始める方は水平器について知っておくと良いでしょう。
最後にお客様にもスイッチのオン・オフの切り替えをしていただき、問題なく点灯していることを確認していただきましたのでこれですべての作業が完了となります。お客様は「トイレの照明が使えないと不便だったので早く直ってよかった」とおっしゃってくださいました。
今回のお客様は照明のスイッチが古くなったので新しいものに交換をしようとしたそうです。
スイッチの交換の目安は10年ほどと言われています。古いスイッチがまだ故障していないからといってそのまま使い続けていると、漏電してしまったり、火災を引き起こしてしまったりすることもあります。しかしスイッチの交換には電気工事士の資格が必要ですので、自力で手軽に交換することができません。ですから故障をしていなくても定期的な交換をしておいた方が良いでしょう。特にリビングやトイレ、浴室など使用頻度の高い照明が突然使えなくなると不便ですので早めに新しいスイッチに交換しておきましょう。
照明のスイッチカバーの交換方法
スイッチカバーの交換は簡単にできます!
スイッチ本体の交換には電気工事士の資格が必要ですが、スイッチカバーの交換のみならばどなたでも簡単に行うことが可能です。
スイッチカバーは長年使い続けていると変色したり、ひび割れてきたり、何かの拍子にぶつかって欠けてしまったりすることがあります。古いまま使い続けるよりも、新しいスイッチカバーに交換して綺麗な状態で使った方が気分が良いものです。
スイッチカバーの交換に必要なものはドライバーだけです。交換の方法をご紹介しますのでぜひ覚えておきましょう。
作業中に感電しないよう、まず最初にブレーカーを落としておきましょう。
次にカバーを外します。カバープレートは2枚くっついていますので、先に1番手前のカバープレートから外します。マイナスドライバーをプレートの隙間に差し込んで取り外します。
カバープレートを外すのにそれほど力は必要ありません。無理に引っ張るとカバープレートが割れてけがをしてしまう可能性がありますので、あまり力を入れすぎずに取り外してください。
カバープレートを取り外すと、もう1枚のプレートが出てきます。こちらのプレートは上下に2本のネジが付いていますので、プラスドライバーを使ってそれぞれ取り外していきます。これで取り外し作業は完了です。
あとは新しいスイッチカバーを元のように取り付けていくだけなのですが、このとき注意しなければならないのはスイッチカバーの向きです。製品によって上下の向きが決まっているものと、どの向きでも構わないものの2種類があります。正しい向きで設置しないと見栄えも悪いですし、上手く取り付けができずカバーがぐらついてしまい、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。スイッチカバーを購入した際に説明書などが付いているはずですので、必ず説明をよく読んで正しい向きで設置してください。
カバーの向きを確認したら壁に取り付けていきます。取り外したときと逆の手順になるので、まずは内側のカバープレートを取り付けます。ネジが緩まないよう、しっかりと締めてください。
次に外側のカバープレートを取り付けます。差し込み部分を合わせ、外側から押し込むようにして取り付けます。これで取り付け作業は終わりです。
最後に点灯テストを行い、正常にスイッチをオン・オフできるか確認しましょう。
スイッチカバーは1枚数百円で販売されています。カバーを変えるだけでお部屋の雰囲気もがらりと変わりますし、作業もお手軽です。お部屋のインテリアに合わせて交換してみてはいかがでしょうか。
照明器具の種類について
シーリングライト
シーリングライトは天井に直接取り付ける照明器具で、一般家庭で最もよく使われている種類です。リビングや寝室、子ども部屋、玄関、吹き抜けなどの部屋で全体を明るく照らすための照明として使われることが多いです。
シーリングライトと名前が似ている物でシーリングライトファンという照明器具がありますが、こちらはファンを回して室内の温度を一定に保つことができます。照明としてだけでなく、冷暖房の効果をアップさせる役割も担っている器具です。
コードペンダントライト
コードペンダントライトは天井から吊り下げるタイプの照明器具です。シーリングライトと比べるとさまざまなデザインのものが販売されており、ダクトレールを使えば複数台設置することも可能なのでインテリアにこだわりたい方が利用しています。
特に吹き抜けのあるご家庭にはおすすめの照明器具です。吹き抜けの場合は天井に埋め込むタイプの照明ですと電球の交換や手入れがしにくくなってしまいますが、コードペンダントライトならば照明に手が届くので手入れが簡単です。ただし光が下に向いていて天井の部分が暗くなってしまうので、フロアスタンドなどの光が上に向かっている照明と合わせて使いましょう。
ブラケットライト
ブラケットライトも吹き抜けにおすすめの照明器具です。天井ではなく壁や柱に設置をするため、廊下や階段、浴室の照明や部屋の補助照明として使われることが多いです。防水加工をしてあるブラケットライトは玄関でも使われます。
ブラケットライトはライトカバーやフレームなどによって光の角度や広がり方を変えることができる、インテリア性の高い照明器具です。ただ壁に新しく設置するには工事が必要なので、新しく家を建てる際やリフォームをする際といったタイミングに設置をする方が多いです。
ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込む小型の照明器具です。埋め込み式なので天井をすっきりとした印象にすることができます。ただし一度設置をすると自分で取り外しをすることは難しいので、業者に依頼をして工事をしてもらわなければなりません。
またダウンライトは主照明としてだけでなく展示などのディスプレイの補助照明として使われることも多いです。明るさの調節がしやすく、光の反射がまぶしくないので演出的な効果が得やすい照明器具と言えます。
その他の照明器具
今までご紹介してきた照明器具以外にもさまざまな種類があります。
インテリアに使われる照明器具の中で最もお手軽に設置できるのはスタンドライトでしょう。ベッドサイドなどに置いて補助照明として利用することもできますし、大きめのものならばインテリアのアクセントとしても使えます。
また、工場や事務所などで使われる工事用照明や、空間の一部に強い照明を当てるスポットライト、装飾の豪華なシャンデリアなどもあります。照明器具によって手入れや修理のしやすさ、機能性、デザインはさまざまですので、自分の生活に合った照明器具を選びましょう。またスイッチのデザインはどうするか、白熱電球とLEDのどちらにするかなど、照明器具の種類のこと以外にも目を向けてみると良いかもしれません。
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
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