照明やコンセントが使えなくなった時は?福島市での配線問題の対応事例
照明やコンセントの業者修理のポイントは?
照明やコンセントが使えない事例
福島県福島市のF様
照明やその他の修理のご依頼
福島県福島市にお住いのF様より、お母様の住宅の電気系統がいきなりおかしくなってしまったため、原因の究明や修理などを行って欲しいというご連絡をいただきました。具体的にどのような状態になってしまっているのかについてお伺いすると、まず住宅の照明が少なくとも3箇所はつかなくなってしまっているということでした。この時点で、問題は照明器具ではなく住宅内の配線か、分電盤の方にあるということを想定することができました。また、エアコン専用として分離されているコンセントについても使用できない状態となっていてエアコンの電源が入らないということでした。
ブレーカーを確認していただいた所、ブレーカーが落ちていることはなく、それでも電気が通らないような状態になってしまっているということでした。このような場合、具体的な原因は現地で確認をしなければわかりません。そのため、現地確認のための日程の調整を行なうこととしました。
業者が直接確認をして状態を把握
今回のようなケースについては、かなり広範囲に渡って原因がどこであるのかを調査する必要があるケースです。そのため、調査だけであっても比較的長い時間が掛かる可能性が高く、それだけ十分な時間を確保することができる日程で調整を行なう必要がありました。問題が発生しているのはご連絡を頂いたお客様ではなく、お母様の住宅ということでしたが、当日は一緒に立ち会いたいということでしたので、両方のお客様の日程の都合が良い日で合わせる必要がありました。
このような場合、調査の結果によって作業内容は大きく変化することになります。簡単なトラブルであれば時間としても費用としても比較的抑えめに作業を行うことができますが、これが配線や分電盤のように大掛かりな部分に問題が発生していると判断できる場合、こちらの修理にはどうしても時間や費用が多く掛かってしまうことになります。その事も含めてご説明をして、日程を決定しました。
業者の現地確認の結果わかったこと
お決めした日時に現地にお伺いし、まずは点かなくなっているという照明の確認をさせていただきました。少なくとも3箇所照明が付かない状態になってしまっているということでしたのでそれぞれについて確認を行いましたが、やはりいずれの照明器具もそれ自体が故障しているという様子はなく、照明器具側の問題ではないことを再確認することができました。また、エアコンのコンセントの方についても確認を行いましたが、やはりこちらも問題がある様子はなく、より根本的な部分に問題があることは明らかでした。
次に確認を行ったのは分電盤についてです。ブレーカーは落ちないということでしたが、内部的に電源が遮断されるような状態になっている故障が発生している可能性も考えられたためです。しかし、こちらについても問題箇所を発見することができず、あとは配線側に問題があることが考えられました。
問題箇所を業者が特定
次に配線の確認を行なう作業を行いました。問題が発生している場所からして、ある程度問題が発生しているとするならこの間の配線であろう、という部分まではあたりをつけることができます。そのため、計測を行いながら問題箇所がどこであるのかを確認する作業を進めていきました。
結果として、問題が発生していたのはやはり分電盤と照明、エアコンのコンセントを繋いでいる間の配線でした。この部分は壁から作業を行う必要がある場所であったため、作業内容は少々大掛かりなものになってしまうことが考えられました。時間の都合の関係から当日中にすべての作業を完了させることは難しいと判断することができたため、その日中にできる作業を一区切り付ける所まで作業を行い、改めてご訪問する日程を調整する形を取ることとなりました。当日中に完了させることができなかったのは残念ではありましたが、状況が状況だけに仕方がない判断でした。
改めて別日に修理を完了
前回に改めて決定した日程に現地にお伺いし、修理工事の続きを行なう運びとなりました。前回ある程度のところまで作業が進んでいたため、再訪問日に修理を行わなければならない範囲はそれほど広くはなく、作業時間についてもある程度抑えて完了させることができました。
各所の配線の修理作業を行った後、ブレーカーを挙げてそれぞれの場所に問題なく通電しているかどうかの確認作業を行いました。その結果、問題なく3箇所の照明が点灯し、かつエアコンの電源も入れることができたため、今回のご依頼は完了となりました。
照明の修理はDIYで行なうことができる?
照明修理は状態によって大きく違う
簡単にできる照明修理の場合
照明がつかなくなってしまった、というようなトラブルは、多く発生するものの1つです。それだけに、できることなら自分で対処できるなら自分で対処したいと考える方も多いことでしょう。それでは、実際に照明の故障を修理するのは、自分で行うことができるものなのでしょうか。
これについては、どのような故障を起こしているのかが非常に重要になります。比較的簡単に修理を行うことができるような症状のこともあれば、非常に難しい修理を要求をされることもあり、それによってDIYで対処できるかどうかが代わります。
それでは、比較的簡単に行える修理としてはどのようなものがあるのでしょうか。これは、一部のパーツの寿命が切れてしまっており、それを単純交換するだけで良い、というような場合となります。意外かもしれませんが、照明が壊れてしまった、と思っていたのが、実は単純なパーツの寿命切れである、ということは案外少なくありません。対応するパーツをご用意頂き、交換を行なうだけです。
自分で修理が難しい場合は?
それでは、逆に自分で修理を行なうのが難しいケースとしてはどのようなものが考えられるのでしょうか。この時特に重要なポイントとなるのが、配線を工事する必要があるかどうかです。照明の故障というより、照明に至る配線の故障である場合についてはこちらの修理が必要となりますが、このような問題が発生している場合についてはいくつもの問題があり、自分で修理を行なうことができません。
何より大きな問題であるのが、電気工事士資格を持たずに配線工事を行なうことは法律に違反するということです。まずこの時点で自分で行うことはできません。その上、併せて問題となるのが、専門的な知識や技術を持たない人が配線に触る事による危険性が高いことです。まず感電の可能性があり、場合によっては命にかかわる事故を引き起こすことになります。これに加えて、漏電状態のまま修理を終えてしまうなどすると、漏電火災を起こす箇所を残してしまうことにもなり、やはり問題があります。
led照明にはどんなメリット・デメリットが?
最近話題のled照明のポイントに迫る
led照明の持つ多くのメリット
最近では、一般住宅の照明としてもled照明が使用されることが多くなってきました。ただ、なんとなく交換をしたものの実際のところled照明にどんなメリットがあるのか分かっていないという方や、そもそもそれがわからないためにまだ交換をしていないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、まず、そんなled照明が持っているメリットについて簡単に説明します。led照明の大きなメリットとして、まず寿命の長さを上げることができます。蛍光灯を使用していた時代は、比較的短いスパンで交換をする必要があり困ったということもあったのではないでしょうか?その点、led照明はかなり長寿な照明であるため、長い間使用し続ける事が可能です。これにより手間が省けるだけでなく、ランニングコストも抑えることができるため、経済的なメリットもあります。
led照明が持つデメリットも
ただ、メリットだけを見るのではなく、led照明が持っているデメリットについても把握しておくことが必要となるでしょう。実はled照明は万能のものではなく、デメリットと言えるような部分もいくつか存在しています。まずは、これまで使用していた白熱電球を単純にledにかえると、暗い場所が発生してしまう可能性があるということです。
led照明は、狭い範囲を明るく照らすことを得意としているタイプの照明です。対して白熱電球は、広い範囲に光を拡散することを得意としているタイプの照明でした。そのため、そのまま同じ場所の電球をledに変更すると、真下近くの狭い範囲しか明るくならず、他の場所が暗くなってしまうという問題が発生することがあります。
この他にも、熱に弱いという性質があることから、浴室照明としては適していないというようなデメリットもあります。また、長い目で見るとコストが安いled照明ですが、単体での費用は白熱電球などに比べると高額です。
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
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