パナソニック製お掃除ロボ付きエアコンを分解洗浄する方法を徹底解説

エアコン

当記事でご紹介している料金は目安になります。現場状況や作業内容によって変動しますので詳細はお問い合わせください。

パナソニック製お掃除ロボ付きエアコンは高性能で便利ですが、内部のメンテナンスも重要です。ここでは、一般分解クリーニングから完全分解クリーニングまで、ステップバイステップで解説します。一般分解クリーニングでは、ドレンパンやシロッコファンが取り付いた状態でクリーニングを行います。次に、二次分解クリーニングとして、ドレンパンを取り外した状態で行う方法があります。最後に、完全分解クリーニングでは、ドレンパン、シロッコファン、左右ルーバーを取り外して徹底的に掃除します。このプロセスにより、パナソニックエアコンの機能を最適な状態に保つことができます。適切なクリーニング方法を選び、パナソニックのエアコンを長持ちさせましょう。

目次

一般分解クリーニングの効果と方法を徹底解説

一般分解クリーニングは、エアコンの外部パネルやフィルター、簡単に取り外せる部品を掃除する標準的な洗浄方法です。その効果として、汚れやホコリの除去によりエアコンの効率を向上させ、清潔な空気を提供します。具体的な方法は以下の通りです。

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
  2. 外部パネルとフィルターを取り外します。
  3. フィルターをぬるま湯で丁寧に洗ってからよく乾燥させます。
  4. 外部パネルや他の取り外せる部品も同様に清掃します。
  5. 再度組み立てて電源を入れます。

一般分解クリーニングはドレンやドレンパン、シロッコファンを取り付けたまま洗浄を行うことができるため、比較的短時間で行える基本的な洗浄です。なお、日本エアコンクリーニング協会が認定しているエアコンクリーニング士が行う基本洗浄もこの方法に基づいています。この方法は自分で簡単に実施できるため、定期的に行うことをおすすめします。費用は専門業者に依頼した場合と比べて非常にリーズナブルですので、日常的なメンテナンスには最適です。機種によっては多少手順が異なることもありますので、取扱説明書をよく確認しましょう。

エアコンの徹底清掃法:ドレンパン外しによる二次分解クリーニング

ドレンパン外しによる二次分解クリーニングは、エアコン内部を徹底的に洗浄する方法です。この作業は、ドレンパンに溜まった水垢やカビを除去し、エアコンの衛生状態を向上させます。具体的には、送風のパフォーマンスを改善し、室内空気の質を保つために重要です。

方法は以下の通りです:

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
  2. 外部パネルとフィルターを取り外します。
  3. ドレンパンを慎重に取り外し、溜まった汚れやカビを洗浄します。
  4. 洗浄剤を使用して、ドレンパンを清掃します。
  5. ドレンパンを乾燥させた後、元の位置に戻します。
  6. 外部パネルとフィルターを再度取り付け、電源を入れます。

この方法は、費用は3000円〜6000円が目安です。しかし、機種や設置状況によってはドレンパンの取り外しが難しい場合もあるため、事前に確認や相談が必要です。この作業は少し手間がかかりますが、エアコン内部の清潔さを保つ非常に効果的な手段です。

エアコンの分解範囲を徹底解説!完全分解クリーニング

完全分解クリーニングは、エアコンの全ての部品を取り外して徹底的に洗浄する方法です。特にパナソニックのエアコンに関心のある消費者におすすめです。プロの業者による清掃が推奨されるこの方法では、ドレンパンと送風ファンを取り外して洗浄します。このため、エアコンの性能を最大限に引き出せる最も効率的で完全なクリーニング方法です。具体的には、以下の手順で行われます:

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
  2. 外部パネル、フィルター、ドレンパンを取り外します。
  3. 冷却フィンや内部ファン、その他の内部部品を慎重に取り外します。
  4. 専門のクリーニング剤を使用して、全ての部品を洗浄します。
  5. しっかりと乾燥させた後、全ての部品を元の位置に戻します。
  6. 再度組み立てて電源を入れます。

この作業は範囲が広く時間を要するため、費用も高額(追加費用の目安:8,000円~12,000円)になります。また、機種や設置状況によって取り外しができない場合がありますので、事前にご相談ください。

この方法は自分で行うのは難しく、専門的な知識と技術が必要です。エアコンの性能を維持するためにも、定期的なプロによるクリーニングを検討してみてください。また、エアコンに掃除ロボットが搭載されている場合でも、完全分解クリーニングの効果は高く、内部の汚れを徹底的に取り除くことが可能です。

掃除のプロが教える!パナソニックお掃除機能付きエアコンCS-566CXR2-Wの完全分解手順

掃除のプロが教える!パナソニックお掃除機能付きエアコンCS-566CXR2-Wの完全分解手順

パナソニックのエアコン、特にお掃除機能付きモデルは高性能ですが、定期的なメンテナンスが必要です。ここでは、CS-566CXR2-Wの完全分解手順を紹介します。安全で効果的な方法を知ることで、エアコンの寿命を延ばし、最適なパフォーマンスを維持することができます。

  • パナソニック CS-566CXR2-W 2016年製: こちらの機種は手前側に基板がついており、配線が多く、苦手な方も多いモデルです。最近のパナソニックの機種はこのタイプが多いです。
  • お掃除ロボットを固定しているビスは4本です。
  • 奥側のビスは落とさないよう注意が必要です。
  • 外したお掃除ロボットと手前の表示パネルは一緒に取り外せます。この表示パネルのヒンジ部は割れやすいので注意が必要です。
  • お掃除ロボットを外した状態で一般分解クリーニングを行います。

この手順を守ることで、パナソニックのエアコンを安全に分解し、効果的な掃除とクリーニングを行うことができます。

ドレンパンの取り外し方法: 簡単で安全な手順ガイド

ドレンパンはエアコンの下部に設置されており、水を集める役割を持っています。取り外しは簡単ですが、以下の手順に従うとより安全です。

  1. エアコンの電源を切り、コンセントから抜きます。
  2. エアコンの前面パネルを開け、フィルターを取り外します。
  3. ドレンパンを固定しているネジを緩めます。以下のネジを外します:
    • 赤丸のビス1本
    • 手前左右のビス2本
    • ドレンホース接続ビス1本
  4. ドレンパンを慎重に引き出します。水が溜まっている場合があるので注意しましょう。

ドレンパンを外したら、シロッコファンの取り外しも可能です。取り外したドレンパンはぬるま湯で簡単に洗浄できます。頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を使用しましょう。作業を進める際に手順の写真を撮影しておくと、再組立時に役立ちます。

この方法で、ドレンパンの左右の取り外しも含め、安全で簡単な清掃が可能です。

シロッコファンの簡単取り外しガイド

シロッコファンはエアコン内部の風を循環させる重要な部品です。正確な取り外し手順を守ることで、ファンの破損を防ぎます。以下の手順に従って、安全にシロッコファンを取り外してください。

  1. フィルターとドレンパンを取り外します。
  2. シロッコファンを固定しているビスを確認します。
  3. ビスを全て緩めます。送風ファンとモーターを固定しているビスも緩めます。
  4. 必要に応じてモーター側も外しても良いです。外した方が復旧しやすいです。
  5. 赤丸のビス1本を外し、アルミフィンを上に持ち上げながら送風ファンを引き抜きます。
  6. 送風ファンを外した状態まで進めば、アルミフィンの奥側まで洗浄することができます。

シロッコファンはデリケートな部品ですので、洗浄時には柔らかいブラシを使いましょう。取り外しと洗浄作業には適切な写真を参考にしながら進めると安心です。

取り外したパーツと本体の効果的な洗浄方法

パーツを取り外した後、次は洗浄作業です。以下の手順で行うと効果的です。

取り外したパーツはぬるま湯と中性洗剤で洗います。強力な洗剤は使用しないでください。ブラシやスポンジを使い、汚れをしっかりと落とします。取り外したパーツと本体の熱交換器を洗浄します。特に熱交換器(アルミフィン)と送風ファンはエアコン専用の高圧洗浄機を使って洗浄します。

ドレンパンは左右にモーター(風向)が付いているので外してから洗浄します。洗浄後は完全に乾燥させ、すべてのパーツをしっかりと拭き上げます。湿気や水滴が残るとカビの発生原因になったり、エラーや故障の原因にもなるので注意しましょう。

エアコン本体も同様に、適度に湿らせた布で拭き取ります。特に電気部品には注意が必要です。これらの作業を定期的に行うことで、エアコンのパフォーマンスを維持しやすくなります。また、故障や交換が必要ない良好な状態を保つことができます。

分解したパーツの効率的な取り付け方法

洗浄後のパーツを正確に取り付けることで、エアコンが正しく動作します。まず、完全に乾燥したことを確認し、取り外した順序を逆にしてパーツを取り付けます。具体的には、シロッコファンから始め、ドレンパン、フィルターの順に行います。取り付けは逆の手順で行います。お掃除機能付きエアコンの取り付けは、正確に行わないと後で不具合が生じるため、慎重に作業を進めましょう。

次に、ビスを全てしっかりと締め、パーツが動かないか確認します。メーカーによってビスの本数や長さに違いがあるので、ボックスにパーツごと分けておくと復旧もスムーズです。取り付けが完了したら、エアコンの試運転を行い、お掃除機能を含めた一通りの動作確認を行います。エラー表示、異音、水漏れなどが無いことを確認したら作業完了です。

エアコンの性能を維持するためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。

※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。


DENKI110では電気工事や修理だけでなく、生活をする上での電気に関するお役立ち情報を発信しています。

無料電話はこちら

0120-905-832