【富士通等】エアコンの取り外し方は?手順や流れを教えます

エアコン

エアコンの取り外し方を学ぶことで、自分で作業を行う際の不安が解消できます。この記事では、特に富士通エアコンのユーザー向けに、エアコンを安全に取り外す具体的な手順と流れを解説します。

目次

エアコンの取り外し方

エアコンの取り外し方

エアコンを交換する際や引っ越し前に取り外す必要がある場合、適切な手順で行うことが大切です。まず、電源を完全に切断し安全を確保してください。次に、室内機と室外機をつなぐ配管やケーブルの取り扱いには特に注意して進めてください。

不慣れな場合は専門の技術者に依頼することが安全です。これにより、次にエアコンを使用する際も安全かつスムーズに設置でき、エアコンの性能を長期間保つことができます。

取り外す前の下準備

富士通エアコンを長持ちさせるためには適切な手入れが不可欠です。特にフィルターの掃除や部品の点検は効率よく機能させるために重要です。エアコンのメンテナンスを始める前には、安全のためコンセントを抜いて電源を切ることが大切です。

これは感電や機器の故障を防ぐために必須のステップです。また掃除を行う際は専用のクリーナーや柔らかい布を使って優しく拭き取ることが推奨されます。無理に力を入れたり水洗いすることは避けましょう。これらの簡単ではありますが下準備を行うことでエアコンの性能を保ちつつ快適な室内環境を維持することができます。

設置状態の確認

エアコンの取り外しを検討する前に、室内機と室外機の設置状態をしっかり確認することが重要です。まずは、エアコンが分離型か一体型かを判別し、専用コンセントの位置と状態をチェックしてください。作業を始める前には、必ずエアコンの主電源をオフにし、安全を確保してください。

また、エアコンの配管が通されている壁スリーブを観察し、誤ってテレビアンテナやインターネットの線を切断しないように注意深く確認してください。これらの通信線や電源線が外部からどのように接続されているかを理解することも、安全な作業を行う上で不可欠です。

作業スペースの確保

エアコンの室内機を取り外す際は、周囲に十分な作業スペースを確保することが重要です。作業しやすい環境を整えるため、エアコンの周辺を掃除し、不要な物を取り除いてください。

特に室内機の上部にたまったホコリや、取り外し時に出る水滴(時にはコップ1杯分以上も出ることがあります)から床を守るため、養生シートや布を敷くことをおすすめします。これにより、室内を清潔に保ちながらエアコンのメンテナンスがスムーズに行えます。

作業工程

作業工程

エアコンのメンテナンスを行う際は、まず電源を切り、プラグを抜いて安全を確保してください。フィルターの清掃は、手順に従って外して、ぬるま湯と中性洗剤で優しく洗い流しましょう。

年に一度は専門家による内部洗浄もお勧めです。エアコンが異常音を発したり、冷却効果が低下した場合、詳細なチェックが必要です。これらの基本的なメンテナンスを怠ると、エアコンの寿命が短くなる場合がありますので注意してください。これにより、常に快適な室内環境を保つことができます。

ポンプダウンをして、エアコンのガスを室外機に回収

エアコンを取り外す前に安全にガスを回収するためのポンプダウン作業は、冷房運転を利用して行います。これには、室内機や配管に残留している冷媒ガスを室外機に移動させることが含まれます。まず、配管カバーを取り外し、床を汚さないように養生します。

次に、エアコンのリモコンで冷房運転を始め、最低温度に設定します。室温が低い場合は強制冷房運転が必要です。室内機から冷たい風が出ていることと室外機のファンが回っていることを確認してから、送り側のバルブを閉め、数分後に受け側のバルブを閉じます。

最後に、エアコンを停止させ、プラグをコンセントから抜き、エアコンのガスが正常に室外機に回収されたことを確認します。このポンプダウン作業には特定の技術が必要なため、安全を確保するためにも認定技術者に依頼することをお勧めします。

室外機側の配線と配管を外す

エアコンの室外機のメンテナンスは専門家に依頼するのが一般的ですが、簡単な配線や配管の取り外し方法について解説します。まず、配線カバーを外し、金具で固定された配線をマイナスドライバーで押しながら引くことで外せます。作業がよりわかりやすくなるように写真と比較しながら行います。

また、切断が必要な場合はニッパーを用います。次に、細い銅管と太い銅管をモンキーレンチで左に回すことで緩め、取り外します。この際、位置を確認しながら慎重に作業します。作業が終わったら、配管カバーを元に戻し、ホコリが内部に入らないようビニールテープでコーティングします。

また、室外機のドレン管がある場合は、それを外すことを忘れないでください。最後に、室外機を運びやすくするために台も取り外しておくと全体のメンテナンスが楽になります。

室内機側の配管等を外す

富士通エアコンの室内機を交換する際、配管や配線の取り外しには注意が必要です。まず、壁の穴に充填されたパテを取り除き、その後化粧テープと保温材を慎重に除去してください。銅管は室外機側に近い部分をニッパーで切り離しますが、切断位置はエアコンの設置状態を考慮して選んでください。

ドレンホースは、つなぎ目が見つかり次第切り離します。見つからない場合は、必要な位置でカットしてください。さらに、電気配線(Fケーブル)も適切な位置で切断してください。

これらの手順は室内機の機能を保つためであり、再利用を考慮しない場合の基本的な方法です。作業は常に富士通エアコンの取扱説明書を参照しながら正確に行い、不明な点があれば専門家に相談してください。

室内機の取り外す準備

室内機を壁から安全かつ効率的に取り外すためには、以下の手順が重要です。まず、水漏れを避けるためにドレンホースにビニールバッグやテープで水止めを行います。次に、取り外しに際し障害となる銅管をまっすぐにして取り出しやすくします。銅管が固くなっている場合は、特に注意が必要です。

さらに、銅管の先端を養生テープで保護し、切断面からのケガや壁の損傷を防ぎます。電気コードは取り外し時に邪魔にならないようにまとめておくことも忘れずに。最後に、室内機と壁の間に詰められたパテを取り除いて準備を整えれば、スムーズに取り外しが行えます。これらの手順に従えば、室内機を壁から安全に取り外すことができます。

室内機を取り外し

エアコンの室内機を取り外す際は、安全に作業を進めるためにいくつかのステップを守る必要があります。まず、エアコンの電源を切り、全ての配線と配管が接続されていないことを確認してください。

次に、室内機の位置を確認し、取り付けているネジを上部から下部にかけて順に外します。特に上部のネジは重要で、これがしっかりと固定されているため、最初にしっかりと外すことがポイントです。

作業は必ず複数人で行い、壁から室内機を慎重に引き離してください。これらの手順を正確に実行することで、エアコンの取り外しがスムーズに進みます。

穴にエアコンキャップやフタをして穴をふさぐ

室内機を取り外した後の壁の穴は外気の侵入を防ぐため、適切に処理することが重要です。まず、穴周辺のパテや汚れを丁寧に除去してください。清潔な状態でなければ、エアコンキャップの固定が不十分になることがあります。

次に、内側からエアコンキャップを穴にしっかりはめ込んでください。キャップがない場合は、外側から特別に設計されたエアコン用パテで穴を塞ぐことができます。

エアコン用パテは粘着性があり、壁のホコリや汚れを事前に清掃することで、より効果的に穴を塞ぐことができます。これらの材料はホームセンターやオンラインで容易に入手できます。

メーカー別取り外し方

メーカー別取り外し方

富士通エアコンの室内機を安全に取り外す方法には、正しい手順が必要です。エアコンメーカーによって取り外し方が異なるため、特に注意が必要です。まず、冷媒ガスをポンプダウンするために強制冷房運転を使用することが重要です。

この作業はエアコンを運転させ、内部の冷媒ガスを安全に回収する手順ですが、メーカーによって操作方法が異なります。富士通エアコンの場合は、専用の手順に従い正確に行うことが安全な取り外しには欠かせません。この手順を正しく実行することで、エアコンの取り外しがスムーズに、そして安全に進みます。

ダイキン

室内機の取り外し方

富士通エアコンの室内機を取り外す際は、まず運転/停止ボタンを5秒間長押しして電源を完全にオフにします。次に、室内機の下部を確認し、左右にあるフックを外します。これらのフックは通常、背板に引っかかっており、簡単に押して外せます。さらに、室内機の上部は背板に掛かっているので、上に軽く持ち上げるだけで外せます。

もし室内機がネジで固定されている場合、カバー全体を取り外してネジを確認します。室内機のカバーを開け、左右のネジを外し、電線がある場合はそれも外します。最後に、室内機の上部と下部のフックをそれぞれ確認し、カバーを手前に引いて完全に取り外します。このプロセスを行う前には、必ず電源が完全に遮断されていることを確認してください。

富士通

室内機の取り外し方

富士通エアコンの室内機を安全に取り外すため、まず電源を切り、コンセントを抜きます。次に、カバーを外す前に電源が完全にオフであるか再確認します。カバーを取り外す際は、左右のフックを外し、上部は単に背板に掛かっているので、上に軽く持ち上げると外れます。

また、カバーの右側には応急運転・強制冷房運転のボタンがあり、これを長押しすることで強制運転が行えます。さらに、室内機の下部にはフックがあり、これを背板から押し出すことで下方向への取り外しが効率的に行えます。このプロセスでは、内部の電源ケーブルやパイプを損傷しないよう注意深く作業を進めてください。

日立

室内機の取り外し方

富士通エアコンの室内機を取り外す際は、まず室内機の右側にある応急運転ボタンを5秒以上長押しして、強制冷房運転を停止させます。その後、電源をオフにし、下部「PUSH」マークの位置に手をかけて押しながら左右のフックを外します。これにより室内機の下部が自由になります。

次に、室内機の上部を持ち上げると、上部が背板から外れます。この工程を進める際には、内部の配線や配管が引っかからないように注意しながら慎重に行ってください。特に左右の配管接合部には注意が必要です。以上の手順で室内機は安全に取り外せます。

三菱

室内機の取り外し方

富士通エアコンの室内機を取り外す際は、まずフロントカバーを取り外し始めます。この作業には特定の工具が必要な場合があるため、事前にメーカーの仕様書を確認することが重要です。特に内部のネジを外す際は、適切なサイズのドライバーを使用し、電気配線や水管の取り扱いに注意しながら進めてください。

また、室内機の右側にある応急運転スイッチを押すと強制冷房運転が始まるので、このスイッチの存在も確認してください。室内機の下部にあるフックを左右から外し、上部は単に背板に掛けてあるので、持ち上げると簡単に取り外せます。各位置のマークを参照しながら左右を引いて外すことで、作業を完了できます。

パナソニック

室内機の取り外し方

富士通のエアコン室内機の取り外し手順を紹介します。まず、エアコンの電源を切り、室内機のフロントパネルを外します。応急運転スイッチを5秒間押して強制冷房運転を確認するのは、内部システムが正常に動作しているかを確かめるためです。

次に、室内機の下部にある「押す」マークの部分を押しながら、左右のフックを外してください。最後に、室内機を上に向かってゆっくり持ち上げると取り外しが完了します。作業中は機械の位置と重さに注意し、慎重に扱うことが重要です。

シャープ

室内機の取り外し方

富士通のエアコンを取り外す際は、まずリモコンで冷房運転を開始し、その後室内機のカバーを開けます。右側にある応急運転ボタンを長押しし、5秒後に運転ランプが点滅して強制冷房が始まります。

次に、室内機の下部にある▽マークを押してフックを外します。左右のフックも同様に外し、最後に室内機の上部を持ち上げると、背板から簡単に外れます。左右や上下の位置を正確に把握することで、無理なく機器を取り扱えます。

サンヨー

室内機の取り外し方

富士通エアコンの室内機を取り外すには、まず電源を切り、リモコンで冷房運転を開始します。次に、室内機にある試運転スイッチを押し、確認の音が鳴るまで押し続けます。これにより強制冷房運転が始まり、再度試運転スイッチを押すことで停止します。

室内機の下部を見ると、フックがありますので、底にある三角マークを押しながら外します。左右のフックも同様に外し、最後に上部を持ち上げることで背板から簡単に外れます。この時、つまようじなど細い物で試運転スイッチを押しやすくします。取り外し作業の際は位置関係を正しく把握し、左、右、上、下の各部分を慎重に扱ってください。

東芝

室内機の取り外し方

富士通のエアコン室内機の取り外し手順はシンプルですが、丁寧に作業を行うことが重要です。まず、室内機のカバーを開けて右側の自動運転ボタンを2回押し、強制冷房運転を開始します。その後、ボタンを再度押して冷房を停止します。

次に、下部の左右のフックを押しながら解除し、上部のフックを持ち上げて室内機を外します。最後に、室内機の左右にある「PUSH」マークを押して本体を取り外します。この作業中、電源ケーブルや配管を無理に引っ張らないように注意が必要です。不慣れな場合はプロの技術者に依頼することをお勧めします。

コロナ

エアコン室内機の取り外し方

富士通のエアコン室内機を取り外す際は、安全のために必ず電源を切断してください。作業を始める前に、リモコンで風量設定と運転ボタンを操作し、エアコンを強制冷房状態で停止させます。その後、室内機の位置に注意し、左右および上部のフックを解除します。

特に、室内機下部のフックは背板にしっかりはまっているため、「押す」マークの箇所を押して外します。フロントパネルを外したら、内部のネジを外し、電気配線と冷却管も慎重に解除していきます。室内機は左右および上部からゆっくり持ち上げると背板から外れますので、注意して取り外してください。

アイリスオーヤマ

エアコン室内機の取り外し方

エアコンの室内機を取り外す際は、先に電源を切って安全を確保します。フロントカバーを開けてから、室内機右側の緊急ボタンを2回押し、強制冷房運転を停止します。

次に、室内機下部の左右にある「PUSH」マークを押しながら、下から上へフックを外していきます。上部は背板に掛かっているので、持ち上げると室内機が取り外せます。この作業を行う前に、エアコンの構造と電気配線の位置に注意することが重要です。

まとめ

富士通エアコンを最適に保つ方法は多岐にわたりますが、日常的なお手入れとトラブルシューティングの基本が重要です。日々のメンテナンスでは、フィルターを定期的に清掃し、適切に設定することで効率的に運転し、エアコンの寿命を延ばすことができます。

万が一トラブルが発生した場合は、基本的なチェックポイントを知っておくことで、迅速に対応が可能です。これらの手順に従うことで、エアコンをより長く、より快適に使用できるでしょう。

※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。


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