【富士通など】エアコンルーバーの外し方は?分解方法を教えます

エアコン

当記事でご紹介している料金は目安になります。現場状況や作業内容によって変動しますので詳細はお問い合わせください。

自宅でエアコンのメンテナンスを行うことは、快適な室内環境を保つ上で非常に重要です。特にエアコンのルーバーやフィルターは、定期的な掃除と洗浄が必要ですが、そのためには適切な取り外し方法を知っておく必要があります。

この記事では、富士通を含む一般的なエアコンモデルのルーバーの外し方と、エアコンを安全に分解して掃除する方法について詳しく説明しています。

目次

ルーバーを外す前の下準備

ルーバーを外す前の下準備

エアコンのメンテナンスを行う際には、ルーバーを外すことがしばしば必要です。この作業を安全かつ効果的に行うには、事前にいくつかの準備と確認が不可欠です。ここでは、エアコンのルーバーを取り外す前に行うべき具体的なステップを紹介します。

まず、エアコンの電源を必ず切ることが重要です。これにより、作業中の事故や故障を防ぐことができます。次に、取り外すルーバーの構造を確認し、必要な工具を把握しましょう。多くの場合、標準的なドライバーやピンセットが使用されますが、モデルによっては特殊な工具が必要な場合もあるので、事前に確認することが大切です。

ルーバーはリモコン操作で開く

多くのエアコンでは運転停止中、ルーバーは閉じた状態になっています。そのため、ルーバーのメンテナンスや交換を行う際は、まずルーバーを開く必要があります。ルーバーの開閉は通常、リモコンの操作によって行われます。以下の手順でルーバーを安全に開いてください。

  1. エアコンの運転開始ボタンを押して運転を開始します。
  2. ルーバーが完全に開くのを待ちます。
  3. ルーバーが開いた状態で、すぐに電源プラグを抜いてください。

この方法でルーバーが完全に開いた状態でエアコンが停止します。リモコン操作で誤って停止ボタンを押すと、ルーバーが閉じることがあるため、その操作には注意が必要です。

さらに、リモコンでルーバーが開閉しない場合は、以下の原因が考えられます:

  • ルーバーとエアコンの連結部分の破損
  • モーターの故障

これらの問題に対処するには、部品の交換が必要な場合があります。そのため、保証書を確認し、メーカーに相談して対応を検討してください。自分で修理しようとする際は、専門知識と正しいツールが必要です。エアコンメンテナンスは、安全性を最優先に、専門家のアドバイスを求めることも検討してください。

電源を抜くかブレーカーを落として作業する

エアコン掃除を安全に行うための重要なステップは、作業開始前に電源プラグを抜くかブレーカーを落とすことです。部品の取り外しや清掃が電源が入っている状態でも可能であっても、感電のリスクを避け安全に作業を進めるためにはこの手順が必要です。

また、エアコンが誤って作動する危険や、エアコン内部のファンに触れる事故を防ぐためにも、電源を切ることが重要です。エアコンのアース線が作業の邪魔になる場合は、それを外すことも考慮してください。適切な準備と注意深い対応により、エアコンの掃除を安心して行うことができます。

エアコンのカバーとフィルターを先に外してから掃除する

エアコンの掃除は計画的に行うのが最も効果的です。特にカバーとフィルターの取り外しは内部のクリーニングに不可欠で、作業をしやすくする重要なステップです。

・エアコンカバーの外し方
まず、左右の端に位置するエアコンカバーのくぼみに指をかけてゆっくり手前に引きます。カバーが上に跳ね上がり、カチッと音がしたら止まります。この時点でカバーを左右いずれかにスライドさせてから前に引くと外れます。

留め具の形状は様々ですから、エアコンのマニュアルに従ってください。同時に両サイドを外す作業は避け、片方ずつ丁寧に取り扱い、急な落下による破損や怪我がないように注意してください。

・エアコンフィルターの外し方
次に、エアコンフィルターを外します。通常、カバーを開けた内部の前面に位置し、左右に分かれていることが多いです。各フィルターの下部にあるツマミを引くと、取り外しやすくなります。

ホコリがたまっている場合、フィルターを引き抜く際はホコリが舞い散らないよう慎重に作業してください。フィルターを取り外すと内部のフィンが露わになりますが、これらは非常にデリケートで傷つきやすく、鋭利なため触れないようにしてください。

これらの部品を的確に取り扱い、エアコン内部の効果的なクリーニングを行い、効率を長期間維持することができます。安全かつ効果的にメンテナンスを行うためには、これらの基本的な手順をマスターすることが重要です。

劣化したエアコンのルーバーは外さない方が良い

劣化したエアコンのルーバーは外さない方が良い

DIY愛好者の皆様へ、エアコンのルーバーが劣化している場合は、掃除や交換で無理に取り外さない方が賢明です。ルーバーやその留め具は年月と共に劣化し、破損するリスクが高まっています。一度破損すると、元通りに修復するのが困難で、場合によっては交換用の部品が見つからず、エアコン自体の交換が必要になることもあります。実際、当サイトでエアコン掃除を試みたライターもルーバーの破損を経験しています。

エアコンは日光が直接当たる場所に設置されがちな家電で、そのためプラスチック部品は特に劣化しやすいです。もしルーバーの状態が気になる場合は、プロのエアコンクリーニングサービスの利用を検討してください。彼らは専門的な技術を持ち、エアコンの分解や洗浄を安全かつ効果的に行います。

ルーバーを外すコツ

ルーバーを外すコツ

エアコンのルーバーの取り外しは時に難しい場合があります。特に初めての方や固定箇所が硬いモデルをお持ちの方は、取り外しが難しいと感じることがあります。しかし、一度コツを掴めば、初心者でもスムーズに行えるようになります。

まずは、エアコン機種による違いを認識することが重要です。各メーカーごとにルーバーの取り付け方法には違いがあるため、自分のエアコンのマニュアルをよく読み確認してください。多くの場合、ルーバーの固定箇所を特定し、そこを慎重に解除することが求められますが、慎重に、力を入れすぎずに作業を進めることが肝心です。

富士通のエアコンの例を挙げると、一部モデルはルーバーが比較的外しやすい設計がされていますが、それでも正しい手順を守らなければ破損するリスクがあります。正しい手順に従いながら、ゆっくりとルーバーを外すようにしましょう。すると、簡単かつ安全に清掃やメンテナンスができます。

中央の留め具を先に外しておく

ルーバーの取り外し方はメーカーにより異なりますが、一般的な手順として、中央の留め具から順に外すことが推奨されています。

はじめに、エアコンのルーバーがどのように固定されているかを確認してください。多くの場合、ルーバーは中央と左右の3点、あるいは中央が2点と左右の合わせて4点で固定されています。中央の留め具は、通常クリップ式やスライド式で設計されており、優しく押すまたはスライドさせることで取り外せます。特に4点で固定されている機種では、中央の留め具の一方を外すことから始めると、残りの留め具が外しやすくなります。

留め具が硬く動かない場合は、製造メーカーの指示に従った特別な方法で取り扱う必要があるかもしれません。また、ルーバーの端にストッパーが設けられている機種では、中央に留め具がない場合があります。このタイプの場合は、端のストッパーをつまみながら斜めに引いてルーバーを取り外します。

メンテナンス作業を行う際には、常にメーカーのガイドラインに注意を払いながら、丁寧に作業を進めてください。

両サイドはルーバーを湾曲させながら外す

エアコンのメンテナンスでは、ノクリアや富士通のモデルでも共通して目にするのが、ルーバーの微妙な取り外し作業です。特に、左右の留め具がなかなか外れない場合は、適切な技術が求められます。

ルーバーの中央部分の留め具を外した後、左右の留め具に移りますが、ここが技術の見せ所です。留め具は比較的簡単に外れる設計ですが、外れにくい場合もあります。その際、ルーバーを思い切ってU字に湾曲させながら引き外すことがコツです。

ルーバーはエアコン本体に比べて柔軟性があり、強く曲げても破損しにくい素材でできています。左右それぞれが外れにくい場合は、ルーバーを開閉しながら留め具が外れるポイントを探しましょう。端部の留め具は特定の角度でしか取り外せないため、留め具を外す方向にも注意が必要です。

【三菱エアコン霧ヶ峰】ルーバーの外し方

【三菱エアコン霧ヶ峰】ルーバーの外し方

三菱エアコンのルーバーを交換や掃除のために取り外す際、特有の構造を理解することが重要です。

まず、ルーバーを取り外す前に、メーカー非推奨であることを認識し、作業は自己責任で行ってください。ルーバーの両端にある白いフックとグレーのフックは、プラスチック製の留め具で固定されています。留め具は、指またはラジオペンチを使って軽く引き抜くことで外れます。

ルーバー本体が柔軟に湾曲するため、中央部を押さえながら左右のフックを順に軽く引き抜くと、簡単に外れます。固い場合はラジオペンチを使用し、フックの根元を押さえつつ留め具を慎重に引きます。

留め具を失くさないように注意しながら作業を行い、留め具を損傷した場合は、インターネットで簡単に新しいものを数百円で購入可能です。しかし、引きすぎてツメを損傷するとルーバー全体の交換が必要になることもありますので、注意してください。

【SHARPプラズマクラスター】ルーバーの外し方

SHARPプラズマクラスターエアコンのルーバーは、メンテナンス時に外す必要がある場合があります。

このモデルの特徴の一つは、ルーバーを取り外すための道具が不要であることです。ルーバーの外し方には以下の手順が含まれます。

  1. ルーバーの中央に位置するJ形のフックを確認します。このフックはエアコン本体から突出しており、ルーバーの中央バーが引っ掛かっています。
  2. ルーバーを閉じた後、約1cm開いてフックの位置を確認します。
  3. ルーバーの中央をエアコン本体に押し当てながら、ゆっくりとフックから引き離します。

この作業を行う際は、高い位置に上がる必要がありますが、安全のために安定した脚立を使用してください。フックが外れた後は、ルーバーを下に押し下げて中央部分を解放します。

次に左右の固定を外します。ルーバーの中央部が外れたら、ルーバーを軽く湾曲させながら右に押し付けることで左側が容易に外れます。左側が外れると、右側も自然に解放されます。

【パナソニックCS-221CF】ルーバーの外し方

パナソニックエアコンモデルCS-221CFは、手間をかけずにルーバーを取り外せるモデルです。ルーバー自体は柔軟で、構造が直感的に理解しやすい特徴があります。

手動でルーバーを開き、中央に位置する留め具を見つけます。この留め具はエアコン本体に接続されており、中央近くの穴を通じて固定されています。留め具を軽く左にスライドさせると、簡単に取り外せます。

中央の留め具を外した後、ルーバーを閉じますと、両サイドの取り外しがスムーズに行えます。ルーバーを中心から押し下げて軽く湾曲させ、左側を先に取り外します。これは単に引き抜くだけです。次に、同様の方法でルーバーの右側も取り外します。

ルーバーを元に戻す際は、左側に特に注意が必要です。左側には歯車があるため、正しい向きで歯車が嵌るようにしながら慎重にはめ込むことが大切です。最後に、ルーバーの両サイドを固定した後、手動でルーバーを開いて中央の留め具を楽にはめます。

【富士通ゼネラルノクリア】ルーバーの外し方

富士通ゼネラルエアコンのルーバーは前面と奥の2枚で構成されており、特に奥のルーバーは2枚重ねの厚みがあります。

まず、前面のルーバーから取り外します。ルーバーは中央と左右、合計4箇所で固定されています。中央右の固定箇所から始め、ルーバー側のフックを引き剥がすようにしながら外します。このとき、ルーバーのフックは比較的柔らかく設計されているため、強く扱う必要がありますが、破損しないよう注意することが重要です。

中央左の固定箇所は、中央右を外した後であれば比較的簡単に外せます。ルーバーを少し押し下げつつ、フックを左に強く引っ張ります。その後、ルーバー右側を外します。こちらはギアが絡むため、ルーバーを閉じる方向に移動させながらギアのポジションを探り、適切な位置で外せます。右側が外れた後は、左側を取り外します。左側は簡単に抜ける設計ですが、バネが飛び出る可能性があるので、注意が必要です。

次に、奥のルーバーを取り外します。2枚重ねの部分は、スキマにマイナスドライバーを差し込んでこじ開けることから始めます。強い力が必要ですが、破損を避けるために慎重に行います。最初に下側のルーバーを取り外し、その後、上側のルーバーを中央右、中央左、右、左の順に外していきます。。

左右ルーバーの外し方と戻し方

エアコンの吹き出し口には風向きを調整するルーバーがあり、これを「左右ルーバー」と呼んでいます。多くの場合、挿入するだけの構造なので、特別な工具なしで簡単に取り外せます。取り外す時はルーバーをゆっくり引き上げるか横にスライドしてください。取り付ける時は元の位置に戻して押し込むだけです。

ただし、ほとんどのメーカーは左右ルーバーの取り外しを推奨していないため注意が必要です。作業を行う際は自己責任で、取扱説明書やメーカーの指示を確認することが重要です。分解や取り外しの際には、他の部品を損傷しないよう注意しましょう。

DIY愛好者にとって、このメンテナンス作業はエアコンの機能を理解する良い機会です。ルーバーの取り外し方と戻し方をマスターすることで、エアコン保守の幅が広がり、快適な居住環境を維持するのに役立ちます。

【三菱エアコン霧ヶ峰】左右ルーバー外し方

三菱エアコン霧ヶ峰のルーバーは、左右それぞれに存在し、エアコンの吹き出し口上部に取り付けられています。ルーバーを取り外す際には、最初にエアコンの電源を切り、リモコンでルーバーを完全に開いてください。次に、ルーバーの留め具が約5箇所あることを確認し、それらがはめ込まれている状態を把握します。

留め具が硬くて外れにくい場合は、スキマにマイナスドライバーを挿入し、慎重にレバレッジをかけて外すことができますが、素材が柔らかく変形しやすいため、力の加え方に注意が必要です。ルーバーを外した後は、中性洗剤を用いて優しく洗浄することが推奨されます。

ルーバーを元に戻す際は、留め具とエアコン吹き出し口側の穴の位置を確認しながら、それぞれをはめ込んでください。留め具を戻す際には、ボタンをはめる時と同様に「パチン」という音がするまで押し込んで固定します。この作業を行う際にも、確認と注意が必要です。

【プラズマクラスター】左右ルーバーの外し方

シャープのプラズマクラスター機能付きエアコンは、左右ルーバーの清掃が簡単にできるように設計されています。エアコンの電源を切った状態で、ルーバーを最大に開いた後、左右のルーバーの下側にある小さなクリップを押しながらゆっくり手前に引いてください。左右ルーバーは中央で2つに分かれており、前後に4箇所ずつ留め具が付いているので、手前の留め具は特に折れやすいため注意が必要です。

左右ルーバーを再取り付けする際は、手前の留め具を先にセットし、その後奥の留め具をはめてください。奥の留め具をしっかりと押し込み、カチッという音がするまで確認することが重要です。この手順に従うことで、エアコンは常に最適な状態を維持できます。

【パナソニックCS-221CF】左右ルーバーの外し方

パナソニックのエアコンモデルCS-221CFでは、左右のルーバーを取り外す際には、各ルーバーの上部の留め具を外す必要があります。作業を始める前に、エアコンの電源を切り、全てのルーバーを完全に開いてロックを解除してください。留め具は、専用のボタンを押しながら一つずつ慎重に外してください。

留め具が硬く外れにくい場合、マイナスドライバーを使用してスキマを作り、作業をスムーズに進めてください。このとき、パーツを壊さないようにゆっくりと力を掛けることが重要です。

ルーバーを取り外した後の清掃には、中性洗剤と柔らかい布を使って優しく拭き取ってください。ルーバーを再び取り付ける際には、留め具を正確にはめ込み、しっかりと固定してください。注意深く丁寧に作業を行うことで、エアコンの効率を保ち、寿命を延ばすことができます。

エアコンルーバーが動かなかったり閉まらない場合の対処法

エアコンルーバーが動かなかったり閉まらない場合の対処法

エアコンルーバーが動かない、またはきちんと閉まらない問題は、住環境において非常に困った事態となることがあります。以下は、エアコンルーバーの動作不良に関する基本的なトラブルシュートと解決方法を紹介します。

まず、エアコンのルーバーは基本的にリモコンで操作することが推奨されています。手動で操作すると、正確に位置が合わないことが多く、それが原因でうまく閉まらない場合があります。

リモコンで操作してもルーバーが動かない場合、ルーバーが適切に歯車にはまっていない可能性が考えられます。この場合、左右および上下のルーバーを一度取り外し、モーターとの連動を確認しながら再装着することが効果的です。

ルーバーの取り外し方と戻し方については、この記事で詳しく解説していますので参考にしてください。それでもルーバーが反応しない場合は、エアコンのリセットまたは再起動を試みましょう。具体的な手順は以下の通りです。

  1. エアコンの電源プラグを抜きます。
  2. 専用のブレーカーをオフにします。
  3. 約3分間放置した後、ブレーカーと電源を再びオンにします。
  4. エアコンの運転を開始します。

万が一リモコンがエアコンに反応しない場合は、エアコン本体に設けられている応急運転ボタンを使用してみてください。このボタンは通常、エアコンのカバー内部に位置しており、使用方法は各メーカーの取扱説明書で確認することができます。応急処置ボタンを押すことで一時的に運転を開始し、もう一度押すと停止します。

吹き出し口奥のカビ汚れを落とす方法

吹き出し口奥のカビ汚れを落とす方法

エアコンの清潔保持は快適な日常生活に不可欠です。特にエアコンのルーバーや吹き出し口はカビやホコリが溜まりやすい部分です。これらの汚れは空気の質を低下させ、私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで重要なのが、エアコンのルーバーと吹き出し口の掃除です。

具体的には、ルーバーを取り外すことから始めます。ルーバーを外すと、その奥にある吹き出し口やファンが露わになり、普段見えにくい部分の掃除がしやすくなります。特にカビが発生しやすい吹き出し口周辺は、定期的な掃除が必要です。取り外したルーバーやその他のパーツを丁寧に清掃することで、エアコン全体の性能を維持し、より健康的な室内環境を保つことができます。

この掃除を定期的に行うことで、エアコンからの清潔な風を保ち、実際のメンテナンス作業も効率的かつ効果的になります。

ルーバーの掃除方法

エアコンの風向きを調整するルーバーは時間と共にホコリやカビが溜まります。まず、ルーバーをエアコンから外します。外すことで通常手の届きにくい部分の掃除も楽になります。

外したルーバーについている汚れは、表面が拭き取りやすい素材でできているため、アルコール除菌シートやアルコールを染み込ませたキッチンペーパーで拭き取ることができます。特に頑固な汚れやカビがある場合は、浴室で洗うと良いです。中性洗剤でルーバーを洗い、シャワーでしっかりと洗い流します。

掃除が終われば、ルーバーの水分を充分に取り、エアコンに取り付けます。これで、エアコンからの清潔な空気が部屋に行き渡ります。定期的なルーバーの掃除は、エアコンの効率を上げ、空気の質を保つためにも重要です。

吹き出し口の洗浄方法

エアコンの吹き出し口を掃除することで、性能を最適に保ち、快適な空間を維持できます。特におすすめの洗浄方法は、アルカリ電解水の使用です。この水は汚れを効率的に落とし、ホコリやカビを綺麗に除去できます。

まず、エアコンの電源を切り、周辺を養生して水濡れを防ぎます。次に、アルカリ電解水を汚れた部分にスプレーします。このとき、電装部分に水がかからないように十分に注意しましょう。液がかかった部分は、キッチンペーパーや乾いた雑巾で優しく拭き取ります。

注意点として、アルカリ電解水は液だれしやすいので、ハンドルや床の保護を徹底してください。また、手荒れのリスクがあるため、手袋の着用が安全です。

エアコンのルーバーやファンへのアクセスを改善するため、ルーバーを取り外してから掃除を行うとよりしやすくなります。隙間の汚れには、「隙間らくらくハンディーワイパー」などの専用掃除用具の使用が効果的です。

このようにエアコンの吹き出し口とその周辺を定期的に洗浄することで、エアコンは常に最良の状態を保ち、快適な生活空間を提供します。

掃除できないのは熱交換器(フィン)

エアコンのメンテナンスに挑戦するDIY愛好者の皆さんにとって、内部の熱交換器の掃除は特に難しい作業です。多くの場合、この部分の洗浄には専用の工具や洗剤が必要ですが、適切な処理をしないと水漏れや故障のリスクがあります。さらに、内部の汚れが排水の詰まりを引き起こし、エアコン全体の効率低下につながることもあります。

熱交換器は自分で触れることができない箇所であり、適切なクリーニングが必要です。個人での清掃が難しいため、1年から2年ごとのプロによるクリーニングサービスの利用をお勧めします。プロの技術によって、エアコン内部の細部までの汚れを効果的に洗浄し、エアコンの性能を維持することができます。

よくある質問

富士通のエアコンで外してはいけないパーツは?

注意すべきパーツは上下風向板とパワーディフューザーの取り扱いです。これらのパーツの左側軸にはバネが取り付けられており、不慣れな取り外し方をすると、バネが飛び出してしまい、紛失や再組み立ての際のトラブルの原因となります。

取り外しを試みた際、バネが設置されているパーツには特に注意が必要です。バネが飛び出す事例が多く、それによってパーツが適切に機能しなくなる可能性があります。また、バネが伸びてしまうと正常に作動しなくなるケースもあります。組み立て時にもバネの取り付けが難しく、一度でうまくいかないことが多いため、何度も挑戦する必要があります。

このため、富士通のエアコンを洗浄する際は、上下風向板とパワーディフューザーの左側軸にバネが組み込まれているかを事前に確認し、バネがある場合は取り外しを控えることを推奨します。これにより、メンテナンス作業中のトラブルを避け、エアコンを安全に長くご使用いただくことが可能です。

まとめ

エアコンの性能を最大限に活かすためには、定期的なメンテナンスが必要です。特に富士通製のエアコンでは、ルーバーの取り外し方とその清掃方法を理解することが、効率的な使用の基盤となります。この記事では、ルーバーを安全かつ正確に取り外す手順について詳しく説明しました。

DIY愛好者の皆さんが自分でメンテナンスを行うことで、専門家に頼ることなくコストを抑え、エアコンの長期的な性能を保つことが可能です。エアコン内部のほこりや汚れを効率的に除去し、常に最適な空調環境を実現しましょう。重要なのは、安全に注意しながら作業を行うことです。正しい知識と手順を身につけ、快適で健康的な生活空間を保つための一助としてください。

※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。


DENKI110では電気工事や修理だけでなく、生活をする上での電気に関するお役立ち情報を発信しています。

無料電話はこちら

0120-905-832