リビングのおしゃれ照明を紹介!設置方法も教えます

照明

家族が集まるリビングだからこそ、おしゃれな照明を設置したいと思う人は多いことでしょう。おしゃれ照明は部屋の雰囲気を明るくし、居心地を良くしてくれるため、リビングの照明を工夫すれば自然と家族が集まるかもしれません。

照明にもさまざまな種類があり、光の色によっても随分と印象が異なります。照明を選ぶ時は、目的や好みに合わせた商品を選択することが重要です。照明の取り付けを業者に頼むと費用がかかるため、自分で取り付けたいと考える方もいると思います。

そこでこの記事では、リビング照明について以下の内容を解説します。

  • 照明の種類とそれぞれの特徴
  • 自分で照明の取り付けは可能か
  • 照明器具の一般的な取付方法
  • 照明器具の有名なメーカー
  • 照明のおすすめ商品

リビングに適した照明を選びたい方や、リビングにおしゃれ照明の取り付けを検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

照明にはどんな種類がある?特徴を解説

照明器具と一言でいっても、その種類は実にさまざまです。家電量販店に行っても、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからないという経験があるかもしれませんね。ここでは、リビングで主に用いられる照明の種類やそれぞれの特徴を解説します。

白熱電球

古くから親しまれている白熱電球は、内部のフィラメントが発光体となり、熱を帯びることで温かみのある光を放射する照明です。100%の電気エネルギーがあるとして、白熱電球の場合は10%程度しか光に変換できないのが欠点です。エネルギー効率が低いため、最近では使用する家庭が減少傾向にあります。

蛍光灯

オフィスや病院などでもよく見かける蛍光灯は、蛍光管を光源として、放電により紫外線を発生させて光を放射する照明器具です。100%の電気エネルギーがあるとして、蛍光灯の場合は20%程度光に変換されます。広範囲に使用される効率的な照明で、白熱電球よりも消費電力が少なく節電効果があります。近年はコンパクト蛍光灯(CFL)なども人気です。

LED照明

LED照明は、特殊な半導体が発光体となり、電気エネルギーが直接光に変換される照明です。最大50%程度の光変換効率を持ちます。エネルギー効率が非常に高く寿命も長いため、一般家庭やオフィスなど幅広い用途で主流になっている照明器具です。形状や色温度も多様なので、白熱電球のような温かみのある色や蛍光灯のような爽やかな色も再現できます。リビング照明においては、電球色のLED照明が人気です。

ダウンライト

ダウンライトは天井照明の一つで、天井に埋め込むことでスポット的な光を提供する照明装置です。天井面から突出する部分がないため、天井がすっきりして見える、部屋のインテリアに影響を与えないなどのメリットがあります。

シーリングライト

ニトリ LEDシーリングライト

ニトリ LEDシーリングライト

IKEA LEDシーリングランプ

IKEA LEDシーリングランプ

シーリングライトは、天井に設置される照明装置で、もっとも普及している天井照明です。近年はLEDシーリングライトが非常に人気で、リビングだけでなく寝室や子供部屋、和室までさまざまな場所に用いられています。

ペンダントライト

ニトリ ペンダントライト

ニトリ ペンダントライト

IKEA クナッパペンダントランプ

IKEA クナッパペンダントランプ

ペンダントライトは、天井からぶら下がるタイプの照明装置で、北欧調やアンティーク調などおしゃれなデザインの商品も多いです。食卓やキッチンのカウンターの天井照明によく用いられます。

照明器具の取り付けは自分でできる?

リビングの照明をおしゃれ照明に交換したい。でも、取り付けを業者に依頼するとお金がかかるから自分で取り付けたい。そう考える方は多いと思います。

実際のところ、照明器具は自分で取り付けが可能なものとそうでないものに分かれます。ここでは、自分で設置できる照明のタイプや自分で取り付けるメリット、デメリットを解説します。

自分で取り付けできる照明とは

引掛埋込ローゼット

部屋の照明がご自分で交換できるタイプかを判断するには、天井に上の画像のような「配線器具」が付いているかどうか確認します。結論から言うと、この配線器具が付いている場合は自分で照明の取り付けが可能です。配線器具には主に次の5種類があります。

  • 角形引掛シーリング
  • 丸形引掛シーリング
  • 丸形フル引掛シーリング
  • フル引掛ローゼット
  • 引掛埋込ローゼット

配線器具は照明の支持器具であり電源ソケットでもあります。上記いずれかの配線器具がついていれば、古い照明を新しい照明に交換するだけですので、自分でも可能です。引掛シーリングにダクトレールが付いているタイプの照明も同様です。

逆に言うと、引掛シーリングがない場合や引掛シーリングに対応していない照明器具を設置する場合は自分で取り付けできません。配線工事を伴うため、電気工事士の資格を持った人が作業する必要があります。

自分で照明を取り付けるメリット

自分で照明を取り付けるメリットは、なんといっても工事費用がかからない点です。かかる費用は照明器具代だけですので、工事費用を節約した分高価な照明を購入できたり別の買い物に充てたりできます。

また、取付工事の際は業者が部屋の中に入るため、片付けや立会いが必要になりますが、自分で取り付ければそういった煩わしさはありません。仕事などで外出時間が長い方は、工事業者とのスケジュールの折り合いをつけるのが難しいですが、自分で設置すれば好きな時間に作業できます。

自分で照明を取り付けるデメリット

自分で照明を取り付けるデメリットは、安全性や確実性に欠ける点です。配線工事は法的にも資格保有者が作業しなければなりませんし、配線器具があったとしても照明の取り付け方がわからない方もいます。

照明器具の中には、重量があるものや設置方法が複雑なものもあるため、自分で取り付けるのが困難なケースもあるでしょう。失敗すれば照明が故障してしまう恐れがあり、怪我をするリスクもあります。業者に依頼すれば、安全かつ確実に照明を取り付けられるため、心配な方は自分で作業するのを控えてください。

照明の一般的な取付方法

ここからは、照明の一般的な取付方法をご紹介します。白熱電球や蛍光灯など引掛シーリングがないタイプの照明(直結配線)の交換や、直結配線から引掛シーリングに交換する際の手順になりますので、ぜひ参考にしてください。

電源の切断

照明の取り付け作業を行う前には、必ず電源スイッチを切り、電気を切断するようにしてください。念のため、対象の電気回路のブレーカーもオフにします。この工程は感電や怪我を防止するのに非常に重要ですので、省いてはいけません。

工具と器具の用意

作業に必要な工具や器具を用意します。最低限必要なのは、ドライバ、絶縁ワイヤー、ストリッパー、絶縁テープ、鉗子(ハサミのような器具)です。照明器具の位置が高い所にある場合は、必要に応じてステップラダー(はしごや脚立)を用意します。照明に触れることで埃の落下が気になる場合は、掃除道具も用意しておくと良いです。

旧照明器具の取り外し

まずは古い照明器具を取り外します。通常、照明はネジで固定されているため、電線を取り外す際は「どのコードがどこに接続されているか」を注意深く見ておきましょう。取り付けの際の参考になります。

電線の接続

新しい照明器具を取り付ける前に、電線の接続を行います。一般家庭の照明器具には、接地側のブラック(マイナス)と非接地側のホワイト(プラス)の2本の配線があります。単相3線式の場合は、ブラック(ホット)・ホワイト(中立)・緑もしくは銅(グラウンド)の3本の電線が含まれます。この2本もしくは3本の電線を家の配線に正しく接続します。

コードをストリップして電線を露出させ、同色の電線に接続し、絶縁テープで絶縁処理します。配線の接続を誤ると、過電流やショートによりブレーカーが落ちる可能性があります。発火事故や感電に繋がる恐れもあるため、電線の接続は適切に行う必要があります。

新しい照明器具の取り付け

新しい照明器具を天井や壁に取り付けます。取扱説明書などメーカー側の指示に従って、具体的な取付方法を確認してから作業を行ってください。LEDシーリングライトなどで配線器具を天井に固定する場合は、天井下地などにネジ止めする必要があります。配線器具を取り付けた後は、シーリングライト付属のアダプタ、照明本体の順に取り付けていくだけの簡単な作業になります。

電源の再接続

配線の接続と照明器具の取り付けが終わったら、電源を再接続します。分電盤のブレーカーや壁のスイッチをオンにして、新しい照明器具が正しく動作することを確認します。

調整とテスト

電源の再接続が終わり配線に問題ないことを確認したら、必要に応じて照明の角度調整や調光機能のテストなどを行います。照明が正しく照らすことを確認したら、取付作業は完了です。

照明や不要な部品の処分

古い照明器具や取り外した部品は不要ですので、適切に廃棄します。環境に配慮し、お住まいの自治体のリサイクル方法に従って廃棄物を処理してください。照明器具は他のごみと一緒に可燃ごみとして捨てられないことが多く、粗大ゴミや不燃ごみに指定されているのがほとんどです。あるいは、家電製品の回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。

※注意事項

照明器具の設置は電気工事の中でも特に注意が必要な作業です。必ず電源を切断し、安全を最優先に考えて作業しましょう。少しでも不安のある方は、電気工事士の資格をもった電気技師に依頼するのがおすすめです。

照明器具の有名なメーカーをご紹介!

この記事に目を通されている方の中には、実際に商品の購入を検討している人も多いと思います。家電量販店やショッピングサイトを見ると、おしゃれな照明がたくさんあり、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。照明器具を選ぶ時は、メーカーで選ぶというのも一つの方法です。ここでは、照明器具の有名なメーカーをご紹介しますので、商品選びの際の参考にしてください。

Panasonic(パナソニック)

一般家庭用の家電製品はもちろん、オフィス家電などを取り扱う最大手の電機メーカーです。LEDシーリングライトをはじめ、多種多様なおしゃれ照明を取り扱っています。新世代の天井照明として、Wi-Fi対応のライフコンディショニングシリーズや高品質ステレオスピーカー搭載のサウンドシリーズなども発売されています。リビング照明にぴったりの大光量タイプのシーリングライトがおすすめです。

遠藤照明

「光のプロフェッショナル」として、照明器具の企画からデザイン、販売を行っているメーカーです。中でもLED照明器具を専門的に扱っており、施設や用途に応じた照明器具の提案などを得意としています。遠藤照明の注目商品は、業界初となる次世代調光調色シリーズ。ろうそくや青空の光、電球色などを1台で再現できる画期的なLED照明です。リビング照明の光の色にこだわる人におすすめです。

DAIKO.

大光電機は、一般家庭だけでなく、オフィスやショールーム、飲食店の照明を手掛けるLED照明のメーカーです。モダンで洗練されたデザインのおしゃれ照明を多数販売しており、リビングのインテリア性を高められる天井照明のラインナップが豊富。人感センサー付きダウンライトや静音性が高いDCモーターを採用したシーリングファン、かっこいい調光器リモコンなどが人気です。

オーデリック

省電力や環境に配慮した照明器具を中心に、ラグジュアリーなシャンデリアや自然調光・調色のシーリングライトなどを多数取り扱っています。リビングのインテリアに合わせて選べる日本のあかりシリーズや薄型フォルムのシーリングライトはリビング照明におすすめです。

ルミナベッラ

メーカー名のルミナベッラは、イタリア語で光(Lumina)と美しいを意味する言葉です。イタリアやスペインの輸入照明器具を販売しています。2023年9月からは新たにヴェネチアのメーカー「LODES」の取り扱いをスタートし、14ものメーカーを取り揃えています。

おしゃれ照明のおすすめ商品をご紹介!

楽天やAmazonなどでは、各メーカーのおしゃれ照明が購入できて非常に便利です。中には送料無料で届けてもらえるものもあるため、こうした通販サイトを活用して商品を購入してみるのも良いでしょう。ここでは、人気ランキング上位のおすすめなおしゃれ照明をご紹介します。

パナソニック 日本製 LEDシーリングライト 調光・調色タイプ ~12畳 5499lm リモコン付 HH-CF1220AZ 【Amazon.co.jp限定】

出典:Amazon公式サイト

おしゃれなデザインでありながら、シンプルな形状でどんなリビングにも合わせられるパナソニックのLEDシーリングライトです。照明の選び方に悩んだ時は、こちらの商品を選んでおけば失敗する心配がありません。特許取得済みの「文字くっきり光」が採用されているため、リビングにお子さまの勉強スペースを設けたい時にも最適です。

メーカーパナソニック
カラーホワイト
サイズ幅500×奥行500㎜、高さ119㎜
明るさ5499lm
調光・調色機能あり

オーデリック シーリングファン(LED25W・電球色) 5枚羽根 リモコン付き SH9080LDR

出典:Amazon公式サイト

ヨーロッパのような雰囲気にしたい時に向いているのが、スポットライトタイプのシーリングファンです。オーデリックのシーリングファンは、デザインがとてもおしゃれで、1台設置するだけでもリビングの印象ががらりと変わります。エアコンと併用すれば、夏期は冷房効率を、冬期は暖房効率を上げられて便利です。省エネ効果のあるおしゃれ照明をお探しの方におすすめです。

メーカーオーデリック
カラーチャコールグレー
サイズ直径105.8×高さ35.5㎜
明るさ25W(180m相当)
調光・調色機能なし

オーデリック ODELIC ペンダントライト アクアシリーズガラス 電球色 白熱灯40W相当

出典:楽天公式サイト

リビング照明で室内空間を落ち着いた印象にしたい時は、ペンダントライトがおすすめです。オーデリックのペンダントライトは、水面がゆらめく様子を再現したおしゃれな照明です。ペンダントライトの照射範囲は狭いため、シーリングライトと比べると「明るさが足りない」「暗い」と感じる可能性があります。そのため、シーリングライトをメイン照明にして、ペンダントライトをダイニングにのみ使用するなど併用して使うと良いです。

メーカーオーデリック
カラー透明(ガラス)
サイズ幅130×奥行130㎜、高さ227㎜
明るさ385lm
調光・調色機能なし

まとめ

リビング照明の取り付けを検討されている方の、種類やデザインの選び方の参考になっていれば幸いです。

取り付けたい照明が決まったら、あとは実際の取付工事を実施するのみ。記事内でご説明したように、照明器具の設置は種類によっては電気工事士の資格が必要なため、ご自分では取り付けができない場合があります。

引掛シーリングがついていない古い電球や蛍光灯を交換したい場合や、これらの照明器具をLEDシーリングライトに交換したい場合は、配線工事を含むため必ず業者に依頼するようにしてください。

DENKI110では、リビング照明の取り付けはもちろん、ご家庭やオフィスのあらゆる照明器具の取り付けに対応しております。ぜひお気軽にお申し付けください。

※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。


DENKI110では電気工事や修理だけでなく、生活をする上での電気に関するお役立ち情報を発信しています。

無料電話はこちら

0120-905-832