中央区で戸建て内のLEDシーリングライトの交換工事!器具、スイッチ、電圧を調査

吹き抜け階段の天井照明を取り付けたい!

チラつくLED照明、スイッチの交換

東京都中央区銀座のY様

照明が自分で取り付けられない!

お客様のご自宅内階段のイメージ
お客様のご自宅内階段のイメージ

東京都中央区銀座のY様が、照明の取り付けをご希望とのことでご依頼くださりました。一般的なLEDシーリングライトですが、吹き抜けの階段の天井に付いていて取り付けが難しいと仰っています。
なんとか取り外しは済んだものの、もともと腰痛を患っていたのが悪化してしまったそうです。とてもご自分では作業できないため、弊社にご相談していただきました。

LED照明は長寿命であることから近年一般家庭で普及しており、玄関やリビング、寝室、浴室などと広く使用されています。それほど頻繁に交換する必要がないのがメリットですが、高所に取り付けられている場合、脚立に昇っての作業となるでしょう。からだに負担がかかりやすいため、Y様のように体調を崩される方も少なくありません。
現在はダウンライトのみが点灯している状態とのことなので、夜間には暗すぎるかもしれません。

暗くなる前にY様のご自宅にお伺いし、取り付け作業を実施させていただきました。階段の天井は3m以内と低めでした。

LEDシーリングライトがチラつく原因は?

天井の引掛けシーリング(取付器具)
天井の引掛けシーリング(取付器具)

さて、今回はLED照明の取り付けでご依頼いただいていましたが、事前のお話で一点気になることがありました。「以前から照明にチラつきがあった」というお客様の言葉です。
LED照明におけるチカチカの原因として、調光機能付き器具に通常のLEDランプを取り付けることが挙げられます。調光機能付き器具であれば、壁にロータリー式、もしくはスライド式のツマミが付いていますが、Y様宅では見当たりません。

LEDシーリングライト取り付けから数年しか経っていないことから、照明本体の寿命などは症状に関係ない可能性も視野に入れる必要があります。こういったケースでは、たいてい天井の取付器具や供給されている電圧に問題があることが多いです。

それを念頭に、まずは当初のご要望通り、LED照明の取り付けを行うことに。やはり、ダウンライトだけでは足元の明かりが不安だったため、工事用照明を点灯しての作業となりました。

取付器具やスイッチ、電圧を調査

テスターを使用した供給電圧のチェック
テスターを使用した供給電圧のチェック

LEDシーリングライトには、裏面に引掛けシーリングプラグが付いています。天井に「引掛けシーリング」もしくは「引掛け埋込ローゼット」と呼ばれる器具さえ付いていれば、簡単に取付けが可能です。最新のLED照明はカチッとワンタッチで着脱できるため時間もかかりません。

取り付け完了後、壁のスイッチを押してみました。照明は新品のはずなのに、スイッチを押しても点灯しません。一旦、照明器具を取り外し、引掛けシーリングに異常がないか確認してみました。
見た目で分かる破損などはなく、設置状況にも問題はありません。そこで、電気テスターを用いて、電圧値を調べてみることにしました。その結果、照明器具に電気がきていないことが判明しました。

お客様にお話しをお伺いしたところ、「交換前はチカチカと安定性がありませんでした。その後、突然点灯しなくなりました」とのことです。となると、ブレーカーに問題があるか、もしくは配線不良、スイッチの故障などが考えられます。

壁スイッチの交換作業を実施

壁スイッチのイメージ
壁スイッチのイメージ

まずはブレーカーの確認です。一部の照明のみが点かないケースでは、漏電の可能性もあります。
しかし、ブレーカーが落ちているわけではありませんでした。テスターを使用し、断線箇所の特定(導通検査)を行うことに。ざっと調査を行いましたが、特に断線も確認できず……。残るは壁のスイッチです。
仮交換してみたところ、照明がパッと点灯したため、スイッチの故障が原因と判断できました。念のため用意してきたスイッチの中から、既存の製品と同じものを見つけ、取り付けさせていただきました。
スイッチの交換作業は電気工事士でないと行えないため、弊社にご依頼いただいて正解だったと思います。既存のスイッチを取り外す前に、ブレーカーを落とし、安全を確保してから作業を行います。

作業完了後は階段が明るくなった

壁から取り出したスイッチ本体
壁から取り出したスイッチ本体

ネジを緩め、化粧カバーを外せばスイッチ本体が露出します。取り付け枠を固定しているネジを外し、スイッチ本体を壁から取り出します。差さっている電線を外すのですが、このとき、ドライバーを差し込みながら行うと抜けやすくなります。

本体を取り出したら、新しいスイッチを取り付けます。取り外しの作業と逆の手順で、電線を差し込み、スイッチ本体を壁に押し込み、取り付け枠を固定していきます。
作業完了後、スイッチをONにして点灯してみると、暗かった階段がパッと明るくなりました。Y様に確認していただくと、「見違えるようです」と仰っていただけ、以前のようなチラつきもみられません。
今回のように、照明の寿命と思っていたトラブルが、実は別に原因がある事例も少なくありません。LED照明で気になる症状があれば、何でもご相談ください。

LED蛍光灯の不具合は安定器が原因かも?

LED切替時のバイパス工事の方法

LED照明に安定器は必要ありません

従来の蛍光灯器具
従来の蛍光灯器具

安定器は文字どおり照明の点灯を安定させるための器具です。LED蛍光灯がチラつく、突然点灯しなくなったという場合、安定器が原因の可能性があります。照明器具同様、安定器には寿命が存在するのです。

そもそも、LED照明に安定器は必要ないものです。通常であれば従来の蛍光灯照明からLED照明に換える時点で取り外し(バイパス工事)を行います。そのまま使用を続けると、安定器の故障によって照明が点灯しなくなることがあるのです。
むしろ、安定器が故障してもLEDが点灯し続けることの方が恐ろしくもあります。最悪の場合、安定器から発火が起こる可能性があるからです。

バイパス工事を行わないことには工事費用を抑えられる、前の蛍光灯に戻すことが容易というメリットがあります。しかし、デメリットの方が多いため、そのままLEDランプを使い続けることは推奨されていません。
安定器が余計な電力の消費を進めるため、省エネ性に影響も出やすいと考えられています。

バイパス工事の手順1

蛍光灯カバーを外した状態
蛍光灯カバーを外した状態

バイパス工事には電気工事士の資格が要るため、DIYで行うことはできません。それを踏まえた上で、バイパス工事の手順をご説明いたします。

まず、バイパス工事はバイパス工事を行う際は、念のためブレーカーを落とし、蛍光灯が通電していないことを確認しなければなりません。これは、感電や漏電の危険を回避するために必要なことです。
その後、蛍光灯カバーと蛍光灯本体を取り外します。落下や破損の恐れがあるため、両手で支えながら作業を行います。安定器の場所を特定したら、接続されている配線を切断します。切断した配線がショートしないよう、端末の処理を行います。

バイパス工事の手順2

安定器を取り外したら、配線図に基づいてソケットへの配線を行います。ここまで作業が終われば、蛍光灯本体を取り付けるだけとなります。
蛍光灯カバーを取り付け、電源の向きを合わせてLED蛍光灯の取り付けも行います。スイッチを入れて点灯の確認をし、問題がなければ照明器具に注意事項が記載されたシールを貼り付けます。
バイパス工事を行うことで、安定器の寿命に左右されることなく長期間LEDを使用することが可能になるでしょう。また、安定器による騒音やチラつきの心配もありません。

LED照明・LED電球のチラつきは悪影響を及ぼす

LEDのフリッカーで起こるデメリット

LEDシーリングライトのイメージ
LEDシーリングライトのイメージ

LED照明やLED電球がチカチカとチラつく現象を「フリッカー」と呼びます。照明がチラついた状態では使用を続けることはおすすめできません。チラつく原因を特定して修理を行う必要があるでしょう。
フリッカーの原因として考えられるのは、整流器の不具合や放熱材の不良、LED本体の寿命などです。また、調光機能付きの器具に調光非対応の照明を使用したときにも起こります。

LED照明には高い周波数によって高速点滅させている「ダイナミック点灯」というものがあります。
正常なLED照明でもフリッカーが起こっているといえますが、点滅の周波数が50Hz以下になると人の目で認識できるようになります。この状態でフリッカーを放置しておくと、デメリットが生じると考えられています。

眼精疲労の原因になる

LED電球のイメージ
LED電球のイメージ

眼精疲労とは、目を使う作業によって生じる目の疲れや痛み、充血、視界がぼやけるなどの症状を指します。頭痛や肩こり、嘔吐、ふらつきなど全身の症状に繋がる可能性もあるため、近年問題視されているのです。症状の度合いによっては睡眠をとっても治癒しない場合もあるといわれています。

主に度が不適合なメガネの使用、パソコンの長時間使用などが挙げられますが、LED照明のフリッカーが原因で起こることもあります。
2010年に札幌市役所の職員がLED蛍光灯のチラつきが原因で体調不良を訴えて問題になりました。その後、2012年に電気用品安全法(PSE)でLEDの安全性に基準が設けられています。基準に達する製品であれば眼精疲労の原因にはならないでしょう。

体調不良を起こす

札幌市役所でのフリッカーが問題になった際、チラつきの原因はLEDの整流器にあったことが分かっています。
LEDに内蔵されている整流器は、交流電気を直流伝気に変換して点灯させています。1秒間に100回ものONとOFFを繰り返していると考えられており、蛍光灯とは違って残光時間がないものとされています。その結果、チラつきが起きやすい傾向にあるのです。

LED照明やLED電球のフリッカーで眼精疲労が起こると、目の筋肉の緊張が全身の筋肉の緊張に繋がり、体調不良を引き起こしてしまいかねません。重症化すると不定愁訴や自律神経失調症、不眠などが発生することもあるため、LEDのチラつきは放置しないようにしましょう。

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