昭島市の電気(エアコン)のトラブル、水漏れ、ガスチャージなど

昭島市でのエアコン水漏れトラブル事例

家庭用エアコンから水漏れ、冷えない

東京都昭島市玉川町のF様

エアコンから水がポタポタと落ちる

家庭用エアコンの室内機
家庭用エアコンの室内機

東京都昭島市玉川町の戸建てにお住まいのF様から、「家庭用エアコンの室内機から水がポタポタ落ちる」「冷房が効かない(冷えない)」というご相談をいただきました。
お客様からご連絡を頂戴したのは、ちょうど8月の一番暑い時期でした。同様のトラブルは数えきれないほど対処してきましたので、いくつか考えられる原因を想定しつつF様のご自宅にお伺いしました。

早速、問題のエアコンを拝見したところ、ダイキン製の比較的新しいものでした。エアコンの一般的な寿命は10~15年程度ですから、まだまだ十分使用できる範囲です。
エアコンの水漏れを解決するには、まずその原因を突き止める調査からスタートします。場合によっては、必ずしも故障ではない可能性もあります。

エアコンの水漏れ原因を調査

というのも、エアコンの室内機における水漏れ原因の一つに、エアコン内部やドレンホースの汚れが挙げられるからです。この場合、エアコンの故障ではないため、汚れを除去することで解決するのが大半です。

念のためエアコンの汚れ具合をみてみると、水漏れが起きるほどではありませんでした。調査を行った結果、今回のトラブルは冷媒ガスの不足が原因で発生していることが分かりました。
エアコンにとって冷媒ガスはエネルギーのようなものです。エアコンから冷たい空気が出てくるのは、冷媒ガスが室内機と室外機の間を循環して空気中の熱を室外に運んでくれるからなんです。
そのため、冷媒ガスがなくなってしまうと、エアコン本来の能力が発揮できなくなります。さらに、室内機に溜まった水滴がきちんと処理されずにポタポタと落ちてきてしまいます。

エアコンの水漏れ原因が特定できたら、次は冷媒ガスが不足した原因の調査に入ります。こちらも、トラブル解決のために必要な工程です。

冷媒ガスが不足した原因を調査

冷媒ガスが不足する主な原因はいくつか挙げられます。取り付け工事の際の施工ミス、配管の亀裂や腐食、熱交換器の経年劣化、室外機の開閉バルブ不良、初期不良などです。

今回、お客様からお伺いしたお話を元に調査を行ったところ、室外機を移設したのが原因ではないかという結論になりました。室外機に直射日光が当たるため、お客様ご自身で1m程度横にずらしたということです。
エアコンの室外機は、短距離であっても無理に動かすことで配管や接続部分に不具合が生じる可能性があります。特に、設置から年数が経っていると配管が固くなり、移設の影響でガス漏れしやすくなります。

修理の前に、ガス漏れの確認を行います。ガス漏れしているかどうかは、室外機をみれば分かります。冷房運転を15分ほど行い、本体カバーを外し、2本あるパイプの細い方に白い霜が付着していればガス漏れしている可能性が高いでしょう。この時、水滴が付着している場合はその可能性は低いです。

ダイキン修理作業開始

室外機の移設や工事の施工ミスなどが原因の場合は、配管の接続を修理しガスチャージをすればほとんどの場合解決します。エアコンの状態やガス漏れの程度によっては本体を買い換えた方がお客様にとってメリットが大きいケースもあるでしょう。
しかし、今回はエアコン自体が古いものではなかったため、修理の方でご提案させていただきました。

まずはドレンホースの延長作業を行います。F様のご自宅は元々日当たりが良いこともあり、通常よりも耐久性が高い断熱ドレンホースで対応いたしました。
ホースの延長が終わったら、ガス充鎮作業に入ります。

ガスチャージの前に室外機のガス残量を確認します。冷媒ガスが残っているか空っぽなのかによって作業工程が少し異なります。
ガスの残りは室外機の低圧・高圧バルブを開き、ガスが吹き出すかどうかで確認します。冷媒ガスの継ぎ足しは基本的にはできませんから、ガスが残っている場合は「真空引き」というガスの排出作業を行う必要があるのです。

真空引き、ガス充鎮の作業

エアコン室外機の冷媒記載シール
エアコン室外機の冷媒記載シール

今回も真空引きの作業を実施しました。「真空ポンプ」と「ゲージマニホールド」という2つの道具を使用します。この作業で配管内部を真空にしたら、ようやくガスの注入が可能になります。

室外機のシール、もしくは説明書などに記載がある冷媒の種類と量を確認後、対応するガスをチャージします。
真空引きで使用した真空ポンプとマニホールドは補充作業でも使います。マニホールドとチャージングホースをサービスポートに接続し、マニホールドのゲージ圧を確認しながら作業を行います。
規定量が注入できたら、マニホールド→ボンベとバブルを閉め、チャージングホースを外します。また、本来室外機を移設する際は「ポンプダウン」と呼ばれる冷媒を室外機に一時的に収める作業をしなければなりません。

ガスチャージ完了後、室内に戻ってトラブルが解決されていることを確認します。エアコンの水漏れや冷えないといった問題は起きませんでした。これで快適にお過ごしいただけるでしょう。

エアコンから水漏れするときの解決方法

室内機のフィルター掃除でトラブル解決!

フィルターの汚れが水漏れの原因になる

室内機のフィルターに埃や塵、ゴミなどが溜まっていると、ポタポタと水が漏れてきてしまうことがあります。

フィルターが目詰まりすると、エアコンに吸い込まれるはずの空気量が少なくなってしまい、エアコンが過剰に冷やす能力を使おうとします。その結果、エアコン内部が設定温度よりも大きく冷え、水滴が大量に発生します。その水滴が室内機から発生した状態が水漏れトラブルの一種です。
エアコンの水漏れトラブルが起きたら、まずはフィルターの掃除を行ってみましょう。トラブル防止のためにも、定期的に行うことをおすすめします。

フィルター掃除の手順1

室内機のカバーを開けた中にあるフィルター
室内機のカバーを開けた中にあるフィルター

エアコンの掃除を行う際は、エアコンの電源を切り、コンセントを抜いた状態にしておきます。フィルター掃除くらいで感電するケースは少ないですが、そうしておいた方が安全です。

カバーを開けるとすぐにフィルターがあります。表面には埃や塵、ゴミなどがたくさん付着していますから、まずは掃除機で目に見える汚れを吸い取っておきましょう。
この時注意したいのが室内の養生。そのまま掃除機を使用すると部屋中に汚れが飛び散ってしまいますから、床や天井、壁、コンセントなどにビニールや新聞紙を被せておきます。
ホースの長い掃除機を使っても良いですが、高所の作業になることが多いためある程度の体力を必要とします。踏み台に乗る場合は転倒事故に気を付けてください。また、アレルギー対策としてマスクやメガネ、手袋などを装着して作業を行うと良いでしょう。
ハンディクリーナーを持っている場合は、フィルターを取り外して浴室や洗面所で作業を行えば部屋の養生は特に必要ありません。

フィルター掃除の手順2

エアコンのフィルターを取り外し水洗いします。汚れが周辺に飛び散らないよう、なるべく静かに取り外しましょう。
ぬるま湯に浸けながら水道でザーッときれいにしていきます。通常の汚れであれば、簡単に落とせますが、キッチンや水まわりにあってカビが生えていたり油汚れが付着していたりする場合は中性洗剤を用いて洗浄すると落としやすくなります。
あまり固いものでゴシゴシ洗いをするとフィルターが傷ついてしまいます。柔らかめのスポンジや歯ブラシなどで軽く擦る程度にしておきましょう。お湯にしばらく浸けておくと落ちにくい汚れもするっと落とせます。

その後、水分を拭き取ったらフィルターを風にあてて乾燥させます。

フィルター掃除だけでは不十分!

エアコンの不具合の原因になりやすいドレンホース
エアコンの不具合の原因になりやすいドレンホース

フィルター掃除を定期的に行うことで水漏れトラブルは防げますが、それだけでは不十分です。
エアコンの汚れは内部のドレンパンや熱交換器、ドレンホースなどにも蓄積していきます。これらの洗浄は分解作業も伴うため、フィルター掃除に比べると難しいです。専門知識のない人が行うことでエアコンが故障してしまう可能性もあります。

エアコンの設置から何年も経っている、フィルターを掃除しても症状が良くならない、エアコンを付けると喉や気管支の調子が悪くなるなど気になる点がある場合は、エアコンクリーニングを利用すると良いでしょう。

東京都昭島市でエアコンの故障!原因、対処法を自分で特定する方法

故障や冷えない原因にはさまざまある

室外機の配管、ドレンホース
室外機の配管、ドレンホース

「エアコンが動かない」「エアコンが冷えない」「暖房が効かない」などのトラブルにはさまざまな原因が想定されます。思いもよらない部分に原因が潜んでいる場合も……。
ここでは、実際に起きているエアコンの故障原因と対処法についてご紹介します。

コンプレッサーの故障

目には見えないところでエアコントラブルの原因が発生していることも少なくありません。
例えば、コンプレッサーの故障。コンプレッサーというのは「圧縮機」のことで、冷媒ガスを圧縮することで温度を変化させるために必要なものです。エアコンの風は出るけれど冷たい風や温かい風が出てこないというケースでは、コンプレッサーが故障している可能性があります。

寿命が10年程度と長いため、コンプレッサー修理ではなく本体買い替えで対応することも多いです。雨や湿気の侵入で故障することもあるため、室外機の設置状況によってはカバーを付けるなどの対策が必要です。

基盤(電源基板、制御基板)の故障

エアコンには2種類の基盤が取り付けられており、どちらも正常な動作には不可欠なものと考えられています。
コンプレッサーやファンなどに電力を供給する「電源基板」、コンプレッサーに動作の指示を送る『制御基板」とありますが、前者が故障している場合には電源が入らないというトラブルが、後者が故障している場合には電源は入るものの室外機が動かないというトラブルが生じます。

湿気や塩害の影響を受けやすいため、エアコンを長期使用しないときでもたまに動かして換気を行う、沿岸地域では耐塩害仕様のエアコンを使うなどの対策を行いましょう。基盤の故障は基盤交換で解決できます。

ファンモーターの故障

エアコンから「ガガガガ」というような異音がする場合、ファンモーターが故障している可能性があります。
ファンモーターは室内機から送風するために必要な部品ですので、故障すると風が出てこなくなりますし冷えない原因にもなります。そのため、修理や交換が必要です。

また、エアコンからの音には問題ないものもありますが、中には重大なトラブルに繋がるものも。
例えば、「ポコポコ」というような音の場合、ドレンホースが詰まっている、「ガタガタ」というような音の場合、フィルターが外れている可能性があるでしょう。異音の原因が分からないときは、専門業者に相談してみるのも手です。

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