エアコン本体から水漏れ?八潮市でのエアコン故障への対応事例
エアコンからの水漏れにはいくつかの原因がある
水漏れ原因を究明して正しい解決を
埼玉県八潮市のY様
水漏れしてしまっているエアコン
埼玉県八潮市にお住まいのY様から、自宅の一室で使用しているエアコンが故障してしまっているのか、水漏れが発生するようになってしまっていて困っていると言うご連絡をいただきました。エアコンからの水漏れはよくあるトラブルの1つではあるのですが、どこから水漏れが発生しているのかによって原因に違いがあり、それに応じて適切な対処方法にも違いがあります。そのため、重要になるのは、どのような場所から水漏れが発生しているのかについてできるだけ具体的にお伺いすることとなります。
そのため、現地にお伺いする前にある程度原因を特定するために、どのような状態になっているのか可能な限り詳しくお伝えいただけるようにお願いしました。まず水漏れが発生している箇所についてお伺いすると、これは室内機ということでした。
室内機からの水漏れが発生している場合に問題となる可能性が高いのは、ドレンと熱交換器の2つです。
ドレンというのは発生する水を外に排出するための機構のことで、ドレンパンとドレンホースと言う2つに分かれています。ドレンパンは発生したみずを受け止めるための受け皿のような役割をしているもので、ここに問題が発生していると上手く水が流れずに水漏れにつながってしまうことがあります。また、ドレンホースはドレンパンが受け止めた水を外に排出するためのホースで、こちらにつまりがあることによって逆流を起こしてしまっていることもあります。
対して熱交換器というのは、室内の空気を取り込み、それを冷房運転時には冷やし、暖房運転時には暖めて冷暖房機能を使用するために必要となるものです。必然的に温度差が発生する場所であるため、霜が降りる場所となっており、通常であれば霜取り機能によってこれがある程度排除されるようになっているのですが、そこに異常があると発生する水の量が多くなりすぎて水漏れに繋がってしまったり、運転が停止してしまったりすることがあります。
水漏れの原因を現地で確認
このいずれに問題があるのかについては、現地での確認が必要となります。そのため、現地確認のための日程を調整して頂くこととなりました。問題の内容によってはそのまま当日中に修理作業を行える場合もあるため、その場合のことを考えてある程度長めに時間を取ることができる日をお伺いしての調整をお願いしました。
早い段階で修理を行って欲しいということでしたので近い日程の中で予定を調整していただいたところ、平日の日中ということになりました。
お決めした日時に現地にお伺いし、問題が発生しているというエアコンに付いて直接確認をさせて頂きました。最初に確認を行ったのはドレンパンです。この場所は汚れやすい場所ということもあってトラブルが発生しやすく、フィルターと違って清掃が行き届いていない可能性が高い場所でもあります。この点について確認を行ってみたところ、この場所には特別問題が発生している様子はありませんでした。
意外な場所に冷えない原因があった
続いてドレンホースについてもつまりの確認を行いましたが、こちらについても汚れはありませんでした。
最後に熱交換器についても異常が発生しているかどうかを確認しましたが、霜取り機能は正常に機能しており、この部分についても問題が発生しているような様子はありませんでした。事前に想定していたトラブルの原因に付いては現地確認の結果問題がないということがわかったため、別の場所に問題がある可能性を考えてもう1つの可能性についての調査を行いました。その問題というのは「傾斜」です。
エアコンというのは排水機能がある関係から、水平に設置されることを想定してドレンパンなどの角度が調整されています。しかし、設置時のミスや、土台の緩みなどが問題となって後々になって傾斜が発生してしまうことがあり、こうなると正しく水が流れない事による水漏れが発生する可能性があります。発生することはあまり多くはありませんが、その可能性を考えて水平器で水平の調査を行いました。
再設置で水漏れを修理
その結果として、水平が崩れてしまっている事がわかりました。排水を行うためのドレンホース側が上になってしまっていたため水が逆流してしまい水漏れを起こしていたようです。このような場合については水平を取り直すために再設置を行うのが適切な対処法となります。
そのため、一度本体を取り外し、改めて水平に気をつけながら設置作業を行いました。基礎工事に付いてはもちろん行われていましたので再設置作業に付いてはそこまで難しいことはなく、時間を掛けずに完了させることができました。
原因によって違う水漏れのDIY修理
DIY修理ができるケースとできないケース
DIYができる水漏れ原因は?
今回の事例として紹介したエアコンの水漏れというのは、目に見えるトラブルということもありご連絡を頂く事が多いものの1つです。水漏れ自体はエアコンの故障の中ではそれほど重篤なものではありませんが、そのままにしておくと本体の破損を招く必要があります。そのため、早めに対応を行うに越したことはありません。
それでは、実際にエアコンの水漏れが発生している場合、DIYでの修理というのはどの程度可能なものなのでしょうか。これは原因によって可能であるかどうかが左右されることになります。まずDIYでの修理を十分考えられるのは、ドレンに問題がある場合です。事例の中でも紹介したとおりドレンは排水のための機構のことですが、これらについては電子機器というわけではありません。破損でなければ問題となっているのは汚れであるため、清掃によって状態を回復することが可能です。
ドレンパンについては拭き掃除で、ドレンホースについては詰まり抜き用の道具で対応が可能です。
DIY対応が難しい水漏れ
それでは逆に、DIYでの対応が難しくなってしまう水漏れの原因としてはどのようなものを考えることができるでしょうか。こちらについては、事例でも紹介した傾斜が問題となっているケースを挙げることができます。この場合には傾斜を正しての再設置と言う形を取ることとなり、エアコン設置のための手順を必要とします。エアコンの設置工事は高い場所での作業となってしまうことが多い上、足元も不安定であるため自分で行うとすると取り落として壊してしまう、というような可能性が十分に考えられます。
また、熱交換器の異常による水漏れについても自分での対応は難しいでしょう。こちらについてはパーツの交換による対応を取ることになるため、エアコンの構造についての知識が必要となります。失敗時のリスクのことも考えると、専門的知識を持っている方でなければ対応は難しいと言えるでしょう。
パナソニックエアコンで水漏れのエラーは?
パナソニックの水漏れエラーコード
水漏れに関わるパナソニックのエラーコード
エアコンが故障してしまったという場合、その原因はプロでなければ見抜けないものになっているかというと、必ずしもそういうわけではありません。使用者でもある程度何処に問題が発生しているのかがわかるように、エアコンには各社が独自のエラー感知機能を導入しており、これがエラーコードと言う形で表示されることによって、対応している番号から発生している問題が何かをある程度把握できるようになっています。
ここでは、例えばパナソニックのエアコンの場合で、水漏れが発生している場合のエラーコードがどのようなものなのかを紹介します。パナソニックエアコンの場合、関連があると考えられるエラーはE2とH21の2つです。この2つはいずれもドレン水位の異常を示しているエラーコードとなるため、ドレン内部に何かしら水の異常が発生している可能性が考えられます。
ただし、これらのエラーコードが発生しているからといって、必ずしも水漏れが発生している、あるいはその兆候があるとは限りません。というのも、場合によっては計器類の方に問題が発生している可能性もあるためです。これらのエラーコードが発生している場合に考えられる異常については以下の4つがあります。
まずはドレンセンサー、これは水位センサーが異常を引き起こしているというもので、問題がないものを問題があると検知してしまっている、ということです。
次にポンプ。これは水を排出するための機能に問題があるということで、実際に水漏れに繋がります。更に排水回路の問題の可能性もあります。これはどちらかというと指揮系統に問題が発生していて、上手く排水処理の命令が出せなくなってしまっていることを意味しています。最後に基盤不良があり、これは全体的な故障となります。
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