深谷市で回らない浴室換気扇のタイマースイッチ(パナソニック製)の取付け交換作業

深谷市の電気のトラブル事例

浴室換気扇のタイマースイッチ交換

埼玉県深谷市のH様

浴室換気扇のタイマースイッチが利かない

ゼンマイ式のタイマースイッチ
ゼンマイ式のタイマースイッチ

深谷市のH様より「浴室換気扇のタイマースイッチが利かない、ゼンマイ式のタイマーでツマミが壊れているため換気扇が動かないからなんとかして欲しい」というご相談をいただきました。
浴室換気扇は頻繁に使用することが多い反面、就寝前に起動することの多いため、付けるタイミングによっては朝まで付けっぱなしになってしまいます。
そうなるとどうしても電気代が掛かってしまうため、換気扇のスイッチをタイマースイッチと呼ばれるタイマー式のスイッチにすることで、10分~12時間程度の任意の時間で換気扇のスイッチが切ることが可能になります。
タイマースイッチは電気代の節約を目的とした便利なスイッチです。

タイマースイッチの仕様の変化

従来のタイマースイッチのタイマーはゼンマイ式が主流でしたが、内部のバネが比較的故障しやすく、この点を考慮しメーカー側も耐久性を重視したタイマースイッチへと現在は改良されています。
浴室換気扇タイマースイッチのタイマーで、従来のゼンマイ式タイプのタイマースイッチは現在廃盤となっているため、従来のゼンマイ式のタイマースイッチを設置している家庭では、タイマースイッチの経年劣化によるバネの故障を機会に、後継機種の新しいタイマースイッチへと交換する必要があります。
今回のH様のご家庭も10年以上使用していたということですので、経年劣化によるゼンマイのバネの故障と判断して良いでしょう。
タイマースイッチにはいくつか種類がありますが、家庭用のスイッチの大部分はパナソニック製を使用しています。
予備のタイマースイッチの資料を準備し、早速H様のご自宅にスイッチの交換に伺うことにします。

スイッチの調査

H様宅のマンションに到着し浴室に案内してもらい、早速コンセントの形状の調査に伺います。
浴室のコンセントの形状は様々で、浴室照明と換気扇のスイッチや洗面所のスイッチが一体になっていたり浴室と洗面所のスイッチが分離していたりと、お住まいによって異なってきます。
今回H様宅のスイッチの形状は浴室照明と一体型のタイプで、照明・タイマースイッチの2つのフルカラータイプのスイッチが壁に取付けられていました。
マンションは築20年ということで、このスイッチも20年近くの年月を使用していることから、他のスイッチの経年劣化による故障を考慮すると、スイッチ一式を新品へと交換する方が良い気がします。

タイマースイッチの形状と特徴

フルカラータイプタイマースイッチのイメージ
フルカラータイプタイマースイッチのイメージ

今回タイマースイッチを取付けるにあたって選択肢がいくつか出てきます。
まず今回のスイッチはフルカラータイプと呼ばれる、従来のスイッチ形状でしたが、現在ではプッシュ式のワイドタイプのスイッチが主流です。
このワイドタイプのスイッチへと交換する場合、専用の取付け枠への交換と照明スイッチを含めて全ての交換が必要になってくるため、利便性の向上やその後の他のスイッチの故障の対策となりますが、コストが掛かってしまいます。
フルカラータイプでは現在タイマースイッチは、WN5293・5294の2種類のみで、従来のゼンマイ式と異なり、ツマミレバーで指定された時間に設定しますが、ゼンマイ式のタイマースイッチで可能だった細かい時間指定ができなくなる反面、照明・換気扇スイッチや取付け枠・プレートを既存のまま使用可能で、将来的な他のスイッチの故障のリスクは否めませんがコスト的にはお得です。

H様へのご提案

まずはスイッチの形状を、ワイドタイプへと変更することのメリットと、現状のフルカラータイプのままで使用することのメリットをお伝えし、H様の判断を待つことにします。
またフルカラータイマースイッチの2種類は、それぞれ設定時間が異なっており、希望の時間を事前にスイッチの型番で選択することで、細かい時間設定ができなくなるデメリットも少しは解消できる点も説明します。
H様の要望としては今回はあくまでも緊急のご相談で、スイッチ全体の交換ではなく、既存のスイッチのみの交換を希望しているようで、スイッチの形状が変わることはやはり抵抗があるようです。
他のスイッチもフルカラータイプの新品へと交換することは可能ですが、該当箇所のタイマースイッチのみを早急に復旧したいとの要望もあり、今回は2・4時間タイマー及び連続運転設定の可能な、パナソニック型番WN5294のタイマースイッチへと交換することでご了承いただきました。

浴室換気扇タイマースイッチの交換作業

タイマースイッチの取付け方法と注意点

作業を行う前に

電工ペンチのイメージ
電工ペンチのイメージ

タイマースイッチ交換作業に必要な道具はあまり多くありません。
最低限の道具として
・新品のタイマースイッチ
今回はパナソニック型番WN5294を使用します。
・マイナスドライバー
内部を保護するスイッチプレートやスイッチを固定している取付け枠からスイッチを外す際、スイッチから電気配線を外す際に使用します。
・プラスドライバー
壁に固定されている取付け枠のネジを外す際に使用します
・電工ペンチ
渡り線を作る時や配線の劣化や長さが足りない時に、配線のカット及び配線のゴムで覆われた被覆を外す際に使用します。
基本的にはこの4つがあれば問題ありませんが、予備の配線や取付け枠・プレートも劣化状況に応じて新品を用意しておきましょう。
※スイッチやコンセントの交換は、電気配線を取り扱うため、電気工事士の免許が必要な作業ですので、資格を持っていない場合必ず専門の業者に、交換を依頼するようにしてください。

古いスイッチの取外し作業

取外した古いスイッチのイメージ
取外した古いスイッチのイメージ

まずは取外しを行う前に必ず該当箇所のブレーカーを落としましょう。
ブレーカーを落とす理由は、電気配線を取り扱うためブレーカーを落としておかないと感電する危険があるためです。
次にマイナスドライバーを使用しスイッチプレートを外していきます。
スイッチプレート下部の溝の部分にマイナスドライバーを差し込み、スイッチプレートを外し、壁にネジで固定してあるプレート取付け枠のネジを外し、プレート取付け枠を壁から外していきます。
次にスイッチ取付け枠を固定してあるネジを外し、取付け枠を壁からスイッチごと外します。
壁からスイッチ取付け枠を外したら、交換するスイッチの配線を外していきます。
マイナスドライバをサイドの外し穴に差し込むと配線は外れます。
配線を外したらスイッチがサイドの突起部分で取付け枠に固定されているため、突起部分をマイナスドライバーで押し上げスイッチを外します。
これでスイッチの取外し作業は完了です。

タイマースイッチの取付け作業

古いスイッチを外し新品のタイマースイッチを取付けていきます。
まず取付け枠にタイマースイッチを取付けます。
スイッチ取付け枠へのスイッチ取付は外した手順と逆に、マイナスドライバーを使用し突起部分でスイッチを固定していきます。
次にスイッチへの配線の接続です。
配線は照明側から渡り線をタイマースイッチへと接続し、換気扇の配線をタイマースイッチの下部へと接続します(配線は配置毎に異なるため、資格を持っていても知識・経験の無い場合、配線の接続を行うのは危険です)。
配線を接続したらスイッチ取付け枠を壁にネジで固定し、プレート取付け枠をネジで固定、スイッチプレートをプレート取付け枠へと被せます。
最後にブレーカーを入れスイッチを入れ、浴室換気扇運転確認を行い問題なければ、タイマースイッチの新品取付け交換作業は完了となります。

スイッチの故障の原因を知ろう

スイッチの故障の原因と対策

様々なスイッチ故障の原因

ワイドタイプのスイッチのイメージ
ワイドタイプのスイッチのイメージ

電気スイッチには様々な種類がありますが、一番取り扱うことの多いスイッチは照明のスイッチではないかと思います。
ではこの照明のスイッチが実際に故障するケースを見てみると、スイッチの寿命でもある15~20年以上を経過しても、故障せずに使えるスイッチが殆どです。
スイッチが故障する原因にはいくつか種類があります。
スイッチの寿命と言われている経年劣化による故障も、スイッチの使用頻度によって大きく異なっており、使用頻度の多いスイッチほど経年劣化による故障の可能性が高くなってきます。
またスイッチは強い力で負荷が掛かると、内部のバネの故障の原因にも繋がります。
例えば物をぶつけたりして強い負荷がかかると、バネの故障が原因で使用できなくなります。
またスイッチ面積の広いワイドタイプのスイッチは、面積が広いことでスイッチに掛かる負荷が大きくなり、従来のフルカラータイプに比べると負荷による故障が多いのも特徴です。

環境の影響を受けやすい設置場所

レンジフードのスイッチのイメージ
レンジフードのスイッチのイメージ

スイッチは周辺の環境によっても大きく左右されます。
特に台所や浴室など油や煙・湿気が多い場所は、スイッチの故障が比較的多く、特に台所の換気を行うレンジフードの換気扇スイッチなどは、油や煙がスイッチ内部に染み込むことで、他の場所よりも使用頻度と環境面から比較的故障が多いため、スイッチのコマメな清掃が必要です。
また今回のように浴室換気扇のタイマースイッチも、使用頻度と環境面から故障が比較的多いスイッチです。
特に古いゼンマイ式のタイマースイッチを使用している場合、ここ最近ゼンマイ部分の経年劣化による故障のケースが増えてきているため、現在でも古いゼンマイ式のタイマースイッチを使用しているご家庭は、万が一の故障に備えてタイマースイッチを新品に交換しておくと安心です。

個人でスイッチを取付ける際の注意点

スイッチには様々な種類がありますが、豊富な種類のスイッチはそれぞれ生活の利便性の向上という目的に応じて、様々な箇所に取付けられています。
そしてスイッチ毎に様々な故障の原因があり、複雑なスイッチほど故障の原因や配線方法も複雑です。
もしスイッチが故障した場合は、個人で原因を追求し新品への交換を行うのも良いですが、近年ネット上でDIYブログなどで紹介されている交換方法などは、その家庭でのスイッチ配列での配線接続方法のため、スイッチの規格は同じでも取付け方法が異なってくるケースが殆どです。
例え電気工事士の有資格者であっても、経験や知識が必要なため、まずはスイッチの役割と形状そして電気配線の仕組みを踏まえた上で、スイッチの新品交換を行うようにしましょう。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。

①Pマーク取得企業。(登録番号:10862679(03)号)
個人情報の管理が行き届いている企業に付与されます。 あなたの個人情報を安全に保護します。

②お客様専用窓口を設置。
施工後もご安心ください。 あなたに寄り添い、しっかりご対応させていただきます。

③安心の無償保証。
保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。

電気のトラブルこんなことでお困りですか?

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

\選んで安心!/
DENKI110が選ばれる6つの理由

サービスの流れ

  1. STEP 01

    まずは無料相談

    お電話(0120-905-832またはメールフォームからご相談ください。電話は年中無休で9時~22時の受付。メールは24時間受け付けています。

  2. STEP 02

    概算のお見積り

    ご連絡いただきましたら、コールセンターのスタッフがお電話にて概算のお見積り金額と作業スタッフの到着時間をご案内いたします。

  3. STEP 03

    スタッフのお伺い

    概算金額と到着時間にご納得いただきましたら、作業スタッフを派遣いたします。※交通状況によりスタッフの到着時間が前後する場合があります。

  4. STEP 04

    現場調査・お見積り

    作業スタッフが現場に到着しましたら、作業前にトラブルの調査を行いお見積り金額をご案内します。金額にご不満の場合はキャンセルください。

  5. STEP 05

    作業開始・問題解決

    金額にご納得いただきましたら、作業を開始いたします。作業時間は簡単なもので数分から、難しいものですと数時間いただく場合がございます。

  6. STEP 06

    お支払い

    作業が完了しましたら、スタッフからの内容の説明とご確認があります。問題なければお見積り時に提示した金額をスタッフへお支払いください。

TOPへ戻るボタン

0120-905-832