エアコンの室外機がうるさい!その原因はなに?
エアコンを動かすためには、室内機と室外機がセットで必要となります。室内を冷やしたり温めたりしていることを考えると室内機のほうが重要なものとみられる事が多いのですが、実は室外機もエアコンが正常に機能するためには欠かせないパーツの一つです。エアコンが冷たい風を排出することができるのは、熱を別のものに変換して外に排出していることが理由です。その排出を行うための装置である室外機側に問題が発生してしまうと、正常な熱交換を行うことができなくなり、エアコンが効かなくなってしまうことがあります。
そんな室外機については、室内機に比べると複雑な構造をしているわけではありません。そのため、故障の可能性は室内機に比べると少なく、もし故障してしまったとしても比較的簡単な作業で修理ができる場合が多いです。それでは、実際に室外機の問題として発生することが多いものにはどのようなものがあるのでしょうか。
室外機のトラブルとして非常に多いのは、異音がする、稼働音がうるさいというものです。このトラブルについては、大きく2つのことが原因として考えられます。まず1つは、コンプレッサーや送風用のモーターなどのパーツが故障、あるいは経年劣化してしまっているというものです。こうすると通常の駆動では十分な機能を得ることができなくなり、結果として回転数を上げることになって音がうるさくなります。
また、室外機のフィルターが汚れてしまっていることも原因となることが多いものの1つです。特にペットを飼っておられる家庭では、ペットの毛などがフィルターにかかってしまって異音を発生させることがあります。