豊島区で折れた地デジアンテナの撤去作業/自分で撤去することも可能?

折れたアンテナの撤去と地デジアンテナの設置

衛生アンテナも同時に取点け可能

東京都豊島区長崎にお住まいのD様

八木式アンテナ
八木式アンテナ

東京都豊島区長崎にお住まいのD様から、「台風で折れた地デジアンテナを撤去して欲しい」とご相談をいただきました。作業費用には屋根からの撤去と処分が含まれています。ただ、地デジアンテナ自体は、消防の人が点検のときに屋根から下ろしてくれたそうです。つまりアンテナ自体は地上にあり、処分することが主な作業となります。D様のお話では、「アンテナは粗大ゴミになるから、個人ではすぐに処分できなくて困る」と伺いました。豊島区では粗大ゴミ受付けセンターへ申し込み、有料粗大ごみ処理券を購入します。収集日に合わせて申し込んだ場所へ置いておくわけですが、それまでは自分で管理しなければなりません。折れたアンテナは管理することもないように思われがちですが、家の庭に放置すれば邪魔になります。種類によっても違いますが、アンテナは縦1m×横40cm×高さ50cm程度はあります。重量は約1~2kgなので重くはありませんが、スペースが必要になることは間違いありません。

さっそくD様のご自宅へ伺いました。屋根の上から撤去されたアンテナは庭の片隅に置かれてあります。そこでアンテナを分解し、こちらで持ち帰らせていただく段取りをとりました。D様は地デジアンテナが折れたあと、新しいアンテナを設置されていません。後片付けに追われていたことや、テレビを見る時間もないほど忙しくされており、ようやく落ち着いたところで今回のご連絡をいただけたようです。お電話では、「新しい地デジアンテナを取付けて、BSも見ることができるようにしてもらいたい」とのご要望をいただいていたため、屋根に上がって取付け工事へ移りました。消防の人は地域の安全点検をしてくれたようですが、アンテナの支柱や支持線は撤去されていませんでした。折れたアンテナのみその場で下ろされたようです。新しいアンテナを設置するため、劣化した古い支柱や支持線も下ろしました。台風の影響はアンテナだけとお聞きしましたが、支柱を設置する屋根の状況も確認させていただきました。

地デジアンテナと衛生アンテナ
地デジアンテナと衛生アンテナ

一見したところ屋根材に損傷は見られません。屋根馬を設置し、アンテナマストはステーリングに支線ワイヤーでしっかり固定します。アンテナマストが長すぎれば同軸ケーブルを外せなくなるため、120cm程度の長さで指定させていただきました。短すぎると受信環境に影響が現れないとも限りませんが、140~150cmくらいのマストを切って使おうとする業者もいるので気をつけてください。このマストは防水キャップがきちんと付いているため、雨が侵入する心配もないでしょう。雨水が内部へ侵入すると錆の原因にもなります。D様が以前ご使用になっていたアンテナマストには付いていなかったため、こちらで用意させていただきました。屋根馬は劣化していなかったので、以前のモノを再利用しています。BSを視聴するパラボラは、地デジアンテナと同じアンテナマストへ取付けました。同軸のケーブルをBSのコンバーターに接続、F型コンバーターもブースターへ取付けます。

受信レベルの測定
受信レベルの測定

お客様は屋根の上で行われる工事を確かめることができません。そのためアンテナマストにワイヤーを巻きつけて誤魔化す業者も存在しており、手抜き工事をされるケースもあるようです。屋根馬やアンテナマストは地上から見えない位置にあるため、実績や評判を比較して業者を選んでください。地デジを視聴するアンテナは「八木式アンテナ」と呼ばれ、素子の数で受信環境が変わってきます。D様宅は周囲に障害物も見当たらなかったので、20素子のアンテナ対応となりました(素子=アンテナに付いている横の棒、反射器と放射器の役割がある)。アンテナ設置後、受信レベルのチューナー計測と配線も問題なく繋がれていたことを確認して終了です。テレビに不具合のない場合でも、アンテナに不備があれば鮮明に映りません。D様はスカパーやCSを追加するつもりはないそうですが、テレビ映りが気になる場合は、衛生アンテナを工事するついでに部品や配線の点検をしてもらいましょう。

アンテナ工事は屋根に上って確認することが難しいため、工事内容や見積もり書などに表記されている項目をチェックしてください。アンテナを購入した際に聞いた金額と訪れた業者の見積もりが異なることもありますが、現場の状態から納得のできる理由であれば大丈夫です。疑問点を誠実に回答してくれる業者でなければ、工事を中止することも検討してください。また、多くの場合でアンテナ取付けは受信状況の確認をしますが、すべてお客様が希望する位置に設置できるわけではありません。できる限りご希望に添う形で感度の高い場所を探すので、1~2時間かかることもあります。天気の悪い日は受信レベルも弱くなってしまう場合があり、あまりにも風が強い日は工事を延期させていただくかもしれません。

地デジアンテナはDIYで取付けできる?

デザインアンテナを取付ける方法

地デジアンテナをDIYで取付けすることは可能です。電波塔からの距離や配線、受信レベルの測定や設置場所などの項目をクリアできれば問題ありません。ただ、安全性を保つことのできる屋根裏への設置に限られるでしょう。もちろん屋根に上がれる人もいらっやるかもしれません。屋根裏への取付けも想定以上に難しい可能性もあります。どちらにしても知識がなければできないわけですが、単純に屋根の上より屋根裏のリスクが低いことも含めて、「DIYでも設置できる」とお伝えしておきます。ここでは取り扱いやすいデザインアンテナを例に挙げてご説明します。
デザインアンテナは従来の形とは違い、すっきりした四角い箱のような形をしています。大きさは縦50cm×横30cm×高さ1mくらいで、メーカーによってはもっと小さなサイズもあります。見た目もスタイリッシュで樹脂カバーと溶融亜鉛メッキ仕様になっており、白・茶・ベージュなどの色を選ぶこともできます。

エアコンダクトのイメージ
エアコンダクトのイメージ

デザインアンテナは、スペースに問題がなければベランダへも取付けられます。放送局の方角を調べておいてください。コネクターをコードへ差し込む前に、しっかり防水カバーを入れましょう。固定金具をベランダの手すりに設置し、デザインアンテナを取付けます。BS/CSやスカパーを追加したい場合は、周囲に電波の障害物となる建物がないかどうかを確認してください。アンテナの配線は、エアコンダクトから工事すればベランダにも近く繋ぎやすいでしょう。ただ、エアコンダクトの隙間はパテで埋められているはずなので、針金などを使ってベランダ側へ穴を空ける必要があります。ダクトから引っ張ってきた配線を繋ぎ、衛生アンテナのブースターを入れます。そこからアンテナの向きを微調整し、受信レベルが最大になるところで固定すれば完成。隙間の空いたエアコンダクトはパテを使って埋めます。埋めなければ虫や雨風が入ってくるため要注意です。

このようにデザインアンテナを利用すれば、地デジと衛生アンテナをベランダへ設置することはできます。屋根に上がる必要もなく比較的簡単です。ところが住宅環境によっては受信レベルが弱くなることもあるので、「将来的に障害物となる建物が建つことはない」という見込みがなければ判断しにくいかもしれません。宅地が造成されて新しい住宅が建てられた。家の近くにマンションが建設されるかもしれない。こういった可能性が考えられる場合、安定した受信環境を維持できなくなるため、ベランダへ取付けることはお勧めできません。もしも取付けたあとにそうなってしまったら、アンテナを屋根に移設するための工事をすることになります。

自分でテレビやアンテナの不具合を直そうとしても高所作業になりかねませんので、安全に工事がしたいなら資格を持った専門業者にお願いしましょう。TVアンテナ工事の詳細はこちらでご参照ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

アナログと地デジの違いを解説

アナログから地デジへ移行した理由

地デジ放送
地デジ放送

2011年。テレビの放送は、アナログから地デジへ完全移行しました。アナログはVHF・UHF電波で電波塔からそのまま受信を受け取りますが、地デジは電波の強弱によってデジタル信号が送られてきます。そのためアナログだった時代は、受信状況が悪くなれば砂嵐になっていました。電波を発信する距離が遠ければ遠いほど、画質は少しずつ落ちていきます。地デジの場合はノイズが発生します。一時的に画面がフリーズしたり、モザイクが出現するのは電波に乱れがあるからです。そして信号の数値が一定以下になれば、何も映らなくなります。BSやCSも同じです。地デジのほうが画質は高く、より鮮明な映像を届けることができます。「高画質の映像を望んでいない」という声もありましたが、アナログのままだと電波を届ける領域に限界が来るため、総務省によって地デジへの移行が進められました。また、アナログでは放送を簡単にコピーできるので、著作権保護のためにも地デジへ転換したと言われています。

地デジへ移行したことでデータ放送が可能になりました。電子番組表を見ることができるようになり、番組を選んですぐに録画予約をすることもできます。アナログ時代は時間やチャンネル設定をしなければならなかったので、録画するだけでも手間のかかる作業でした。ただ、緊急地震速報などは、アナログと比べて約2秒ほど遅れて伝わると報告されています。これはデジタル回路を使ってデジタル信号へ変換しているためで、文字スーパーと音を同時に発信することで対応しています。

地デジ放送が当たり前の時代に突入し、最近はさらに高画質な4Kテレビが登場しました。4Kテレビはフルハイビジョンの4倍とも言われており、4Kで番組を視聴したい場合は、これに対応したテレビやチューナー、アンテナを準備しなければなりません。アナログから地デジへ移行したときのように「放送が見えなくなる」というわけではありませんが、4Kに対応していない地デジテレビでは4K放送を視聴するできません。他にも2Kや8Kなどを聞いたことがあるかもしれませんが、2Kと8Kは解像度の数値の違いで、デジカメの画素数の違いと同じような意味合いだと捉えてください。「4K=3840×2160」の解像度なので、約4000と解釈します。「1K=1000」で表記されるため4Kと呼ばれています。

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