大分県大分市でガス漏れしている家庭用エアコンの配管交換・ガスチャージ

大分県大分市でのトラブル事例

家庭用エアコンのガス漏れ

大分県大分市古ケ鶴のN様

今回は大分県大分市古ケ鶴にお住まいのN様から、エアコンが冷えないというご相談をいただきました。お客様のお話によるとエアコンの風は出るが冷えず、室外機は正常に動いているのでガスがないのではないかとのことでした。

エアコンが冷えない原因としてはエアコンの内部にホコリなどが詰まっていることや、内部パーツが故障していること、ガス漏れしていること、エアコン自体が故障していることなどが考えられます。お客様はガス漏れが原因だと考えておられるようですが、実際に調査をしてみないことにははっきりとした原因は分からないのでお客様のご自宅へ伺うことにしました。

指定された日にご自宅へ伺い調査を行いました。室外機を確認してみたところ、配管に霜が付いていたのでガス漏れをしていると分かりました。
エアコンの冷暖房を使う際、「冷媒」と呼ばれるガスが室外機と室内機の間で熱を運びます。室外機と室内機を繋いでいる配管が劣化などにより破損するとガスが外に漏れ、冷暖房の効きが悪くなってしまいます。

ガス漏れをしている場合、ただガスを補充しただけではまたすぐに漏れてしまいます。破損している配管の接続のやり直しか、新しい配管への交換を行わなくてはなりません。長年使い続けていると、エアコン本体はもちろんですが配管も劣化していきます。配管が劣化していると亀裂が生じてそこからガス漏れをすることがあるのですが、亀裂を探すことは非常に難しいです。たとえ修理をしてもすぐに破損してしまう可能性があるため、新品への交換をおすすめします。今回は設置してから10年以上経過しているということでしたので、新品の配管に交換しました。

ガスチャージ(ガス補充)の作業を始める前に、まずは真空引きを行います。エアコンの内部に空気や水が少しでも入っていると正常に動作しないので、真空ポンプを使って配管から空気を完全に抜きます。
また真空引きの際はガスも完全に回収します。ガスを入れる量が少ない場合はガスを回収しなくても問題ないのですが、入れる量が多い場合は2種類のガスの混合比が変化してしまったり、規定量になるように入れるのが難しくなったりなどの問題が起こります。そのため基本的にはガスをすべて抜いてから補充する方法を取ることが多いです。

ガスチャージを行っている様子
ガスチャージを行っている様子

真空引きを終えたらいよいよガスチャージを行います。ガスボンベを量りの上に乗せてガスの重量を量りながら、マニホールドとガスボンベを接続してガスを注入していきます。ガスを注入というと気体のイメージがあるかもしれませんが、液体で入れていきます。この液体は気体に変化するときに非常に低温になるため、手袋をするなど、人間の肌にかからないように気を付ける必要があります。

ガスを入れる際は冷房運転をしながら規定量の分だけ注入し、規定量に達したらすぐにガスボンベのバルブを閉めます。ガスには規定量があり、それより多すぎても少なすぎても良くありません。ガスが多いと電気の消費量が増えたり、エアコンの能力が低下したりします。逆にガスが少ないと電気の使用量は少なくて済むのですが、エアコンの能力も下がってしまいます。そのためガスが適切な量になるように注意しながらチャージしなくてはなりません。

正常に動作しているエアコン
正常に動作しているエアコン

ガスが適正量に達したらバルブを閉めて、ガスボンベを外します。
最後にお客様立会のもとエアコンを稼働させてみましたが、ガス漏れや不具合が起こることもなく正常に冷房を使用することができました。お客様から「暑い日に冷房が使えないと不便だったので直って良かった」というお言葉をいただきました。
近年は夏場に35度以上の日が続くことも多く、冷房の使用が欠かせません。夏場はエアコンの修理や設置のご依頼が集中しやすいため、早めの準備やメンテナンスをおすすめします。

また、エアコンのガスチャージの作業は素人の方が行うのは非常に難しいですので、自力で行うことはしないでください。知識のない方が作業をするとエアコンの不具合を起こすこともありますし、火災や爆発が起こる可能性もあります。また、故障している箇所やガスの種類、補充するガスの量などを見極めるのも難しいです。そのためガス漏れの修理やガスチャージを行いたい際には業者への依頼をした方が良いでしょう。

エアコンの室内機・室外機の取り外し方

取り外しは簡単にできる!

設置されている室内機のイメージ
設置されている室内機のイメージ

エアコンの取り外し作業は、工具さえあれば30分ほどで簡単にできます。作業に必要な工具はモンキーレンチ、六角レンチ、電動ドライバー、カッターです。

まずは「冷媒」と呼ばれるガスを室外機に回収します。回収をせずにエアコンの取り外しをするとガスが外へ吹き出してしまいます。冷媒ガスを大気へ放出することは法律で禁止されていますので注意してください。
室外機のカバーを外すと銅管が2本出てきます。細い方の銅管はガスを室内へ送るためのもので、太い方の銅管はガスを室外機へ戻すためのものです。
次に、エアコンのスイッチを入れて冷房を稼働させます。細い方の銅管の根本のバルブを閉めてガスが室外機から出ていかないようにし、そのまま2分ほど放置をします。2分経ったら下側にあるバルブも閉め、エアコンを停止させてコンセントを抜いておきます。

設置されている室外機のイメージ
設置されている室外機のイメージ

次に室外機の取り外しを行います。室外機を取り外すには、室内機と室外機を繋いでいる銅管と電源線を外す必要があります。
まずは銅管からです。銅管とは先ほど室外機のカバーを外したときに出てきた、ガスを運ぶのに使われる2本の銅管のことです。それぞれモンキーレンチを使って取り外します。
電源線は3本あります。電源線を取り外す際には、コンセントの抜いたか再確認しておいてください。コンセントを抜かずに作業をすると感電してしまう恐れがあります。
室外機がアンカーボルトで床や天井などに固定されている場合は取り外してください。これで室外機の取り外しは完了です。

銅管は室内機側でも繋がっていますので、そちらでも取り外しをします。その際、室内機から外へ水を排出するドレンパイプも取り外しておきましょう。
最後に室内機の取り外しを行います。室内機は取り付け用のプレートに引っ掛けてあるだけなので、下から少し持ち上げると簡単に外すことができます。プレートもネジを緩めながら取り外してください。

これでエアコンの取り外し作業は終了です。エアコンの取り外しは業者に依頼をすると1台5000円前後かかる場合が多いです。引っ越しなどの理由でエアコンを取り外さなければならないとき、ご自身で取り外すことができれば業者に依頼するより時間も費用もお得になりますよ。

エアコンの不調…自力で解決できる場合とできない場合とは?

自力で解決できる場合

エアコンのドレンホースのイメージ
エアコンのドレンホースのイメージ

エアコンの冷暖房が効かない、異音がする、水漏れをするといった症状が出たときはまずはフィルターを見てみましょう。フィルターにホコリが詰まっているだけの場合ならば掃除をすれば問題を解決できます。室内機のフィルターや吹き出し口をきれいにすることでカビの予防もできます。内部の掃除をする際には、エアコンが動いてしまうと危険ですので掃除を始める前に必ずコンセントを抜いておいてください。

室外機も長年使い続けていれば汚れが溜まりますので掃除をしましょう。特にマルチエアコンの場合は1台の室外機を複数の室内機で使用するので、室外機の不具合が全ての室内機に影響を与えます。定期的な掃除だけでなく、空気の通りがよくなるように室外機の周りには物を置かないようにすることも大切です。

また、水漏れの場合はドレンホースの内部の汚れが原因のこともあります。ドレンホースの入り口に詰まっているホコリや土をかき出し、掃除機で内部の汚れを吸い取ってください。

自力で解決できない場合

エアコンが冷えない原因の一つとして、ガス漏れがあります。配管の接続口が緩んでいたり破損していたりすると、そこからガスが漏れてしまいます。この場合はガス漏れしている部分を修理するか新しい配管と交換し、ガスの補充をしなくてはなりません。専門知識のない方が行うと危険ですので、ガスチャージは業者に依頼をしましょう。

コンプレッサーや基盤など、エアコンの内部パーツが故障している場合も自力で修理するのは難しいです。また設置工事の不備で不具合が起こっている場合や、エアコン本体が故障している場合も業者への相談が必要です。

修理は修理業者とメーカーのどちらが良い?

エアコンの保証期間内ならばメーカーに修理をしてもらった方が費用が安く済みますし、その機種専用の部品をすぐに用意してもらうことができます。
ただ真夏や真冬の時期はメーカーへの依頼が集中してしまい、対応してもらえるのが遅くなってしまうことがあります。
また、修理業者は365日24時間受け付けているところが多いのですが、メーカーは営業時間が決まっていることがあります。例えば、ダイキンは24時間受付なのですが、東芝やシャープ、パナソニック(旧ナショナル)、日立、富士通ゼネラルは営業時間が決まっています。年末年始は営業していないことも多いです。真夏や真冬に突然冷暖房が使えなくなってしまうと体調を崩してしまいますので、メーカーの対応が遅くなる場合は修理業者に依頼をした方が良いでしょう。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。

①Pマーク取得企業。(登録番号:10862679(03)号)
個人情報の管理が行き届いている企業に付与されます。 あなたの個人情報を安全に保護します。

②お客様専用窓口を設置。
施工後もご安心ください。 あなたに寄り添い、しっかりご対応させていただきます。

③安心の無償保証。
保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。

電気のトラブルこんなことでお困りですか?

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

\選んで安心!/
DENKI110が選ばれる6つの理由

サービスの流れ

  1. STEP 01

    まずは無料相談

    お電話(0120-905-832またはメールフォームからご相談ください。電話は年中無休で9時~22時の受付。メールは24時間受け付けています。

  2. STEP 02

    概算のお見積り

    ご連絡いただきましたら、コールセンターのスタッフがお電話にて概算のお見積り金額と作業スタッフの到着時間をご案内いたします。

  3. STEP 03

    スタッフのお伺い

    概算金額と到着時間にご納得いただきましたら、作業スタッフを派遣いたします。※交通状況によりスタッフの到着時間が前後する場合があります。

  4. STEP 04

    現場調査・お見積り

    作業スタッフが現場に到着しましたら、作業前にトラブルの調査を行いお見積り金額をご案内します。金額にご不満の場合はキャンセルください。

  5. STEP 05

    作業開始・問題解決

    金額にご納得いただきましたら、作業を開始いたします。作業時間は簡単なもので数分から、難しいものですと数時間いただく場合がございます。

  6. STEP 06

    お支払い

    作業が完了しましたら、スタッフからの内容の説明とご確認があります。問題なければお見積り時に提示した金額をスタッフへお支払いください。

TOPへ戻るボタン

0120-905-832