エアコンが故障してしまった場合。香取市でエアコンを修理するためには

家庭用エアコン2台の故障が発生した事例

エアコンの故障にも色々なパターンがある

千葉県香取市のK様

2台のエアコンが故障してしまった

千葉県香取市にお住まいのK様より、自宅で使用している壁掛けエアコンが2台故障してしまっており、これらを修理して欲しいというご連絡をいただきました。それぞれのエアコンに付いて、どのような症状が発生しているのかによって対応が変化することになるため、できるだけ具体的にその症状をお伺いしました。
まず片方のエアコンについては、電源が入らない状態になってしまっているということです。こちらのエアコンは古いタイプのもので、3年ほど前に室外機の基盤の取替工事をしているということでした。その場所が関係あるかはわからないが、本体も故障してしまったのではないか、というようにお考えとのことでした。
もう1台のエアコンに付いては、風が冷えない状態になってしまっているということです。前者については電源系統や基盤などのトラブルである可能性が高く、後者についてはまた別の問題が発生しているものと考えられました。

現地で故障原因の調査をまずは行なう

それぞれの原因について、ある程度まではこれらの情報から推定することができるものの、それ以上の細かい情報については電話口での情報では判断することができません。そのため、より具体的にその原因を探るために、現地での調査を行なうことをお伝えしました。調査と修理は別日で行うことになる可能性が高いことをお伝えした上で、近い日程で予定を調整して頂きました。
場合によっては、2台目のエアコン、つまり冷えなくなってしまっているエアコンに関しては調査日にそのまま修理工事を行なえる可能性があることと、1台目のエアコンについては本体交換となってしまう可能性があることもこの段階でお伝えしてあります。
こうしてお決めした日時に現地にお伺いし、まずはそれぞれのエアコンに付いてどのような問題が発生しているのかを具体的に調査しました。まずは電源が入らない方のエアコンについて調査を行ったところ、こちらは本体側の基盤に問題が発生していることが分かりました。

故障調査の結果と対処方法の決定

日立製のエアコンで、パーツの生産についてはまだ終了しておりませんでしたので、基盤の発注と交換での対応となります。
引き続き、今度は冷えなくなってしまっているというエアコンについての調査を行いました。電源が入らないというトラブルに比べると冷えないというトラブルはまだ解決しやすい原因である可能性が高いと言えます。エアコンが冷えなくなってしまう原因にはいくつか考えられますが、中でもその可能性が高いのは冷媒ガスが漏れてしまっているという問題が発生していることです。これ以外のトラブルとしてはコンプレッサーや熱交換器の異常を考えることができますが、これらについては問題があればエラーが表示されることが多く、今回については冷媒ガスの可能性が高いと考えてガス圧の測定を行いました。
結果として、やはり見立通り冷媒ガスのガス圧は基準よりも低い数字となっており、これが問題で風が冷えない状態になっていることが判断できました。

冷えない原因が分かったら具体的な対応

ガス圧を測定して正常かどうかを確認する様子
ガス圧を測定して正常かどうかを確認する様子

調査によってエアコンが冷えない原因が判明したため、こちらのエアコンについては当日中に修理を行なう事ができると判断できました。冷媒ガスが問題となってエアコンが冷えない状態担ってしまっている場合行なうことになるのは、まずどこからガス漏れが密生しているのかを判断することです。エアコンからのガス漏れが起こる箇所というのは比較的限定されており、密閉工事であるフレア加工が行われている場所か、配管かのどちらかである可能性が高いと言えます。
新しいエアコンなのであればほぼフレア加工部なのですが、今回についてはそこまで新しいエアコンではなかったため、配管の可能性も考えながらそれぞれの場所の点検を行いました。調査の結果、配管にガス漏れ箇所を発見することができましたので、こちらに対する養生を行って、その後ガスチャージでの対応を行ないました。

両方のエアコンの修理が完了するまで

ガスチャージを行なうことで状態を回復
ガスチャージを行なうことで状態を回復

ガスチャージ用のガスについては、事前に使用されているエアコンの機種をお伺いしていたため用意があり、すぐに作業を行なうことができました。こちらのエアコンに付いてはこの作業で問題なく風が冷える状態となったため、修理が完了しました。
もう一台のエアコンに関しては基盤が届いてから再びお客様にご連絡し予定を調整していただいてから現地にお伺いし、交換の作業を行なう運びとなりました。こちらについても交換工事は問題なく完了させることができ、運転状態を確認することができましたので、今回のご依頼はこれで完了となりました。

エアコンの故障はDIYで修理可能?

DIYで修理できる故障もある

基盤交換はDIYでは難しい?

エアコンが故障してしまったという場合、最初から業者に依頼をして修理をするというのももちろんひとつの方法です。しかし、できることなら自分で修理できないものかと考える方も多いでしょう。このエアコンの故障をDIYで修理するということについては、発生している問題が何なのか、ということが何より重要なポイントとなります。
それでは、今回紹介した事例のように、基盤に問題が発生している場合はDIYで修理を行なうことができるのでしょうか。これについては、結論から言えば難しいと言えます。まず基盤修理については、基盤を発注して交換を行なうと言う形で行われることになります。そのため、まずはまだ生産が行われている基盤である必要があります。その上交換作業自体についても専門的な内容となってしまうため、場合によってはより悪い状態にさせてしまう可能性もあり、最初からプロに依頼をしていたほうがメリットが大きくなりがちです。

DIYで修理ができる故障のパターン

DIY修理が難しい業務用の天井エアコン
DIY修理が難しい業務用の天井エアコン

それでは逆に、エアコンの故障のパターンの中で、DIYでの修理を考えることができるものとしてはどのようなものがあるでしょうか。例えばその中の1つとしては、水漏れがあります。エアコンに発生しやすいトラブルの1つであるエアコンの水漏れですが、これは比較的修理が行いやすい原因の可能性が高いと言えます。
本体の傾斜が問題となっているようなケースの場合には再設置が必要となるため少し難しくなりますが、ドレンパンの汚れやドレンホースの詰まりが原因となっている可能性が高いため、これらに対する清掃点検を行なうだけでも状態を回復することができるためです。
また、今回の事例でも取り扱った冷媒ガスのガスチャージに関してもDIYでの対応は可能です。ただし、こちらについてはある程度特別な道具を用意する必要があるため、どうしても水漏れ修理に比べると難しい内容となってしまいます。

日立製エアコンの故障はエラーコードで分かる

日立エアコンの故障とエラーコード

故障内容の判断に使えるエラーコード

エアコンが故障してしまった場合にまず難しいのは、どこが故障してしまっているのかを判断することです。一つ一つの場所について細かく調査を行ってその原因を判断することになる場合もあるのですが、多くの場合でまずはエラーコードが表示されていないかを見てから判断することになります。今回のご依頼でも使用されていた日立のエアコンの場合、問題が発生しているとリモコンや本体のランプなどとしてエラーコードが表示されることになり、このコードによって何が発生しているのかをある程度判別することが可能になります。
それでは、発生することがあるエラーコードとしてどのようなものがあるのか、以下に一部の例を紹介します。

エラーコード2の場合に問題があることが多い室外機
エラーコード2の場合に問題があることが多い室外機

最初に紹介するのはエラーコードが「1」を示している場合です。このコードが示しているのは「室内保護装置の作動」です。具体的にはこれが表示されているという場合、ドレンパンの水位に異常が発生しているか、配管に異常が発生していることが考えられます。室内機が壊れることを防ぐためにこれらを感知して動作を停止している、ということを示しています。
次に「2」を示している場合についてです。こちらの場合については、室外機側の保護装置が機能していることを指しています。高圧遮断装置が機能していることによって機能を停止していたり、冷房運転が行われている時にファンモーターが動かなくなっていることなどが原因で発生することがあるエラーコードです。

次に「3」のエラーが発生してしまっている場合についてです。こちらはインバーターに問題が発生していることを示しているエラーコードとなります。室内機と室外機の間をつないでいる端子に問題が発生しているか、断線、ヒューズ溶断などが発生している可能性を示している、電気系統のエラーとなります。
この他にエラーコードは数多く存在しており、症状によってかなり細かく表示されるものには違いがあります。DIYで修理を行なうにせよ、業者に修理を依頼するにせよ、まずはこのエラーコードを記録して症状を確認することでよ正確な修理を考えられるでしょう。

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