【実は簡単?】プロが教える自分でインターホンを交換する方法と選び方

インターホン

インターホン・ドアホンはいつも身近にある機械です。あまり当たり前過ぎる存在であり、そこに機械があること自体意識する機会かないかもしれません。
インターホンは機械なので壊れることがあります。そのとき新しいインターホンとの交換を余儀なくされるでしょう。
家電ショップへ行けば、もっと新しいタイプのインターホンが販売されているかもしれません。

インターホン・ドアホンは、いちいち業者に依頼をしないでも、自分で簡単に交換出来るのでしょうか。とても身近な存在なのにわからないことだらけでしょう。

「インターホンの調子が悪いから直したい」

「でも業者に依頼するのはお金がかかるから自分で修理したい」

このように、インターホンの不調を自分で修理したい方に向けて、プロの業者が自分でインターホンを交換する方法と、インターホンを選ぶポイントをご紹介します。

 

目次

インターホンの種類・選び方

インターホンのイメージ図

インターホン・ドアホンは、鳴ればいいと思っている人たちもいるかもしれません。家電量販店などを覗けば、いろいろ画期的機能の備わるインターホンも見つけることができるでしょう。

お家はチャイムがあればいいという時代でもなく、2000年時代の300億円から2016年には790億円に大きく上昇するほど市場規模も育ち、様々なインターホン・ドアホンの種類が求められています。

現在、どのようなインターホン・ドアホンが求められているのかといえば、まずテレビ付きインターホンでしょう。ただベルを鳴らすだけでなく、画像によって相手を確認することができます。 現在、多くのモデルは、録画にも対応することができます。

インターホン・ドアホンの名前の違いは、現在ほとんどないと考えていいでしょう。それぞれの人たちが、好きな言い方をしていますが別にそれで大きな問題はありません。

チャイムと通話

一般的タイプのものは、チャイムと通話をすることができるモノです。親機は家の中、子機は外側に設置されております。親機に対しては、ハンズフリーで会話出来るものと、受話器を利用するものとがあります。機能はシンプルなので、設置が非常に簡単という特徴があります。

無線タイプ

無線タイプのものは、玄関の子機と室内の親機をワイヤレスで繋ぎます。玄関と室内に配線がないので、設置は簡単に出来、インテリア的にも見た目がスッキリしています。

「DECT」に準拠したワイヤレス方式を採用しているものがほとんどで、 1.9GHz帯を利用し、2.4GHz帯の無線LAN機器との干渉がなく、障害も少なく済ますことができます。

最近はコンセントに設置するだけで簡単に使える無線タイプのインターホンも増えています。工事する手間なく手軽に使えるので人気です。

またスマートオフォンと連携できるインターホンも増えています。こちらは外出先からでもスマートホンを通じて応対が可能で、外出先からでも来客者情報を確認できる優れものです。

カメラが搭載

玄関に設置してある子機に対してカメラが搭載されているタイプのものがあります。最近では、カラータイプのモノが多く、画像もとてもクリアです。

外が暗い状況でも、LED照明がついているから外の様子をはっきり確認することができます。

最近のテレビタイプのモノは録画出来るタイプが多く、動画、静止画を確認することができます。インターホンが鳴ったタイミングで自動的に録画がスタートするタイプもあり便利です。録画したモノは、内蔵メモリやSDカードに保存することができます。留守中にインターホンが鳴ったときにも自動的に録画が開始するため、後から来客者を確認することもできるでしょう。

商品によっては、左右170°、かつ真横の位置まで見渡すことができる広角カメラ機能を備えるものもあり、セキュリティーの問題を考えると一番レベルの高いモノを購入しておくことがまずは安心出来る方法です。

ズームと、広角をスイッチ一つで切り替えOKのモノもあり、必要に応じて対応出来るのでとても便利です。

防犯・防災機器と連動

最近ではインターホン・ドアホンをセキュリティー重視で一番レベルの高いものを求める方々も多くなって来ています。日本もそれほどいい治安とは言われることのない時代となってしまったので当然の結果です。

昔以上、インターホン・ドアホンの買い換えのモチベーションも高まったということができます。

インターホン・ドアホンの中には、防犯・防災機器と連動できるモデルの需要が高いです。電気錠と連動したり、インターホンや連携端末からドアを解錠できたり、インターホンやドアセンサー、窓の開閉センサー、ファックスなどを連携させることができる機能によってより安心感がもたらされることになります。

スマートフォンと連携

そしていま、注目されている商品は、スマートフォンと連携出来るタイプです。スマートフォンから相手と対応することができ、外出先からも応対出来、特に不在が多いという方々におすすめです。外出先からでも、家の異常を適格に察知することができます。

更にこんなインターホン・ドアホンもあります

更に、みなさんのニーズに合わせ、いろいろなタイプのインターホン・ドアホンが次々登場しています。みなさんの暮らしを守るものがインターホン・ドアホンなので、やはりずっとそのままというのではなく、そろそろ家電量販店などへ行き、市場調査をする頃かもしれません。

親機のほかに、ポータブルな子機が増設できるインターホンもあり、いろいろな場所に、子機を設置することができます。

長い期間しっかり機能し続けなければならないものなので、メーカーにも拘りを持つ必要があるでしょう。インターホン・ドアホンは、安ければ安いほどいいということにはならないでしょう。
ちょっと価格が高いとしても、知名度の高いメーカーから購入するのがいいでしょう。

交換するタイミングって?

インターホンの経年劣化

インターホンはたいていのご家庭だと、住み始めた当初から交換をせずにそのままのインターホンを使っている方が多いでしょう。

インターホン自体の交換の目安としては、パナソニックの注意事項にも書いてある通り、一般家庭用のもので10年とされています。同じものに交換などをする場合は、生産終了している場合もありますので、思い切って新しいインターホンに交換するのがおすすめです。

新しい性能の良いインターホンに交換したいとき

インターホンは最近では録画機能付きのものや、スマートフォンを通じて来客対応ができるものなどさまざまな種類のインターホンが登場しています。来客しても顔が見えない状態のインターホンだと防犯性が心配だからといって交換している人もいます。

安心して来客対応ができるように、新しい性能の良いインターホンに交換することで防犯性を上げることにも繋がります

自分で交換できる場合・できない場合

家電量販店で新しいタイプのインターホン・ドアホンを購入しようと思ったとき、インターホン・ドアホン程度のものは、お持ち帰りして自分でつけることができるのではないかという意識を持つ人たちも多いでしょう。

お持ち帰り出来るギリギリの大きさだから、即利用したい気持ちも高まってしまうことでしょう。ただし、インターホン・ドアホンは、自分で取り付けが出来る場合と、そうでない場合があります。ここあたりはインターホン・ドアホン購入時における大事なポイントです。

インターホン・ドアホンはいつも必要な機械なので、故障して業者の取り付けスケジュールにいちいち合わすことができないという方々もいるでしょう。しかし、注意しなければならないのは、持って帰っても自分では出来ないケースもあることです。

自分自身で取り付けや交換できる場合

自分自身で取り付けや交換できるインターホン

電源プラグ式インターホン

自分自身でも取り付け可能なインターホン・ドアホンは、電源プラグ式インターホンです。電源プラグ式インターホンは、機械を交換するだけなので、初心者の方々でも簡単に取り付けすることができるでしょう。

乾電池式インターホン

乾電池式インターホンのタイプのモノも、自分で取り付け可能です。近くにコンセントがあって電源を付けることができるのであれば、想像しているよりも簡単に取り付けすることができます。

業者に依頼しなければならないケース

逆にインターホン・ドアホンは、業者に取り付け依頼をしなければならないケースもあるので注意してください。

電源直結式インターホンの場合

電源直結式インターホンでは、電源プラグ式のコードもなく、電源を壁の中からとっていることもあり、壁の中の配線を素人が触るとインターホン・ドアホンが動作しないだけではなく、感電の恐れもあり大変危険です。

熱感知器やガス警報器と連動の場合

熱感知器やガス警報器などと連動しているタイプのモノもあり、そのようなモノは規格が合わないということもあり、業者にはじめから依頼するのが妥当な対応でしょう。

チャイムの場合

昔からあるチャイムをずっと使用していたという方々も、配線の問題などなかなか手出しが出来ないものなので、最初から業者に依頼するのが無難でしょう。

更に、 玄関子機からの呼び出しに電話で対応するモノに対しても、配線を直す作業が必要になるので、業者に任せるようにしてください。

オートロックや電気錠の場合

マンションにお住まいの方々の場合、オートロック機能と連動しているタイプのものが多いです。ほとんどそのような機能も、素人が勝手に取り付け対応出来るものではありません。

自分でやろうとして、壊してしまったりすれば事態を大きくしてまうことになります。ちょっと手間や時間がかかるとしても、最初から業者に依頼する姿勢が賢いのかもしれません。

弊社『DENKI110』は無料の電話相談も承っております。お気軽にご相談下さい。
また、インターホンの取り付けについてはこちらもご参照ください。
料金表も掲載しているので費用相場の参考にもどうぞ。

 

インターホンの故障の原因に合わせた直し方

インターホンの修理をする際には、故障の現任に合わせた直し方をする必要があります。

交換する手間をかけずとも不具合を見付けるだけで簡単に直せる場合もあるため、まずはインターホンの故障の原因に合わせた直し方をチェックしてみてください。

 

インターホンの音が鳴らない場合

音が鳴らないときにはまず、音量設定をチェックしてみましょう。

何らかの理由で音量設定が変更されたことが原因でインターホンが聞こえなくなっただけのケースもよくあります。

音量設定を確認して、聞こえる音量になっているかチェックしてみてください。

 

また音が鳴らない場合はインターホンの電源や電池が切れているだけの場合もあります。

こちらの場合は電源を入れたり、電池を交換するだけですぐに元通りになるでしょう。

電源ランプが付いているか、電池が切れていないか確認してみてください。

 

配線の接続不良の場合

親機と子機を繋いでいるケーブルが外れているだけの場合、配線の接続不良を直せばインターホンは直ります。

インターホン本体を取り外して、親機と子機を繋ぐ配線がきちんと接続されているかを確認してみてください。

接続が外れているだけであれば、繋ぎ直せばまた使えるようになります。

ただし配線は壁の内側に埋まっていたり、地面を通じていることが多いため、断線している場合などは素人が直すのは難しいでしょう。

雨などの影響を受けて漏電している可能性もありますので、無理をしてはいけません。

 

自分で交換する上での注意点

自分でできる範囲とできない範囲がある

さきほどにも自分でできるタイプのインターホンや、できないタイプのインターホンがあると説明しました。自分で交換をすると、一番のメリットとしては、業者での高額な費用を払っての交換をしなくて済むといったところになるでしょう。

ですが、実際に自分で交換できるといっても、知識がそれほどまでにある方はなかなかいません。

既存のインターホンの配線がちゃんと新しいインターホンに取り付けられるのかというと、難しく考える方のほうが多いでしょう。

自分で交換することで起こりやすいトラブル

自分でいざ交換しようとして起こりやすいトラブルとして考えられるのは以下のような状況です。

コードを無理に外そうとして断線してしまった

子機の接続や設置の失敗で無駄な雑音が入る

余計に失敗したことで修理代などのお金がかかる

 

自分で交換することで、配線が断線してしまったり、接続が失敗して雑音が入ったりモニターに何も映らないなど、自分で交換することでの限界があるでしょう。実際にも、自分で交換してみたら配線を違うところに繋いでしまって何も聞こえないなどのトラブルが弊社にも来ています。

そのトラブルから、さらに修理代や交換できるインターホンがダメになってしまったらさらに交換するための部材費などもかかってきてしまいます。

インターホン交換は詳しい専門知識や資格を持った電気の専門業者にお願いしましょう。実際には知識もあるし自分でできるだろうという方はチャレンジしても大丈夫でしょうが、インターホンも精密機器にはなりますので取り扱いには充分注意が必要です。

インターホンの交換方法について

交換における必要なもの

マイナスドライバー、プラスドライバー

交換するための新しいインターホン

 

インターホン・ドアホン交換が自分で可能か否かをまず判断して行動をおこすようにしてください。業者に依頼をしないでも、インターホン・ドアホンは簡単に自分で交換出来るケースもあります。

少しでも費用を抑えたいとか、即利用したいという方々は、マイナスドライバー、プラスドライバー、そして、アンカービス程度のものがあれば簡単に交換できることもあります。

一番シンプルに交換する手順はこのような流れです。

【シンプルでわかりやすい】インターホンの交換手順。

子機の取り外し

次は玄関の子機を外します。玄関の子機を外す時には、マイナスドライバーを使用し、さし込んで外します。チャイムコード切らないように注意してください。

インターホンの交換手順。ドライバーを使ってチャイムコードを取り外す。

そして子機のほうからチャイムコードを抜きます。押しボタンまたは、マイナスドライバーを使って簡単に抜くことができます。端子台のほうは、プラスドライバーを使ってねじをゆるめて抜いてください。

新しい子機の取り付け

次に、子機の台座をねじ止めをして行きますが、 子機の場合も重みにダウンしそうな壁の場合は、ボードアンカーで固定するようにしてください。

その後、子機にチャイムコードを差し込みます。台座に子機を固定する時には、雨に晒されないよう、隙間のないように固定をしてください。

【シンプルでわかりやすい】インターホン子機の取付手順。

親機の取り外し

まず、ドアホンの親機のコンセントを抜きます。チャイムコードを切らないように注意して、親機を外してください。

ドライバーを使ってインターホンの親機を取り外す。

次には、親機からチャイムコードを抜きます。ほとんどのケースでは、 押しボタンまたはマイナスドライバーをさし込んで外すことになります。

子台は、プラスドライバーを使用して、ネジをゆるめて外します。親機の台座は、ほとんどネジ止めなので、プラスドライバーを使用して外してください。

新しい親機の取り付け

子機の台座を外し、 新しい親機の台座をねじで止める作業をします。親機の重みに耐えることができない壁もあるので注意するようにしてください。そのような時には、ボードアンカーで固定をします。

そして、台座に親機をつける作業をします。このあたりは説明書を確認して行うようにしてください。

最後に電源コードをコンセントに差しこむ作業です。初期設定等は説明書を見ながら確実に行うようしてください。

自分でできないときは業者に依頼を

業者によるインターホンの取り外し

インターホン交換は資格を持った専門業者に依頼すれば安心!

インターホン・ドアホンを自分で交換するのはちょっと難しいという決断も時として必要です。そのような時は、専門業者に依頼をしましょう。

でも、そのとき大体料金がいくら程度なのかも非常に気になる問題ですよね。大体ですが、相場は、7,000円~9,000円あたりということです。業者がいつ来てくれるのかにもよりますが、来てくれればだいたい作業は30分程度で済ますことができる程度の簡単な工事で終了します。

7,000円~9,000円あたりの相場で、時間は30分程度というのなら、自分でした時のリスクなど考えると迂闊に、素人の方々が手出しをしないほうがいいかもしれないですよね。

無理に交換をしてしまって、今の状態よりもさらに悪化させることにもなりかねません。自分で配線をいじったことで家の他の部分に影響が出ても困ってしまいます。必ず「電気工事士」の資格を持った専門業者にお願いするようにしましょう。まれに資格のない専門業者もありますので注意が必要です。

いかがでしょうか。インターホン・ドアホン交換は、思ったよりも自分で簡単に出来ると思った人たちがいるのは事実です。ただし、だから自分も簡単に出来ると考えると思わぬ罠にはまってしまうことがありますので注意したほうがいいでしょう。

DENKI110』では資格を持った作業員が実際にインターホンの交換対応を致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

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