エアコンが安い時期はいつになる？ベストな買い時と購入タイミングを解説！

夏や冬の季節が本格化する前に、エアコンの買い替えを検討する人も多いのではないでしょうか。エアコンは家電のなかでも高価なため、買い替えや新設の際には少しでも安く購入したいと思いますよね。

エアコンは同じ商品でも時期によって値段が変わるため、タイミングによっては損をしかねません。そこで今回は、エアコンが安い時期とベストな購入タイミングについて徹底解説します。また、大手家電量販店のセール時期などのお得な情報も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

エアコンが安い時期

エアコンが安くなる時期は、1年を通じて何度かあります。メーカーや販売店によって多少異なりますが、業界の傾向としては以下がエアコンの値段が下がるタイミングとなっています。

• 購入需要が低下する時期
• 決算期、ボーナス期
• モデルチェンジ時期

一般的に、エアコンは発売時がもっとも高額で、次のモデルが発表されると値段が下がるという傾向があります。そのため、モデルチェンジ時期の「型落ちモデル」を狙うと、上位機種が安く購入できます。ただし中級・下位モデルは、上位モデルほど年間の値動きはありません。

中級モデルは若干の値動きがあるものの、下位モデルはほとんど値段が変わらない機種も多くあります。これは下位モデルは元々の販売価格が安く設定されているためで、安くなったとしても値下げ幅が小さく、さほど差を感じにくいのです。

エアコンを買うなら何月？

エアコンが安くなる時期を踏まえて、具体的な時期をみていきましょう。ここでは、エアコ音が安くなるタイミングの3つに分けて詳しく解説していきます。

購入需要が低下する8〜9月

エアコンの購入需要が低下する8~9月は、多くの販売店で値引きされます。夏前の6~7月がエアコンの需要ピークと言われており、多くの人がこの時期に購入するため、その時期を過ぎた8~9月は販売店が値段を下げる傾向にあるのです。

さらにこの時期はモデルチェンジ前でもあり、前年の商品の在庫を抱えないように売りさばきたいという販売店の狙いで、多くのエアコンが安くなります。ただし、8~9月はエアコン取り付け工事・修理などの依頼が多くなるため予約が取りづらい時期でもあります。希望の時期に設置・修理してもらうためにも、気になるエアコンがあればこまめにチェックしておき、値段が下がり次第購入するのがおすすめです。

決算期の3月・9月

年に2回ある決算期もエアコンが安く購入できる時期です。販売店によって多少決算期がずれることもありますが、多くの場合は3月と9月に決算期を設定しています。この時期には売上をあげるために「決算セール」を催す家電量販店も多く、エアコン以外の家電も安くなります。

また、お店によっては値下げ交渉に応じてくれることもあるでしょう。2~3月は新モデルが投入される時期のため、9月に比べて3月は値下げ幅が小さい可能性もありますが、中〜低モデルで在庫のある商品なら普段より安く販売されることが多いです。

ボーナス期の6月・12月

6月と12月のボーナスの支給時期にも、多くの家電量販店でセールが実施されます。ただし、6月はエアコンの需要時期と重なるため、大きく値下げされることはあまりありません。もし、夏の時期にエアコンを購入するなら、値下がりの始まる7月末か8月頃の方が狙い目といえるでしょう。急ぎでなければ12月のボーナス期まで待つのもひとつの手です。

また、夏と冬では安くなるエアコンが違うことも知っておきましょう。夏は上位モデルの機種が安くなりやすく、冬は中〜低モデルの機種が安くなりやすい傾向にあります。

モデルチェンジ時期の1~3月と8~10月

1~3月と8~10月は新機種が登場するモデルチェンジ前の時期のため、上位機種が安くなる傾向にあります。メーカーにもよりますが、一般的にモデルチェンジは10~11月頃が多く、多くの販売店では、前年のエアコンを売り切るためにモデルチェンジの1ヶ月ほど前より値段を下げる傾向にあります。

エアコンの機能性は日々進歩しているものの、1年程度なら同じランクのエアコンに大きな性能の差がでることは少ないと考えられます。最新機種や新機能を搭載しているエアコンが欲しい場合は別ですが、去年の上位機種をお得に購入したい人は、このタイミングを狙うと良いでしょう。

エアコンをお得に買う方法

ここまで紹介したように、エアコンは時期によって値段が変わりやすい家電です。何らかの理由でこの時期に購入できない場合や、さらにお得に購入したいときの購入方法を解説します。

ポイント還元率をチェックしておく

多くの家電量販店では、ポイント制度を導入しています。エアコンのように数万〜数十万円する買い物ではポイントの還元金額も高くなるため、「還元率」の違いが大きな差になります。

本体代金が他店より多少高くてもポイント還元率がよければ、結果的に安くなることもあります。良さそうなエアコンを見つけたらお店のポイント還元率をチェックして、いくら戻ってくるのか計算しておきましょう。また、クレジットカードで支払うときは、ポイントが増額される日を狙うのも良いですね。

通販サイトで購入する

最近では、インターネットでエアコンを購入する人も増えています。通販サイトでは実店舗ほど賃料や人件費などがかからず経費をおさえられるため、値段を安く設定しているサイトが多くあります。また、品揃えが多く、店舗にはないような型落ち機種がお得に販売されることもあるので、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

ポイントが付与される通販サイトなら、日用品などほかの商品を購入するときに安くなりますよ。ただし、取り付け工事費用が別途必要になることも多いため、トータルでいくらかかるのかを事前に計算しておきましょう。

中古品も検討してみる

とにかく安くエアコンを手に入れたい！という人は、中古のエアコンを探してみましょう。1度使用されていたものなので、新品購入ではありませんが、数年前の機種なら半額〜それ以下で購入できることもあります。

新品ならセールや型落ちでもここまで安くなることはないので、1番安くエアコンを手に入れる方法と言えるでしょう。こちらも通販サイトと同じように工事費用が別途必要になります。工事費込みのお店で購入するか、安く取り付けてくれる業者を探しましょう。

中古品を購入するメリット

中古のエアコンは新品に比べて価格が安くなることがあり、予算に制約がある場合にコストをおさえやすくなります。また、中古エアコンの場合、エアコン取り付けさえ済めばすぐに使用できるため、早急な対応が必要な場合にも便利です。

中古品を購入するデメリット

 中古のエアコンは、使用状況やメンテナンスの状態によって品質や耐久性にばらつきがあります。また、新品とは異なり保証やアフターサービスがないケースも多く、万が一の故障や不具合が発生した場合、修理やサポートを受けることが難しい場合があります。

なお、古いモデルの中古エアコンはエネルギー効率が低い場合があります。省エネ性能が向上した新しいモデルと比べて、運用コストが高くなる点にも注意が必要です。

アウトレットのセール品を狙う

「新規機種へのこだわりはないけど、中古品は嫌」という人はアウトレットの利用がおすすめです。エアコンのアウトレットでは、おもに以下のような商品が販売されています。

• 型落ち
• 多少キズがある
• 古い年式
• 外箱や説明書がない

アウトレットで販売されるエアコンは、メーカーの過剰在庫品や、店頭展示品などが多く、使用には問題ないものばかりです。基本的に新品とコンディションは変わらないので、多少古くても気にしないという人は、アウトレットもチェックしておくのがおすすめです。

各家電量販店のセール時期一覧

大手家電量販店では、季節ごとにセールを実施しています。この時期はお得にエアコン取り付けができる可能性が高いので、購入タイミングの目安にするとよいでしょう。

以下に各家電量販店のセール時期を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

ヤマダ電機	春のセール: 3月～4月 夏のセール: 7月～8月 秋のセール: 9月～10月 冬のセール: 12月～1月
ビックカメラ	春の大商談会: 3月～4月 夏のビッグセール: 7月～8月 秋の新商品祭り: 9月～10月 冬の感謝祭: 12月～1月
エディオン	春のフェア: 3月～4月 夏のお祭りセール: 7月～8月 秋の大商談会: 9月～10月 冬のクリスマスセール: 12月～1月
ヨドバシカメラ	春のヨドバシ祭り: 3月～4月 夏のビッグバンセール: 7月～8月 秋の特価祭り: 9月～10月 冬の大感謝祭: 12月～1月

安いエアコンの取り付け工事は業者に依頼しよう

安くで販売されているエアコン取り付け工事は費用が別途必要だったり、自分で手配しなければいけないこともあります。また、上位機種でも「天吊り・高所・延長配管・隠蔽」などの特殊設置の場合は工事不可と言われることもあり、自分で手配するケースもあるようです。

エアコン取り付けや取り外しの工事は、適切におこなわないと故障の原因となるため、熟練の技術が必要になります。せっかく安くで購入したエアコンでも、取り付け工事費用が高額だったり、自分で設置しようとして壊してしまっては元も子もありません。安いエアコン工事を自分で手配する場合や、工事不可と断られた場合、信頼できる電気工事業者に依頼しましょう。

『DENKI110』では、エアコン取り付け工事に迅速に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

【業者に依頼する場合】

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