家庭用エアコンのクリーニング方法

作業費6,000円~対応中!
エアコン

ご家庭のお掃除はみなさんしっかりとやっていると思います。多少差はあってもそこそこはしていますよね。しかし、そんな方であっても意外と手を付けないところがあります。その代表的なものはエアコンではないでしょうか。
設置してからとくに何もしたことが無いと言うほどに禁断の聖域になっているというご家庭も決して珍しくは無いのが実態でしょう。しかし、このエアコンをちゃんと掃除しておくと電気代などのメリットも高くあるのです。でも、電化製品であるがゆえに素人がそう簡単に出来るものじゃないって思っていませんか?
そんなことはありません。きちんとしたポイントを守って行えば見違えるほどの効果があるんです。ここでは、そんなエアコンのホームクリーニングのやり方についてお話して参りましょう。

室外機のイメージ
室外機のイメージ

エアコンクリーニングはポイントを押さえよう

エアコンをホームクリーニングするときといっても、果たしてどこをどのようにすればよいのが分からないという方が大半でしょう。最初に知っておいて頂きたいのは、外せるところは限られているのでそこまでで対応することです。確かに分解するだけであれば方法はいくらでもあります。しかし、使えなくなってしまったのでは意味がありません。通常の家庭作業で対応可能はパーツとはどのあたりでしょうか。
普通に足り外し、再び取り付けて異常なく再度始動できる状態といった場合は、フィルター・ルーバー・カバーの3つまででしょう。これらのパーツがどのようなものであるのかを先ず知っておくと良いでしょう。
フィルター フィルターはお部屋の中の空気をエアコンの取り込むときにその力を発揮します。お部屋の中というのは空気が汚れていないようにも見えますが実は結構汚れているのです。人が生活していることで発生しているチリやほこりなど所謂、ハウスダストはかなりの量になります。それらがエアコン内部に入っていくと目詰まりを起こしたりして故障の原因になります。そのようなことにならないようにフィルターでゴミをシャットアウトしているんです。
ルーバー ルーバーは、エアコンを動かしたときに最初に動くところです。風向きを調整してくれるところになりますが、それだけ埃が溜まったりして汚れやすいところでもあります。
カバー 本体カバーとか全面カバーという名前で呼ばれていることが多いです。エアコン本体の正面でもありますので、ここを綺麗にしておくことは見た目が先ず良いということも有ります。これを外してクリーニングすることで内部に溜まっていた埃なども綺麗に除去することが出来ます。

1. 作業前の準備

エアコンはお部屋の上の方に取り付けられているものです。ですから、クリーニングすると言ってもそれなりに準備が必要になります。
道具を先ず用意しましょう。①高いところにあるのですから、足台が必要です。わざわざ買わなくても脚立があれば最高ですね。安定感という面では椅子でも代用可能でしょう。②新聞紙とゴミ袋も必要です。エアコンのクリーニングのときはゴミが飛んだり、洗剤の飛沫が床に落ちたりします。エアコンの周辺や床の汚れ防止に役立ちます。③掃除用具は家庭にあるもので代用できます。雑巾やハンディタイプのモップ、掃除機やゴム手袋の他に使い古した歯ブラシや麺棒・爪楊枝・ティッシュなどを用意しておくと良いでしょう。洗剤は家庭用の洗剤でも十分ですが、プラスチックに対しての攻撃性の強いものは内部故障の原因になります。揮発性のものはそういった特性のあるものが多いので避けておいたほうが無難です。

しっかりと足元を固定

作業を始めるときは、足台が安定しているかを先ず確認しましょう。不安点な状態作業をするとバランスを崩したりもします。そうなって、エアコンを壊してしまったり最悪の場合は転倒してケガをしてしまったりしては大変です。周辺にも危ないものがないかということも確認しておきましょう。

通電していないことを確認

エアコンに限ったことではありませんが、電化製品をクリーニングするときは必ず、電源を切っておくことです。スイッチを切るというのではなく、コンセントを抜いておくというのがもっとも安全です。
作業中にエアコンが動きだしたという場合だけでなく、濡れた手で触って感電したというようなことになってしまったら大変ですからね。

2. 作業第一段階

準備が整ったら、早速クリーニングの作業を始めましょう。

外装の清掃

エアコンの上などには、埃が溜まっていたりします。いきなり取り外したりするとお部屋全体にそれらをまき散らすことになってしまいます。最初に外装を清掃しておきましょう。ハンディタイプのモップを使ったり、雑巾で拭くなどですね。このとき、水気の多いものふくと故障の原因になったりしますので十分に注意してください。

カバーの取り外し

最初にカバーを取り外します。カバーを開けて、エアコン本体の両側を両手で挟み込むようにしてください。ちょうどサイドには開閉しやすいように取手があってり凹んでいたりしますのですぐにわかるでしょう。
そのまま軽く手前に引いて持ち上げるような感じで動かすとカバーが動きます。そのまま止まる位置まで動かしましょう。
使っているエアコンの機種により少し違いのある場合もありますが、概ねはこのような感じです。

カバーオープンのイメージ
カバーオープンのイメージ

フィルターの取り外し

カバーを外すと、フィルターが見えています。下から持ち上げるようにして外し、それから引き抜くようにすると簡単に外れます。外したフィルターは、広げておいたシートの上などに外した順番に並べておきます。誤って踏んでしまったしないように歩行通路から離れた場所においておくのが良いでしょう。

ルーバーの取り外し

ルーバーは、左右の両端と中心で固定されています。最初の中心の固定部を取り外してから両端を外します。中心部を持ちながら軽く引いて、しならせた感じで両端を外すようになります。慣れないうちはつい恐々とやってしまいますが慣れるとさほど難しい作業ではありません。とはいっても、ルーバーそのものを壊してしまったりしては意味がありませんので、自が無い場合はここは省略して、取り付けたまま拭くだけでも良いでしょう。

3. 作業第二段階

取り外しが終わったら、いよいよ洗浄する作業に入ります。

掃除機でざっくりと吸い取る

取り外したパーツは、いきなり洗うのではなく、先ず掃除機をつかってざっくりと汚れを吸い取ります。エアコンには埃が多く溜まるので、最初にこれを掃除機で吸い取ってしまった方が作業が捗ります。また、埃をまき散らすことも無いので、家族ハウスダストアレルギーのある方などがしても安心して作業を行えます。特にフィルターは表面ら埃がびっしりと付いている筈ですので表から吸い取ると効率が良いでしょう。

洗剤液を用意

掃除機で埃を吸い取った後は、洗浄の準備に取り掛かります。取り外したパーツは浴室やベランダなどの水を流して洗える場所に移動させておきましょう。浴室だと洗剤液を満たしたバスタブに浸けたりできるので便利です。ベランダでは、洗剤液をスプレーしてしばらく放置するなどします。この時にスプレーした面をラップで覆っておくなどすると効果が上がります。ここで使う洗剤は家庭用の食器洗剤や浴室洗剤で良いでしょう。適度の薄めることで使いやすくもなります。ただ、トイレ用のものは刺激性の強いものがたくさんありますので、エアコンのクリーニングには不向きです。
エアコン洗浄用の専門洗剤なども市販されています。スプレー式で使いやすいことと、使用後にもほのかな香りが残ったり、と利点は多いのですが、如何せんやや高価ですのでどのような使い方をするかは御家庭の状況に合わせてお考えください。

洗浄作業

洗浄作業をするときは、ゴム手袋を使用しましょう。洗剤の成分によって手荒れになったりすることもありますが何よりもここでは安全に作業を行うためです。普段触り慣れていないエアコンのパーツですから予想もしない位置に突起があったりしてケガをしない為です。浴室であれば、シャワー使いベランダであれば水を汲んだジョウロを使いましょう。水で流した後に改めて洗剤液つけて洗います。使い古しの歯ブラシなどで細かいところまでしっかりと洗います。狭いところなどは、麺棒や爪楊枝を使うと綺麗になります。

洗剤をすすぐ

各パーツを洗浄したら、しっかりとすすぎを行います。洗剤の成分が残っていると、パーツの老朽化を早めたりしますのでしっかりとすすぎます。エアコンにはプラスチック製のパーツがとても多いのでこの工程と大切です。浴室のシャワーやベランダでのジョウロなど方法は色々とありますがしっかりとすすぐという目的は同じです。

4. 作業第三段階

パーツの洗浄までが終わると、もう半分は過ぎたようなものです。しかし、洗浄の後に取り付けるまでにはとても大切な過程があります。これを疎かにすると、せっかくのエアコンクリーニング作業そのものの意味が半減してしまうのです。

パーツをしっかりと乾燥

エアコンのクリーニングでもっとも大切な過程が、この乾燥という仮定です。エアコンの中というのはカビがとても発生しやすい状態になります。そんなところに乾燥しきっていないパーツを取り付けたとしたらどうなるでしょうか。間違いなくカビの発生を促進してしまいます。また、水分を含んだままのパーツの取付はエアコンの故障を引き起こしてしまうことだってあるのです。そんなことにならないようにしっかりと乾燥させましょう。
洗浄が終わったら、きちんと雑巾で水分を拭き取りしばらく乾燥させます。直射日光を避けて陰干しするのが一番です。天候の良い日であれば、30分~1時間もあれば十分ではないかと思います。
もし、天候が悪くてもドライヤーを使って乾かすことは避けてください。一か所に集中して熱を加えることになるのでパーツの老朽化を進めてしまうからです。
天候を確認してから取りかかるというのがもっとも良いでしょう。

各パーツの取り付け

パーツが乾燥したのを確認したら。外したときと逆の順序で取り付けていきます。ここで注意して欲しいのは、先ずはルーバーの取付です。外すときにもコツが必要であったのと同じように取付にもコツがあります。あまり強く力を入れると、ルーバーそのものを壊してしまうこともあり得るので手加減しながらやってください。
次の注意点はフィルターの取付です。フィルターには表と裏がありますのでしっかりと見てから取付ましょう。また、機種によっては左右が非対称であるものも有りますので、差し込む前に上から軽く合わせてみるなどして確認しましょう。
ルーバーとフィルターを取り付けたら、本カバーを取り付けます。はめ込み口を確認して、無理な力をかけずに押し込むようにはめ込みます。

5. 仕上げ

エアコンを組み立て終わったからと言って、そこで終わりにしてはいけません。先ほどもお話したようにエアコンは湿気が苦手です。確かにしっかりと乾燥させたとは言っても、壁に取り付けられたままの本には不必要な水分が残っていたりします。それを乾燥させる為にも送風運転を行いましょう。冷房や暖房ではなく送風運転を行ってエアコン内部に残っている水分を蒸発させます。
この送風運転にはエアコン内部を乾燥させるという意味の他にもう一つの意味もあります。それは各パーツの取付状態の確認です。クリーニングの為に各パーツを取り外していますから、それをもと通りに組み立て直したとしても、どこかに弛みがあったりしたら後で騒音や故障の原因にもなってしまいます。ですから、送風運転をしてエアコン自体を動かして弛みなどが無いかを確認するのです。

パネルのイメージ
パネルのイメージ

まとめ

いかがだったでしょうか。ご家庭にあるもっとも一般的なエアコンを例にとってご説明を差し上げたのですが、如何だったでしょうか。なんだ、思ったよりも簡単なんだなと思われた方もきっと多いことでしょう。エアコンは現在の家庭では生活必需品となっています。かつてのように夏場に涼しさを求めるためのクーラーとしての機能だけではありません。
冬場の暖房機能、空気循環の為に使う送風機能や、梅雨時に役立つ除湿機能など本当に沢山の機能があります。これらの機能はもはや私たちの生活の中でごく当たり前に普段からあるものとなっているのです。
普通にあるものであるからこそ、普段のメンテナンスも大切なのです。
エアコンは家電製品のなかでは高価な部類に入るでしょう。一度購入したものは、10年単位で使うことも決して珍しい事例ではありません。更にエアコンは一家に1台というものではありません。1部屋に1台というのが普通です。それだけ高価でありなおかつ、長期間使用しどの部屋にもそれぞれが設置されているという特別な存在の家電製品なのです。
このように大切な存在のエアコンですから、少しでも長くそして少しでも気持ちよく使っていくために定期的にホームクリーニングをしていくことを是非この機会に考えて頂きたいと思います。