和歌山市 強風でテレビのアンテナが倒れた、折れた、傾いた時の対処法は?

和歌山市のアンテナトラブル事例

台風で屋根の上のアンテナが倒れてしまった

和歌山市にお住まいのS様

屋根の上で倒れてしまったアンテナ(イメージ)
屋根の上で倒れてしまったアンテナ(イメージ)

10月上旬、大型の台風が和歌山県全域を襲い、大雨と強風の影響で交通網が乱れ、一部では停電が発生し、4千人以上の人々が避難を余儀なくされました。
その後、台風が過ぎ去って落ち着くと、弊社に「アンテナの向きが変わって、テレビが観られない」「アンテナが倒れてしまったので、修理してほしい」などのお電話がたくさんかかってきました。和歌山市杭ノ瀬にお住まいのS様もそのうちのお一人です。

S様に詳細をお聞きしました。例の台風によって、屋根の上に立っていたテレビアンテナが倒れてしまい、テレビが視聴できなくなっているそうで、それを元通りにしてほしいというご依頼です。S様のご自宅は平屋だそうですので、2階屋、3階屋の家に比べれば、屋根の上での作業はしやすそうです。

アンテナの張り直し作業中(イメージ)
アンテナの張り直し作業中(イメージ)

大雨と強風で急にアンテナが倒れた場合、倒れた弾みにアンテナそのものが破損していることがあります。そのため、まずはアンテナの状況を確認し、アンテナが無事であれば、その場でアンテナを立て直すことができますが、もしもアンテナが破損していたら、状況次第では新しいアンテナへの交換が必要になることがあります。そうなると、新しいアンテナを手配して設置するのに、さらに時間がかかってしまいます。S様にその旨をお伝えしたところ、「自然現象のせいだから、仕方ないよね」とご納得いただきました。
さらには、このところ台風の影響で同様のアンテナ修理の依頼が多く寄せられているため、S様のご都合と当方の工事予定をすり合わせて、お伺いできるのが4日後のお昼前後になりました。その間、S様にはテレビが観られずご不便をおかけしてしますが、「かろうじて映るチャンネルもあるし、あとはラジオで情報収集するから大丈夫」とおっしゃっていただきました。

訪問当日。ちなみにS様のご自宅のある和歌山市杭ノ瀬は、市の中心地である和歌山市駅および和歌山駅の南に位置し、紀勢本線の宮前駅の東側に広がる住宅エリアです。

午前中に別のお宅でアンテナの修理を行い、その後、杭ノ瀬のS様宅に向かいます。到着10分前に確認のお電話を入れ、13時過ぎにS様宅に到着しました。S様にごあいさつし、早速作業に入ります。
まずは念のため、リビングに置いてあるテレビを確認します。S様がおっしゃっていた通り、映りは悪いものの受信できているチャンネルと、まったく映らないチャンネルがあります。テレビ画面でアンテナレベルを確認したうえで、庭に出て、はしごをかけて屋根の上にあがります。

レベルチェッカーで電波の受信状態を確認
レベルチェッカーで電波の受信状態を確認

屋根の上には、地デジ受信用の八木式アンテナが倒れています。アンテナ本体、アンテナの土台となる屋根馬、アンテナを四方から支える支線とその金具などをひとつひとつ確認していきます。幸いなことに、アンテナおよび周辺部品は特に壊れていないようです。また、アンテナが倒れていた箇所の屋根もチェックしましたが、こちらも問題ないようです。
屋根馬を起こし、倒れにくくするために足もとをコーキングして固めます。次にアンテナを引き起こし、ワイヤーの支線を張り直します。ひと通りアンテナが固定できたら、電波をキャッチしやすいように、レベルチェッカーを使ってアンテナの向きを調整していきます。S様にもテレビ画面でアンテナレベルの数値を確認していただきながら、調整が完了。アンテナにぐらつきがないか、再度チェックした後、屋根を下りました。

あらためてテレビで各チャンネルが映るかどうかを確認します。S様宅の電波の受信状況は良いようで、ブースター等は使わなくても、十分にきれい画像を受信できています。お客様にもひと通り各チャンネルの映り方を確認していただいて、作業完了となりました。
あとは工事費を精算させていただいて、すべて完了です。なお、今回のような台風被害によってアンテナが倒れた場合、火災保険で修理費用をまかなえることがあります。その旨をお客様にお伝えし、保険会社に申請する際に必要になる作業明細を記入した見積書と領収書をお渡ししました。すると、お客様は「火災保険で補償されるかもしれないということは知らなかった。教えてくれてありがとう。早速、保険会社に問い合わせてみるよ」とおっしゃっていました。また、「今回の台風でウチと同じようにアンテナが倒れたところも多いでしょう。大変でしょうが、頑張ってね」と励ましの言葉までいただきました。

強風等で倒れてしまったアンテナ、自分で直せるの?

上記の事例でもあったように、台風の強風や地震の揺れなどによって屋根の上に立っているアンテナが倒れてしまったり、向きが変わってしまい、テレビが視聴できなくなることがあります。そんな時、自分で屋根にのぼり、修理することはできるのでしょうか?
その答えは、「できないことはないけれど、慣れていないのであれば、ご自分ではやらないほうがいい」というのが正直なところです。では、なぜ自分ではやらないほうがいいのか、その理由についてご説明していきましょう。

アンテナ修理などの高所作業には危険がつきもの
アンテナ修理などの高所作業には危険がつきもの

●理由その1:落下の危険
屋根の上での高所作業になるわけですから、ちょっとしたことで足を滑らせるなど、つねに落下の危険が伴います。高所作業に慣れていない人にはやはりおすすめできません。
●理由その2:屋根を破損
屋根の上の作業で変なところを踏んでしまい、屋根を壊してしまうことがあるかもしれません。また、アンテナの設置場所によっても、屋根を傷めてしまう可能性もあります。そうなると、雨漏りしてしまうなど、屋根まで修理しなくてはならなくなるケースがあります。
●理由その3:専用工具・器具の準備
アンテナの向きを調整するためのレベルチェッカーや、アンテナのワイヤー支線を固定する器具など、状況に応じて工具や器具を揃えなければなりません。工事費用の節約のためにご自身で修理しようと思っているなら、意外な出費になるかもしれません。

●理由その4:人手の確保
アンテナ本体を固定しながらワイヤー支線を張ったり、アンテナレベルを確認しながらアンテナの向きを替えるなど、アンテナの修理には同時作業が多く、プロの業者であっても2人以上で行うことが望ましいとされています。それを素人が一人で行おうとするのは、危険ですし、きちんと修理できない可能性があります。もし固定が中途半端だったりすると、次に強風が吹いたら、すぐにまた倒れてしまうかもしれません。

上記の理由から、多少費用がかかったとしても、アンテナの修理はプロの業者にお任せすることをおすすめします。プロに任せておけば、通常の強風くらいなら、びくともしないように修理してくれるはず。また、加入されている火災保険によっては、自然災害によって倒れたアンテナの修理費用は補償してくれることがあります。こうしたことを考えれば、無理をせず、信頼できるプロの修理業者に依頼するようにしましょう。

自分でテレビやアンテナの不具合を直そうとしても、高所作業にもなるので注意が必要です。安全にテレビやアンテナの工事を行うなら専門業者にお願いしましょう。テレビが映らない・受信しないトラブルでの対処法はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

地デジ放送がきれいに映らない時のチェックポイント

地デジが映らない電波障害の原因は果たして・・・
地デジが映らない電波障害の原因は果たして・・・

普通に観ることができていた地デジ放送が急に映りが悪くなり、テレビ画面でアンテナレベルを確認してみたら、受信レベルが下がっている。この状態がいわゆる「電波障害」です。では、この電波障害は何が原因なのでしょうか。そして、自分で対処は可能なのでしょうか。ここではテレビの電波障害時のチェックポイントについてご紹介していきます。

◎チェック01:機器と配線の確認
そもそもテレビが壊れていたり、配線が抜けていたり、断線したりしていれば、地デジ放送は視聴できなくなります。テレビの電源のオン・オフは正常にできるか。IC(B-CAS)カードはテレビにきちんと挿入されているか。テレビの地域設定や受信設定は正しいか。機器間、またはアンテナと機器間のケーブルはきちんと接続されているか。これらを確認してみましょう。

◎チェック02:周辺環境の変化
周辺に電波受信の妨げになるような環境変化があったかどうかを確認してみましょう。たとえば、近所に高層建築物ができると電波が遮断されたり、ある程度の距離に放送局ができると電波が混信するケースがあります。また、湖や水田の水面が電波を反射してしまうということも。この場合、アンテナの調整や改修、またはブースターの設置によって改善できることがあります。
◎チェック03:妨害電波
たとえば、近所にアマチュア無線をやっている人がいると、電波障害になるケースがあります。その場合、本人に使用を控えてもらうよう交渉するか、総務省の総合通信局に相談するといいでしょう。また、ブースターを利用している場合、必要以上に電波を増幅すると、ブースター発振という現象が起きて妨害電波となることがあります。その場合は、ブースターの利得を調整してみてください。

このほか、強風等でアンテナの向きが変わってしまうと電波を受信しづらくなりますが、こちらについてはなかなかご自身で確認するのは難しいかもしれません。台風や地震のあとにテレビが映りにくくなった場合はアンテナの向きの問題であることが有力です。その場合は、修理業者に依頼して点検してもらいましょう。
た、地デジ放送が映りにくくなっている現象が、自分の家だけなのか、周辺エリアも同様なのかを確認することも大切です。近所の人やマンションの管理人などに尋ねてみて、同じように電波障害を被っていたら、周辺環境の変化や、混信・無線の影響であることが考えられます。

上記のチェックポイントでも原因がわからず、対処できない場合は、プロの修理業者に相談されることをおすすめします。

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