宇都宮市で外れたアンテナの輻射器 新品アンテナへの取付け交換工事

宇都宮市の電気のトラブル事例

折れたアンテナの調査と撤去作業

栃木県宇都宮市のH様

屋根上のアンテナの交換依頼

宇都宮市にお住まいのH様より「屋根上に設置してあるアンテナが折れている。テレビは問題なく見れるものの、このままだと危険なので古いアンテナを撤去し、新品のアンテナと交換して欲しい」というご相談を受けました。
アンテナを支える土台部分の屋根馬、アンテナを支ええているステイと呼ばれるワイヤーの破損、アンテナを直接取付けるアンテナマスト、アンテナそのものの破損などいくつか原因が考えられます。
これらは高い位置に設置されているため、強風・屋根雪などの圧力や雨水などで、器具そのものが劣化し時間の経過とともに破損します。
今回電話で詳細を確認してみると、どうやらアンテナ一部が破損し外れかかっているのが肉眼でも確認できるとのことでした。

このままだと危険

屋根馬のイメージ
屋根馬のイメージ

アンテナは屋根馬と呼ばれる土台を屋根上に設置し、アンテナを取付けるアンテナマストを屋根馬に立て、立てたアンテナマストにアンテナを取付け、アンテナマストをワイヤーで4方向から支えることで固定します。
屋根上というのは強風に晒されるため、折れたアンテナを放置しておくと倒壊の危険があり、ご自宅だけでなく近所の庭などに落下することもあるため、折れたアンテナはすぐに撤去し新品のアンテナに交換する必要があります。
今回アンテナが倒壊する前に発見できたのはある意味幸運だったと言えるでしょう。
おおよその金額をお伝えしH様より了承をいただくことができました。
本日は風のない晴天で、日が暮れる時間ですと屋根上作業は危険なため、すぐにご自宅に伺うことにします。

目視でもハッキリとわかる破損

輻射器のイメージ
輻射器のイメージ

H様のご自宅に到着し早速問題のアンテナを外から目視で拝見します。
するとアンテナマストではなく、アンテナのケーブル接続部分でもある輻射器が、アンテナから外れ垂れ下がっているのが下からみてもハッキリとわかります。
輻射器に取り付けてあるケーブルが外れていないため、テレビそのものは見ることができていたようですが、このまま放置しておくとケーブルを伝って、雨水が輻射器に浸水しテレビが見れなくなってしまいます。
また外れている輻射器が揺れることでアンテナにも負荷が掛かっているはずです。
輻射器とはアンテナの本体に取り付けられている一部分で、アンテナケーブルを差し込む部分に該当します。
輻射器アンテナ本体にネジで固定されていますが、どうやらネジの劣化によって外れたようです。
更に詳しくアンテナの形状を調べるため屋根上に登って調査を開始します。

更に詳しく調査しご提案

屋根上に登って問題のアンテナ周辺を念のため調査してみます。
輻射器が外れた14素子のUHFアンテナがアンテナマストに4本のステイで固定されていてる状態で取付けられています。
今回屋根馬も曲がってこそいませんでしたが、サビがひどくやはりアンテナと一緒に交換を行う必要がありそうです。
ステイにも劣化は見られませんでしたが、比較的長めのアンテナマストに対し4本のステイでは、負荷が大きいため、ステイを2対の計8本に固定したほうがよさそうです。
H様には屋根馬・アンテナマストを含むアンテナ一式の交換と、4本のステイの追加を提案しご了承いただけたため、まずは古いアンテナを撤去していきます。
マストの長さを測定し、一度14素子のUHFアンテナと従来品と同じ長さのアンテナマスト及び屋根馬、ステイ取付けに必要な道具を取りに戻ります。

古いアンテナの撤去

器具の準備ができたので古いアンテナを撤去していきます。
屋根上作業は高所作業となり器具の持ち運びや移動の手間を考慮し、必ず2人以上で作業を行うようにしましょう。
屋根上に登りアンテナマストに取り付けてある4本のステイをリングから外し、アンテナに接続してあるケーブルを外し、アンテナマストに付いた状態でアンテナをマストごと外します。
この時アンテナの方角を覚えておくと後の受信調整の際に便利です。
次に屋根馬を外し屋根馬が取付けてあった位置をしっかりと覚えておきます。
取り外した器具一式を下に降ろし撤去作業は完了です。

新品の地デジアンテナ取付け工事

新品アンテナの取付け手順

アンテナ一式の設置取付け

まず新品の屋根馬を元に設置してあった位置へ固定します。
この時余程受信に問題がない限りは元の位置に取付けるようにしましょう。
次に下部の広いスペースで事前にアンテナマストにステイを固定する新品のステイリングを取付け、アンテナマストにアンテナを取付けます。
アンテナを組み立てたら2人がかりで慎重に屋根上に運び、屋根馬にアンテナマストを取付け、取付けたアンテナにケーブルを接続し、古い4つのステイをステイリングに取付け仮に固定します。
これで新規アンテナの設置は完了です。

アンテナの受信設定

レベルチェッカーのイメージ
レベルチェッカーのイメージ

アンテナを設置したら次に受信レベルの調整作業を行います。
レベルチェッカーと呼ばれる受信レベルの測定器具を使用し、受信レベルが最大の位置に固定する作業が、アンテナの受信調整作業です。
事前にアンテナを設置する時に、取付けてあった方角へと取付けることで、この調整作業はスムーズに行えます。
アンテナは電波塔から発信された電波をキャッチするため、電波塔の方角へと向けますが、近所のアンテナの方角を確認することでも、おおよその方角の推測は可能です。
レベルチェッカーの数値を見ながら、アンテナ部分を回し最大の受信レベルの場所を特定できたら、一度仮にアンテナを固定させます。
BS・CSアンテナの場合この受信レベル調整は非常にシビアですが、地デジ対応のUHFアンテナのみであれば、レベルチェッカーを使用し簡単に調整は可能です。

4本のステイ追加と最終調整

ステイのイメージ
ステイのイメージ

次に新しい4本のステイを追加します。
通常は4本のステイでも良いですが、2対8本にすることで屋根馬のズレも少なくなり、強風によるアンテナの強度が上がります。
アンカーを屋根の淵の部分に打ち込みステイを一つずつ掛けていき、4つ掛けたら8本全てのステイのテンションを調整していきます。
まずは下側のステイを調整し、次に上側の既存のステイを調整していきます。
ステイの調整が完了したらもう一度アンテナレベルの調整を行います。
ステイの調整によってアンテナの位置がズレるため、確実に最終調整を行いましょう。
最後に念のためテレビ画面の受信レベルを確認し、問題なければこれでアンテナ取付け交換作業は完了です。

テレビアンテナの設置(工事)はこちらも併せてご参照ください。設置方法や注意点をまとめたので事前に知っておくと良いでしょう。

屋根の形状によって異なるアンテナの設置方法

屋根の形状とアンテナ設置方法

様々な屋根の形状

切妻屋根とアンテナのイメージ
切妻屋根とアンテナのイメージ

テレビのアンテナを設置する屋根ですが、屋根本来の一番の目的は内部への雨水の侵入を防ぐことです。
そして屋根の形状によってアンテナの設置方法も異なってきます。
ここでは代表的な屋根の形状と、アンテナの設置方法を簡単に紹介していきます。
「切妻屋根」と呼ばれる屋根の構造は三角屋根とも呼ばれ、4方向のうち2方向が屋根による傾斜、残りの2方向側は壁が剥き出しになっている形状で、国内戸建て住宅では多く採用される屋根です。
シンプルな形状のため雨水の流れも複雑になりにくく雨漏りに強い構造といえ、豪雪地帯では屋根雪の落下方向が決まっているため、雪による様々なリスクを防ぐことができます。
この切妻屋根のアンテナ設置方法は、屋根馬を使用した屋根上や、剥き出しの壁側へサイドベースと呼ばれる治具を使用し、アンテナ取付けを行いますが、デザインやメンテナンス面を考慮し最近ではサイドベースによる取付も増えてきています。

屋根馬が設置できない片流れ屋根

屋根の形状が一方向のみにあるシンプルな形状の屋根は「片流れ屋根」と呼ばれています。
シンプルな形状のため建築時の初期費用や、リフォームに掛かる費用が経済的で、コスト面によるメリットや、屋根雪が一方向に集中するため溶けやすく、一方向から来る屋根雪によるリスクも計算しやすく、シンプルな形状により屋根面の雨水の侵入に強さといった実用性も兼ね備えた屋根です。
ですが露出する壁面が多いため壁の劣化や、屋根面の雨水が一方向に集中することによって、屋根の劣化が通常の屋根より早いのが大きなデメリットとなります。
この片流れ屋根の場合、屋根馬を設置して屋根上にアンテナを設置するのは、屋根の構造や屋根の傾斜から非常に困難で、一般的には壁面にサイドベースを取付けアンテナを設置します。

寄棟屋根と平屋根

寄棟屋根とアンテナのイメージ
寄棟屋根とアンテナのイメージ

「寄棟屋根」は四方向全てに屋根があり、見た目のデザインと高い耐久性から、切妻屋根の次に採用されることの多い形状です。
屋根が4方向にあることによって、剥き出しになる壁面も少なく、雨水の流れも4方向に分散されるため、屋根・壁ともに高い耐久性を誇りますが、初期費用やリフォーム費用は高額となるためコスト面が最大のデメリットです。
この寄棟屋根ではサイドポールによる取付は、屋根による電波の干渉を受けることが多いため、屋根馬を使用して屋根の上にアンテナを設置します。
屋根がフラットな「平屋根」は屋根のスペースが最大で、スペースを有効活用できるだけでなく、屋根裏のスペースも有効活用しやすいのが、平屋根の大きな特徴です。
その反面屋根による勾配を作ることができないため、排水構造をしっかり作る必要があり、排水構造の定期的なメンテナンスも必要です。
平屋根では屋根上を含め様々な方法でアンテナ取付けることが可能です。

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