「3路スイッチがつかない」修理・交換できる? 対処法や原因も解説

スイッチ

3路スイッチがつかないことでお困りではありませんか?
弊社はスイッチの修理が得意です。
創業10年の実績のある弊社にお任せください。

目次

はじめに

新築を考えている際には、間取りや外観を重視する人が多く家の中に関してはどのように照明やスイッチ、コンセントの配置を決めると良いのか戸惑いがあるという人も多いと思います。

その中で建築終盤になると電気の配線などをしっかり決める必要があり、3路スイッチを活用することによってリビングと玄関でスイッチを消したり、点けたりすることが可能となります。

3路スイッチとは

3路スイッチとは、複数の場所で1つの照明のオンとオフを管理する事ができるタイプのスイッチです。

3路スイッチの構造
3路スイッチの構造

スイッチ自体に関しては一般的なスイッチと同じです。

片切スイッチとの違いは廊下の両端や階段の上下で分けてスイッチを設置することにより、照明を管理する事が出来て便利に活用することができます。3路スイッチについては、2階建ての住宅などの階段のスイッチに使われることが多く、1階でも2階でも電気をオンとオフにできるようになっています。

その場合3路スイッチが必要となってきます。故障したりトラブルが生じてしまった際には、自分で修理する事が不可能で業者の方に依頼する必要があります。

3路スイッチと片切スイッチの見分け方

3路スイッチと片切スイッチの見分け方

2つのスイッチを見分けるのには、照明を操作する際にスイッチが付いている数に注目する必要があります。2カ所以上から1つの照明を操作できる場合は3路スイッチ、1つのスイッチに対して1つの照明を操作する場合には、片切スイッチと判断できます。

もっと簡単に見分けられる方法としては、片側に黒い印が付いているものとそうではないものがあります。黒い印が付いているものには、印側にスイッチを切り替えると照明が点くようになっているはずです。それが片切スイッチだと見分けられます。

なのでその印が付いていないものは、3路スイッチということがわかります。

3路スイッチの配線図と複線図の確認方法

3路スイッチの配線図と複線図の確認方法

3路スイッチの配線ミスを無くすためには、配線図を用いるのが有効です。

まず、3路スイッチの配線図、複線図を確認するためには、3路スイッチは2カ所に設置したスイッチからオンオフをする配線であることと電源の場所と3路スイッチがよく使われている場所はどこかの2点を知っておく必要があります。

3路スイッチが使われている場所の例としては、

  • マンションや一戸建ての玄関に設置されている照明を玄関と洋室でオンオフする。
  • 集合住宅や団地などの階段や踊り場に設置されている照明を下の階と上の階でオンオフする。など

まずは、単線図で確認してみましょう。

3路スイッチ_単線図イメージ

次に3路スイッチの単線図を複線図に起こすためには照明や3路スイッチの器具に接続する電線の本数が合計で何本なのかを考える必要があります。

電源と照明は2本、接点の数を考えると片切スイッチでは2本、3路スイッチでは3本になりますね。

では、3路スイッチの配線図を複線図にして確認してみましょう。

3路スイッチ_複線図イメージ
  • 電源は2本
  • 照明器具は2本
  • 3路スイッチは1つの3路スイッチごとに3本

3路スイッチの接点には、0、1、3と接点の番号があります。3路スイッチ同士を接続する場合は、1と1の番号の接点、3と3の番号の接点同士でつなぎ合わせて考えるとわかりやすいです。

3路スイッチに多いトラブル

3路スイッチに多いトラブル

スイッチのトラブルに関しては、電球が切れているだけで点かなくなるとトラブルと考えてしまう人もいますので自分で確認できる点についてはしっかりと確認してトラブルかどうか判断するようにしましょう。

3路スイッチに多い電気トラブルは、どのような事例があるのでしょうか?

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スイッチの陥没

スイッチに多いトラブルといえば、スイッチがへたっていているという状況を目にすることもあると思います。特によく使う場所に設置されているスイッチに関しては、内部のバネが機能しなくなってしまう場合があります。このトラブルの解消としては、スイッチ本体を交換する必要があり、交換する際には、しっかりと信頼のできる業者の方にお願いするようにしましょう。自分で勝手に修理する人もいますが、逆に故障の原因となってしまうケースもありますのでしっかりと資格を持っているプロの方にお願いするようにしましょう。

照明が点かない

スイッチのトラブルに関しては照明が点かないという症状が発生する事もよくあるトラブルといえます。考えられる原因としては、壁内の配線がスイッチから外れてしまっているという事が考えられます。この場合は修理が必要になってきますが、修理を行う際には一度取り外す必要があり、作業に危険を伴う可能性がありますのでしっかりと電気業者の方に行ってもらう必要があります。自分で取り外しても解決に導くことができない場合がほとんどなので信頼できる業者に修理を依頼しましょう。

片方が利かない

3路スイッチを長年利用することにより、スイッチが利かなくなってしまうというトラブルが生じてしまう場合もあります。3路スイッチについては2つ利用することができるようになっていますが、片方だけ使えなくなったというケースも少なくありません。このようなトラブルに関しての対処法としては、配線をつなぎ直す必要があり修理を行う際にはしっかりと資格を持っている専門の方にお願いして修理を行う必要があります。

火花が出る

スイッチを使っているとたまにスイッチの部分から火花が出てしまう事があります。このトラブルの原因としては、スイッチの接触部分が摩耗している場合や内部の部品が弱ってしまっていることが考えられます。そのままで使用することにより危険と伴ってしまいますので修理が必要になりますが、スイッチを流れる電圧が影響して火花が生じますが、早急に修理を行う事が大切になってきます。修理を行う際にはしっかりと専門業者に依頼する事が大切になります。

3路スイッチの配線ミス

実際に3路スイッチを取り付ける際には、しっかりと業者の方にお願いする必要がありますが、自分で交換を行うという人も稀にいます。

配線の確認
配線の確認

3路スイッチの配線のミスでスイッチを点けると下で消せなくなってしまったという事例です。

業者に連絡した結果、この場合には、配線ミスかスイッチ自体の互換性が問題となっている可能性が高いといわれたのですが、調査の結果やはり配線のミスという事が判明して業者の方に修理をお願いしました。仕事をしている中で電気系には詳しいと思っていた自分でしたが、3路スイッチは機能が複雑という事は理解していましたが上手に取り付けることができなくて、スイッチの取り外しを行ってもらって、リンクできるように両方のスイッチの交換も行ってもらいました。

スイッチの交換自体は難しくないのですが、コードなども外して新しいものに付け直していただいた結果、きちんとスイッチを使うことができるようになりました。スイッチは簡単と思っていた自分が情けないと感じましたが、これからこのようなトラブルに関しては業者の方にお願いしようということに気づくことができたので良かったと思っています。

業者の方が作業を行ってくれていましたが、簡単に考えていた自分が恥ずかしくなり、時間はそれほどかかりませんでしたが、大掛かりな交換となり最初から業者の方に依頼すればよかったと思い反省しています。

失敗しないスイッチの決め方

マンションなどに関しては複雑になっていることはありませんが、一戸建てになると電気配線が複雑になっています。そのために、新築を立てる場合には、図面をしっかり確認して大体の位置を決めて現場に出向いて確認することが大切になってきます。大切なことは人の動きなども考えて配置することです。

3路スイッチは便利に使うことができますが、気が付けば家の中にたくさんのスイッチが並ぶという事も考えられます。そのためにしっかりとどのようにスイッチをつけていくのか考えて設置場所を決める必要があります。便利という事もあり3路スイッチを選ぶ人も多いのですが、その中で近い場所のスイッチも3路スイッチにしてしまうという失敗も起こってしまう可能性がありますのでしっかりとどのような動作を自宅で過ごすかという事を考えてスイッチの場所を確定するようにしましょう。

また、3路スイッチ回路が不具合を起こしてしまった際には、点検と修理に関しては、スイッチの数が多いとどの部分で不具合が起こっているのかを確認することが難しくなってしまいます。スイッチの操作だけではどのスイッチが不具合を起こしているのか特定する事が難しいと言われています。

そのために、スイッチが故障してしまうと費用が高額となってしまいますがすべてのスイッチを交換するという結果につながることもありそのことに関してもしっかりと考えてどのようなスイッチにするのか決める必要があり、電線に関しては色分けなどを行っている場合が多いのですが、配線されたものを後で点検する場合には同じ業者でないと理解できないという場合もあり、かなりの時間がかかってしまう可能性もあります。

日常の生活の中で電気は欠かす事が出来ないものとなっていますが、故障した時のこともしっかりと考えてどのようなスイッチにするのかを検討する必要があります。

3路スイッチの交換方法

3路スイッチの詳しい交換方法は以下の動画でご紹介していますので是非ともご覧ください。

※作業をする前に、マンションなどで3路スイッチの交換を行う場合は、高圧受電の電力契約をしていると第二種電気工事士の資格を持っていたとしても最大電力500kW以上の自家用電気工作物や特高受電している事業場の低圧電気工作物の交換ができません。第一種電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼しましょう。

必要な道具

WN5002
フルカラー3路スイッチ WN5002
WN5002H
埋込スイッチC(3路) WN5002H
  • 交換する3路スイッチ
  • プラスドライバー
  • 先端の長さが5.5mmのマイナスドライバー
  • 作業用手袋
  • メガテスター
  • 検電器
  • ケーブルストリッパー
  • 圧着ペンチ
  • ペンチ

3路スイッチの交換手順

3路スイッチの交換方法
  • ブレーカーを必ず落とします
  • 3路スイッチのカバーをドライバーを使って取り外す
  • 取り付け枠のネジをドライバーで外す
  • 3路スイッチのコードの黒・白・赤の繋いである場所を間違えないよう確認
  • 全ての配線をマイナスドライバーを使って外す
  • 新しいスイッチの裏をひっくり返すと『0、1、3』と書いてあるのを確認する
  • 先ほどの既設スイッチのコード通りに『0、1、3』の穴に間違えないように繋ぐ
  • スイッチと取り付け枠を固定する
  • 表面のカバーを取り付けて動作確認をして完了

交換方法さえ見ると、3路スイッチの交換は簡単だと感じられやすいですが、実際にはコードなどの配線での電気工事をするため、一般の方には交換ができません。

3路スイッチの交換は必ず『電気工事士』の資格を持っていないと交換ができません。一般の方が交換をすると感電や漏電の恐れ、最悪火事などの二次被害に繋がることもあるので要注意です。

交換手順がわかっても、交換における注意点とはどのようなものなのでしょうか、一度確認してみましょう。

3路スイッチを交換する上での注意点

3路スイッチのトラブルに関しては様々な問題が生じてしまうという事が挙げられますがスイッチ自体に問題があるか、配線に問題があるのかが考えられます。解決を考えている場合には、手っ取り早いのが交換です。交換を行う時には、ブレーカーを落として、スイッチのカバーや金属枠を取り外し、内部にあるスイッチ本体から配線を取り外して、新しいものに配線をつけてカバーを戻す方法となっています。

しかし、スイッチが壊れている場合にはそれで問題ありませんが、配線に問題がある場合にはそれでは解消することができません。大切になってくるのは電気工事士の資格を持っている業者に依頼する必要があります。スイッチの修理や交換に関しては、簡単だと考えている人も多いのですが、配線が複雑になっている場合には原因を理解する事が出来ない場合も多いと言われています。

そのために、スイッチの不具合などが起きた場合にはしっかりと専門の業者にお願いすることが大切で間違った方法で修理を行うことにより感電などの可能性が出てきますので危険を回避するためには専門の方にお願いすることが大切になってきます。スイッチの故障や交換については、業者により費用に違いがありますが、大切なことはまずは無料で調査をしてくれる業者を探すようにしましょう。

実際に費用で交換するかどうか決めたいという人も多いと思いますので、1社ではなく数社の無料で見積もりや調査を行ってくれる業者に依頼して業者を決めることも考えてください。無理なくお得に交換することができます。その際にはしっかりとどのようなスイッチにしたいのかという事を明確に伝える事でおよその費用を知ることができると思います。

費用が気になる方は以下の記事も併せてご参照ください。 スイッチの交換・修理などの目安を記載しました。

まとめ

3路スイッチについては玄関や階段、廊下などに良く使われているのですが、大切なことは故障した時の対応です。自分で修理することは避けるようにして専門の方にお願いする必要があります。逆に自分で交換や修理を行う場合には、思っている以上に費用が加算されてしまう可能性もありますので費用を抑えて快適な状態に戻すためには、専門業者にお願いして交換や修理を行うようにしましょう。

3路スイッチは便利に活用することができる反面では、故障などの時にどっちが故障しているかという事が理解しにくいと言われています。スイッチの不具合か配線の不具合が原因となっていることが多いのですが、スイッチだけでは中まで把握することが難しいといえます。

その中で大切なことは、自分でどうにかしようと考えるのではなく、間違ってしまうことで感電などをしてしまう可能性があるという事もしっかりと頭に置いて対応する必要があります。新築を建てる場合でも便利だけど、どの場所に3路スイッチを設置するのか、全てを3路スイッチにしてしまうと大変なのできちんと考えて決めるようにしましょう。3路スイッチの修理や交換に関しては、業者により費用に違いがありますが、最近では業者のホームページなどに詳しく記載されていることも多く、料金の相場としてどの程度の費用が掛かるのか調べる方法もあります。

何も知らないままだと損となってしまう事もありますので相場などをホームページで確認した上で交換や修理などをお願いすることで、高いのか安いのか判断する事が出来ると思います。一番重要なことは費用面だけでなく信頼と実績を確認することが大切になってきます。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

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