北本市の
電気工事・照明・
換気扇・アンテナ・漏電・
コンセントに対応

埼玉県北本市北本にお住まいのお客様から、「お風呂場と洗面所の電球がちかちかしている」というご連絡をいただきました。どちらの場所も生活には欠かせないところで、お風呂場などは、夜に電気突然電灯が消えてしまうと足元が見えなくなり、とても危険です。 そのためにも早めに調査を行う必要があります。

照明に使われる電気が点滅をした場合、どのような原因が考えられるのでしょうか？ まず「蛍光灯」「白熱電球」「LED電球」自体の故障、または寿命が考えられます。たとえば「蛍光灯」の寿命は、およそ6000～12000時間だといわれ、１日８時間使った場合、大体２～４年持つといわれています。蛍光灯は問題がないのに点滅しているようなら、点灯管（グロー球。蛍光灯を発光させるために必要）の寿命が考えられます（蛍光灯の交換2回に一回交換が目安）。蛍光灯、点灯管を交換したにもかかわらず点滅しているようなら、照明器具自体が故障している可能性があります。照明器具の寿命は、おおよそ8～10年。経年劣化すると漏電が起きたり、電気代が高くなってしまうこともあるため、早めに交換することをおすすめします。

LED電球や照明がチカチカしている原因として考えられるのは、電球内部の電子回路をはじめとする部品の劣化によって、通電が不安定になっているケース。ただ、LEDチップの劣化で点滅を繰り返すことはほとんどないようです。新品の電球が点滅している場合は、照明器具との相性が考えられます。たとえば、調光機能のついたスイッチで操作する照明器具に、専用の自動調光機能を搭載したLED電球を取り付けた場合に生じることが多いようです。

電球や蛍光灯を新品に取り換えれば、明るさは戻ります。しかし、交換や普段の清掃によって外観上は問題なく見えたとしても、照明器具自体は劣化が進んでおり、ランプ交換だけで修復することはできません。たとえば、器具内部にごみやほこりが溜まっていたり、内部配線の絶縁性能が劣化していると、湿気を吸収してトラッキング現象を起こすことがあります。また、絶縁性能が低下することで内部発熱が生じ、発火や発煙を引き起こす可能性も考えられます。ですから、少しでも異常を感じたら、点検修理を行うようにした方がいいでしょう。

今回お客様に詳しく話を伺うと、照明器具は設置して15年以上経過しているとのことでした。また交換しても変わらないとのことでしたので、照明器具の劣化と判断し照明器具そのものの交換を提案させていただきました。ランニングコスト面からもLEDタイプの照明器具を提案したところ、お客様もLED化に興味があったようで、LED化のメリットと工事にかかるコスト面の詳細を説明。提案した金額で納得いただいたようで、後日交換する照明器具到着後、洗面所・浴室共々LED照明器具へと交換させていただきました。