ペンダントライト故障時の修理方法!LEDへの交換取付や点かない・コードが長いといったトラブルにも対応

ペンダントライトに対応
電気の累計問い合わせ実績
70万件以上

ペンダントライトとは

吹き抜け天井に設置されたペンダントライト

ペンダントライトとは、天井から吊り下げるタイプの照明器具です。天井に取付けた配線器具から、チェーンやコードなどでシェード(傘・電球部分)を吊るします。げるということから、シャンデリアもペンダントライトに分類されます。 語源は英語のペンダント=pendant(吊るす・ぶら下げる)と、ライト=light(照明)から来ています。日本では、吊り下げ照明とも呼ばれています。 光源となる電球には、白熱電球電球型蛍光灯、LED電球が使われています。 ペンダントライトはシェードを吊り下げて設置することから、明かりの位置が通常よりも低くなります。このため天井に面した照明よりも、照らす範囲が狭くなります。特にリビングなどの広い空間での使用は不向きで、部屋の隅まで照明が届かず暗くなってしまいがちです。一方で空間に上手く取り入れられれば、より良い雰囲気を作り出すことができます。

ダイニングテーブルの上のペンダントライト

ペンダントライトがよく使われるのがダイニングルームです。ペンダントライトはダイニング照明・ダイニング用照明とも呼ばれ、ダイニングでの利用率が高い照明です。この理由は、「ペンダントライトの特性を活かした利用方法」にあります。 ペンダントライトの明かりは狭く一点に集中します。なのでダイニングテーブルの上に設置すると「食卓を中心に部屋を照らす」ことができます。こうすることで、料理をより美味しく見せる、家族の団らんを演出するといった効果が得られます。 リビングでペンダントライトを使用する際は、工夫が必要です。単体ではどうしても暗くなりますので、「ほかの照明と併用する」か「明かりの強いものを使う」のがおすすめです。暗めの雰囲気を作り出したい場合は、単体使用でも大丈夫です。そのほか和室や吹抜け天井などでペンダントライトが使われます。

シーリングライトタイプのペンダントライト

ペンダントライトの取付方法は主に2つです。1つが天井に直接取り付ける方法と、もう1つがシーリングを使用する方法です。1つ目の直接取付けるとは、ペンダントライトに電気配線を通して繋げるというもの。2つ目はシーリングライトタイプのペンダントライトを使用するというものです。シーリングライトとは、天井照明専用の配線であるシーリングを使用した照明を指します。 現在販売されているペンダントライトのほとんどが、シーリングライトタイプのものです。シーリングライトは取付けが簡単で、工事なしで誰でも設置できます。

竹を使ったアジアンテイストのペンダントライト

シーリングライトのペンダントライトを扱うメーカーは豊富です。 大手では、パナソニックや三菱・東芝などの有名家電メーカーが、LEDペンダントライトを製造しています。また照明専門メーカーのコイズミやオーデリックの製品は、デザイン性が高く人気です。家具量販店ではニトリやIKEAなどが様々なメーカーの製品を扱っています。 デザインでは北欧テイストの人気が高く、ルイスポールセンやレクリントなどの輸入照明が家庭にも広まっています。次いでモダンテイストやアジアンテイスト、アンティークテイストが人気です。和紙や竹、和柄を取り入れた和風テイストのペンダントライトも販売されています。

ペンダントライトの故障原因

電気の消えたペンダントライト

1.ペンダントライトがつかない

照明全般にいえることですが、「ペンダントライトがつかない」というトラブルがもっとも多く発生しています。その原因はいくつかあり、「単純に電球が切れている」「ペンダントライトのソケットが壊れている」「ペンダントライト自体が壊れている」「配線周りに不具合がある」「スイッチが故障している」などが考えられます。また、白熱電球や蛍光灯電球からLED電球へ交換したときに、つかないというトラブルが発生しやすくなっています。 電球切れやペンダントライト、スイッチ、配線などの故障原因は、主に経年劣化です。ペンダントライトも電気を通して使う家電製品であり、周辺機器を含めて寿命があります。ペンダントライトの寿命はおよそ10年前後で、取付けから年数の経っているものは壊れやすくなっています。

海外製のペンダントライトの組立作業

2.ペンダントライトを取付けられない

ペンダントライトを取付けられないというのも多いトラブルです。ですが、取付けられないと一口に言っても、その内容にもいくつか種類があります。 1つは天井に取付けられないというもの。配線工事ができていない、ペンダントライトとシーリングが合わないといったトラブルです。シーリングライトタイプを購入したのに、もとの照明は直接配線が引かれていた。天井のシーリングの耐荷重よりも、ペンダントライトの重量が重かったなどがその原因です。シーリングの耐荷重を超えた照明を設置すると、照明が落下したりシーリングが破損する危険があります。 もう1つは、ペンダントライトの取付け方がわからない、組み立てができないというものです。これは、海外製のペンダントライトを購入したときに多く起こります。たとえば、シーリングのプラグが日本の規格と合わない、構造が複雑で組み立てが難しいなどです。

コードを結んで長さを調節したペンダントライト

3.コード・チェーンが長すぎる・短すぎる

ペンダントライト特有のトラブルが、コードやチェーン・配線が長い・短いというものです。コードが長すぎて、ペンダントライトの位置が低すぎる、頭に当たって困るなどの長さが気になるというトラブル。またコードが短くイメージと違う、雰囲気が合わないなどの短さが原因のトラブルです。 ペンダントライトの長い・短いというトラブルは、購入者が原因です。部屋の天井の高さや広さを確認する前に、ペンダントライトを買うとこうなります。特に通販サイトなどでイメージだけを見て買うと、思っていたのと違うといったトラブルが起こりやすくなります。

ペンダントライト故障の解決方法

シャンデリアの電球交換(白熱電球からLED)

電球交換でトラブル解決!

ペンダントライトがつかないとき。電球切れが原因の場合は、交換すれば問題が解決します。これは業者などを呼ばずに、ご自身で簡単にできる作業です。対応する電球を購入し、古いものから新しいものへ交換すれば大丈夫です。注意点があるとすれば、電球の口金のサイズを間違えないこと。またLED電球へ交換する際は、ペンダントライトが対応しているかの確認も必要です。 電球交換をしても電気がつかない場合。これはペンダントライトそのものが故障しているか、スイッチ故障や配線不具合で通電していない可能性があります。こういった場合は原因となっている部分の修理や交換が必要です。スイッチの修理や交換については、スイッチのページをご確認ください。

古いシーリングを取外した後の天井と配線

シーリングの交換・取付でトラブル解決!

配線周りが原因で電気がつかない場合、またシーリングとペンダントライトが合わないといった場合。これはシーリングの交換や取付けで問題は解決します。シーリングの交換は、もとのシーリングを取外して配線を抜き、新しいものに配線を繋げて固定します。シーリングの新規取付も内容はほぼ同じです。 シーリングの交換や取付は簡単な作業ですが、電気配線を触るので資格が必要です。シーリングの取付や配線の修理は、必ず専門業者へお願いしてください。 シーリングの交換や取付けについて、詳しくはシーリングの交換方法のページをご確認ください。

長さ調節のためプラグを外したペンダントライト

ペンダントライトの修理・調節でトラブル解決!

ペンダントライトのプラグやソケット、配線などに劣化や故障があった場合。これは故障している箇所の修理でトラブルは解決します。またコードが長すぎる・短すぎるといった場合、配線の長さ調節を行うことで問題は解決です。 ペンダントライトの修理は、電気が流れるコードを扱うわけではないので、資格がなくても対応可能です。シーリングのプラグ部分や配線は、量販店やネット通販で購入が可能です。劣化している部分の代用品を購入し、新しいものへ交換すれば使えるようになります。電気工事に携わったことのある方や、DIYなどに慣れている方であれば問題ない作業でしょう。経験のない方だと難しい作業になるので、専門業者にお願いするのが無難です。

シーリングではない直付配線のペンダントライト

ペンダントライト交換・取付でトラブル解決!

ペンダントライト自体の故障で、修理が難しい場合。これはペンダントライトの交換になります。もともとのペンダントライトがシーリングライトだった場合、これは新しいペンダントライトを購入して取付けるだけで大丈夫です。工事は必要ないので、誰でも簡単に取付けることができます。 もとのペンダントライトが直付けのものだった場合。これは配線工事が必要になります。直付けかシーリングライトのペンダントライトを購入し、業者に取付工事を依頼しなければいけません。直付けのペンダントライトを交換するときは、今後を考えてシーリングを取付けることをおすすめしています。

照明修理の料金表

症状(状態) 作業内容 修理料金(税込)
基本調査費用 測定器を使わない調査・目視だけの調査 無料
基本調査費用 測定器を使う調査、実作業を伴う調査 6,600円
測定器調査 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する 3,300円~
分解調査 設備、器具を分解する 3,300円~
分電盤内調査(15回路未満) 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する 6,600円
分電盤内調査(15回路以上) 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する 9,900円
配線特定調査 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 5,500円~
結線処理作業 電線の接続部をやり直す 3,300円~
管球交換 電球を交換する 3,300円~
接触改善 ソケット内の接触不良を改善する作業 3,300円~
オーバーホール 器具を分解して接触箇所などを改善する作業 5,500円~
シーリングライト取付け シーリングライトを取り付ける作業 3,300円~
ダウンライト交換 ダウンライトの交換作業 16,500円~
シーリング交換(ローゼット) シーリングやローゼットの交換作業 8,800円~
バイパス工事(直結工事) 安定器を切り離し、直結作業する作業 14,300円~
バイパス工事(二箇所目以降) バイパス工事の複数箇所を工事する場合 半額
門灯交換 門灯を交換する作業 16,500円~
調光化 光の強さを調整出来るようにする 要相談
調色化 光の色を調整出来るようにする 要相談
コーキング作業 コーキング作業 3,300円~
天井上作業 天井上の隠蔽箇所での作業 要相談
床下作業 床下の隠蔽箇所での作業 16,500円~
壁面作業 壁中での隠蔽箇所での作業 16,500円~
開口作業 隠蔽部の配線調査をする前作業 要相談
通線作業(露出) 電線の引き直し 1,650円~
通線作業(隠蔽) 電線の引き直し 3,300円~
モール作業 電線をカバーするモール設置する 1,100円~
整線作業(ステップルインシュロックなど) 垂れたり、外れたりしないように固定する 3,300円~
整線作業(サドルなど) 垂れたり、外れたりしないように固定する 5,500円~
コンクリートビス穴開け 下地がコンクリートの場合にビス穴を事前に開ける作業 3,300円~
コンクリート通線用穴開け 新線など引き直す際に通線用の穴を貫通させる作業 11,000円~

※当サイト内の表示価格はすべて税込みの総額表示となっております。(消費税率10%)

ペンダントライトの事例

天井照明の交換

東京都港区で法人経営をしているI様

天井に取付けられた古いベースライト

本日は、東京都港区で法人経営をしているI様よりご依頼をいただきました。 I様からお問い合わせいただいた内容は、「天井照明をペンダントライトに変えたい 」といったものでした。ペンダントライトとは、吊り下げるタイプの照明器具のことです。天井にコネクターを繋げて、その下に照明器具を引っ掛けます。一般的なシーリングライトと比較すると照らす範囲が狭いです。また、地震の影響を受けやすく、大きく揺れると壁や天井に衝突する危険があります。このような理由から、おしゃれ以外の理由でペンダントライトを取り付ける人は減少傾向にあります。

ベースライトを取外した後の配線が伸びた天井

ペンダントライトには、シーリングに引掛けるタイプと直接天井に設置するタイプがあります。I様が天井照明用に購入したペンダントライトはシーリングに引掛けるタイプだそうです。しかし、現在設置されているシーリングと形が合わないため、取り付けることができないそうです。 そこで、弊社に取り付け可能なシーリングの発注と、交換作業のご依頼をいただきました。シーリングとは、天井に設置されている電源ソケットのことです。照明器具に電力を供給し、また、照明器具を支持する役割も担っています。 シーリングと同じ役割を持つ「ローゼット」という器具もあります。両者にはそれぞれいくつか種類があり、取り付けることができる照明器具に若干の違いがあります。

天井に取付けた引掛け埋め込みローゼット

シーリングとローゼットの部材をそれぞれ数種類ずつ用意して、現場にお伺いしました。I様からペンダントライトをお預かりしてお調べしたところ、シーリングに取り付けることができませんでした。事前にお聞きした通りでした。ただ、弊社の方でご用意した「引掛け埋込ローゼット」なら取り付けられることがわかったので、I様の承諾をいただいた上で交換作業を行うことになりました。 シーリングの交換には、電線を切り離したり繋ぎ合わせるといった作業が伴います。こういった作業を行うには、電気工事士という専門の資格が必要です。無資格で行うと感電や漏電につながる危険があります。

点灯したアジアンテイストのペンダントライト

現在設置されているシーリングを外し、弊社でご用意した「引掛け埋込ローゼット」に交換しました。テスターを使用してローゼットまで電気が流れているかを確認します。電極を差し込み、100V以上であれば正常に電気が通っていることになります。計測結果は103Vでしたので、正常値といえます。 あとはペンダントライトをローゼットの穴に引っ掛けるように接続します。電源スイッチを入れて、問題なく点灯することを確認できました。

スタッフの声

お客様のお役に立てて良かったです

東京都港区で法人経営をしているI様より、オフィスの天井照明をシーリングライトからペンダントライトに交換してほしいというご依頼をいただきました。I様が購入した新しいペンダントライトは、現在のシーリングに取り付けられないものだそうです。よって、弊社のほうでシーリングとローゼットをそれぞれ数種類ずつご用意して、現場までお伺いすることになりました。 オフィスに到着し、天井照明の場所まで案内していただきました。I様から新しく取り付けるペンダントライトを調べると、弊社でご用意した「引掛け埋込ローゼット」なら取り付けることができることがわかりました。よって、こちらのローゼットと交換することになりました。 シーリングを固定してるビスを外し、電線を引き抜きます。その電線をローゼットに接続し、天井に固定します。通電のチェックを行い、正常に点灯することを確認して工事は終了です。 ペンダントライトは、ぶら下がっているだけで何も固定していないことが特徴です。多くのメリットを持つペンダントライドではありますが、この「固定ができない」ということは逆にデメリットにもなります。 例えば「長くしすぎて重くしすぎると、風などで揺れたときに危ない」ということです。家を建てるとき、風通しをよくするために間取りを決めることかと思います。この風通しの良さが逆に仇となってしまうということです。他にも、ダイニングテーブルで頭をぶつけてしまうなどの危険性も。なかなかバランスが難しいところですので、住んでみて調整する方法も1つの手ではあります。気になることがあれば、問い合わせてみてください。

ペンダントライトでの事例一覧

修理したペンダントシャンデリア

ペンダントライトが壊れてしまった

東京都江戸川区にある飲食店舗様より、ペンダントライトの修理のご依頼をいただきました。店舗内に吊るしてあるペンダントライトのガラス部分がとれてしまい、ジョイントの金属部分のみが残っている状態だそうです。早速、現場までお伺いして修理作業を行いました。

天井に取付けた引掛けローゼット

ペンダントライト用のシーリング取り付け

東京都にお住まいのM様よりペンダントライトの設置のご依頼をいただきました。 購入した器具が引っ掛けシーリングに対応していないため、設置できないそうです。メーカーに問い合わせたところ、電気工事士による作業が必要だと言われたとの事で、弊社まで工事の依頼をいただきました。

ペンダントライトの配線調節作業

ペンダントライトの配線を短くしてほしい

東京都世田谷の戸建てにお住まいのT様より、ペンダントライトのコードを切断し、短くしてつないで欲しいとのご依頼をいただきました。他社では断られたらしく、弊社でもお勧めできないとお伝えしました。器具にトラブルがあっても保証できない旨に承諾していただいた上で、作業を行いました。

取付けた外国製のペンダントライト

外国製のペンダントライトを取り付けてほしい

東京都練馬区の戸建にお住まいのM様より、海外製のペンダントライトを設置してほしいとのご依頼をいただきました。プラグの形が違うので、日本製のコンセントプラグを取り付けたいそうです。 弊社で必要な部材を発注し、ご自宅にお伺いして取り付け作業を行いました。

TOPへ戻るボタン

0120-905-832