ベースライトとは?キッチン等の天井への照明取り付け・交換方法やLEDベースライトの種類について解説

ベースライトに対応
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目次

ベースライトとは

オフィスの埋め込みタイプのベースライト

ベースライトとは、オフィスや学校・施設などで広く使われる天井照明です。家庭向けに普及しているシーリングライトと違い、配線を直接照明器具に接続し、天井に直付けして設置するのが基本です。主に空間の基礎照明として使われ、部屋全体を広く明るく照らす効果を期待して設置されます。 ベースライトには直管形(棒状)のランプが使われ、蛍光灯やLED蛍光灯を取付けて点灯させます。また取付け方には種類があり、天井に照明器具を埋め込む「埋込み型」、埋め込まず天井に直付けする「直付け形」、天井から吊り下げる「吊り下げ形」の3つに大きく分けられます。1つのベースライトに使用するランプは1~4本が一般的で、それぞれ1灯2灯と呼びます。また、ランプの数が1~2灯で形状が長方形になるものは「ライトバー」と、3灯以上で形状が四角になるものは「スクエア」と呼ばれています。

キッチンの直付けタイプのライトバー

ベースライトは、オフィスや学校だけではなく、家庭でも使用されています。 家庭の中でも多くの利用があるのはキッチンです。キッチンは天井が狭い傾向があり、大きな照明が付けにくい構造です。そういった狭い天井には、ライトバータイプのベースライトの相性が抜群です。蛍光灯一本分ほどのスペースが有れば取付けられるのに加え、明るさも保証されています。 キッチンに次いで、リビングや寝室でもベースライトは使われます。リビングなどの広い天井に使われるのは、主にスクエアタイプです。最近では木目調やおしゃれなベースライトも増えているので、家庭で取り入れる方も珍しくありません。

ベースライトの種類

埋め込み形

埋込みベースライト

天井に器具を埋め込むようにして設置されている埋め込み型のベースライトです。

天井に埋め込まれているため、部屋の照明として一体感が生まれるようになっているため、外観などが気になる方は埋め込み形で統一感が出せます。最近よくデパートなどで使われているタイプのベースライトは、埋め込み形のものが採用されています。

直付け形

直付けベースライト

蛍光灯がむき出しになっている直付け形のベースライトです。

よく学校やオフィスなどでも見られる直付け形のベースライトは、部屋全体に明るさを一体に広げやすいデザインになっています。部屋での基礎照明としてよく設置されます。さらに、部屋などになじみやすいようなデザインを使った直付け形も出回っています。

吊り下げ形

吊り下げベースライト

吊り下げ形のベースライトは下に照明を下げることにより、部屋の下部まで明るさを広げることに適した照明です。

吊り下げ形になるので、手元を明るく照らしてくれるため、手作業で行う場所でのベースライトとして役立っています。また、工場やオフィスなどでデスクなどでの一体感が生まれやすいスタイリッシュなベースライトもあります。

ベースライトの故障原因

ベースライトの蛍光灯がつかない

蛍光灯がつかなくなったキッチンのベースライト

ベースライトのトラブルで最も多い症状は、「電気がつかない」というものです。ベースライトの明かりには、蛍光灯かLED蛍光灯が使われています。これがつかなくなる理由はいくつかあり、第一に考えられるのは蛍光灯の寿命です。2つ目はグローランプの寿命で、3つ目は安定器の故障です。またベースライト自体が壊れていたり、ベースライトに電気が通っていない場合も蛍光灯がつかない原因です。 ベースライトがつかなくなる原因については、「蛍光灯がつかない5つの原因」のページで詳しく説明しているので、こちらをご確認ください。

ベースライトが外れた・落ちてきた

天井から外れかかったベースライト

つかないの次に多いのが、「ベースライトの脱落」に関するトラブルです。主に直付け形と吊り下げ形のベースライトで起こります。「ベースライトが落ちる」にもいくつかパターンがあり、「照明器具ごと落下する」「支えの棒が外れる」「反射用のカバーのみが外れる」などです。 ベースライトが外れた・落ちてきたという原因は、経年劣化によるものです。ベースライトを固定するビス(ネジ)が長年の使用で劣化し、ベースライトの重みに耐えきれず外れる・落ちるというものです。カバーのみの落下の場合は、カバーとベースライト本体を噛ませる部分の緩みなどが原因です。

シーリングライトに交換できない

天井に取付けた丸形フル引掛シーリング

「ベースライトをシーリングライトに交換できない」というトラブルもあります。今使っている照明がベースライトと知らずに、シーリングライトを購入してしまったというものです。 ベースライトは配線を直接器具に接続しますが、シーリングライトは専用の配線器具の「シーリングかローゼット」を使用します。このシーリングやローゼットのない天井には、シーリングライトを取付けることができません。 「DIYで手軽に照明交換をしようとしたのに、結局配線工事が必要になった」と、がっかりされる方の声を聞きます。配線工事には電気工事士の資格がいります。ベースライトからシーリングライトへの交換工事には、業者を呼ぶ必要があります。

ベースライト故障の解決方法

蛍光灯・点灯管の交換でトラブル解決!

カバーを外し古い蛍光灯を取外したベースライト

蛍光灯や点灯管など、消耗品の寿命でベースライトがつかない場合は交換します。 ベースライトの長さによって、はめる蛍光灯が違います。古い蛍光灯の種類を確認してから購入してください。点灯管にも種類があるので確認が必要です。 蛍光灯の寿命を機会に、LED蛍光灯へ交換する方もいます。その場合は「バイパス工事」が必要ですので、対応できる業者に作業をお願いしてください。バイパス工事というのは、ベースライトに使われている「安定器」を取外す工事のことです。LED蛍光灯にはこの安定器が必要ないので、取外す必要があります。バイパス工事やベースライトの蛍光灯からLEDへの交換工事については、蛍光灯からLED蛍光灯に交換する方法をご確認ください。

ベースライトの交換取付でトラブル解決!

交換した新しいベースライト

ベースライトが故障して電気がつかなくなっていたり、ベースライトが脱落してしまった場合。これは主に交換対応になります。作業内容は古いベースライトを取外し、新しいベースライトを取付けるという内容です。 ベースライトの交換はそれほど難しい作業ではありません。天井に固定されているベースライトのビス(ネジ)を外し、配線を抜いて新しいものに接続。またビスで固定するというものです。シーリングライトと比べて手間はかかりますが、慣れている人からすれば単純な作業です。ですがシーリングライトと違い、電気配線を使った作業が必要になります。これは感電や漏電の危険があるため、電気工事士の資格を持ったプロが行う必要があります。

ベースライトの交換については、下記の「安定器の壊れたベースライトを、LED対応のベースライトに交換」したときの事例もご確認ください。

ベースライト交換の主な流れ

交換した新しいベースライト

1.カバー・蛍光灯を取外す

感電防止のため、作業を行う前には必ずスイッチを切ります。ベースライトが通電していない状態になったら作業を行います。まずはカバーと蛍光灯を取外して、ベースライトを取り外せる状態にします。

蛍光灯を取外した後反射板を取外す

2.天井から外し配線を抜く

次にベースライトのビス止め(ネジ止め)を外し、天井から取外します。このときベースライトの裏面にある接続部から、配線を抜き取ります。配線に劣化があったら、切り離しやつなぎ直しを行います。

反射板を取外し後安定器を切離したベースライト

3.新しいベースライトの取付け

最後にベースライトの取付けを行います。まずは新しいベースライトに配線を接続。次にビスで天井へ固定します。固定した後に測定器などで通電を確認してから、蛍光灯をはめて作業完了です。

シーリング・ローゼットの取付けでトラブル解決!

カバーを外し古い蛍光灯を取外したベースライト

ベースライトからシーリングライトへ交換する場合は、シーリングかローゼットの取付けが必要です。シーリングもローゼットも同じ役割のものですが、照明器具の重さによって使い分ける必要があります。これはシーリングの耐荷重が5キロまで、ローゼットは5キロ以上からのためです。 一般的なサークルシーリングライトであれば、シーリングを取付けます。シャンデリアなどの重量のある照明なら、ローゼットを取付けます。シーリングやローゼットの詳しい取り付け歩法は、シーリングライトのページの「シーリング・ローゼット交換」のコンテンツをご確認ください。シーリングやローゼットは配線作業が必要なため、必ず資格を持った工事士に作業を依頼してください。

照明修理の料金表

症状(状態) 作業内容 修理料金(税込)
基本調査費用 測定器を使わない調査・目視だけの調査 無料
基本調査費用 測定器を使う調査、実作業を伴う調査 6,600円
測定器調査 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する 3,300円~
分解調査 設備、器具を分解する 3,300円~
分電盤内調査(15回路未満) 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する 6,600円
分電盤内調査(15回路以上) 分電盤内を測定器調査し漏電している回路を特定する 9,900円
配線特定調査 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 5,500円~
結線処理作業 電線の接続部をやり直す 3,300円~
管球交換 電球を交換する 3,300円~
接触改善 ソケット内の接触不良を改善する作業 3,300円~
オーバーホール 器具を分解して接触箇所などを改善する作業 5,500円~
シーリングライト取付け シーリングライトを取り付ける作業 3,300円~
ダウンライト交換 ダウンライトの交換作業 16,500円~
シーリング交換(ローゼット) シーリングやローゼットの交換作業 8,800円~
バイパス工事(直結工事) 安定器を切り離し、直結作業する作業 14,300円~
バイパス工事(二箇所目以降) バイパス工事の複数箇所を工事する場合 半額
門灯交換 門灯を交換する作業 16,500円~
調光化 光の強さを調整出来るようにする 要相談
調色化 光の色を調整出来るようにする 要相談
コーキング作業 コーキング作業 3,300円~
天井上作業 天井上の隠蔽箇所での作業 要相談
床下作業 床下の隠蔽箇所での作業 16,500円~
壁面作業 壁中での隠蔽箇所での作業 16,500円~
開口作業 隠蔽部の配線調査をする前作業 要相談
通線作業(露出) 電線の引き直し 1,650円~
通線作業(隠蔽) 電線の引き直し 3,300円~
モール作業 電線をカバーするモール設置する 1,100円~
整線作業(ステップルインシュロックなど) 垂れたり、外れたりしないように固定する 3,300円~
整線作業(サドルなど) 垂れたり、外れたりしないように固定する 5,500円~
コンクリートビス穴開け 下地がコンクリートの場合にビス穴を事前に開ける作業 3,300円~
コンクリート通線用穴開け 新線など引き直す際に通線用の穴を貫通させる作業 11,000円~

※当サイト内の表示価格はすべて税込みの総額表示となっております。(消費税率10%)

ベースライトの事例

安定器の壊れたベースライトの交換作業

つかなくなってしまったキッチンのベースライト

横浜市にお住まいのM様

本日は、神奈川県横浜市の戸建にお住まいのM様宅にお伺いしました。M様よりお問い合わせいただいた内容は、「キッチンで使用している照明器具を修理、または交換してほしい」といったものでした。 詳しく状況をお聞きすると、キッチンの照明が点灯してもすぐに消えてしまい、新しい蛍光灯に交換しても改善されないそうです。蛍光灯を新品に交換しても正常に点灯しない場合、スイッチの故障やブレーカーの不具合、電源ソケットの故障、安定器の寿命などが原因として考えられます。また、点灯管(グロー球)と呼ばれる器具を使用して点灯させるグロー式という蛍光灯の場合は、グロー球の寿命も原因の可能性があります。 原因を特定するために、一度調査に伺うことになりました。

古いベースライトを取外し配線を整える

S様宅に到着し、早速調査に取り掛かりました。最初にブレーカーの場所に案内していただき、正常に電気が通っているかを確認します。ブレーカーに異常はなかったので、続いてキッチンの場所まで案内していただきました。 一度蛍光灯を外して照明器具本体の状態を調べると、安定器が故障していることがわかりました。安定器とは、従来の蛍光灯に取り付けられている器具のことで、電流を制御して明るさを安定させる役割があります。安定器が故障すると、蛍光灯を新しくしても正常に点灯しません。安定器が故障した場合の修理対応としては、安定器を新品に交換するか、照明器具本体を安定器が不要なLEDに交換するかのどちらかであることが多いです。

古いベースライトを取外し配線を整える

M様に故障個所と修理の選択肢をご説明したところ、LED照明の交換をご希望されました。蛍光灯型LEDと対応するベースライトは準備してお伺いしたので、早速工事に取り掛かることになりました。まずは安定器の付いた古いベースライトの取外しを行います。このとき電気配線に劣化などの問題があったら、劣化部分を切り離したり配線を繋ぎ直す必要があります。今回は目立った損傷は見られませんでしたが、新しい照明に合わせるために少し整えました。

LED対応の新しい照明器具の取付け後

配線を整えたら、今度は新しい照明の取付作業を行います。まずは照明機器の裏側にある配線接続部に電気配線を通します。それが終わったら天井に照明を固定します。今回のベースライトは直付けタイプだったので取付作業は比較的に簡単でした。埋込式だと天井の穴に照明を合わさないといけないので、サイズに合った器具を発注しないといけません。 新しい照明を取付けたら蛍光灯型のLEDを設置して、点灯確認を行います。正常に点灯することをM様にも確認していただけたら、最後にカバーを取り付けて工事は終了です。M様は頻繁にキッチンを使用するらしく、今回LEDに交換することが出来て喜んでいただけました。

新しいベースライトにカバーを取付け

LEDは従来の蛍光灯に比べて、電気代を約半分に抑えることが出来、非常に長い寿命を持っています。導入を検討している方や、照明器具に不具合が発生している方は、是非交換することをおすすめします。

ベースライトでの事例一覧

調光スイッチのイメージ

キッチンのベースライトの取付作業のご依頼

東京都大田区のマンションにお住まいのT様より、キッチンのベースライトの交換のご依頼をいただきました。蛍光灯を交換しても正常に点灯しないそうです。新品のベースライトは購入済みということでしたので、すぐにご自宅にお伺いして、交換工事を行いました。

調光スイッチのイメージ

キッチンのベースライトをLED対応にしたい

栃木県宇都宮市にお住まいのM様より、「キッチンとリビングの照明器具をLED化したい」というご連絡がありました。新しいベースライトや、LED電球などの製品は、すべて準備されているということでした。M様のご都合の良い日時にお伺いして、工事を行いました。

調光スイッチのイメージ

キッチンのベースライトの取り付けとスイッチ交換

神奈川県横浜市にお住まいのN様より、キッチンの天井照明を交換してほしいというご連絡がありました。N様はパナソニックの「LEDキッチンベースライト HH-LC122N 」という製品をご購入したとのことでした。ご自宅にて交換作業を行い、正常に点灯すること確認していただけました。

調光スイッチのイメージ

オフィスのベースライトにタイムスイッチをつけたい

福岡県福岡市のオフィスビルの管理人様より、工事のご依頼がありました。お客様のご要望は、ビルの照明器具(ベースライト)の一部を、営業時間後一時間だけつけておきたいとったものでした。点灯の時間設定が可能なタイムスイッチの部材を発注して、設置作業を行いました。

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