厚木市でエアコンの取り外し工事!エアコンが故障した際の解決方法も

神奈川県厚木市でのエアコン事例

家庭用エアコンの取り外し

神奈川県厚木市飯山のK様

取り外しは自力でできる?

エアコンを取り外す前の状態
エアコンを取り外す前の状態

今回は神奈川県厚木市飯山のK様より、エアコンの取り外しのご依頼をいただきました。
エアコンの取り外しは、工事経験や専門知識のない方が行うと事故や故障を引き起こしてしまう可能性があります。特にコンプレッサーは作業方法を間違えると破裂をしてしまう危険性がありますので、扱いに注意しなければなりません。また場合によってはエアコンのコンセントの移設などを行うことがありますが、配線に触れる作業は電気工事士の資格が必要です。このような理由から、エアコンの取り外しをしたいときはなるべく業者に工事の依頼をすることをおすすめします。

エアコンの取り外しにかかる料金の目安や業者に依頼する際の事例はこちらでまとめました。併せてご参照ください。

事前準備とポンプダウン

作業を始まる前に、まずは養生マットを室内機の下に敷いておきます。これは脚立や工具で床を傷つけたり、室内機からホコリが落ちて床を汚したりすることを予防するためです。
次にポンプダウンを行います。ポンプダウンとは、エアコンの内部の冷媒を室外機に回収する作業のことです。もしこの作業を行わないままエアコンを取り外してしまうと冷媒が吹き出してしまいます。冷媒を大気に排出することはフロン回収・破壊法により禁止されているため、必ず冷媒を室外機に回収しなければなりません。

まずは室外機のカバーを外し、室内へ冷媒を送る側の配管のバルブを締めて冷媒の出口を塞ぎます。そのままの状態で強制冷房を2分ほど運転させたら、今度は室外機に冷媒が戻ってくる側の配管のバルブを締めます。これでポンプダウンは完了です。その後の作業中での感電を防ぐため、室内機の電源プラグはコンセントから抜いておきます。

室外機の取り外し作業

室外機を取り外す作業中の様子
室外機を取り外す作業中の様子

室外機の取り外し作業に移ります。室内に冷媒を送る側の配管と、室外機に冷媒が戻ってくる側の配管の両方を取り外します。接続部分にあるナットを回すと、室外機から配管パイプを取り外すことができます。
この作業の際は音に注意をします。取り外すときに「プシュッ」という短い音が聞こえたら、ポンプダウンが無事成功しているということが分かるからです。音が「プシュー」と長く聞こえる場合はポンプダウンが失敗しているということになるので、もう一度やり直す必要があります。

次に室外機の電源コードを切断します。電源コードは3本あり、まとめて切断するとショートをしてしまう危険性がありますのでそれぞれ1本ずつ切断します。また、このとき室内機の電源コードを抜き忘れていると感電してしまうため、必ず作業前に確認しておきます。

室内機の取り外し作業

室内機とプレートを取り外した様子
室内機とプレートを取り外した様子

室内機側で繋がっている配管と電線、ドレンホースをパイプカッターで切断し、室内機を取り外していきます。室内機の取り外しは簡単です。室内機を下から少し持ち上げるだけで、壁に固定されているプレートから外すことができます。ただし、取り外す際に室内機に溜まっていた水がこぼれてしまうことがあるため、周りの家電や家具を他の場所へ移しておいたり防水シートをかけたりするなどの注意が必要です。壁に固定されていたプレートは電動ドリルで取り外しておきます。
最後に、壁の穴の中に残っている配管やドレンホースを取り外し、壁に空いている穴はパテを使って埋めておきます。パテとは穴やヒビなどを埋めるときに使用される充填材で、模型製作や車のボディー修理などで使用されることもあります。また、パテではなく穴埋めキャップを使用するという方法もあります。
壁に空いた穴を埋めることができたら、これで室内機の取り外し作業は完了です。

エアコンを移設したい場合は?

今回のご依頼ではエアコンの取り外しのみでしたが、取り外したエアコンを別の場所に移設したい場合は取り付け工事をすることになります。さらに状況によっては取り付け工事だけでなく、追加の工事が必要になる場合もあります。
例えば、設置したい部屋とエアコンの対応電圧が合わない場合は電圧の変換工事をしなければなりませんし、部屋のコンセントとエアコンの電源プラグが合わない場合はコンセントの交換工事が必要です。また、配管が劣化していて再利用できない場合は新しい配管との交換が必要ですし、ガス漏れしている場合も配管の修理や交換、ガスチャージなどの作業を行うことになります。
このようにエアコンの取り付け工事は専門的な技術や知識が必要になる場合が多く、素人が行うのは難しいです。特にコンセントの工事は感電や漏電などの危険性があるため電気工事士の資格が必要となります。事故やけがを防ぐためにも、業者に依頼する方が良いでしょう。

室外機の内部パーツが故障した場合の解決法

自力での解決は難しい?

内部パーツが故障した場合の主な症状

エアコンの室外機のイメージ
エアコンの室外機のイメージ

エアコンの室外機の内部にはコンプレッサーや基盤、ファンモーターなどのパーツがあります。それぞれのパーツの役割と故障した場合の症状について簡単にご説明していきます。
まずコンプレッサーは冷媒を圧縮して冷気や熱を生み出すためのものです。そのため送風運転はできるが冷暖房が効かない場合はコンプレッサーの故障の可能性があります。
次は基板についてです。基盤は電力を供給したりコンプレッサーなどに命令を送る役割を担っています。基盤が故障した場合、エアコンの電源は入るけれど室外機は動かないという状態になることが多いです。
ファンモーターは室外機に付いている、扇風機の羽のようなもので、熱交換をするために必要なパーツです。ファンモーターが故障をすると熱交換の効率が悪くなるだけでなく、室外機から大きな異音が出るようになります。

内部パーツを修理するには?

室外機の内部にはエアコンの運転に必要なパーツがたくさん入っています。そのため室内機を分解して内部パーツの交換や修理し、もとの状態に戻すのは非常に難しいです。無理に修理をしようとして他のパーツも故障させてしまうよりも、専門の業者に依頼をすることをおすすめします。
場合によっては、室外機自体を買い換えた方が良いこともあります。例えば基盤の修理をする場合は10万円以上費用がかかることもあり、その場合は室外機ごと買い替える方が安く済みます。
また室外機は雨風にさらされているため、室内機よりも劣化が進むのが早いです。室外機が劣化していると、故障した内部パーツを修理したとしてもすぐに他のパーツが故障してしまう可能性がありますので、買い換えをする方が無難です。

室外機の寿命は?

室外機の寿命は10年ほどですが、台風や大雪のような自然災害の影響や室外機の周りの環境次第では寿命が10年よりも短くなります。せっかく購入した室外機ですから、少しでも長く使用したいものです。寿命を延ばすためにこまめなメンテナンスを行いましょう。
まずは室外機の周りの環境を見直しましょう。室外機の吹き出し口の近くに自転車やガーデニング用品などの障害物が置いてあると、冷暖房の効きが悪くなり、エアコンに負担がかかります。室外機の周りには物は置かないようにし、雑草や枯葉がないかも定期的に確認しておきましょう。その際、フィルターにホコリが溜まっていたら取り除いておいてください。
また、夏場は室外機に直射日光が当たると熱交換器の効率が低下してしまうため、日除けを作っておくと良いでしょう。一方冬場は、雪の降る地域の場合は室外機に雪が積もると空気の排出が上手くできなくなってしまいます。室外機の周りを除雪したり、雪除けを用意したりしておきましょう。

室内機が故障したら買い換えるべき?

まずは状況の確認から!

保証期間と部品の最低保有期間

エアコンの室内機のイメージ
エアコンの室内機のイメージ

エアコンが故障してしまったとき、新品のエアコンに買い換えるか、それとも修理に出すのか迷うことがあると思います。どちらにすべきか迷ってしまったらまずはエアコンの保証期間を確認してみましょう。保証期間内ならば無料で修理してもらえる場合もありますので、メーカーに修理依頼をした方が良いです。
保証期間外であれば有料で修理をすることになりますが、必ず修理をしてもらえるとは限りません。補修用性能部品の最低保有期間というものがあるからです。これはエアコンの修理に使用する部品をメーカーが保有している期間のことで、その製品の製造を打ち切ったときからの年数で表されます。例えばダイキンやパナソニック、日立、富士通ゼネラルは保有期間を10年としており、シャープは9年です。また東芝ではルームエアコンの場合は10年、パッケージエアコンの場合は9年としています。保有期間外の場合は修理をするのが難しいこともあるため、買い替えをした方が良いかもしれません。

小さめのエアコンの場合

買い換えと修理のどちらがお得かは、エアコンの大きさによっても異なります。
6畳ほどの部屋に小さめのエアコンを新しく取り付ける場合、設置工事の費用を含めても5万円前後です。それに対し、修理をする場合は修理費用だけでなく点検費用や出張費用が加わるため5万円よりも多くの費用がかかってしまうことが多いです。ですからエアコンの保証期間が過ぎているのであれば、修理をするよりも新しいものに買い換える方がお得でしょう。
また、最新のエアコンは古いものよりも性能が良く消費電力が少ない機種が増えてきているため、買い換えた方が結果的に電気代がお得となる場合もあります。

大きめのエアコンの場合

14畳以上の広い部屋で使用するような大きめのエアコンの場合は、新しいものを購入するとなると10万円から20万円ほどかかります。工事費用も2万円近くかかることが多いです。
小さめのエアコンと比べるとあまり気軽に買い換えられるような金額ではありませんので、保証期間外の場合もまずは修理業者に依頼をしてエアコンの様子を見てもらう方が良いでしょう。簡単な修理やエアコンクリーニングのみで直るのならば、買い換えるよりも費用は少なくて済みます。ただし、もし不具合の原因が経年劣化ということでしたら、修理をしてもまたすぐに不具合が起こる可能性が高いので買い換えることをおすすめします。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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