小野市の
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小野市下来住町にお住いのお客様より、自宅のブレーカーが落ちてしまっているため、修理をして欲しいというご連絡をいただきました。落ちている原因についてお伺いすると、母屋と隣接している離れと配線を共有しており、この離れの方で漏電が発生している可能性があるのではないか、ということでした。ブレーカーについても漏電ブレーカーが落ちる形となっており、母屋の電力を復旧しても問題がないものの離れの電力を付けるとすぐにまたブレーカーが落ちるため、ということでした。
このような状態になっている場合、漏電ブレーカーが故障してしまっており漏電を誤って感知しているか、あるいは実際に漏電が発生しているかのどちらかが原因であると考えられます。お客様のおっしゃる状況であるのであれば、離れで漏電が発生している可能性が高く、こちらを修理する必要があると考えられました。具体的な漏電箇所を突き止めた上での修理を必要とする状態であったため、恐らく長時間の作業が必要となると考え、十分時間を取れる時間帯で予定合わせを行いました。

お決めした日時に現地にお伺いし、まずは問題が発生しているブレーカーの確認をさせていただきました。ブレーカーの確認の結果として、漏電ブレーカーが故障している様子はなく、これは正常に機能しているものと考えられました。そのため、問題があるのは離れであり、実際に漏電が発生していることが原因であると考えられました。
そのため、離れの方配線の確認を行い、漏電箇所を細かく調査することとしました。幸い離れの方はそれほど広いわけではなく配線の複雑さなどもなかったため、ある程度簡単に漏電箇所を確認することができました。
そのため、この漏電箇所に対して配線の交換を行い、被覆を整えて漏電状態を修復する形で対処を行いました。今回については予定下よりは早く問題を見つけ解決することができた例となりました。その後離れの方に電力を通してもブレーカーが落ちないことを確認して、改めて今回のご依頼は完了となりました。

今回についてはスピーディに解決することができた漏電でしたが、実際には必ずしもこのようにスムーズに修理ができるとは限りません。場合によっては配線分の総合確認が必要となることもあり、長い時間を掛けてしまうことが多いケースの一つです。電気料金の無駄遣いや火災の不安などもあるため、しっかり対処が必要となるトラブルでもあります。