エアコンのルーバーの故障を直す方法！自力で行う修理やプロに頼む費用
エアコン
神戸市でエアコンが効かない事例。故障？原因は水漏れ？調査と修理の内容とは？
冷えない原因はドレンホースにあった？
ドレンホースの詰まりが冷えない原因
兵庫県神戸市垂水区
エアコンで部屋を冷やせない理由を調査
神戸市垂水区にお住まいのG様より、エアコンの効きが悪く全く冷えないというご相談を受けました。この案件は、暑さが厳しい時期もあって早急に対応をして欲しいという切なる言葉も頂いたので、直ぐに現場へ急行しました。到着後、早速、冷えない理由を調査しました。具体的には、フィルターが汚れていないか？温度設定は正しいか？冷房モードになっているか？です。
ここで紹介している画像は、ドレンホースに問題がないか？を調べているときの様子を撮ったものになります。エアコンの問題を特定するために、様々な角度から調査を行っていきます。このように2階にお住まいの場合は、脚立を掛けて外から調査することもあります。
ということで、調べた結果は、どうやら排水に問題がありそうでした。上手く排水ができておらず、エアコン機能の効率を大きく妨げていたことが予想されました。というのも、水漏れまで時間の問題という状態だったからです。エアコン本機の排水部分に水が溜まっていた状態でした。
原因は水を排出できなかったため
では、なぜ水が排出することができなかったのか？を調査していく必要があります。原因が分からないと対処しようがないからです。水を排出するためにエアコン本機からドレンホースを伸ばし外に排出するようになっています。このような集合住宅で、しかも2階にお住まいの方は、よくある「ドレンホース内部の詰まり」というものが挙げられます。例えば、鳥がドレンホースをクチバシで突っついてしまい通り道が潰されてしまったなどが挙げられます。というのも、2階から下にドレンホースを伸ばすこともあるため、どうしても長くなってしまいます。長くなればなるほど、先に紹介した事例を始めトラブルのリスクが高くなってしまいます。
ということで、G様の場合は不思議な排水方法をしており、そこから何かしらのゴミが詰まってしまい水の流れが悪くなっていた状態でした。詳しくは画像を参照してください。途中で分岐させ穴を開け排水をしようとしていたようです。
詰まっている部分を調査し対処する
ということで、早速、ドレンホースの修理に入ります。ちなみにですが、G様に「どうして途中で分岐させて排出するようにしたのでしょうか？」と質問してみたところ「理由は全く分からない」という答えが帰ってきました。設置した業者が勝手に行ったといったところでしょうか。ただ、この分岐部分、よくよく見てみると元々短いドレンホースを無理やりつなぎ合わせているようにも見えました。結果、時間が経つと共に、この繋ぎ目の部分がむき出しになってしまい、今回のトラブルを招く結果になってしまったのかもしれません。
原因は完全にこの繋ぎ目の部分だったため、1本のドレンホースで1階まで排出できるように修理を行いました。それが、ここで紹介している画像になります。これで問題なく排出することができるようになるはずです。
エアコン本機に水を流してドレンホースチェック
エアコンの効きが悪くなってしまった要因と予想されるドレンホースの詰まりを綺麗にし、修理することで第一段階は完了です。続いては「しっかりと排水されるか？」の確認をします。いわゆる修理完了後のテストです。こちらも問題がなく排出されることを確認できました。さらに、実際にエアコン本体に電源を入れて効きの調査をします。原因がこの排水不良でない場合もありますし、他にも要因がある可能があるからです。
弊社では、しっかりと最後まで「エアコンが本当に効くようになったか？」の確認まで行います。ここで紹介している画像は、実際にエアコン本機に水を流して、ドレンホースを通って問題なく排水されるか？を確認している様子です。そんなところから水を流すの？と驚いた人もいるかもしれませんが…全く問題ありません。
ドレンホースの排出状況を確認し作業完了
この章で紹介している画像は、問題なく排水されているか？を確認するためにバケツで受け止めているシーンになります。「そのまま排出すればよいのでは？バケツに入れる必要があるの？」と思う人もいるかもしれません。ケース・バイ・ケースで、そのまま排出しても問題ないこともあります。ただ、今回はドレンホース内部に大量のゴミが入っている可能性があったので、念の為、周りが汚れないように対応をしたという状態です。ともあれ、この後、しっかりとドレンホースを排水すべき場所まで伸ばし作業完了です。この後、G様宅でエアコンの効き目を確認しました。結果は、良好で直ぐに涼しくなるようになりました。
ドレンホースの交換は簡単にDIYできるけど…
DIYの注意点は水が排出されるか？
簡単にできるドレンホースDIY
ドレンホースのメンテナンスは意外と簡単にできてしまいます。したがって、DIYをする人も多く、ある意味でエアコンDIYの入門編の位置付けと言えるかもしれません。ただし、正しくきっちりと設置しない水漏れ原因となり、最悪の場合、エアコンが故障し修理を依頼しないといけない状況にもなってしまいます。「簡単にメンテナンスができるけど、いい加減な設置をしてよいわけではない」ということを、まず理解してDIYを行うようにしましょう。ちなみに、ここで紹介している画像は、ドレンホースのメンテナンスをしている最中です。単純にエアコン本機から伸びおり、これを外に排出できようにするだけなので、簡単にできるということがご理解頂けるのではないでしょうか。
失敗するケースもあるため注意
先ほど「正しくきっちりと設置しないといけない」とお伝えしました。水漏れ原因となりエアコンの故障に繋がる可能性があるからです。では、具体的にどのような失敗ケースがあるのか？を少し紹介をしたいと思います。
1つは、エアコン本機から外に排出するまでのドレンホースが上へ向かってしまっているというもの。ご存知の通り、水は上から下へ流れます。これに反して、流したい方が高くなり水漏れしてしまうケースです。他にも、2階からドレンホースを伸ばしたときに途中の繋ぎ目があまく水漏れしてしまったというのもあります。このケースは、ご自宅に水垢を作ってしまう事例で、大切な家を汚してしまう失敗もあります。
直ぐに失敗に気付かないデメリット
ドレンホースのDIYは簡単にできることが大きなメリットですが、反面、正しく設置できなかったときの反動が大きいというデメリットも持っています。というのも、ドレンホース設置の失敗に直ぐに気付くことができない性質を持っているからです。具体的には、水漏れをして初めて気付くことが多いということです。何となく冷房が効かないなと思うことあっても、ドレンホースの設置ミスが冷えない原因に結びつけるのは至難の技です。繰り返しになりますが…タチの悪いことに、この水漏れがエアコンの故障を招き修理を業者へ依頼をしないといけなくなってしまう可能性もあります。こういったリスクがあることも重々理解した上で作業を進めるようにしましょう。
危険が伴うようなメンテは業者に依頼
いくら簡単なドレンホースのメンテナンスであっても、時と場合によっては、弊社のような工事業者へ依頼をすることを強くオススメします。例えば、本案件のような2階にあるエアコンのメンテナンスの場合です。高所作業となるため、危険が常に伴います。中には「2階なんて落ちても大したことがないから大丈夫」という人もいます。全くそんなことはありません。死亡事故にも繋がるほどの高さのため、しっかりと安全確保をして作業を行うようにしましょう。この安全確保ができないのであれば、業者へ工事依頼をすることをオススメします。また、画像のような狭い場所に設置されている場合も、弊社のような工事業者へ依頼をした方がよいでしょう。理由は単純で、すごく大変で難しいからです。水が排出されない状況になってしまい冷えなくなったり、室外機が傾いてしまい十分な性能発揮ができなくなり、結果、暖房効かないという状況にもなりかねません。狭い場所でのメンテナンスは業者へ依頼をするようにしてください。
ドレンホースは要らない！？家の景観を守るために…
ドレンホースを含めたエアコンの未来とは？
ドレンホースは家の景観を崩す？
ドレンホースはエアコンを使う上で必須のアイテムになります。これがなければ、水を排出することができず、エアコンの故障を招いてしまうことは、既にご存知の通りです。しかし、このドレンホース…お世辞でも見た目が良いとは言えません。新築の家を立てて外観も完璧にしたとしても、このドレンホース1本で台無しにしてしまうこともあります。つまり、ドレンホースは家の景観を崩してしまうデメリットを持っているというわけです。画像で紹介している通り、経年劣化でドレンホースがボロボロになってしまうことも多々あります。これでは、家の景観を悪くしてしまって当たり前と言わざるを得ません。
そもそも室外機が景観を崩している？
そもそもエアコンの室外機は見た目的に良いものではありません。ここで紹介している画像を見て分かる通りですが、圧倒的な存在感があるため、どうしても目を引いてしまいます。せっかく家をオシャレにデザインをしたとしても台無しにしてしまっていることも多々あります。とはいえ、目立ない場所に設置すると、エアコン性能が落ちてしまう可能性もあります(あまりにも狭いと排水ができなかったり、故障の原因になったりする)。結果、どうしても目に付くところ置くほかないわけです。業種のジャンル問わず様々な業者が、オシャレに見せようと室外機を囲う見た目が良い箱のようなものを用意したり工夫しています。とはいえ、根本解決には至っておらず、今でも多くの人を悩ませている状況です。
あの手この手で景観を良くする努力をしている
先ほど少し触れましたが、家の景観を良くするため、様々なアイテムが発売されておりオシャレに見せようと業者が努力をしています。例えば、ドレンホースを隠すカバーです。シンプルなものは既に発売されているため、目新しさはありません。しかし、昨今、敢えて派手派手しいカバーを用意して、アクセントになるように工夫しています。好みが分かれるところですが、1つの方法と言えるでしょう。ドレンホースの場合、家の外壁をつたって設置されます。これを逆手に取った「ドレンホースを直線的なデザインに組み込む」というものです。ともあれ、工夫次第でいくらでもオシャレに見せる方法がある状況とは言えます。
景観を守るためにも新しい空調設備を期待したい
家の景観を守るために様々な企業努力が行われていますが、結局のところ、ドレンホースや室外機があれば、景観は少なからず悪くなってしまいます。となると、全く新しいエアコンにとって変わる画期的な冷暖房器具が発明されることを期待したいですね。「言うは易く行うは難し」という格言がある通り、画期的な冷暖房器具の登場は、まだまだ時間を要しそうなためドレンホースや室外機の悩みに付き合わされそうですが…。ただ、エアコンなどの家電業界は日進月歩の勢いで成長をするため、まだ時間はかかるとはいえ目を光らせて期待しつつも情報収集に努めたいところです。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
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