テレビの特定のチャンネルだけにノイズが入る
相生市千尋町にお住まいのK様
兵庫県相生市千尋町の戸建にお住まいのK様より、テレビの調子が悪いとのことで調査のご依頼をいただきました。
兵庫県相生市は兵庫県の南西部に位置しており、温暖な気候に恵まれて自然に囲まれた、ゆったりとした雰囲気が特徴の街です。晩秋から冬にかけて取れる身の大きな牡蠣が名物として知られています。
今回調査を依頼されたのは、テレビの8チャンネルにノイズが入るので原因を調べて欲しい、という内容でした。
お話によると、テレビは通常通り見ることができるようなのですが、テレビの8チャンネルを見るときだけノイズが入ってしまい、うまく視聴することが出来ないときがある、とのことでした。
テレビそのものが故障している場合、ご相談をいただいても残念ながら対応できないこともあるのですが、他のチャンネルがきちんと視聴できているということであればテレビの故障ではなさそうです。
テレビの電波を送受信している内部の配線部分に問題があるのかもしれません。早速都合の良い日程を伺って、現地へ調査に向かいました。
テレビの不調の場合、まず現地に到着したら「アンテナレベル」を確認させていただきます。
アンテナレベルとは、現在そのテレビが受診している電波の質がどれくらい良い状態で届いているのか、というレベルを表す指標です。
たまに電波の強さと勘違いされていることもありますが、電波の強さのレベルではありません。
このアンテナレベルに大きな異常がみられる場合はテレビ側の異常や外部の原因、大きな異常がない場合はアンテナの内部配線による原因が考えられます。
今回は他のチャンネルのアンテナレベルには異常はなかったので、どうやらチャンネルを受信しているときに電波が通ってくる配線に異常があるようだと特定することができました。
早速室内の配線とアンテナを確認させていただくと、かなり古いものをずっと使い続けていらっしゃるようで、ケーブルやコネクタ、アンテナなどに経年劣化が見られました。
明らかな配線の異常や漏電などは無いようなので、配線やアンテナの経年劣化により受信能力が落ちてしまったことが原因と考えられます。
原因が特定できたので工事を行い、室内の配線ケーブルやコネクタ、ブースターなどの部品を新しいものに交換し、アンテナも新しいものに交換させていただきました。
アンテナや配線は経年劣化によって受信能力が低下すると、テレビの映像にノイズや乱れが発生しやすくなります。部品を新しいものに交換して配線を繋ぎ直し、一通り作業が終わったら改めてテレビをつけて動作確認を行います。
作業終了後、確認のためにテレビをしばらく視聴してみましたが、問題なく綺麗な映像で視聴することができました。
映像が乱れていた8チャンネルもきちんと映像が送られてきており、頻繁に出ていたノイズや乱れも見られなくなりました。これで今まで通りテレビを楽しむことが出来るようになるでしょう。
スタッフの声
テレビの映像の乱れには様々な原因があります
テレビの映像が乱れてしまう、ノイズが入り上手く受信することができない、というご相談もよくいただきます。
テレビの映像が乱れる原因は様々なものがありますが、主なものとしてはテレビに不具合がある場合、受信する電波が弱っている場合、受信した電波をうまくテレビ側へ出力することができていない場合、という三つのパターンのいずれかに当てはまることが多いです。
今回のようにケーブルやアンテナなどの内部配線が経年劣化などで受信した電波を上手く増幅できていない場合、テレビを視聴中にノイズや映像の乱れが出やすくなってしまいますので、新しいものへの交換をお勧めしています。
テレビのお困りごとは原因解明が難しいことも多いので、映像の乱れやノイズなどのお困りごとがありましたら是非一度ご相談ください。