風が出ても冷えないエアコンでお困りの岐阜市のお客様からの修理相談
家庭用エアコンが冷えない状況を修理作業
冷えないエアコンを即座に修理
岐阜県岐阜市のK様
冷えないでお困りのお客様の元へ
お客様が自宅で使用しているエアコンの不具合に関してご連絡をいただき、状況確認と修理のために自宅へとお伺いしました。お客様いわくスイッチを入れるとエアコンの吹き出し口から風は出るとのことです。しかし、それはあくまでも風であって、いわゆる送風のような状態になってしまっているとのことでした。エアコンにはたしかに送風のみをおこなう機能もありますが、基本的には冷房もしくは暖房として使用するのが通常です。実際、お客様のお宅にお邪魔してから点検作業をおこなってみたところ、たしかに冷房機能として稼働させても冷えない状況となっていました。暖房に関しては特に問題がなく、トラブルは冷房機能に限られているようでした。この時点である程度原因は限られてきましたが、先入観を持ってしまうと見落としもあるため、まずはすべてを検査していきました。
送風機能は問題ないものの冷えず
稀にリモコン側の故障やリモコンからの電波を受信する機器にトラブルが生じており、ボタンに表記された機能以外の機能が稼働してしまうこともあります。たとえば暖房を押したはずなのにエアコン本体が冷房機能の稼働を命じられたと勘違いして冷房を機能させてしまうようなことがあるのです。この場合、エアコン本体の根本は特に故障しておらず、リモコンなどの修理もしくは交換によって改善できる場合があります。しかしながら、今回は送風はあくまでも送風ですし、暖房機能が使用できるということもあって、その線は消えました。冷房機能のみがリモコン側で冷房としての機能を命じても冷たい空気が出ないという状況が続きました。電気コンセントを抜いて再度立ち上げることでこれらの不具合がなくなることもあるのですが、今回はそれでもダメでした。そのため、根本的な部分に目を向ける必要があったのです。
水漏れは気にするレベルではない
お客様宅で使用されているエアコンを検査する中で水漏れに関してもお客様から情報提供いただきました。たしかに作業をする中でその点は確認できましたが、その量からして不具合から起こる水漏れのレベルではありませんでした。そのため、この点に関しては今回の不具合とは無関係と判断しました。また、室外機側からの排出でしたので、特にお客様もお困りではないとのことでしたので、この点に関してはスルーしました。ただし、これ以上の水漏れになる可能性も考慮し、すべての作業が完了したあとに念のために室外機側も確認しようとは決めていました。
最終的なジャッジはガスの問題
各所の検査を実施した結果としてガスの不足という結論に辿り着きました。エアコンを稼働させても空気が冷ええないという事態において、このガスに原因があるケースは非常に多いものです。ほとんどの人は知らないかもしれませんが、冷房としてのエアコン稼働に関しては冷媒ガスが不可欠な存在となっています。言ってみればこの冷媒ガスが冷房機能の原動力のようになっています。そして、新品時には満タンになっており、冷房機能を使用する上でまったく問題がないのですが、使用を継続する中で徐々に失われていくことも多いために、結果的に使用開始から時間が経過すると冷房を機能させるだけの冷媒ガスが無い状態になるのです。ガス漏れというよりも日々の中で少量ずつ減っていくため、あるタイミングで突然冷房が使用できなくなることが多いのです。だからこそ利用する方々は戸惑うことも多いわけですが、意外と原因はシンプルでもあります。今回もその可能性が濃厚と判断しました。
ガスチャージによる修理作業実施
エアコンへのガスチャージ作業を実施しました。その結果、やはり今回の冷えない原因は冷媒ガスにあったことが判明しました。冷媒ガスが減っていても冷房機能が維持されることも稀にあるため、ガス補充をしてみないと冷えない原因を完全に断定できないケースもあります。しかし、今回はガス充填作業をおこなった結果として冷たい空気がエアコンの吹き出し口から排出されました。そのため、ここに原因があったと断定しました。お客様にも状態を確認いただき、冷房機能の復旧をお知らせしました。復旧に至ってお客さまにはおおいに喜んでいただくこともできました。すべての作業が終了したため、作業途中に気になっていた水漏れ修理の作業もおこないました。ただし、こちらはやはり修理が必要なレベルとは言えず、尚且つ冷房機能が復旧後も特に異常がなかったため、一時的なものとしてお客様にはご報告しました。お客様にも納得して頂いたので、すべての作業を完了としました。
エアコンの基盤交換はDIY可能?
DIYでエアコン基盤交換の可否
そもそもエアコン基盤交換とは?
エアコンの基盤は室外機側に存在しますが、この基盤がエアコンの冷暖房機能などを制御しており、いわゆる心臓部となります。そのため、エアコンにとってとても大切な箇所ですが、湿気によって基盤がショートしてしまうこともあります。そうなると修理による対応よりも基盤交換となるケースが多いものです。この作業を自分でおこなおうとする方もいますが、ショートしていることからもわかるように下手すれば感電のリスクがある箇所でもあります。そのため、基本的にはDIY修理は考えずに電気屋さんに任せておきたい行為と言えます。ただし、業者に依頼した場合の基盤交換の修理費用は高い場合には10万円を超えてしまうこともあります。もちろん、どのようなレベルの故障なのか、どのような機種を使用しているのかなどの詳細な条件によって金額は変わってきますが、高額になることもあります。そのため、このような費用となった場合にはエアコン自体を新規購入したほうが格安です。
基盤交換を避けるための方法は?
エアコン基盤交換を避ける意味で覚えておきたいのが夏場と冬場以外の時期にも稼働させる行為です。家庭によっては年中無休でエアコンを稼働させているケースもありますが、じつはこのような稼働のさせ方のほうが基盤交換のリスクを低減できると言われています。基盤交換が必要になるケースのひとつが湿気が溜まった室外機の中で基盤がショートを起こすケースですが、これはいきなりエアコンを使用したために起こることでもあります。エアコンの室外機は使用しているときには換気するために湿気も追い出すことができますが、停止中は換気も止まるために湿気が溜まったままになるのです。そのような状態の中でいきなり稼働させると、湿気が出て行っていない状態の中で電気が流れるわけですからショートしてしまうことがあるのです。そのため、夏と冬以外の時期にもテスト稼働のような形でも構わないので月に1度くらいのペースで動かしておくとショートを避けられるかもしれないのです。
エアコンの寿命をなるべく延ばす方法とは?
エアコンの寿命と伸ばし方とは?
エアコンの平均的な寿命とは?
無制限に使用が可能と考えている人もいますが家電製品のひとつであるエアコンには寿命や耐久年数と言われるものがあります。これはどのようなメーカーのエアコンを使用しているのかなどによって変わってくるものですが、おおむね15年が限度と言われています。もちろん、15年を過ぎても問題なく使用できることもありますし、あまりエアコンを使用していないのであれば使用頻度も低いために老朽化の進行も遅く、それ以上の長きにわたって使用できることもあります。そのため、これはあくまでも目安でしかないのですが、一般的には15年を過ぎてしまうとエアコンには様々な不具合が生じてきて、故障や動かなくなる事態を招くともいわれています。そのため、このような数字を頭の中に入れておくと同時に、自宅で使用しているエアコンがいつから我が家にあって、どのような頻度で稼働させているのかをしっかりと把握しておくことがエアコンを快適に使用する上で重要なポイントとなるのです。
エアコン寿命を定期点検で伸ばす
エアコンには耐久年数と呼ばれるものがありますが、このような年数を経過してもエアコンを大切に使い続けたいという人は多いものです。もちろん完全な寿命を迎えてしまえばそれはもはや仕方がないことと言えますが、自分が大切に使用していけば多少なりとも長く使用していくことができます。つまり寿命を延ばす延命行為ができるのです。その方法のひとつとして覚えておきたいのが業者による定期的な点検作業です。トラブルが発生してから修理依頼をするのではなく、定期的に来てもらって問題が起こっている箇所がないかをチェックしてもらうのです。使用者が気付くほどの不具合が発生しているとき、それはだいぶ進行していることも多いのですが、プロが見ると不具合の初期状態や不具合に発展しそうな状況を早めに発見することができ、トラブルを小さいうちに叩くことができます。不具合が大きくなれば使用不能や修理不能となってしまうこともありますので、このような点検は受けましょう。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
【業者に依頼する場合】
電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。
①Pマーク取得企業。(登録番号:10862679(03)号)
個人情報の管理が行き届いている企業に付与されます。 あなたの個人情報を安全に保護します。
②お客様専用窓口を設置。
施工後もご安心ください。 あなたに寄り添い、しっかりご対応させていただきます。
③安心の無償保証。
保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。