富里市の
電気工事・照明・
換気扇・アンテナ・漏電・
コンセントに対応

富里市日吉台にお住まいのW様から、「お風呂場の換気扇から大きな音がするので修理してもらいたい」とのことでご依頼をいただきました。
長いこと使用している換気扇ということでしたので、汚れかもしくは劣化による故障が原因かなと考えました。現物を見せていただくため、すぐに現場にお伺いしました。

問題の換気扇は、外側から見るとかなり埃で汚れているように見えます。電源をいれてみると、「ゴーッ」というような音が聞こえました。

換気扇の異音は、音の種類である程度判別することが可能です。例えば、キュキュという音ならオイル不足、ジーという音ならサビ……といった具合です。
今回のような「ゴーッ」という音は、換気扇の汚れが原因と考えられます。キッチンの換気扇の場合ですと、油汚れで同様の音が鳴ることもあります。

お客様にお話をお伺いすると、「換気扇を使ってから2、3年に一度掃除するかしないか」とのことでした。浴室の換気扇は浴室内を乾燥させるため、つまり湿気を屋外に排出する役目も持っています。その役目を果たせないと、湿気がこもりカビが生えやすくなります。実際、こちらの浴室も所々カビが生えている状態でした。

直接外に湿気を排出する「プロペラファン」タイプの換気扇でした。
掃除を行うため、まずは電源とブレーカーを落とします。急にファンが回り出したら危険だからです。その後、換気扇のフィルター、プロペラ(羽根)を取り外します。外した部品は埃で汚れているため、新聞紙の上に置いていきます。

部品に付着した大きな埃を予めとっておき、ぬるま湯に浸します。台所用の中性洗剤を入れてしばらく放置しておくと、のちのち汚れが落としやすくなります。その間に換気扇内部の方の掃除を行います。こびりついた汚れをカビと一緒に雑巾で拭きます。

浸けておいた部品の汚れを落とし、水でよくすすいだ後、しっかりと乾燥させます。
乾燥させている間に、浴室内のカビが目立つ部分の清掃作業もさせていただきました。

部品が乾いたら、元のように取り付けを行います。ブレーカーと電源を入れ、換気扇が正常に回ることが確認できました。もちろん、今度は「ゴーッ」という異音もしませんでした。

換気扇がきれいになっただけで、浴室内の空気の流れが良くなったように感じました。お客様からも「空気が淀んでいた気がしたけど、それがなくなりました」と仰っていただけました。