テレビアンテナの設置工事を自分で行なう方法を徹底解説

アンテナ

地デジや衛星放送を観るには、テレビアンテナの設置が必要です。

地デジが解禁になって以降、様々な形態のテレビ放送が登場しましたが、テレビは映像も音声も電波によって伝達されています。つまり、電波をいかに良好な状態で受信するのかということはとても大切なことなのです。

テレビアンテナの設置工事を業者に依頼すると、数千円から数万円の費用が掛かってしまうので「自分で取り付けたい」と思う人も多いことでしょう。テレビアンテナの設置自体はさほど難しくありませんが、気をつけなければならない点も多くあります。

この記事では、テレビアンテナの設置工事を自力で行なう方法を紹介したいと思います。テレビ放送やアンテナの種類、4K8K放送を観る方法なども解説していくので、是非、参考にしてみてください。

目次

①テレビ放送の種類

テレビアンテナを設置する前に、まずはテレビ放送の種類について紹介したいと思います。観たいテレビ放送があったとしてもその放送がテレビアンテナを必要としない放送だった場合、費用も時間も勿体無いですよね。また、元々テレビアンテナを設置したいと思っていても、実は設置しなくても観ることが出来るかもしれません。まずは、いろいろな角度からテレビ放送を捉えて見ましょう。

1.1.地上デジタル

最も多くの家庭で受信されている放送が地上デジタルですね。地上デジタルは要するに「普通のチャンネル」になります。日本テレビやフジテレビなど、昔から御馴染みの放送局により番組が放送されているのでよくご存知かと思います。

以前はアナログ回線で配信されていましたが、2011年に地上デジタルに移行し、今ではすっかり定番の放送になったと言えるでしょう。今後も地上デジタルが放送界のリーダーであることには変わらないと言えます。

1.2.衛星放送

次に、衛星放送です。衛星放送は地上デジタルよりも先輩になります。元々、地上デジタルが開始される前から普及していたので既に受信している人も多いと思います。以前は衛星第1と衛星第2だけだったのが、地上デジタル開始に伴い各局でも衛星放送を開始したため、一気に普及が広がりました。

衛星放送には数種類ありますが、主な放送はNHKの放送衛星(BS)とスカパーの通信衛星(CS)です。

今では日本テレビやフジテレビも放送衛星(BS)を開始しているので、BS日テレやBSフジなどの番組を視聴して楽しんでいる人が多いと思います。また、通信衛星(CS)は、スポーツや映画など幅広い趣味に対応したチャンネルで興味を持っている人が多いのですが、有料と言うこともあって今後の普及に期待がかかると言うところでしょう。

1.3.ケーブルテレビ

ケーブルテレビは放送内容としては地上デジタルとほぼ同じですが、テレビアンテナを設置出来ない地域に配信されている放送になります。関東圏内では、神奈川と東京を接続している東急線沿線で人気のイッツコムTVなどが有名です。ケーブルテレビはアンテナが不要と言う点や安定性が人気となっている放送と言えます。

また、視聴出来る番組も徐々に増えており、スポーツや映画などの専門チャンネルを受信出来るなど、益々発展が期待されている放送と言えます。そういった人気面もあって、テレビアンテナが建てられる住宅においても敢えてケーブルテレビに加入しているほどです。

1.4.光テレビ

光テレビとは、その名の通り光回線を利用したテレビ放送になります。現在主流になっているのは、NTTフレッツやソフトバンク光と言えますが、最近人気急上昇中のNuro光も注目を浴びています。

光テレビは、光ケーブルにより受信しますので一般的なテレビだけではなくノートパソコンでも視聴可能です。ですから、家庭内無線LANを使用して、どこでもテレビを視聴出来る環境が楽しめると言うわけです。

また、携帯電話や電気料金同様にまとめて加入することで割引が適用出来るプランも登場しており、乗り換えるユーザーも増えています。ちなみに、放送の内容としては地上デジタルやケーブルテレビと同等のチャンネルに加え、個別に専門チャンネルを追加することも可能です。

1.5.インターネットテレビ

インターネットテレビは、最近売り出し中のテレビ放送と言えます。何より、ネットに接続出来る環境があればいつでもどこでも観ることが出来ると言うのは最大のメリットと言えます。ただ、内容としてはオリジナルになるので、人気ドラマや映画のメイキング集や、別のシナリオなどがメインになります。最近だとよくテレビコマーシャルでも見かけますが、HuluやAmebaTVなどの人気放送もある為、普及が進んでいます。

特に人気となっている点としては、専門性の高いチャンネルがあったり、芸能界の暴露話を放送していたりとかなり濃い内容になっているところでしょう。

インターネットテレビはiphoneやスマートフォンでも気軽に視聴出来ることから、今後も益々普及が進むテレビ放送になると言えるでしょう。

②アンテナを使用するテレビとは

いくつかテレビ放送の種類を紹介しましたが、ケーブルテレビやインターネットテレビはテレビアンテナを必要としません。では、実際にテレビアンテナが必要になる放送について触れておきたいと思います。

2.1.地上デジタル

アンテナと言えば地上デジタルと言えるかもしれません。地上デジタルは、アンテナが無ければ放送が受信出来ませんので、切っても切り離せない関係と言えます。地上デジタル放送を受信jしたい!と言う人は必ず必要になると考えておいて良いでしょう。

2.2.衛星放送

地上デジタルと同じく、テレビアンテナが必要になる放送が衛星放送です。アンテナの形状は若干異なりますが電波を受信して放送をテレビに映しますので、こちらも必要になります。ただ、衛星放送についてはケーブルテレビでも受信可能なので、必ずテレビアンテナが必要と言うわけではありません。

③アンテナの種類

地デジ放送や衛星放送など、テレビは映像も音声も電波によって伝達されています。テレビの電波を受信するにはアンテナが必要です。このアンテナは一般的に3つの種類が使われています。この3つのアンテナについて、各々の特徴やメリット、デメリットを比較していきましょう。

3.1.八木式アンテナ

その名前の通りに、八木さんという方が開発したものです。「UHFアンテナ」とも呼ばれます。屋根の上にポールが建てられ、その先が魚の骨のような形になっているので、誰でもその形状を思い出せるでしょう。

八木式アンテナは、地デジの周波数の電波を受信するために特化されて作られているアンテナで、地デジを観たい場合は必須となります。高い位置に取り付けるアンテナなので、電波の強弱に関係なく広い範囲で受信できるメリットがあり、一般家庭でもっとも普及しているタイプです。流通量が多いこともあり、価格帯も非常にリーズナブルとなっています。

その反面、建物の景観を損なうことがあるという点がデメリットとなっています。

3.2.平面アンテナ

UHFアンテナの一種で、「フラットアンテナ」とも呼ばれています。名前の通り平面状になっており、壁面に設置することができます。

スッキリまとまっていることもあり、建物の景観を損ねることなく取り付けができるのがメリットといえます。片流れ屋根などで八木式アンテナが設置できない場合や、外観が気になる場合におすすめです。また、アンテナ周辺を囲んだ状態でも使用できるので、風雨による損壊などの心配もありません。

ただし、平面アンテナは取り付ける位置が低いということもあり、受信能力が弱いというデメリットがあります。電波が弱い地域などでは、映像や音声に乱れが出る可能性があるでしょう。

ブースター(電波を増幅する装置)が必要になってくる場合もあるので、その辺の確認もしっかりと行って検討する必要があります。

3.3.室内アンテナ

UHFアンテナの一種で、「DXアンテナ」とも呼ばれています。室内に置いて使うことができるコンパクトタイプのアンテナです。様々なデザインがあり、壁紙の色やインテリアなどに合わせて選ぶことができるようになっています。

取り付けに関しても、大掛かりな工事の必要がなく、アンテナだけを購入すればよいので安いコストで設置することが出来ます。一軒家だけでなく、マンションやアパートなど賃貸物件でアンテナを取り付けたい場合に向いています。

室内に取り付けるということもあり、電波の受信が安定しないのがデメリットです。そのため、電波が不安定な地域に住んでいる人にはおすすめできません。一部の番組が映らない・ノイズが入ってしまうというトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。電波の弱い地域に関しては、素子数が多いものを選ぶことが重要で、強電界地域に関しては14程度が基本、弱電界地域に関しては20~30のものを選ぶ必要があります。

また、屋外アンテナと比較すると電波の感度が弱く、屋根や壁の素材によって、電波を遮ってしまう場合もあります。特に、太陽光パネルなどを設置している建物の場合には、室内アンテナを取り付けても使うことができないため注意が必要です。

3.4.パラボラアンテナ

BS放送やCS放送などの衛星放送を視聴するために必要なアンテナです。白色のお皿のような形をしており、地デジ放送の電波よりも周波数が高い電波を受信できます。パラボラアンテナは、屋根だけでなく、壁やベランダの手摺に設置することも可能です。

④4K・8Kテレビがスタート! テレビ本体&アンテナ工事の問題

テレビは4K時代に突入し、さらに8Kの時代が来ようとしている勢いです。4K・8Kの時代、テレビ購入の時点でも注意をしなければならないことがあります。同時に、アンテナはどうすればいいかということも考えなければなりません。

アンテナは普段の生活であまり目にしない場所にあります。多くの方は、テレビ本体を交換さえすればいいと思っているでしょう。「購入したもののテレビが全然映らない」ということがないよう、あらかじめアンテナに関してもノウハウを持つようにしましょう。

4.1.4K・8Kとは

いま、40型を超える大型テレビは、4Kや8Kがメインになろうとしています。4K8K放送は2018年12月1日から衛星放送でスタートしました。

4Kは、フルハイビジョンの4倍の画素数、画素の粗さの問題を解決しています。フルハイビジョンテレビの画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080なのですが、4Kテレビの場合は、横3840×縦2160で合計829万4400です。きめ細やかな表現ができ、再現できる色の範囲が広がっています。

一方、8Kの映像は、横×縦の解像度が7,680×4,320画素にまでアップしています。従来の2Kからは16倍もの進化であり、画素の密度について言えば、16倍も濃い映像表現をすることができるというわけです。

フルハイビジョンテレビと比較して、4Kの段階で既に革命は起きていますが、時代は8Kに移り変わろうとしています。8Kの根本的考えには、究極の映像の臨場感にあります。まさに、そこに存在しているのは本当の景色と間違えてしまうほどの臨場感です。

ただし、4K・8Kは地デジではなく、BS・CSでしか行われないため、衛星放送は綺麗に観ることができても地デジはそのままの状態です。

4.2.4K・8Kを観るためのテレビ

4K対応、8K対応のテレビを購入しても、画質に対応しているというだけで、放送を観ることができない場合があります。4K・8Kテレビを観るには、専用のチューナー(テレビ本体や受信機に搭載)と衛星放送のアンテナが必要です。「BS4K」「110℃S4K」「BS8K」のロゴマークが付いたテレビであれば、チューナーが内蔵されています。

チューナーの次の問題はアンテナです。4K・8K放送は、いままでのBS・CS放送とは周波数が違いますから、アンテナの交換が必要です。現在、BS・CSと、4K・8Kの放送を、全部カバー出来る共用アンテナが販売されているので、それを使用すれば問題はありません。

更に、アンテナだけではなく、周辺機器の用意も必要になります。ここでいう周辺機器とは、ブースターと分配器のことです。設置するアンテナや周辺機器は、SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)のついた製品に限られます。

4.3.どの程度費用がかかるのか

まず、テレビ本体の価格ですが、情報が入りやすいところであり、かつ、今後フレキシブルに変化し、値崩れも大幅に起こすことが予測出来るのでここでは省略します。

アンテナにかかる費用は、基本的に工賃プラス部品の代金です。手持ちのテレビで4K・8Kを観られるようにしたいという場合、アンテナ本体11,000円~。ブースター22,000円~。分配器8,800円~が相場です。新築で家を建てる場合、地デジ用のアンテナなどもプラスα加算されることになります。ここに工事費用は含まれておりません。

自分自身でアンテナを取り付けてやろうと思っている方もいるかもしれません。よっぽど詳しい方ならいいかもしれませんが、やはり業者に工事を依頼するのが無難でしょう。業者さんに工事の依頼をすると、既存のアンテナから4K・8K対応への切り替えの場合、大体71,500~82,000円程度の工事費用がかかることになります。

⑤アンテナ工事をする前に

テレビアンテナを設置するにあたりいくつか準備が必要になります。しっかり準備を整えればアンテナの設置自体は難しい作業ではありませんので、出来るだけ準備に時間を割くと良いでしょう。

5.1.受信可能か確認

テレビアンテナを設置するにあたり、最も重要なのが受信可能な地域かどうかと言うことです。携帯電話の電波やインターネット回線で痛い目を見た人もいるかもしれませんが、同様にテレビアンテナを設置しても電波状況によっては受信が出来ないことがあります。

受信可能かどうかを簡単に調べるには、周りの家を見てみるのが一番です。近隣住宅にテレビアンテナが設置されていればまず問題ないでしょう。また、念のためにホームページもしくは近所の電気屋で受信可能か確認すると良いでしょう。

5.2.必要な付属品の準備

テレビアンテナを設置するに当たり、付属品の準備が必要になることを忘れないようにしましょう。ケーブル類など必要不可欠な付属品についても自分で用意しなければなりません。当然ケーブルには長さがありますので、しっかりと対応出来る長さのケーブルを選びましょう。また、電波状況によってはブースターや分配器が必要になるケースもあるので、事前に何を準備すべきか良く確認しましょう。

⑥設置場所

テレビアンテナの設置場所を紹介したいと思います。一昔前は屋根しか選択肢がありませんでしたが、今ではアンテナの性能もあがりましたので、様々な場所に設置が可能になりました。選択肢が増えることとによってこれまでアンテナ設置を諦めていた人にも希望が沸くのではないでしょうか。

6.1.屋根

何といっても王道は屋根です。何故屋根かと言うと、電波の受信状況が安定している為です。屋根の位置まで上がれば、基本的に干渉(障害物)されることが無いので、電波を受けやすくなります。受信するテレビ放送の映像も安定するので、高画質で楽しむことが可能です。設置に問題なければ、まずは屋根を最初に考えて欲しいと思います。

6.2.ベランダ

ベランダについては、衛星放送のアンテナを設置している家を見かけるので馴染みがある人も多いと思います。屋根ほどではありませんが、ベランダも干渉を受け難い場所になるので設置ポイントとしてもおすすめです。マンションなどの場合、屋根が無い階もあるのでベランダが最有力候補となるでしょう。

6.3.屋内

最近のアンテナの高性能化で最も恩恵を受けているのが屋内用のアンテナと言えます。屋内用のテレビアンテナとは、インターネット接続時に使用するルータのようなタイプになります。屋内用なので、干渉を受けやすく電波が弱くなりがちというデメリットは有りますが、無線で使用出来るタイプもあって、流動性が高いテレビアンテナと言えます。

屋内用のテレビアンテナが使用出来るかどうかは、電界地域を調べることで把握できます。電界地域を確認するには、近所の電気屋もしくはテレビアンテナを設置している業者に調査してもらうと言う方法があります。調査の結果、アンテナを取り付けたい場所が70dBμV/m以上であれば、屋内にテレビアンテナを設置することが可能です。

⑦設置方法

ここでは、具体的な設置方法を紹介します。設置場所ごとに紹介しますが、いずれも設置自体は難しい作業ではありません。ただ、屋根への設置は危険も伴いますので、注意しながら作業を進めるようにしてください。

7.1.屋根

テレビアンテナの設置場所は圧倒的に屋根が多いですよね。これは屋根が最も電波を受けやすい為でもあります。建物の構造にもよりますが、基本的には屋根が一番他の建物等の干渉を受け難いので電波が受けやすい環境にあります。

屋根に設置する際、まずは設置ポイントを決めましょう。屋根は斜めになっていることがほとんどですが、その中でも最も電波を受けやすく更に安定して設置出来る場所を探しましょう。

設置場所が定まったらあとは簡単です。アンテナを固定し配線をつなぐだけになります。配線をつなぐ際にも難しい作業は特に無いので、作業と言うよりは高所での危険性を重視し慎重に進めるようにしてください。アンテナが固定できれば、屋根での作業は完了です。その後テレビを点けてみて映像を確認しましょう。この際、映像に乱れがあれば微調整を行なってください。

7.2.ベランダ

マンションなどは最上階で無い限り屋根に設置することは難しいので、ベランダに設置することになります。戸建ての場合でも、屋根が不安定だったり構造上の問題があったりして、ベランダに設置した方が良い場合もあります。また、作業の安全面が確保できると言う意味でも屋根よりはベランダがおススメです。

設置に関しては、屋根の場合と殆ど変わりません。ベランダの場合は、固定場所が手すりなどの安定した部位になります。固定場所が決まれば、アンテナを設置し配線するのみです。ベランダから屋内への配線をキレイにしたい場合は少し作業が必要ですが、簡単なDIYで可能なので安心してください。

また、ベランダにアンテナを設置する場合は、固定部分がキチンと垂直になっているか確認しておきましょう。斜めになっていると落下の危険もありますし、映像が乱れることがあるので注意してください。

7.3.屋内

屋内への設置方法を紹介します。設置方法と言うと少し大げさになりますが、屋内アンテナはインターネット接続の際に使用しているルータのような物なので、部屋の置きたい場所に設置可能です。手間も要りませんし、何より安全に設置出来、更に安価で入手可能です。

但し、屋内アンテナの場合は建物環境や周辺環境に非常に左右されやすいので、必ず受信出来るとは限らない点に留意してください。

具体的には、屋内で電波が良さそうな場所を探し設置するだけです。有線タイプの場合は、そこからテレビまで配線しますが、無線タイプの場合は特に作業は不要です。設置後、テレビが映るか確認し、映りによって設置場所を変えてみると良いでしょう。

BSアンテナの設置に関しては、別ページで設置場所や設置方法以外の注意点もまとめました。BSアンテナを設置する際の注意点はこちらからご参照ください。

⑧注意点

アンテナ設置に関する注意点を纏めてみたいと思います。基本的には誰が行なっても同じような注意点がありますので是非、参考にしてみてください。出来ればテレビアンテナを設置する前に注意点を確認し、対策を講じておくと良いでしょう。

8.1.電波が弱い

テレビアンテナを設置する際に避けて通れないのが電波の強さです。地域によっては、どうしても電波が弱くなってしまうことがあり、テレビアンテナの設置を断念しなければなりません。電波が弱いことが事前に分かっていれば良いのですが、テレビアンテナ設置後に判明した場合、無駄な費用と時間が掛かってしまいます。

実は、テレビアンテナ設置後に電波が弱くてテレビ放送を受信出来なかったという事例は沢山あります。まずは、電波状況を確認するようにしましょう。

8.2.強度不足

テレビアンテナ設置後に台風などの強風で飛ばされてしまったり、倒壊してしまうケースもあります。しっかりと強度が確保出来る場所に設置してください。特に、近年の異常気象で台風の風は非常に驚異的です。飛んできたテレビアンテナで怪我をしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

8.3.映らない

テレビアンテナ設置後に、どうしてもテレビが映らないというトラブルも良くあります。ただ、電波状況が問題なければ必ず映りますので、慌てず配線ミスや設定ミスが起きていないか確認しましょう。

映像が少し乱れている程度であれば微調整で修正可能ですし、場合によってはブースターを使用して電波を増幅させてあげれば解決することもあります。

8.4.怪我

屋根やベランダにテレビアンテナを設置する際に気をつけて欲しいのが怪我です。特に多いのが感電や落下です。これらは重大な事故となってしまうので、特に注意して下さい。

⑨自力で出来ない場合

テレビアンテナの設置がどうしても出来ない場合は、無理をせず専門業者に頼みましょう。最近ではホームセンターや家電量販店で簡単に工事を引き受けてくれます。自分でやって映らないことや、怪我をするリスクもあるので、少しでも不安があれば専門業者を頼ったほうが安全です。

アンテナの不具合や工事でお困りでしたら、修理や交換は専門業者にお願いしましょう。TVアンテナ工事について知りたい方はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

テレビアンテナを必要とするテレビ放送は、地上デジタルと衛星放送、4K8K放送になります。こちらのテレビ番組を視聴した時にはテレビアンテナの設置を検討しましょう。

ただ、電波の状況によってはテレビアンテナが設置出来ない場合もあるので、事前によく調査や確認をしてください。最近では、手軽に設置出来る屋内用のテレビアンテナも登場しています。屋根やベランダでの作業も不要になりますので検討してみてはいかがでしょうか。外観への影響が気になる人は、デザインアンテナもおすすめです。

テレビアンテナの設置が難しい場合は、無理をせず専門業者に依頼しましょう。自分でテレビやアンテナの不具合を直そうとしても、高所作業になるので注意が必要です。安全にテレビやアンテナの工事を行うなら専門業者にお願いしましょう。『DENKI110』では、資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

テレビが映らない・受信しないトラブルでの対処法はこちらでご確認ください。テレビやアンテナの工事でお悩みなら『DENKI110』にぜひお問い合わせください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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